宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~

紗沙

文字の大きさ
229 / 237
第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから

第229話 過去との決別を、声高に叫べ

しおりを挟む
「それにしても……こんな仕事すら満足にこなせないのか」

 呆れたように周りを見たお母様は地面に倒れ伏すティアラにそう声をかけた。実の妹に向ける者とは思えないくらい低く、冷たい声だった。

「あ……も、申し訳……ありません姉上……カイラスが……裏切りを……」

「ほう? あの小僧、この土壇場で裏切りか。ゴミクズめ、化け物側に情報が流れていたか……」

「姉上……助け……」

「いや……だがこの状況……逆に好機か?」

 地面を這いずりながらゆっくりとお母様に近づいていくティアラ。お母様に、最後の希望に縋るその光景に、やけに嫌な予感がしたけど私は声を出すことすらできなかった。

「姉上……」

「情報が洩れていたとしても、ユースティティアもオーロラもここにいて」

 ――ダメ

 本能がそう告げる。さっきまで敵だった筈のティアラに願う。それはダメだと。それを選んだらきっと、破滅すると。

「姉……上……」

「ひょっとすれば、あの化け物の一番大切なノヴァも出てくるか?」

 ――ダメ、やめて

 止める力も何もないけれど、この後何が起こるのか、分かってしまったから。

「助け……て」

「うるさいぞティアラ、失敗した者が私に指図をするな。使えない駒め」

 お母様の手が輝き、ティアラの背中を正確に打ち抜いた。
 命が一つ消える残酷な音が、あっさりと耳を通り抜けた。

「姉……上……なん……で……」

 ティアラが苦悶の声を上げた後にお母様の事を呼び、そして動かなくなる。絶命したのが分かった。さっきまで戦っていたティアラが、こんなにもあっさりと世を去った。

「……実の妹ですよ? それをなぜあっさり……」

 ユティお姉様がお母様を非難する。私も気持ちは同じだ。ティアラとは敵対した。でも殺すつもりはなかったし、死んでほしいとまでは思っていなかった。なのにお母様は、あっさりと止めをさした。

「失敗した以上、ティアラはどうでもいい……お前達ならば別だがな。ユースティティア、オーロラ」

「……あ」

 名前を呼びかけられて、視線を向けられて体が震える。思わず膝をついて自身を両腕で抱きしめた。けれど震えは一切止まらなくて。

「オーラ!」

 私の体を、暖かい熱が包む。ユティお姉様が震える私に気づき、抱きしめてくれていた。

「大丈夫……大丈夫ですから……」

「ユティ……お姉様……」

 少しずつ体の震えが収まってくる。ユティお姉様の熱が、私の恐怖を溶かしていくみたいに。

「そう思ったが……いやはや、弱くなったものだな、ユースティティアもオーロラも」

 心の底からの軽蔑のまなざしを向けるお母様。その視線は今も怖く、少しでも油断すれば心の底から湧き出す恐怖で震え出しそうになる。
 けれど、ユティお姉様のお陰でそれを押さえることが今は出来ていた。大丈夫。向き合える。

 私はお母様以上に強くて怖い人を知っている。
 私はお母様以上に私を見てくれて、私を愛してくれる人を知っている。
 ユティお姉様、お姉様、ノヴァお兄様、リサ、ソニア……色んな人達の姿を次々と思い浮かべて。

 震えを、完全に止めた。

「弱く……なったんじゃありません」

「……ほう?」

「強くなったんです」

 もう、怖くない。お母様が目の前に居ても、少しも怖くない。それを怖がっていたのは昔の、塔に閉じ込められていた時のオーロラだ。今の私じゃない。

 お母様が目の前にいるのがなんだ。そんなの、お姉様に気持ちを伝える時の方が怖かった。ノヴァお兄様に告白する時の方がずっと緊張した。それに比べれば、こんなの大したことない。

 もう、何も知らない私じゃない。色々なことを知ったからこそ、過去に囚われたりなんかしない。

 エリザベートなんか、少しも怖くない。

 ゆっくりとユティお姉様の腕に触れる。もう大丈夫だよと伝わるように。

「ありがとうユティお姉様」

「オーラ……」

 私の震えが完全に止まったことを悟り、ユティお姉様は腕を離してくれる。私がゆっくりと立ち上がれば、ユティお姉様も立ち上がった。エリザベートを強い目でじっと見て、彼女と対峙する。

「私の最初の相手はお前達二人か? 面白い」

「最初じゃない、もうこれで最後だよ」

「……生意気を言うようになったなオーロラ。これは再教育が必要か?」

「死んでもごめんだよ」

 敬語すら無くし、ただの敵としてエリザベートと睨み合う。こいつは敵、大好きなお姉様とノヴァお兄様を害する敵だ。

 それこそ、私達にとっての宿敵。

「オーラ、力を送ります」

「うん、お願いします」

 ユティお姉様と頷き合えば私の体をユティお姉様の魔力が少しずつ満たしていく。流石にさっき程の力は感じられないけど、やっぱりユティお姉様は補佐の能力が高い。それを感じて、青い防御魔法を展開した。

 さっきまでなら絶対の防御だと自信を持って言えた私の防御魔法。でもそれ越しにエリザベートを見ると、今はあまりにも頼りなく感じた。

「実の娘を斬るのは忍びないが」

 エリザベートは右手に剣を出現させ、それを勢いよく振るう。たったそれだけで濃密な魔力があふれ出し、風が舞った。
 目を見開く。お姉様に及ばないのは分かる。けれど今まで見た中で誰よりもお姉様に近い程の魔力量に密度。それこそ、さっきのティアラなんて足元にも及ばない程の。

「娘を躾けるのも親の役目か」

 剣が振り上げられる。それだけで分かってしまった。『こんなもの』、何の役にも立たないと。

「ユティお姉様っ!」

「っ!?」

 咄嗟にユティお姉様を突き飛ばし、その力を利用して私も横に跳ぶ。突然の行動にユティお姉様は驚いていたけど、これが最善の選択だった。だって次の瞬間には、振り下ろしたエリザベートの剣から出た黒い斬撃が私の青い防御魔法をまるで紙のように切り裂き襲い掛かっていたから。

 ギリギリでその場を離れた私もユティお姉様も刃に当たることはなかったけれど、驚異的な威力のそれは地面に当たるなり魔力を放出し、私達は吹き飛ばされる。

 地面を転がりながらも、すぐに体勢を立て直す。エリザベートの攻撃がこれで終わるわけがないと思ったから。

 けれど足音は聞き取れない。それなら狙いは、私ではなく。

「ユティお姉様っ!」

 名前を叫び、土煙の向こうに居る大切な存在を確かめようとする。正確な場所は分からないけれど、大体どこら辺に飛ばされたかは分かる。だから防御魔法をそこに全力で張った。

 次の瞬間、土煙は風で消える。見えたのはエリザベートの剣が振り払われて風が巻き起こる様子と、それを防ごうと私の防御魔法が展開した瞬間。
 そしてその後すぐに、防御魔法は剣にあっさりと負け、砕け散る光景だった。

 最悪の予想が頭を過ぎる。しかしユティお姉様は追撃を予期していたのか後ろに跳んで避けようとした。けれどそれすらも。

「逃がすか」

 エリザベートは剣を突き出そうとすることで追撃。ユティお姉様は咄嗟に防御魔法を展開しようとしたけど、私のでも防ぎきれないなら焼き石に水だ。私も少しでも手伝おうと防御魔法を使うことで、ユティお姉様のと私ので二重にした。

 パリンッ、パリンッと、割れる嫌な音が二回響いた。

 エリザベートの突きを止めることは叶わず、刃がユティお姉様に襲い掛かる。致命傷を避けるようにお姉様は体を翻したけど、それでもわき腹を浅く斬られて、魔力による衝撃で吹き飛ばされた。人が出してはいけない速度で雑木林の木にぶつかるユティお姉様を見て、私は思わず駆けだした。

 さっきまでの私とユティお姉様、ティアラの間にあった相性関係は今はもう意味をなさない。圧倒的な力の前にそんなものは無力だ。私の防御魔法も全てが破られるなら確実に負ける。にも関わらず、私が前に出るという選択は悪手中の悪手だ。そもそも魔法使いが前に出ること自体が間違い。

 でもそんな事言ってられない。もし私がここで動かなければユティお姉様が死ぬ。

「エリザベートっ!」

 初めて名を呼び、渾身の魔力で攻撃魔法を練り上げて発射する。攻撃魔法は得意でなくても、それなりに勉強も訓練もしてきた。

 けれどそんな私の全力の一撃はエリザベートが展開した黒い防御魔法に打ち消された。ティアラが赤を、私が青を展開したのに対してエリザベートは黒。全てを飲み込む、闇のような暗く濃い黒。

 その背後を、人影が強襲する。しかし。

「なっ!?」

 その人影、システィが驚く声を上げた。システィもシスティでユティお姉様を助けるために動いたけれど彼女の振り下ろした短剣も黒い防御魔法に防がれてしまっている。

「ほう? ノクターンの娘か、大きくなったものだ」

「ぐっ!」

 剣を持っていない腕を軽く動かすだけで砲撃と言えるほどの太い魔力の奔流が射出され、システィを飲み込む。私がついさっき使ったものよりも大きく太いそれに、システィは成す術もなく巻き込まれ、宙を舞い、やや離れた地面にボロボロの体となって落ちた。

 ユティお姉様とシスティ。そのどちらも、私から見て強者。詳しくは知らないけれど、アークゲートの暗い部分を担ってきた人達の筈だ。それが、こんなにもあっさりと。

「くっ……」

 悔しさに奥歯を噛みしめるしかできない。これまで戦った時間はティアラと戦った時間の半分にも満たない。けれど分かってしまう。分からされてしまう。

 エリザベートとの間にある、絶対的な差を。

 魔力量でも、魔力の扱いでも、戦闘中の動きでも、経験値でも、あらゆる点で私は彼女に勝てない。私だけじゃない。ユティお姉様も、システィもそう。こんなのに勝てる存在を、私は一人しか思いつかない。けれどその頼りのお姉様は今、動けない。

 だからエリザベートはこの瞬間に攻めてきた。彼女にとって絶対の好機は、今なんだ。

「させないっ!」

 だからどうした。例え彼女と私の間に絶対的な差があったとして、諦める理由にはならない。なる筈がない。いまここで私が諦めたら全部終わりだ。システィとユティお姉様でもダメだった。なら止められる可能性があるのは私しかいない。私だけなんだ。私しかいないんだ!

 エリザベートに近づき、振るわれる刃を防御魔法を使いつつ避ける。少しでも止められれば可能性を見出せると思った。けれど相変わらず受け止めることすらできない。だから避けることしかできない。不慣れな回避を必死にこなしつつも、エリザベートは一瞬で私の動きなど見切ってしまう。

「弱くなったな」

「っ」

 それまでギリギリで避けていた斬撃が地面に当たり地中から飛び出した黒い魔力の奔流に体を焼かれる。痛い、辛い、力がどんどん抜けていく。気づいたときには地面に伏していて、手足には力が入らなかった。

「……っ」

「情けない姿だな、オーロラ」

 首を掴まれ、ゆっくりと持ち上げられる。昔と同じく冷たい目で、見つめられる。

「昔のお前の方が強かったのではないか? 戦いの中で他の有象無象を助けろなどと……私は教えていない筈だが」

「ぐっ……っ……」

 腕を持ち上げてエリザベートの手首を掴むも、力の入らない腕では外すことは叶わない。苦しさに歪んだ視界が赤くなり始める。

「ちょうど後継者が欲しかったところだ。お前ならぴったりだろう。なあ、オーロラ?」

「誰……がっ……」

 そんなことを認めるつもりはなくて必死にもがくけど、状況は少しも好転しない。歪んだ視界ではエリザベートの目を見ることすら叶わない。

「最高のアークゲートとして、また作り直してやるぞ……オーロラ」

「…………」

 その言葉に、腕から力が抜ける。最高のアークゲート。作り直す。
 塔に閉じ込められて最高のアークゲートになるように教育を施されてきた私に告げられた言葉。
 それに対して、体と心が熱を帯びる。再び両手に力が戻り、目を見開いてしっかりとエリザベートを見る。

 その記憶とは全く変わらない、けれど何の恐怖も抱かない目を、強く見返す。

「お断……りだよ……」

「…………」

 心を燃やせ、自分を誇れ。私はエリザベートによって作られた人形じゃない。

『オーロラちゃんは、周りを明るくする太陽みたいな子だね』
『オーラが居るからこそ、私達は笑顔になれるんです。自慢の妹ですよ』
『まったく、あなたはいつも私や当主様を困らせて……でも、それもあなたらしいですね』

 私は皆に愛されて、そして皆を明るくする、そんな幸せな子。だから。

「最高のアークゲート? ……そんなの、要らない」

 私はもう、アークゲートの名に囚われない。

「私は……オーロラ・フォーゲートだ」

 新しい私は……お前になんか屈しない。
 そういう強い気持ちをもって、エリザベートを睨み返す。

「どうやら、痛い目に遭わせて徹底的に心を壊すしかないようだ。お前の前でユースティティアを始めとする姉妹を一人一人惨く殺せば折れるか? それともお前が今大事に思っている者達を残らず拷問でもすれば泣き叫んで止めてと言ってくれるか? 楽しみだな」

「ぐっ……」

 エリザベートの手のひらに力を入れられ、呼吸がさらに苦しくなる。視界が、再び赤くなる。もうダメ、意識が、堕ちる……。

「眠れオーロラ。目覚めれば地獄だぞ。楽しみにしていろ」

「誰……がっ……」

 エリザベートの言葉に対して、決して心は折れずに言い返しつつも限界ギリギリを迎えそうになった時。

 首に掛けられた手の感触が消え、遠くなっていた聴覚でも聞き取れる程の大きな音が響き渡った。地面に膝をついた感覚に気付く。視界がゆっくりと鮮明になり、苦しさが消えていく。地面に手をついて、肩で息をした。

「お前……何してる?」

 地を這うほどの怒りを聞いて、心が震えた。待ち望んだ声だったから、それを聞いて顔を上げる。
 背中が、視界に入った。何度も見た背中。それが今は輝いて見えた。何度も何度も、あの塔で願った姿。いつか私を助けてくれるかもしれない人。

「よくもユティさんとオーロラちゃんを……」

 それが今は、私だけでなく私達を助ける人として駆け付けてくれた。

 目の前には私を守るように剣を携え、怒りの感情を全身から痛いくらいに出したノヴァお兄様が、立っていた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~

紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。 毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。 R15は、念のため。 自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる

雨野
恋愛
 難病に罹り、15歳で人生を終えた私。  だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?  でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!  ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?  1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。  ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!  主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!  愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。  予告なく痛々しい、残酷な描写あり。  サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。  小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。  こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。  本編完結。番外編を順次公開していきます。  最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります

すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
 《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。  なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!  冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。  ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。  そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。

親友に恋人を奪われた俺は、姉の様に思っていた親友の父親の後妻を貰う事にしました。傷ついた二人の恋愛物語

石のやっさん
恋愛
同世代の輪から浮いていた和也は、村の権力者の息子正一より、とうとう、その輪のなから外されてしまった。幼馴染もかっての婚約者芽瑠も全員正一の物ので、そこに居場所が無いと悟った和也はそれを受け入れる事にした。 本来なら絶望的な状況の筈だが……和也の顔は笑っていた。 『勇者からの追放物』を書く時にに集めた資料を基に異世界でなくどこかの日本にありそうな架空な場所での物語を書いてみました。 「25周年アニバーサリーカップ」出展にあたり 主人公の年齢を25歳 ヒロインの年齢を30歳にしました。 カクヨムでカクヨムコン10に応募して中間突破した作品を加筆修正した作品です。 大きく物語は変わりませんが、所々、加筆修正が入ります。

処理中です...