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2章 聖地の豊かすぎる日常
14話 ただの面倒くさがり
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蜂蜜という、新たなおやつを手に入れた俺の生活は、もはや何の不満もない、完璧なものとなっていた。
午前中は、蜂蜜をかけたパンケーキもどきで優雅な朝食をとり、午後は、花の香りが漂う中で極上の昼寝を満喫する。
セバスが淹れてくれるハーブティーにも、最近は蜂蜜を入れるのがお気に入りだ。
ヴァルハラ領は、驚くほど安定していた。
水も食料も塩も、そして甘味までも自給自足。信者たちは、日々の労働と俺への祈りに無上の喜びを見出しているようで、領内には犯罪もなければ、いさかいもない。
俺は本気で、このまま、ここで、一生昼寝をして過ごしたいと願っていた。
だが、どうやら世界は、俺の安眠を、それほど長くは許してくれないらしい。
その日、俺がグリの背に乗って(歩くのが面倒だったからだ)、領内の花畑を上空からぼんやりと眺めていると、見張り台の信者が慌てた様子で鐘を鳴らした。
「敵襲ーっ!……いや、違う! シュタイン領の紋章を掲げた一団が、こちらへ向かってきます!」
その報告に、地上で畑仕事をしていた信者たちの顔つきが変わった。
彼らの脳裏には、ゲッコー男爵の卑劣な行いが焼き付いている。
「またしても、我らの聖地を狙う不届き者か!」
「今度こそ、クワの錆にしてくれるわ!」
血気盛んな信者たちが、農具を手に殺気立つ。その不穏な空気を、凛とした声が制した。聖女セレスティアだ。
「お待ちください、皆さん。相手は堂々と紋章を掲げています。ゲッコーのような卑劣な輩が用いた、隠密のやり口とは違う。これは、正式な使節団でしょう」
彼女は、そう言って場を鎮めると、俺の方を見上げて続けた。
「しかし、油断はなりません。これもまた、神が我らの信仰を試すために与えたもうた、試練に違いありませんから」
俺は、グリの背の上で心底うんざりして、深いため息をついた。
「またかよ……」
なんで、あいつらは、こうも頻繁に俺の昼寝を邪魔しに来るんだ。
シュタイン領の連中は、よほど暇なのか。
領主館に戻ると、セレスティアが真剣な顔で俺に尋ねてきた。
「アッシュ様、報告によりますと、隣領の新しい領主代理、エルンスト・フォン・リッターと名乗る貴族が、ご挨拶に参るとのこと。いかがいたしましょうか?」
「ああ? 挨拶?」
俺は、考えるのも面倒くさかった。
ゲッコーの時も、ゾルタンの時も、結局、面倒な交渉ごとに巻き込まれそうになった。もう、こりごりだ。
俺は、自分の確固たる意志を、ハッキリと告げることにした。
「挨拶なら、好きにさせろよ。丁寧に来る奴を、追い返す必要はない」
俺は、まずそう前置きした。無用な争いは、さらに面倒な事態を招くだけだ。
「でもな、面倒な話はごめんだぞ。俺は、この領地のやり方を、これから先も、これっぽっちも変えるつもりはないからな。それがお気に召さないって言うなら、さっさと帰ってもらえ」
それが、俺の偽らざる本心だった。
今のこの、完璧なグータラライフを、誰にも邪魔されたくはない。政治的な駆け引きも、領地間の厄介事も、全部お断りだ。
俺のその、ただの「面倒くさいから、現状維持でよろしく」という怠惰な宣言。
それが、セレスティアの脳内で、絶対不可侵の「神託」へと変換された。
彼女は、アメジストの瞳をカッと見開き、まるで神の言葉をその身に宿した巫女のように、厳粛な雰囲気をまとった。そして、信者たちを集めた広場の中央に立つと、高らかに宣言したのだ。
「――神託が下りました! 神は、来たるべきシュタイン領の使者に対し、我らが聖地の『流儀』を毅然と示せ、とお命じです!」
信者たちが、固唾をのんで聞き入る。
「第一に! 我らは、礼節を尽くして門を叩く者を、決して拒まない! これは、我らが聖地の寛容さを示すものです!」
「第二に! 我らは、俗世の権力争いや、複雑な政治的駆け引きには、一切関与しない! これは、我らが聖地の気高さを示すものです!」
「第三に! 神の教えに基づく、このヴァルハラ領の統治体制は、絶対不変のものである! これは、我らが聖地の神聖さを示すものです!」
そして、セレスティアは力強く言い放った。
「そして最後に! この三つの原則を受け入れられぬ者とは、交渉の席に着く価値すらない、と! これこそが、我らが聖地ヴァルハラの、不干渉の原則! 神がお定めになった、絶対の外交方針です!」
「「「おおおおおっ!!」」」
信者たちの間に、地鳴りのような歓声が巻き起こった。
神は、またしても、我らが進むべき道を示してくださった。もう、迷うことはない。我らは、神の定めたこの流儀に従い、誇り高く、堂々と、隣領の使者を迎えればよいのだ、と。
彼らは、下手に出るどころか、むしろ「我らの流儀を理解できる器が、相手にあるかどうか、試してやろう」という、謎の上から目線で、来訪者を待ち構えることになった。
俺は、そんなことになっているとは露知らず。
これで面倒な交渉は、全部セレスティアが『神の流儀ですから』で追い返してくれるだろう。完璧な作戦だ
などと一人で悦に入り、安心して昼寝の準備を始めるのだった。
午前中は、蜂蜜をかけたパンケーキもどきで優雅な朝食をとり、午後は、花の香りが漂う中で極上の昼寝を満喫する。
セバスが淹れてくれるハーブティーにも、最近は蜂蜜を入れるのがお気に入りだ。
ヴァルハラ領は、驚くほど安定していた。
水も食料も塩も、そして甘味までも自給自足。信者たちは、日々の労働と俺への祈りに無上の喜びを見出しているようで、領内には犯罪もなければ、いさかいもない。
俺は本気で、このまま、ここで、一生昼寝をして過ごしたいと願っていた。
だが、どうやら世界は、俺の安眠を、それほど長くは許してくれないらしい。
その日、俺がグリの背に乗って(歩くのが面倒だったからだ)、領内の花畑を上空からぼんやりと眺めていると、見張り台の信者が慌てた様子で鐘を鳴らした。
「敵襲ーっ!……いや、違う! シュタイン領の紋章を掲げた一団が、こちらへ向かってきます!」
その報告に、地上で畑仕事をしていた信者たちの顔つきが変わった。
彼らの脳裏には、ゲッコー男爵の卑劣な行いが焼き付いている。
「またしても、我らの聖地を狙う不届き者か!」
「今度こそ、クワの錆にしてくれるわ!」
血気盛んな信者たちが、農具を手に殺気立つ。その不穏な空気を、凛とした声が制した。聖女セレスティアだ。
「お待ちください、皆さん。相手は堂々と紋章を掲げています。ゲッコーのような卑劣な輩が用いた、隠密のやり口とは違う。これは、正式な使節団でしょう」
彼女は、そう言って場を鎮めると、俺の方を見上げて続けた。
「しかし、油断はなりません。これもまた、神が我らの信仰を試すために与えたもうた、試練に違いありませんから」
俺は、グリの背の上で心底うんざりして、深いため息をついた。
「またかよ……」
なんで、あいつらは、こうも頻繁に俺の昼寝を邪魔しに来るんだ。
シュタイン領の連中は、よほど暇なのか。
領主館に戻ると、セレスティアが真剣な顔で俺に尋ねてきた。
「アッシュ様、報告によりますと、隣領の新しい領主代理、エルンスト・フォン・リッターと名乗る貴族が、ご挨拶に参るとのこと。いかがいたしましょうか?」
「ああ? 挨拶?」
俺は、考えるのも面倒くさかった。
ゲッコーの時も、ゾルタンの時も、結局、面倒な交渉ごとに巻き込まれそうになった。もう、こりごりだ。
俺は、自分の確固たる意志を、ハッキリと告げることにした。
「挨拶なら、好きにさせろよ。丁寧に来る奴を、追い返す必要はない」
俺は、まずそう前置きした。無用な争いは、さらに面倒な事態を招くだけだ。
「でもな、面倒な話はごめんだぞ。俺は、この領地のやり方を、これから先も、これっぽっちも変えるつもりはないからな。それがお気に召さないって言うなら、さっさと帰ってもらえ」
それが、俺の偽らざる本心だった。
今のこの、完璧なグータラライフを、誰にも邪魔されたくはない。政治的な駆け引きも、領地間の厄介事も、全部お断りだ。
俺のその、ただの「面倒くさいから、現状維持でよろしく」という怠惰な宣言。
それが、セレスティアの脳内で、絶対不可侵の「神託」へと変換された。
彼女は、アメジストの瞳をカッと見開き、まるで神の言葉をその身に宿した巫女のように、厳粛な雰囲気をまとった。そして、信者たちを集めた広場の中央に立つと、高らかに宣言したのだ。
「――神託が下りました! 神は、来たるべきシュタイン領の使者に対し、我らが聖地の『流儀』を毅然と示せ、とお命じです!」
信者たちが、固唾をのんで聞き入る。
「第一に! 我らは、礼節を尽くして門を叩く者を、決して拒まない! これは、我らが聖地の寛容さを示すものです!」
「第二に! 我らは、俗世の権力争いや、複雑な政治的駆け引きには、一切関与しない! これは、我らが聖地の気高さを示すものです!」
「第三に! 神の教えに基づく、このヴァルハラ領の統治体制は、絶対不変のものである! これは、我らが聖地の神聖さを示すものです!」
そして、セレスティアは力強く言い放った。
「そして最後に! この三つの原則を受け入れられぬ者とは、交渉の席に着く価値すらない、と! これこそが、我らが聖地ヴァルハラの、不干渉の原則! 神がお定めになった、絶対の外交方針です!」
「「「おおおおおっ!!」」」
信者たちの間に、地鳴りのような歓声が巻き起こった。
神は、またしても、我らが進むべき道を示してくださった。もう、迷うことはない。我らは、神の定めたこの流儀に従い、誇り高く、堂々と、隣領の使者を迎えればよいのだ、と。
彼らは、下手に出るどころか、むしろ「我らの流儀を理解できる器が、相手にあるかどうか、試してやろう」という、謎の上から目線で、来訪者を待ち構えることになった。
俺は、そんなことになっているとは露知らず。
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