196 / 237
第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから
第196話 報告と読めない心
しおりを挟む
その日、俺は一人カイラスの兄上の屋敷を訪れていた。今は応接間に一人、兄上が来るのを待っている状態だ。今日訪問するのは事前にカイラスの兄上に伝えていたし、ここにゲートの機器で到着したときも執事さんが出迎え、そして案内してくれた。
以前はユティさんと一緒に来た応接間だけど、今日は俺一人。前回はアークゲートの魔力とフォルスの覇気の反発をなくす薬を渡すっていう大きな仕事があったから緊張していたけど、今日はそれ以上に緊張していた。
今日カイラスの兄上に伝えるのは、前回と同じくらい……いやそれ以上に大きな事だからだ。
「待たせたなノヴァ……それで、今日はどういった用件だ?」
応接間の扉を開いて中へと入ってくるカイラスの兄上。いつもの無表情で挨拶をした兄上はそのまま無駄のない動きで歩き、俺の向かいに静かに腰を下ろした。
「お久しぶりです、カイラスの兄上。あれからどうですか?」
「ああ、久しぶりだな。今の所問題は起こっていない。覇気も一応毎日確かめてはいるが、問題なく使えている」
すぐに俺の言っていることが前回の薬の件だと分かったらしく、カイラスの兄上は望んだ答えをくれる。数日後に伝えに行くライラックの伯父上を除いて、今の所ギリアムさんとカイラスの兄上には何の問題も無いようで、とりあえずは一安心した。
「それは良かったです。……今回は、カイラスの兄上にお伝えしたいことがあって訪問しました」
「伝えたいこと?」
訝しげな顔を見せるカイラスの兄上に対して、俺は単刀直入に伝えたいことを口にする。
「私は、近い将来にフォルス家とアークゲート家を合併させ、新しい家を作るつもりです」
「……は?」
目を見開き、何を言っているんだ、という目で俺を見るカイラスの兄上。こんな兄上は初めて見たけど、それを気にせずに俺は話を続ける。
「アークゲート家側との話はすでにほぼ済んでいます。二つの家を合併させ、新しい家……名前に関してはまだ決めていませんが、それを作る予定です」
「…………」
「領地は南と北に別れるので分かれての統治、ということになります。大きく変わるわけではないものの――」
「待て……待ってくれ……」
狼狽えるような表情を見せるカイラスの兄上に言われ、俺は言葉を止める。ひどく困惑した様子で、カイラスの兄上は口を開いた。
「合併? ……新しい家? なにを言っているんだお前は……それではフォルス家はどうなる?」
「……名前が変わり、新たな家に生まれ変わる……ような形になりますが……」
「何を……言って……」
俺も俺で少し困惑していた。どうしてカイラスの兄上がここまで困惑しているのかが、いまいちわからなかった。しかしそんな俺の困惑を他所に、カイラスの兄上は口を開いた。
「それでは我々が今まで護ってきたフォルス家は……いや、そうか……そう……だな」
狼狽えていたカイラスの兄上はハッとした様子を見せた後に、俺を見た。少し苦しそうな表情が、印象に残った。
「それはそうか……お前なら、その結論に何の違和感もないか……」
「……兄上?」
反対されるかもしれないとは思っていた。けれどここまで思ってもいなかった反応を見せられると、俺もどう反応していいか困ってしまう。
とりあえず、と思い、懐から書類を取り出してテーブルに置く。
ユティさんと一緒にここ数日で作成した、両家を一つにすることに関するたたき台だ。詳細はまだ詰め切れてはいないけれど、大まかな内容に関しては読めば分かるように準備はしてきた。それをカイラスの兄上の方に差し出せば、狼狽えた様子ながら兄上は目を動かして書類に目を通してくれた。
数枚の束になっている書類は見える範囲にある最初のページを読んだだけでも内容はそれなりに把握できるように作ってある。カイラスの兄上はしばらく目を通し、そして大きなため息を吐いて、右手で頭を押さえ、そして左手で書類を押さえた。
「……分かりやすい書類だ……分かり……やすすぎるな……」
「兄……上……?」
乾いた笑みを浮かべる様子のおかしい兄上を見て、俺はおずおずとしか言葉を発せられない。いつもの無表情で冷静沈着な兄上の姿は、そこには欠片もなかった。
「……お前の言いたいことは大まかには分かった……だが……」
「…………」
兄上の言葉を待つ。けれどしばらくの間、カイラスの兄上は俯いたままで言葉を発さなかった。表情を窺い知ることも出来なくなり、俺はただ彼の言葉を待つしかない。
やがてカイラスの兄上は自分の頭を強く掴み、絞り出すような声を出した。
「すまない……今日は帰ってくれ。私に……時間をくれ……」
「……分かり……ました」
何と声をかけていいのかも分からず、俺は返答して立ち上がる。それしかすることがなかった。俺が立ち上がってもなお、カイラスの兄上は椅子に座って俯いたままだった。
「……失礼します」
「ああ……その内、今度はこちらから連絡する……今日は遠路遥々、感謝する」
軽く頭を下げて応接間の入口へと向かう。扉を開き、外に出る前にもう一度だけ振り返ったけれど、カイラスの兄上の様子は先ほどから少しも変わっていなかった。
彼の表情を伺い知れないことを、彼の意見を聞けないことを、そのどちらも悟り、俺は応接間を後にする。屋敷の入り口に続く廊下を歩きながら、さっきまでの兄上の様子を思い返した。
「どういう……ことなんだ?」
フォルス家とアークゲート家を一つにするという大きな事を伝えるにあたり、多少の反対意見は出るだろうとは予想してはいた。元々は宿敵同士の家だから、思うところはあるだろう。特にライラックの伯父上に伝えるのは強い反発もあるだろうと思い、無意識に最後に回してしまったくらいだ。
けれどさっきのカイラスの兄上は、反対しているというよりも……いや多少は反対の思いもあるとは思うけど、それ以上に心の中が読めなかった。
俺とカイラスの兄上では生きてきた中で家の名前は同じでも、取り巻く環境が違った。そしてそれ以上に、お互いに共有した時間が全くなかった。
だからカイラスの兄上がさっきのあの時間で何を考え、何を思ったのかが分からない。
それを推し測るには、俺はあまりにもカイラスの兄上の事を知らな過ぎたから。
この屋敷に来る目的は達成された。けれど俺の心の中には一切の達成感はなく、その屋敷を去るしかなかった。
以前はユティさんと一緒に来た応接間だけど、今日は俺一人。前回はアークゲートの魔力とフォルスの覇気の反発をなくす薬を渡すっていう大きな仕事があったから緊張していたけど、今日はそれ以上に緊張していた。
今日カイラスの兄上に伝えるのは、前回と同じくらい……いやそれ以上に大きな事だからだ。
「待たせたなノヴァ……それで、今日はどういった用件だ?」
応接間の扉を開いて中へと入ってくるカイラスの兄上。いつもの無表情で挨拶をした兄上はそのまま無駄のない動きで歩き、俺の向かいに静かに腰を下ろした。
「お久しぶりです、カイラスの兄上。あれからどうですか?」
「ああ、久しぶりだな。今の所問題は起こっていない。覇気も一応毎日確かめてはいるが、問題なく使えている」
すぐに俺の言っていることが前回の薬の件だと分かったらしく、カイラスの兄上は望んだ答えをくれる。数日後に伝えに行くライラックの伯父上を除いて、今の所ギリアムさんとカイラスの兄上には何の問題も無いようで、とりあえずは一安心した。
「それは良かったです。……今回は、カイラスの兄上にお伝えしたいことがあって訪問しました」
「伝えたいこと?」
訝しげな顔を見せるカイラスの兄上に対して、俺は単刀直入に伝えたいことを口にする。
「私は、近い将来にフォルス家とアークゲート家を合併させ、新しい家を作るつもりです」
「……は?」
目を見開き、何を言っているんだ、という目で俺を見るカイラスの兄上。こんな兄上は初めて見たけど、それを気にせずに俺は話を続ける。
「アークゲート家側との話はすでにほぼ済んでいます。二つの家を合併させ、新しい家……名前に関してはまだ決めていませんが、それを作る予定です」
「…………」
「領地は南と北に別れるので分かれての統治、ということになります。大きく変わるわけではないものの――」
「待て……待ってくれ……」
狼狽えるような表情を見せるカイラスの兄上に言われ、俺は言葉を止める。ひどく困惑した様子で、カイラスの兄上は口を開いた。
「合併? ……新しい家? なにを言っているんだお前は……それではフォルス家はどうなる?」
「……名前が変わり、新たな家に生まれ変わる……ような形になりますが……」
「何を……言って……」
俺も俺で少し困惑していた。どうしてカイラスの兄上がここまで困惑しているのかが、いまいちわからなかった。しかしそんな俺の困惑を他所に、カイラスの兄上は口を開いた。
「それでは我々が今まで護ってきたフォルス家は……いや、そうか……そう……だな」
狼狽えていたカイラスの兄上はハッとした様子を見せた後に、俺を見た。少し苦しそうな表情が、印象に残った。
「それはそうか……お前なら、その結論に何の違和感もないか……」
「……兄上?」
反対されるかもしれないとは思っていた。けれどここまで思ってもいなかった反応を見せられると、俺もどう反応していいか困ってしまう。
とりあえず、と思い、懐から書類を取り出してテーブルに置く。
