よもやまメモ噺

いんじんリュウキ

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重さを量った噺

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 修学旅行などで多くの人が見たことがあるであろう鎌倉の大仏。

 パンフレットなどによれば、高さは11.312メートルで、重量は121トンとのこと。

 高さについてはどうやって計測したか容易に想像できるか、重量はどうやって計測したのであろうか。

 外観などから計算して割り出したと思う人もいるかもしれないが、事実はもっとシンプルで、実際にはかりに載せて重さを量ったとのこと。

 文化庁美術学芸課によれば、1961年に大仏を永久保存するための改修工事を行う際、正確な重量を測定しようということになったのだという。

 そして、大仏を数ヶ所でジャッキアップしていくつものはかりを下に入れて測定。
 2回測定が行われ、1回目が121.4トン、2回目が120.6トンであったので、平均をとって121トンと決まったのだ。

 ちなみに、かつては奈良の大仏同様に立派な大仏殿があったのだが、繰り返し天災に見舞われ、15世紀後半に喪失して以降は再建されることもなく、現在に至っているのである。

 では、今回はこの辺で失礼をば。
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