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36.意外な素顔
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まあ、何ということでしょう。
あんなにも楽しそうに子供達と遊ぶベンジャミンを見ることになるなんて!
……失敗。大失敗だわ。
どうして一人で来てしまったのかしら。いえ、一人ではないわ。護衛と侍女が1人ずついるもの。でもそうではなくて……
「シェリー?」
「……ごきげんよう、イングラム侯爵令息」
何故気付くのよ。とりあえず名前の呼び捨てはやめて欲しい。
「あ、申し訳ない。ハミルトン伯爵令嬢」
あら意外、私の言いたいことがちゃんと伝わったわ。
「あの、院長はいらっしゃるかしら?」
「誰だよ、こいつ」
「デリック、言葉遣い」
まあまあ、ベンジャミンのくせに子供を窘めているわ。
「……どちら様ですかっ!」
「ハミルトン伯爵の娘でシェリーです。お仕事の話がしたくて来たのよ」
凄いヤケクソの様な聞き方が可愛らしい。不満全開だけど、ベンジャミンの言う事をちゃんと聞くのね。
「今、院長は出掛けているんだ。もう少しで戻って来ると思うが……よければ中で待つか?」
えっと…、これは悩むわね。
「いえ、勝手に入るのも何だし、子供達の様子を見ていてもいいかしら」
「ハミルトンさんは子供を引き取りに来たのか?」
え、そうなるの?なかなかの驚きだわ。
「違うわ。学校のお話をしに来たの。ね、君のお名前を聞いてもいいかしら」
屈んで目線を合わせた途端、ベンジャミンの後ろに隠れてしまった。少し悲しい……
「ごめん、照れてるんだ」
そう言ったベンジャミンを後ろから叩いている。ばらしては駄目だったみたい。
「ほら、ちゃんと挨拶出来るよな?」
「……デリック…、です」
「教えてくれてありがとう、デリック」
ベンジャミンの後ろから少しだけ出てきて名前を教えてくれた。
「ねえ、デリック。貴方は大きくなったらどんなお仕事をしてみたい?」
「仕事?」
「そうよ、何かある?」
「騎士!騎士団に入ってベンよりも強くなるんだ!」
友達なのかライバルなのか?とにかく、デリックはベンジャミンと仲良しみたいね。
それから他の子にも聞いてみた。パン屋さん、お花屋さん、お姫様にお嫁さん。色々な夢が飛び出す。
「でも無理だよ。なれないって知ってるもん」
「どうせ雇ってもらえないって」
「俺達はわきまえないといけないんだ」
誰がそんな酷いことを……。そんな彼等をベンジャミンが優しく撫でている。でも、そんなことないよとは言わない。ううん、言えないのだ。これがこの子達の現状なのね。
「私はね、お仕事を覚える為の学校を作ったの。まだ始めたばかりだけど、いつか貴方達にも通ってほしいと思ってる」
「お仕事の学校?勉強の学校と違うの?」
「そうよ。お仕事を覚えて、その後はちゃんとお仕事が出来るようになるの」
「すごい!」「嘘だよ、そんなの!」
色んな言葉が飛び交う。いきなり信じろだなんて難しいかな。
「パメラさんは知ってるわよね?」
「パメラ?」「パメラおねえちゃん?」
「そう。パメラさんがみんなを助けたいって私に貴方達のことを教えてくれたのよ。私は信じられなくても、パメラさんは信じられるでしょう?」
皆の反応が少し変わった。これなら──
「パメラだって嘘つきだよ」
「デリック?」
「……ずっと一緒だって言ったくせに……突然来なくなったじゃないか。俺とベンを捨てたんだっ!!」
「デリック!?」
言い捨てて逃げて行ったデリックを止めることも出来ずに見送る。
だって………え?
隣を見るとベンジャミンが固まっている。どうやら真実のようだ。
パメラ様、そういう大切なお話はきちんとして下さいませ!この空気、途轍もなく居た堪れないですわ……。
「あ、の。ですね?院長も戻られないようですし、一度出直そうかと」
「お姉さん帰っちゃうの?」
「今度は院長先生がいる時に来るわね」
笑顔でそう告げると、そそくさと立ち上がる。
だって無理。これ以上は無理だわ!
「では、ごきげんよう」
「またね」「ばいば~い」
ベンジャミンが固まっているうちに撤退よ!
♢♢♢
「と、いうことがありました」
「中々の展開だね?」
「ええ。次は絶対に貴方かカルヴァンと一緒に行くわ」
「そうしてくれ」
何も収穫が無かったのにとっても疲れてしまった。
「でも安心した。君が何も揺らぐ事が無くて」
「まあ、疑われていたの?」
「信じてるけど、警戒しないわけじゃないよ」
なるほど?そうね。信じてるから!と突き放されても悲しいかもしれない。
「貴方の、そういう距離感が好きだわ」
「そうか?」
「ええ。束縛は嫌いだけど、ちゃんと気には掛けてほしい。……駄目ね、貴方にはやっぱり甘えてしまうわ」
「それは大歓迎だ。もっと甘やかしたいくらいだからね」
これ以上甘やかされたら駄目な子になりそうなのに。
「じゃあ抱きしめて」
「うわ、ご褒美が来た」
「まあ、私が甘えると貴方にはご褒美になるの?」
「当然だろう」
嬉しそうに私を抱きしめるから、つい体から力が抜ける。うん、心地いい……。
「貴方の側はホッとする」
「嬉しいな。でも」
「でも?」
「………早く結婚したいな」
「そうね」
こうやって抱きしめられると幸せで。でもどんどん欲張りになるみたい。私だけの貴方がもっと欲しいと思ってしまう。貴方も同じなのかしら。
「側にいられるだけでいいと思っていたのにな」
「ふふ、人は変わるわね」
そういえば、ベンジャミンも随分と変わっていた。彼が子供の相手をするなんて想像も出来なかった。それにパメラに恋をしたの?それも意外で……
「こら、誰のことを考えてる?」
……何故分かるの。少し怖いわ。
「ごめんね?」
チュッ、とお詫びのキスをする。
「うわ、シェリーが小悪魔になった。キス1つで許したくなるなんて狡いな」
「きゃっ!」
ぎゅうぎゅうに抱きしめるのはやめて!中身が出ちゃうわ!
あんなにも楽しそうに子供達と遊ぶベンジャミンを見ることになるなんて!
……失敗。大失敗だわ。
どうして一人で来てしまったのかしら。いえ、一人ではないわ。護衛と侍女が1人ずついるもの。でもそうではなくて……
「シェリー?」
「……ごきげんよう、イングラム侯爵令息」
何故気付くのよ。とりあえず名前の呼び捨てはやめて欲しい。
「あ、申し訳ない。ハミルトン伯爵令嬢」
あら意外、私の言いたいことがちゃんと伝わったわ。
「あの、院長はいらっしゃるかしら?」
「誰だよ、こいつ」
「デリック、言葉遣い」
まあまあ、ベンジャミンのくせに子供を窘めているわ。
「……どちら様ですかっ!」
「ハミルトン伯爵の娘でシェリーです。お仕事の話がしたくて来たのよ」
凄いヤケクソの様な聞き方が可愛らしい。不満全開だけど、ベンジャミンの言う事をちゃんと聞くのね。
「今、院長は出掛けているんだ。もう少しで戻って来ると思うが……よければ中で待つか?」
えっと…、これは悩むわね。
「いえ、勝手に入るのも何だし、子供達の様子を見ていてもいいかしら」
「ハミルトンさんは子供を引き取りに来たのか?」
え、そうなるの?なかなかの驚きだわ。
「違うわ。学校のお話をしに来たの。ね、君のお名前を聞いてもいいかしら」
屈んで目線を合わせた途端、ベンジャミンの後ろに隠れてしまった。少し悲しい……
「ごめん、照れてるんだ」
そう言ったベンジャミンを後ろから叩いている。ばらしては駄目だったみたい。
「ほら、ちゃんと挨拶出来るよな?」
「……デリック…、です」
「教えてくれてありがとう、デリック」
ベンジャミンの後ろから少しだけ出てきて名前を教えてくれた。
「ねえ、デリック。貴方は大きくなったらどんなお仕事をしてみたい?」
「仕事?」
「そうよ、何かある?」
「騎士!騎士団に入ってベンよりも強くなるんだ!」
友達なのかライバルなのか?とにかく、デリックはベンジャミンと仲良しみたいね。
それから他の子にも聞いてみた。パン屋さん、お花屋さん、お姫様にお嫁さん。色々な夢が飛び出す。
「でも無理だよ。なれないって知ってるもん」
「どうせ雇ってもらえないって」
「俺達はわきまえないといけないんだ」
誰がそんな酷いことを……。そんな彼等をベンジャミンが優しく撫でている。でも、そんなことないよとは言わない。ううん、言えないのだ。これがこの子達の現状なのね。
「私はね、お仕事を覚える為の学校を作ったの。まだ始めたばかりだけど、いつか貴方達にも通ってほしいと思ってる」
「お仕事の学校?勉強の学校と違うの?」
「そうよ。お仕事を覚えて、その後はちゃんとお仕事が出来るようになるの」
「すごい!」「嘘だよ、そんなの!」
色んな言葉が飛び交う。いきなり信じろだなんて難しいかな。
「パメラさんは知ってるわよね?」
「パメラ?」「パメラおねえちゃん?」
「そう。パメラさんがみんなを助けたいって私に貴方達のことを教えてくれたのよ。私は信じられなくても、パメラさんは信じられるでしょう?」
皆の反応が少し変わった。これなら──
「パメラだって嘘つきだよ」
「デリック?」
「……ずっと一緒だって言ったくせに……突然来なくなったじゃないか。俺とベンを捨てたんだっ!!」
「デリック!?」
言い捨てて逃げて行ったデリックを止めることも出来ずに見送る。
だって………え?
隣を見るとベンジャミンが固まっている。どうやら真実のようだ。
パメラ様、そういう大切なお話はきちんとして下さいませ!この空気、途轍もなく居た堪れないですわ……。
「あ、の。ですね?院長も戻られないようですし、一度出直そうかと」
「お姉さん帰っちゃうの?」
「今度は院長先生がいる時に来るわね」
笑顔でそう告げると、そそくさと立ち上がる。
だって無理。これ以上は無理だわ!
「では、ごきげんよう」
「またね」「ばいば~い」
ベンジャミンが固まっているうちに撤退よ!
♢♢♢
「と、いうことがありました」
「中々の展開だね?」
「ええ。次は絶対に貴方かカルヴァンと一緒に行くわ」
「そうしてくれ」
何も収穫が無かったのにとっても疲れてしまった。
「でも安心した。君が何も揺らぐ事が無くて」
「まあ、疑われていたの?」
「信じてるけど、警戒しないわけじゃないよ」
なるほど?そうね。信じてるから!と突き放されても悲しいかもしれない。
「貴方の、そういう距離感が好きだわ」
「そうか?」
「ええ。束縛は嫌いだけど、ちゃんと気には掛けてほしい。……駄目ね、貴方にはやっぱり甘えてしまうわ」
「それは大歓迎だ。もっと甘やかしたいくらいだからね」
これ以上甘やかされたら駄目な子になりそうなのに。
「じゃあ抱きしめて」
「うわ、ご褒美が来た」
「まあ、私が甘えると貴方にはご褒美になるの?」
「当然だろう」
嬉しそうに私を抱きしめるから、つい体から力が抜ける。うん、心地いい……。
「貴方の側はホッとする」
「嬉しいな。でも」
「でも?」
「………早く結婚したいな」
「そうね」
こうやって抱きしめられると幸せで。でもどんどん欲張りになるみたい。私だけの貴方がもっと欲しいと思ってしまう。貴方も同じなのかしら。
「側にいられるだけでいいと思っていたのにな」
「ふふ、人は変わるわね」
そういえば、ベンジャミンも随分と変わっていた。彼が子供の相手をするなんて想像も出来なかった。それにパメラに恋をしたの?それも意外で……
「こら、誰のことを考えてる?」
……何故分かるの。少し怖いわ。
「ごめんね?」
チュッ、とお詫びのキスをする。
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