ユティさんと一緒にここ数日で作成した、両家を一つにすることに関するたたき台だ。詳細はまだ詰め切れてはいないけれど、大まかな内容に関しては読めば分かるように準備はしてきた。それをカイラスの兄上の方に差し出せば、狼狽えた様子ながら兄上は目を動かして書類に目を通してくれた。
数枚の束になっている書類は見える範囲にある最初のページを読んだだけでも内容はそれなりに把握できるように作ってある。カイラスの兄上はしばらく目を通し、そして大きなため息を吐いて、右手で頭を押さえ、そして左手で書類を押さえた。
「……分かりやすい書類だ……分かり……やすすぎるな……」
「兄……上……?」
乾いた笑みを浮かべる様子のおかしい兄上を見て、俺はおずおずとしか言葉を発せられない。いつもの無表情で冷静沈着な兄上の姿は、そこには欠片もなかった。
「……お前の言いたいことは大まかには分かった……だが……」
「…………」
兄上の言葉を待つ。けれどしばらくの間、カイラスの兄上は俯いたままで言葉を発さなかった。表情を窺い知ることも出来なくなり、俺はただ彼の言葉を待つしかない。
やがてカイラスの兄上は自分の頭を強く掴み、絞り出すような声を出した。
「すまない……今日は帰ってくれ。私に……時間をくれ……」
「……分かり……ました」
何と声をかけていいのかも分からず、俺は返答して立ち上がる。それしかすることがなかった。俺が立ち上がってもなお、カイラスの兄上は椅子に座って俯いたままだった。
「……失礼します」
「ああ……その内、今度はこちらから連絡する……今日は遠路遥々、感謝する」
軽く頭を下げて応接間の入口へと向かう。扉を開き、外に出る前にもう一度だけ振り返ったけれど、カイラスの兄上の様子は先ほどから少しも変わっていなかった。
彼の表情を伺い知れないことを、彼の意見を聞けないことを、そのどちらも悟り、俺は応接間を後にする。屋敷の入り口に続く廊下を歩きながら、さっきまでの兄上の様子を思い返した。
「どういう……ことなんだ?」
フォルス家とアークゲート家を一つにするという大きな事を伝えるにあたり、多少の反対意見は出るだろうとは予想してはいた。元々は宿敵同士の家だから、思うところはあるだろう。特にライラックの伯父上に伝えるのは強い反発もあるだろうと思い、無意識に最後に回してしまったくらいだ。
けれどさっきのカイラスの兄上は、反対しているというよりも……いや多少は反対の思いもあるとは思うけど、それ以上に心の中が読めなかった。
俺とカイラスの兄上では生きてきた中で家の名前は同じでも、取り巻く環境が違った。そしてそれ以上に、お互いに共有した時間が全くなかった。
だからカイラスの兄上がさっきのあの時間で何を考え、何を思ったのかが分からない。
それを推し測るには、俺はあまりにもカイラスの兄上の事を知らな過ぎたから。
この屋敷に来る目的は達成された。けれど俺の心の中には一切の達成感はなく、その屋敷を去るしかなかった。
7
あなたにおすすめの小説
私の手からこぼれ落ちるもの
アズやっこ
恋愛
5歳の時、お父様が亡くなった。
優しくて私やお母様を愛してくれたお父様。私達は仲の良い家族だった。
でもそれは偽りだった。
お父様の書斎にあった手記を見た時、お父様の優しさも愛も、それはただの罪滅ぼしだった。
お父様が亡くなり侯爵家は叔父様に奪われた。侯爵家を追い出されたお母様は心を病んだ。
心を病んだお母様を助けたのは私ではなかった。
私の手からこぼれていくもの、そして最後は私もこぼれていく。
こぼれた私を救ってくれる人はいるのかしら…
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
❈ ざまぁはありません。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
親友に恋人を奪われた俺は、姉の様に思っていた親友の父親の後妻を貰う事にしました。傷ついた二人の恋愛物語
石のやっさん
恋愛
同世代の輪から浮いていた和也は、村の権力者の息子正一より、とうとう、その輪のなから外されてしまった。幼馴染もかっての婚約者芽瑠も全員正一の物ので、そこに居場所が無いと悟った和也はそれを受け入れる事にした。
本来なら絶望的な状況の筈だが……和也の顔は笑っていた。
『勇者からの追放物』を書く時にに集めた資料を基に異世界でなくどこかの日本にありそうな架空な場所での物語を書いてみました。
「25周年アニバーサリーカップ」出展にあたり 主人公の年齢を25歳 ヒロインの年齢を30歳にしました。
カクヨムでカクヨムコン10に応募して中間突破した作品を加筆修正した作品です。
大きく物語は変わりませんが、所々、加筆修正が入ります。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる