84 / 237
第2章 宿敵の家の当主を妻に貰ってから
第84話 意外と正直な人
しおりを挟む
「……お前、面白いな」
その声が響くと同時に、少年の姿が変わる。姿全体がすり替わるように。服も普通のものから、黒いフードのついたローブへと変わっている。
それまで話をしていた少年は、気づけば男性の姿へと早変わりしていた。変装ではなく変身魔法だと、そう理解した。
思わず辺りを見回してみたけど、彼の変わりように気づいているような人はいなかった。
「気づかれねえよ。ちょっと影を薄くしてるだけだけどな。そもそも多くの人間は、道端で止まっている人の事なんて目に止めもしないのさ」
「……あなたは、誰だ」
「そうだなぁ……レイとでも呼んでくれ」
レイ、と彼は名乗った。姿かたちどころか服装まで変わった。けどそれ以上に大きく変わったのは雰囲気だ。さっきも違和感があったけど今ははっきりとわかる。この人はおそらく。
「貴族……か」
この感じ、実家にたまに顔を出していた別の家の人やシア達と同じ、一般の人とは違うものだ。
「あぁ……まあ、そんなところだ」
「……レイさんはどうして俺のところに?」
だとしても、どうして今このタイミングで接触してくるのかが分からない。次期当主になったことはまだ父上が正式に発表していない筈だし、シアと籍を入れたことで興味を持ったなら、もっと早く接触してきてもいいと思うのに。
そう思って質問をすれば、男はにやりと笑った。
「なに、単純に気になっただけさ。ノヴァ・フォルスという男が」
「…………」
相手にだけ名前を知られているっていうのはあまり気分が良いものじゃない。レイなんて、きっと偽名に決まっているし。
それに気になっただけって言われても、素直に信じることは出来なかった。
おそらく狙いは俺ではなくシアの方だと思う。俺を足掛かりにしてシアに近づく、みたいなことをこの男がしようとしているってことか?
警戒した状態で、目の前の男をじっと観察していた時。
不意に男は何かに気づいたようで、慌て始めた。
「おっと流石に早いな。じゃあなノヴァくん、話せて嬉し――」
「なにをしているのですか?」
俺に一言告げて背中を向けようとした男の動きが止まる。俺も驚いて飛び上がりそうになっていたくらいだ。だってさっきまでは思ってもいなかった場所――すぐ背後から声が聞こえたんだから。
「……あんた、どんな俊足だよ」
「シ、シア?」
背後に急に現れたシアは目の前の男を警戒しながら俺と並ぶ。あのシアがここまで張り詰めた雰囲気を出すなんて、やっぱりこの男は危険なのかもしれない。
「何をしているのかと聞いたんですが? レイ?」
「……あれ? 知り合いなの?」
「はい」
まさかのシアの言葉に、俺は思わずシアと男を見比べた。
「……別に。あんたの言うノヴァ・フォルスにちょっとだけ興味が出ただけだ」
そう言って振り返る男に、思わず問いかける。
「え? そうなの?」
「あ? だからさっき、直接そう言っただろ。単純に気になっただけだって」
訝しげな顔をする男。だって、ねぇ?
「いや、絶対嘘だと思ってた。俺を足掛かりにしてシアに近づくためかと」
「……お前、やっぱり面白いな」
くくっ、と笑う男に、ちょっとむっとして俺は尋ねた。
「で? レイさんはシアとどういう関係なの?」
「んー……協力者、みたいな感じですかね」
協力者っていう言葉は、シアから初めて聞いた気がする。知り合いでも家族でもない、協力者か。
「……その言い方は対等に思えるから辞めろと言ったはずだ」
苦虫を噛み潰したようにそう言う男……いやレイさん。彼はちらりと俺を見て、次にシアを見た。
「で? もう行っても良いか? さっきも言っただろ? 単純にノヴァくんが気になっただけだって」
「……ふむ、まあいいでしょう。特に何かしたわけでもなさそうですし」
「あんたの夫に何かするわけないだろ」
肩をすくめるレイさんを見て、ちょっとだけ俺の中での彼の評価が変わってきた。これまでは人に変装して接触する警戒すべき人だったけど、今は何というか、苦労人のように見えなくもない。
「ちなみに、ノヴァさんの事は実際に会ってみてどう思いました?」
去ろうとする背中に投げかけられたシアの言葉。それを受けて、レイさんは訝しげな顔で振り返る。
「だからさっきから言ってるだろ……面白いなって」
その言葉を最後に、レイさんは歩いていってしまった。途中で振り返ることもなかった。
小さくなる背中を見ながら俺はおずおずとシアに言う。
「えっと……なんていうか、不思議な人だったね」
「変な人って言って大丈夫ですよ。きっと変装して近づいて来たんじゃないですか?」
あっさりと俺の心の中を看破したシアに苦笑いする。
「ですが、よく分かりましたね」
「まあ雰囲気とか、利き手の違いとかでなんとなく」
「すごいですね……私は流石に魔法無しの直感では見破れないと思います」
そういったシアはレイさんが去っていった方に目を向ける。
「あの人は協力者で、色々と助けてもらっているんです。つい最近、ノヴァさんがフォルス家の次期当主になることを誰にも言わないように釘を刺して伝えたので、気になったんだと思います。
ですが、まさか接触してくるなんて……勝手に話したことも含めて、ごめんなさい。
ただ彼は変な人だと思うかもしれませんが、ノヴァさんには絶対に悪い事はしないので、そこは安心してください」
別にフォルス家の次期当主になることを口止めしたいわけでもないし、シアが話すってことは必要があるってことなんだろう。そんなことでいちいち目くじらを立てるなんてしないけど、一つだけ気になるところがあった。
「それは全然良いんだけど……その……悪い事をしないっていうのはシアたちにも、だよね?」
質問をすればシアは一瞬目を瞬かせたけど、すぐに微笑んで「はい」と返事した。
まあ、それならとりあえずはいいかと、俺もレイさんが消えた方に目を向ける。
変な人だったけど、シアが聞いたときのレイさんの答えは正直だったと思った。だから単純に俺と話がしたかったってことなんだろう。それにしても。
「それなら、偽名なんか使わなければいいのになぁ」
「? レイは正式名ではありませんが、一応本名ですよ? 私のレティシアのシア、みたいな感じです」
「え? そうなの?」
ということは、レイさんが変身を解いてから話したことは全部本当のことで、俺が勝手に疑っていただけだったのか。ちょっとだけ疑いすぎたので、心の中でレイさんに謝罪をした。
その声が響くと同時に、少年の姿が変わる。姿全体がすり替わるように。服も普通のものから、黒いフードのついたローブへと変わっている。
それまで話をしていた少年は、気づけば男性の姿へと早変わりしていた。変装ではなく変身魔法だと、そう理解した。
思わず辺りを見回してみたけど、彼の変わりように気づいているような人はいなかった。
「気づかれねえよ。ちょっと影を薄くしてるだけだけどな。そもそも多くの人間は、道端で止まっている人の事なんて目に止めもしないのさ」
「……あなたは、誰だ」
「そうだなぁ……レイとでも呼んでくれ」
レイ、と彼は名乗った。姿かたちどころか服装まで変わった。けどそれ以上に大きく変わったのは雰囲気だ。さっきも違和感があったけど今ははっきりとわかる。この人はおそらく。
「貴族……か」
この感じ、実家にたまに顔を出していた別の家の人やシア達と同じ、一般の人とは違うものだ。
「あぁ……まあ、そんなところだ」
「……レイさんはどうして俺のところに?」
だとしても、どうして今このタイミングで接触してくるのかが分からない。次期当主になったことはまだ父上が正式に発表していない筈だし、シアと籍を入れたことで興味を持ったなら、もっと早く接触してきてもいいと思うのに。
そう思って質問をすれば、男はにやりと笑った。
「なに、単純に気になっただけさ。ノヴァ・フォルスという男が」
「…………」
相手にだけ名前を知られているっていうのはあまり気分が良いものじゃない。レイなんて、きっと偽名に決まっているし。
それに気になっただけって言われても、素直に信じることは出来なかった。
おそらく狙いは俺ではなくシアの方だと思う。俺を足掛かりにしてシアに近づく、みたいなことをこの男がしようとしているってことか?
警戒した状態で、目の前の男をじっと観察していた時。
不意に男は何かに気づいたようで、慌て始めた。
「おっと流石に早いな。じゃあなノヴァくん、話せて嬉し――」
「なにをしているのですか?」
俺に一言告げて背中を向けようとした男の動きが止まる。俺も驚いて飛び上がりそうになっていたくらいだ。だってさっきまでは思ってもいなかった場所――すぐ背後から声が聞こえたんだから。
「……あんた、どんな俊足だよ」
「シ、シア?」
背後に急に現れたシアは目の前の男を警戒しながら俺と並ぶ。あのシアがここまで張り詰めた雰囲気を出すなんて、やっぱりこの男は危険なのかもしれない。
「何をしているのかと聞いたんですが? レイ?」
「……あれ? 知り合いなの?」
「はい」
まさかのシアの言葉に、俺は思わずシアと男を見比べた。
「……別に。あんたの言うノヴァ・フォルスにちょっとだけ興味が出ただけだ」
そう言って振り返る男に、思わず問いかける。
「え? そうなの?」
「あ? だからさっき、直接そう言っただろ。単純に気になっただけだって」
訝しげな顔をする男。だって、ねぇ?
