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村の居候
本とガラスペン
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学び舎が休みの日なので、今日は朝から遠征の予定だ。
出かける前に颯にメッセージを送ると、一緒に出掛けるというのでジロウの浮動車で町まで行って合流した。
「おはようございます。」
「おはよう。昨日はありがとうな。」
「どういたしまして。予定通りの場所まで移動して大丈夫ですか?歩けますか?」
「普段どんな感じで歩いているのか見学させてくれ。」
公衆トイレで転移して、そこから二人で並んで歩道を歩き始める。
強化魔法を使いながら歩くと、颯が驚いていた。
「話には聞いていたし、上空から見ていたけれど、実際に一緒に歩いてみると結構な速さで歩いていたんだな。」
「マラソンの選手ほどじゃないけれど、そこそこのスピードですよね。衝突事故が怖いので前方から目を逸らさないようにしてます。」
とりとめもない話をしているうちに今日の目的地ナガサチに到着した。
街の中を歩き、人に聞いて一軒の店に向かう。
「鏡を買いに来たのか?」
「ええ、村でお世話になっている家には見慣れた鏡が無くって、航路を考えたら、もしかしてこちらの方にあるかなー?って。シクゼンと迷ったんですけど、行動できる範囲を広げるのも兼ねて今日はこっちに。」
「そういえば俺もこの姿になってから自分をしっかり見ていないな。」
二人で苦笑しながらガラスの店に行く。
店内に入ると夏に見たら涼しく感じるんだろうなと思う品が並んでいた。
お店の人に鏡があるか聞いてみる。
筋肉質な体躯の男性が話を聞いてくれた。
「どれくらいの大きさの物が欲しいんだ?」
「出来れば姿見と、手に持つくらいの大きさの物が欲しいんです。」
「こっちだ。」
高級品なので簡単に触られない場所にあった。
ある事はあったが、求めている品とちょっと違う。
鏡も昭和になってから技術がぐんと上がったんだっけ。この世界もこれからかな。
まずは手鏡を選んだ。
まつげが目に入ったとか、口の中を確認したいという時に小さな鏡は使いやすい。
片手で事足りる場合はこれで良いかな?としゃもじサイズの鏡を買う事にする。
颯にどんな品が欲しかったのか聞かれたので、その場で石盤に図解をする。
鏡を立てかけておくのは地震の時に倒れて怖いから、せめてドレッサーのようなもので、椅子に腰かけられたら良いかもしれない。
そんな話をしていたら、店員さんが目を剥いていた。
手鏡だけ購入して店を出ると、颯が言う。
「君が検索してくれた資料を渡してくれたら、もしかしたら建築魔法の補助で出来るかもしれない。」
「え?本当ですか?」
「ほら、建築って窓ガラスもあるから、この世界ではまるごとどうにかなりそうなんだよね。魔法って凄いな。」
なんと、そんな事が出来るとは!
ほへーっと感心して颯を見上げる。
「色々世話になったから、これくらいの礼が出来たらありがたい。出来上がるまで少し待ってもらえるかな?」
「はい、もちろんです。楽しみにしていますね。」
話の流れで結界の魔道具を颯に渡す。
うっかり空から落ちないようにと言うと笑いながら受け取ってくれた。
「これが有ったら宿に泊まらずにこのまま野宿が出来そうだな。」
「野宿をするなら部屋型の結界の方が良いですよ。何もない所に人が転がっていたら死体に間違われそうだから止めてください。」
想像して二人で大笑いしながら街の中を歩く。
「まだ何か用事があるのか?」
「ええ、本や印刷の機械について、今どんな感じなのか確かめたいんですよ。」
「ああー、前の世界だと宗教とグーテンベルクと出島と通訳の人がキーになっていたな。本好きの女の子が出てくる小説が有名だったなぁ。」
「そう、それ!私も好きでした。以前も今も、海外から宗教と共に色んな技術が来て、そこから発展する物って多かったんだなと改めて感じている所なんですけど、私が暮らしていた時期って『あって当たり前』な部分が多かったので・・・。本命に辿り着くのに時間がかかります。」
パンツからここまで・・・妥協しつつもなんとか整えたなぁ。
「ある程度の機械が出来ていれば、ブラッシュアップを手伝う事は出来そうだよな。」
思案していた颯が言う。
「そうですねぇ。私のような子供が言ったところで信用が無いのでどうにもなりませんが、颯さんくらいの年だと受け入れてくれるかもしれませんねぇ。」
「この若造が!っていう名台詞が出てこないかな?」
「あははっ。」
二人で雑談をしているだけなのだけれど、珍しい洋装の兄妹のような二人が歩いている姿は注目を浴びていた。
革のポンチョと革ジャンのロックな兄妹は異質に感じるようだ。
印刷所に到着し、すぐそばにある本屋を見る。
和綴じの本がそこそこあってテンションが上がった。
文字が読みやすく、学び舎にあっても問題が無さそうな品を選んで三冊購入する。
子供が入ったら邪険にされそうな印刷所だけれど、颯が丁寧に頼んでくれたので、見学の許可が下りた。
一人で来なくて良かった。
電気で動かしていた部分を魔石の魔力で動かす仕様で印刷機が出来上がっている。
私が知らなかっただけで、新聞が既に出来ていた事に驚くやら悔しくなるやら。
「活版って出来た当時は画期的ですが、文字を組み合わせる手間が半端じゃないですよね。せめてタイプライターで打ちこんだものを一気にコピー出来たら、あっという間に製本できそうだけれど。」
「ジアゾ式複写機って名前のコピー機は設計図面の複写に使われてたってのは、昔に聞いたけど、俺の時代にはもう無かったからなぁ。」
「そうでしょうねぇ・・・私達が認識する古い道具よりも更に昔の道具を思い出したり、組み立てるのはかなり難儀な作業に感じます。それでも必要な物だったら頑張るんだろうなぁ。」
その後、今後のために買いたいからと颯が言うので、紙のお店に立ち寄って大きな紙を何枚か購入していた。
私もついでなので白い帳面(ノート)を数冊購入する。
日記というか、時系列記録をまとめるためだ。
今まで適当に石盤に書いたものを転写で木の板に写していた。
紙のノートに書き直そう。
「あ!颯さん、大変申し訳ないのですが、私はさっきのガラス屋さんに戻ろうと思います。」
「どうした?」
「ガラスペンが欲しいなと思って。作ってもらえないか交渉したいんです。」
「それ、俺も欲しいな。一緒に行っていいか?」
ボールペンを見かけないし、シャーペンも見かけない、万年筆は子供が持つには高価な気がして、ガラスペンならもしや?と考えてみた。
え?やっぱり高級品?
手鏡を購入したガラス店に舞い戻り、先ほど対応してくれた男性にガラスペンの相談をする。
板に転写した図解と共に、個人的に欲しいデザインについて話をすると、食い入るように図を見ていた。
失敗しても構わないので試作してもらえないかとお願いし、数日後にまた来る約束をして店を出る。
代金を先払いしようと思ったら、出来てからでいいそうだ。
数日後、再び颯と共に転移で街へ行き、ガラスのお店に向かう。
筋肉質の男性が私の顔を見ると、ぎこちなく笑ってくれた。
「こんにちは。お願いした品物を確認に来ました。」
「おう、嬢ちゃんの希望通りかどうかわからんが、試作してみたから試してくれ。」
何本か出来上がっていたので、一つずつ墨汁につけて書いてみる。
墨汁はお店の人が準備してくれた。
木の板に書いたり、持ち込んでいた紙に書いたりして試し、二本購入する。
颯も試して気に入ったものを二本購入していた。
購入後はまたあの話である。
そう、商標登録。
今回も面倒なのでガラス屋さんに丸投げしたら、数本のガラスペンをお礼として渡された。
「登録を拒否するのは何か理由があるのか?」
店を出てから颯に聞かれる。
「今の時点で子供の姿だからというのが一つ。登録に同じ名前が何度も出てきたら怪しまれそうだからというのが二つ目。私から離れたところで品物が広がって、更に進化したら嬉しいなと思うのが三つ目。そんな感じです。」
「ふはっ。そう言う事だったのか。」
「物作りより、選んで使いたい派なんですよ。」
しみじみと返事をする私を、颯は顔を背けて笑っていた。
大笑いしてもいいんだよ?
出かける前に颯にメッセージを送ると、一緒に出掛けるというのでジロウの浮動車で町まで行って合流した。
「おはようございます。」
「おはよう。昨日はありがとうな。」
「どういたしまして。予定通りの場所まで移動して大丈夫ですか?歩けますか?」
「普段どんな感じで歩いているのか見学させてくれ。」
公衆トイレで転移して、そこから二人で並んで歩道を歩き始める。
強化魔法を使いながら歩くと、颯が驚いていた。
「話には聞いていたし、上空から見ていたけれど、実際に一緒に歩いてみると結構な速さで歩いていたんだな。」
「マラソンの選手ほどじゃないけれど、そこそこのスピードですよね。衝突事故が怖いので前方から目を逸らさないようにしてます。」
とりとめもない話をしているうちに今日の目的地ナガサチに到着した。
街の中を歩き、人に聞いて一軒の店に向かう。
「鏡を買いに来たのか?」
「ええ、村でお世話になっている家には見慣れた鏡が無くって、航路を考えたら、もしかしてこちらの方にあるかなー?って。シクゼンと迷ったんですけど、行動できる範囲を広げるのも兼ねて今日はこっちに。」
「そういえば俺もこの姿になってから自分をしっかり見ていないな。」
二人で苦笑しながらガラスの店に行く。
店内に入ると夏に見たら涼しく感じるんだろうなと思う品が並んでいた。
お店の人に鏡があるか聞いてみる。
筋肉質な体躯の男性が話を聞いてくれた。
「どれくらいの大きさの物が欲しいんだ?」
「出来れば姿見と、手に持つくらいの大きさの物が欲しいんです。」
「こっちだ。」
高級品なので簡単に触られない場所にあった。
ある事はあったが、求めている品とちょっと違う。
鏡も昭和になってから技術がぐんと上がったんだっけ。この世界もこれからかな。
まずは手鏡を選んだ。
まつげが目に入ったとか、口の中を確認したいという時に小さな鏡は使いやすい。
片手で事足りる場合はこれで良いかな?としゃもじサイズの鏡を買う事にする。
颯にどんな品が欲しかったのか聞かれたので、その場で石盤に図解をする。
鏡を立てかけておくのは地震の時に倒れて怖いから、せめてドレッサーのようなもので、椅子に腰かけられたら良いかもしれない。
そんな話をしていたら、店員さんが目を剥いていた。
手鏡だけ購入して店を出ると、颯が言う。
「君が検索してくれた資料を渡してくれたら、もしかしたら建築魔法の補助で出来るかもしれない。」
「え?本当ですか?」
「ほら、建築って窓ガラスもあるから、この世界ではまるごとどうにかなりそうなんだよね。魔法って凄いな。」
なんと、そんな事が出来るとは!
ほへーっと感心して颯を見上げる。
「色々世話になったから、これくらいの礼が出来たらありがたい。出来上がるまで少し待ってもらえるかな?」
「はい、もちろんです。楽しみにしていますね。」
話の流れで結界の魔道具を颯に渡す。
うっかり空から落ちないようにと言うと笑いながら受け取ってくれた。
「これが有ったら宿に泊まらずにこのまま野宿が出来そうだな。」
「野宿をするなら部屋型の結界の方が良いですよ。何もない所に人が転がっていたら死体に間違われそうだから止めてください。」
想像して二人で大笑いしながら街の中を歩く。
「まだ何か用事があるのか?」
「ええ、本や印刷の機械について、今どんな感じなのか確かめたいんですよ。」
「ああー、前の世界だと宗教とグーテンベルクと出島と通訳の人がキーになっていたな。本好きの女の子が出てくる小説が有名だったなぁ。」
「そう、それ!私も好きでした。以前も今も、海外から宗教と共に色んな技術が来て、そこから発展する物って多かったんだなと改めて感じている所なんですけど、私が暮らしていた時期って『あって当たり前』な部分が多かったので・・・。本命に辿り着くのに時間がかかります。」
パンツからここまで・・・妥協しつつもなんとか整えたなぁ。
「ある程度の機械が出来ていれば、ブラッシュアップを手伝う事は出来そうだよな。」
思案していた颯が言う。
「そうですねぇ。私のような子供が言ったところで信用が無いのでどうにもなりませんが、颯さんくらいの年だと受け入れてくれるかもしれませんねぇ。」
「この若造が!っていう名台詞が出てこないかな?」
「あははっ。」
二人で雑談をしているだけなのだけれど、珍しい洋装の兄妹のような二人が歩いている姿は注目を浴びていた。
革のポンチョと革ジャンのロックな兄妹は異質に感じるようだ。
印刷所に到着し、すぐそばにある本屋を見る。
和綴じの本がそこそこあってテンションが上がった。
文字が読みやすく、学び舎にあっても問題が無さそうな品を選んで三冊購入する。
子供が入ったら邪険にされそうな印刷所だけれど、颯が丁寧に頼んでくれたので、見学の許可が下りた。
一人で来なくて良かった。
電気で動かしていた部分を魔石の魔力で動かす仕様で印刷機が出来上がっている。
私が知らなかっただけで、新聞が既に出来ていた事に驚くやら悔しくなるやら。
「活版って出来た当時は画期的ですが、文字を組み合わせる手間が半端じゃないですよね。せめてタイプライターで打ちこんだものを一気にコピー出来たら、あっという間に製本できそうだけれど。」
「ジアゾ式複写機って名前のコピー機は設計図面の複写に使われてたってのは、昔に聞いたけど、俺の時代にはもう無かったからなぁ。」
「そうでしょうねぇ・・・私達が認識する古い道具よりも更に昔の道具を思い出したり、組み立てるのはかなり難儀な作業に感じます。それでも必要な物だったら頑張るんだろうなぁ。」
その後、今後のために買いたいからと颯が言うので、紙のお店に立ち寄って大きな紙を何枚か購入していた。
私もついでなので白い帳面(ノート)を数冊購入する。
日記というか、時系列記録をまとめるためだ。
今まで適当に石盤に書いたものを転写で木の板に写していた。
紙のノートに書き直そう。
「あ!颯さん、大変申し訳ないのですが、私はさっきのガラス屋さんに戻ろうと思います。」
「どうした?」
「ガラスペンが欲しいなと思って。作ってもらえないか交渉したいんです。」
「それ、俺も欲しいな。一緒に行っていいか?」
ボールペンを見かけないし、シャーペンも見かけない、万年筆は子供が持つには高価な気がして、ガラスペンならもしや?と考えてみた。
え?やっぱり高級品?
手鏡を購入したガラス店に舞い戻り、先ほど対応してくれた男性にガラスペンの相談をする。
板に転写した図解と共に、個人的に欲しいデザインについて話をすると、食い入るように図を見ていた。
失敗しても構わないので試作してもらえないかとお願いし、数日後にまた来る約束をして店を出る。
代金を先払いしようと思ったら、出来てからでいいそうだ。
数日後、再び颯と共に転移で街へ行き、ガラスのお店に向かう。
筋肉質の男性が私の顔を見ると、ぎこちなく笑ってくれた。
「こんにちは。お願いした品物を確認に来ました。」
「おう、嬢ちゃんの希望通りかどうかわからんが、試作してみたから試してくれ。」
何本か出来上がっていたので、一つずつ墨汁につけて書いてみる。
墨汁はお店の人が準備してくれた。
木の板に書いたり、持ち込んでいた紙に書いたりして試し、二本購入する。
颯も試して気に入ったものを二本購入していた。
購入後はまたあの話である。
そう、商標登録。
今回も面倒なのでガラス屋さんに丸投げしたら、数本のガラスペンをお礼として渡された。
「登録を拒否するのは何か理由があるのか?」
店を出てから颯に聞かれる。
「今の時点で子供の姿だからというのが一つ。登録に同じ名前が何度も出てきたら怪しまれそうだからというのが二つ目。私から離れたところで品物が広がって、更に進化したら嬉しいなと思うのが三つ目。そんな感じです。」
「ふはっ。そう言う事だったのか。」
「物作りより、選んで使いたい派なんですよ。」
しみじみと返事をする私を、颯は顔を背けて笑っていた。
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