よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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ポン噺

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 愛媛を代表する商品であるポンジュース。

 実は、採れ過ぎたみかんをなんとかするために苦肉の策として誕生したものだった。

 時は昭和27年、この年、愛媛ではみかんの大豊作が続いていた。
 農作物の収穫というのは厄介なもので、採れ過ぎると価格が暴落してしまうので調整する必要がある。

 とはいえ、せっかく育てたみかんを大量に廃棄するのはしのびない。

 そこで目を付けたのが、アメリカで実施されていた、出来過ぎたみかんをジュースにする需要調整法だった。
 ジュースにすると日持ちするし、形の良くないものでも使えるメリットがある。

 こうして作られたジュースは、当時の愛媛県知事によって”日本一にっぽんいち”のポンからとって、ポンジュースという名前で売り出されることになったのだ。

 ちなみに、発売当初は無果汁や低果汁飲料が主流であり、ジュースのあまりの酸っぱさに、水で薄めて飲むものと勘違いされたという。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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