「いや、絶対嘘だと思ってた。俺を足掛かりにしてシアに近づくためかと」
「……お前、やっぱり面白いな」
くくっ、と笑う男に、ちょっとむっとして俺は尋ねた。
「で? レイさんはシアとどういう関係なの?」
「んー……協力者、みたいな感じですかね」
協力者っていう言葉は、シアから初めて聞いた気がする。知り合いでも家族でもない、協力者か。
「……その言い方は対等に思えるから辞めろと言ったはずだ」
苦虫を噛み潰したようにそう言う男……いやレイさん。彼はちらりと俺を見て、次にシアを見た。
「で? もう行っても良いか? さっきも言っただろ? 単純にノヴァくんが気になっただけだって」
「……ふむ、まあいいでしょう。特に何かしたわけでもなさそうですし」
「あんたの夫に何かするわけないだろ」
肩をすくめるレイさんを見て、ちょっとだけ俺の中での彼の評価が変わってきた。これまでは人に変装して接触する警戒すべき人だったけど、今は何というか、苦労人のように見えなくもない。
「ちなみに、ノヴァさんの事は実際に会ってみてどう思いました?」
去ろうとする背中に投げかけられたシアの言葉。それを受けて、レイさんは訝しげな顔で振り返る。
「だからさっきから言ってるだろ……面白いなって」
その言葉を最後に、レイさんは歩いていってしまった。途中で振り返ることもなかった。
小さくなる背中を見ながら俺はおずおずとシアに言う。
「えっと……なんていうか、不思議な人だったね」
「変な人って言って大丈夫ですよ。きっと変装して近づいて来たんじゃないですか?」
あっさりと俺の心の中を看破したシアに苦笑いする。
「ですが、よく分かりましたね」
「まあ雰囲気とか、利き手の違いとかでなんとなく」
「すごいですね……私は流石に魔法無しの直感では見破れないと思います」
そういったシアはレイさんが去っていった方に目を向ける。
「あの人は協力者で、色々と助けてもらっているんです。つい最近、ノヴァさんがフォルス家の次期当主になることを誰にも言わないように釘を刺して伝えたので、気になったんだと思います。
ですが、まさか接触してくるなんて……勝手に話したことも含めて、ごめんなさい。
ただ彼は変な人だと思うかもしれませんが、ノヴァさんには絶対に悪い事はしないので、そこは安心してください」
別にフォルス家の次期当主になることを口止めしたいわけでもないし、シアが話すってことは必要があるってことなんだろう。そんなことでいちいち目くじらを立てるなんてしないけど、一つだけ気になるところがあった。
「それは全然良いんだけど……その……悪い事をしないっていうのはシアたちにも、だよね?」
質問をすればシアは一瞬目を瞬かせたけど、すぐに微笑んで「はい」と返事した。
まあ、それならとりあえずはいいかと、俺もレイさんが消えた方に目を向ける。
変な人だったけど、シアが聞いたときのレイさんの答えは正直だったと思った。だから単純に俺と話がしたかったってことなんだろう。それにしても。
「それなら、偽名なんか使わなければいいのになぁ」
「? レイは正式名ではありませんが、一応本名ですよ? 私のレティシアのシア、みたいな感じです」
「え? そうなの?」
ということは、レイさんが変身を解いてから話したことは全部本当のことで、俺が勝手に疑っていただけだったのか。ちょっとだけ疑いすぎたので、心の中でレイさんに謝罪をした。
72
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
親友に恋人を奪われた俺は、姉の様に思っていた親友の父親の後妻を貰う事にしました。傷ついた二人の恋愛物語
石のやっさん
恋愛
同世代の輪から浮いていた和也は、村の権力者の息子正一より、とうとう、その輪のなから外されてしまった。幼馴染もかっての婚約者芽瑠も全員正一の物ので、そこに居場所が無いと悟った和也はそれを受け入れる事にした。
本来なら絶望的な状況の筈だが……和也の顔は笑っていた。
『勇者からの追放物』を書く時にに集めた資料を基に異世界でなくどこかの日本にありそうな架空な場所での物語を書いてみました。
「25周年アニバーサリーカップ」出展にあたり 主人公の年齢を25歳 ヒロインの年齢を30歳にしました。
カクヨムでカクヨムコン10に応募して中間突破した作品を加筆修正した作品です。
大きく物語は変わりませんが、所々、加筆修正が入ります。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
私の手からこぼれ落ちるもの
アズやっこ
恋愛
5歳の時、お父様が亡くなった。
優しくて私やお母様を愛してくれたお父様。私達は仲の良い家族だった。
でもそれは偽りだった。
お父様の書斎にあった手記を見た時、お父様の優しさも愛も、それはただの罪滅ぼしだった。
お父様が亡くなり侯爵家は叔父様に奪われた。侯爵家を追い出されたお母様は心を病んだ。
心を病んだお母様を助けたのは私ではなかった。
私の手からこぼれていくもの、そして最後は私もこぼれていく。
こぼれた私を救ってくれる人はいるのかしら…
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
❈ ざまぁはありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる