最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第3章 逃亡生活

暗闇での遭遇

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僕達は暗闇の中を慎重に、進んで行った。

最低限進路を確認する時だけ魔導灯を付けて、それ以外の時は消して進んだ。

壁づたいに進んで行ったが、僕達は足を止めた。

前方からゆっくりと引きづるような音をたてながら、何かが近づいてきた。

僕はバルガスに、小声で尋ねた。

「どうしよう?前から何か来る。」

バルガスが僕に、小声で答えた。

「近くの部屋に入って、やり過ごそう。」

僕は頷くと、バルガスが一番近い部屋の中に入っていった。僕もそれに続く。

引きづるような音がどんどん大きくなってきて、大きな姿をしたものが通路を通って行った。

僕達は安堵した。

一体何が通って行ったのか気になった。

離れたのを確認して、ばれないように魔導灯で照らしてみた。

すると全長五メートル以上の、二股の蛇が一匹そこにはいた。

頭が二つもあり、横にも大きかった。

僕の知っている蛇とは、全然違った。

あれはたぶん魔物だな。

二股の大蛇は、奥の方へ消えていった。

僕はバルガスに、話しかけた。

「どうやら行ったみたい。」

バルガスが答えた。

「そうか、よし先に進もう。」

僕達は慎重に、先に進んで行った。

少し進むと、また前方から何かがやって来た。

しかし今度はかなりの速さで近づいてきた。

ぐわおーんと獣のうめき声のような声も近づいてきた。

僕達は慌てて近くの部屋に入った。

かなりの速さで近づいきた何かは、僕達の部屋の前で止まると、大声で吠え始めた。

ぐわおーん!ぐわおーん!大きな犬のような鳴き声が響き渡る。

しばらく吠えた後、その何かは奥の通路へ進み始めた。

僕は距離を確認した後、魔導灯で姿を確認した。

四つ顔と四つの首があるオオカミのような姿をしていた。獰猛な感じといい、ケルベロスという感じだった。

全然四メートルは越えていた。

四面のケルベロスは、奥の方へ消えていった。

僕達は少し先に進むと、今度は下に向かう螺旋階段を、見つけた。

その螺旋階段は、人工物で鉄で作られていた。

かなり下の階まで、続いているようだった。

僕はバルガスに質問をした。

「どうする?螺旋階段があるけど?」

バルガスが僕に答えた。

「この階には、オーエンはいなかった。下に降りるしかないだろう。」

僕は頷くと、バルガスと共に螺旋階段を降りて行った。

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