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寄宿舎住まいの伝道師
運動会
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日数をかけて下流地域まで来たら、範囲も広いけれど人数も多い。
河の状態も上流と違う。
以前の世界で映像で見た時は相当酷かった。
汚物もゴミも遺体も流れる茶色い水で沐浴する姿に引きました。
現地では聖なる川で身を清められると認識しての行為なのだろうけれど、全く関係のない私から見ると汚れも罪もさらに背負いそうに見えて仕方がなかった。
また繰り返すかとげんなりしたところで、ふと思いついた。
「魔女の魔法って幻影とか幻覚を見せることは出来ませんか?」
「・・・・・・師匠と初めて会った時に使ったのがその類の魔法だったかもしれないわ。体は眠ったような状態になって、夢の中で願っていたものを見せたはず。」
ふむ。
事前にリュシーに勉強してもらい、夜になったら大規模魔法をかけてもらおうと企む。
ふっふっふ。
以前の世界では、沢山の地獄が描かれていたからね。
身を持って実感したら、通常の浄化より効果的なのではないかと考えたんですよ。
夫に先立たれ残った妻は不吉な存在とされて、焼身自殺を選ばないといけない場合もあるほど既婚女性の立場が弱かったり、児童と呼ばれる年齢の子供でさえも嫁ぐことになったり、お嫁さん一人に対して親族全員で純潔を奪う行為をするなんて話や、カップルで外出したら女性が集団暴行された報道も頻繁にあった。
お天道様が見ているよ。神様が見ているよ。
その言葉が通じない人も確実にいるので、そいう人こそ地獄を味わった方がいい。
この世界の女神だって秩序を重んじているからこそ、魔女の魔法はきっちり発揮してくれるんじゃないかと思う。
夜になり、住民達が就寝する時間になって私達は動き出す。
事前に地獄ってどんなものかを勉強したリュシーの方が、ガクブルしてます。
灯りの魔法を付け、リュシーが白く輝く髪の毛をぷちりと抜き取る。
「この地の男性に地獄の悪夢を。『infernum』(インフェルヌム)」
翌朝、げっそりと窶れて生気を失った男性陣が起きてきて、妻や娘、母親に跪いて許しを請う姿があちらこちらで見られた。
一晩で数十年分の責め苦を味わったからね。
理由を呪文のように聞きながら、極熱で焼かれて焦げるとか、針の山を登って下りてを繰り返すとか、舌を引っ張り出されて大量の釘を打ち込まれるとか、虫や蛇に囲まれて吐き出す毒や火を浴び続けるとか。
うん、とんでもない悪夢だ。
非常に大人しくなった男性陣と、不思議そうな顔をした女性達に順番に生活魔法を伝え、元気な女性達が家や道路を綺麗にし、男性陣はビクビクしながら堤防を築いていたのが印象的である。
とはいえ、悪夢は喉元過ぎれば熱さ忘れるで、時間の経過とともに戻る可能性は高い。
長年の制度や習慣って簡単に覆らないから怖いよね。
そこは時々この地域に魔女が来て浄化する事になった。
リュシーの知り合いの享楽の魔女と呼ばれる人物が、嬉々としてやってきたというのはまた別の話。
夏休みいっぱいかけて、この国の河の汚染対策が終わり、魔女に寝袋を進呈して別れる。
普段使う魔法と違う系統のものを再び見る事ができて、勉強になりました。
ついでに香辛料をたっぷりと仕入れたよ。
スパイス万歳!
カレーやタンドリーチキンが食べられるので、楽しみだ。
紅茶ももちろん仕入れました。
仕入れるにあたり、新しい機械を蓮に作ってもらって技術革新したものを受け取った。
衛生状態が整ってからの品は安心だよね。
紅茶の種類が増えて栞が大喜びしていた。
気になっていたチョコレートは、輸入品に魅了された人が製菓会社を立ち上げる話をしていたらしく、魔石を使った機器の導入や製造法の話し合いをしているらしい。
蓮と栞夫婦に任せたら、思ったよりも早くチョコレートが味わえそうで楽しみだ。
二人が関わっているなら、好みの味の品が出来上がりそう。
私の夏休みはこうして過ぎていった。
--- しのがインディで河の汚染対策をしていた時、シナの国のブトではマグニチュード八クラスの大きな地震が起きていた。
しかし、ジョーカイでは殆ど揺れなかったのか、港で話題にすらなっていなかった。
死者二万人を超える大きな災害だった。
情報を早く入手し救助や医療活動、復興に動いていたのは教会だったが、子供に情報を漏らす事は無かった。---
夏休みが終わり、秋になると運動会の季節がやってきた。
とうとう体育が必須になるのか!と覚悟していたしのだったのだが、蓋を開けて見れば遠足だと知る。
が、その遠足が同級生たちにとってはかなりハードだったようだ。
寄宿舎からハマの駅へ行って鉄道で移動し、そこから歩いてあちらこちらを見学し、また鉄道でハマへ戻って寄宿舎まで歩く。
カーチで片道二時間の道のりを強化魔法で歩いて通学したり、女子学院に通い始めた頃は通学前に一時間歩いて転移できる地域を広げたり、シナにいた頃にはとんでもない距離を移動していたしのと違って、お姉さま達はジェドやハマ周辺を歩くくらいだ。
ただ、歩いている間も『淑女として。』と何度指導された事か。
のっしのっしと歩いたら怒られるので、なるべく静かに歩きつつ進まなくてはいけない。
いつもと違う筋肉を使って、変なところが筋肉痛になったよ。
お弁当の時間が一番楽しかったように思う。
少し気の緩んだ食後の事。
「きゃーー!!」
お手洗いに出かけた人が叫びながら戻ってくる。
目を見開き、辛うじて出る声が悲鳴だけで、説明らしい説明が出来ない彼女は、小走りで私達の元へ辿り着き、がくがくと震えながら後ろを指さす。
はくはくと口を動かし、ようやく出た言葉は『刃物』と『男』だけ聞き取れる。
腰が抜けたのか彼女はそのままへたり込んだ。
女性の先生達は女生徒を集め周囲に立って警戒しながら人数を確認し、女生徒が叫びながら戻ってきた方に男性の教師が向かう。
すると、女生徒の首に左腕を回して絞めつつ引きずるように歩かせ、右手で短刀を持った男が目をギラギラさせて現れた。
「お前らいい所の娘達だろう!こいつを無事に返してほしかったら金をよこせ!」
白昼堂々と無計画そうな犯罪行為が目の前で行われている。
周囲からはひゅっと息をのむ音や、ガタガタと震える振動が伝わってきて、ちょっとしたきっかけで恐慌状態になりそうな気配だ。
私はインベントリ内に魔石が入った袋があるのを確認し、静かに立ち上がる。
先生達が目で動くなと合図するが、首を振って刃物を持った男を見る。
立ち上がった小娘を見て眉を顰める男に声を掛けた。
「あの、お金を渡したら彼女を放してもらえるんですか?」
「子供に用はねぇ!金を持っている大人に聞いてるんだ!」
お金の管理は大人がしているものとして声を荒らげる男に、メッセンジャーバックから小袋を出して見せる。
「この袋に入っている物を持って行って構いませんから、彼女を放してもらえませんか?」
言いながら男性の方にゆっくりと歩みを進める。
刃物を持った男と私の間にいた男性教師は私を止めようとする。
「危ないですから、袋は私が渡しましょう。」
その提案にふるふると首を振る。
「先生が持って行ったら相手が警戒するでしょう?私が持って行きます。大丈夫ですから、彼女がこちらに来たらよろしくお願いします。」
心配そうに両手を宙に浮かせたまま先生が私を見送る。
「その袋をよこせ!」
男が威嚇するように言うので、交渉する。
「両手が塞がっていると受け取れないでしょう?まずは彼女を放しませんか?刃物は私に向けたままで構いませんから。」
刃物を置いてでもなく、刃物を仕舞ってでもなく、私に刃先を向けたままでいいと言われ、男は女生徒の首を絞めていた腕を緩める。
女生徒はそろそろと男から離れ、私の方に向かってきたので男性教師に任せる事にし、手に持っていた袋を上に向かって放り投げた。
放物線を描いて男の元に袋が落ち、袋の中を確かめようとした瞬間、人型結界状態の私は身体強化で男の懐に頭から飛び込む。
数メートル先から突っ込んできた子供に驚き、袋の中を確かめるまもなくくの字に体を曲げて男は後ろに吹き飛ぶ。
地面に着いたところで腰を踏んで押さえ、駆け付けた男性教師にバックから取り出したロープを渡して拘束してもらった。
ふぅ。
一仕事終えたと顔を上げると、わっと周囲から歓声が上がる。
別の男性教師が警察を呼びに行き、男は引き渡された。
大変な運動会になったけれど、全員無事に寄宿舎まで戻ってくることが出来てほっとした。
翌日、女生徒二人と私と教師一人が面会室で警察と対面し、状況を説明した。
警察組織が出来ていて良かった。
ちなみに、授業の体育について。
新校舎になってから数年後には本格的に体育の授業が始まった。
健康と優美さを求めた運動で、ピアノの生演奏による婦人式体操。すなわちダンスだ。
このような授業は他に無かったようで、関係者の見学が多かったという逸話が残っている。
----------------------
いいねやエールをありがとうございます。
とても嬉しく励みになっています。
読んでくださる全ての方に感謝し、有意義なお正月を過ごせますようにと願っています。
河の状態も上流と違う。
以前の世界で映像で見た時は相当酷かった。
汚物もゴミも遺体も流れる茶色い水で沐浴する姿に引きました。
現地では聖なる川で身を清められると認識しての行為なのだろうけれど、全く関係のない私から見ると汚れも罪もさらに背負いそうに見えて仕方がなかった。
また繰り返すかとげんなりしたところで、ふと思いついた。
「魔女の魔法って幻影とか幻覚を見せることは出来ませんか?」
「・・・・・・師匠と初めて会った時に使ったのがその類の魔法だったかもしれないわ。体は眠ったような状態になって、夢の中で願っていたものを見せたはず。」
ふむ。
事前にリュシーに勉強してもらい、夜になったら大規模魔法をかけてもらおうと企む。
ふっふっふ。
以前の世界では、沢山の地獄が描かれていたからね。
身を持って実感したら、通常の浄化より効果的なのではないかと考えたんですよ。
夫に先立たれ残った妻は不吉な存在とされて、焼身自殺を選ばないといけない場合もあるほど既婚女性の立場が弱かったり、児童と呼ばれる年齢の子供でさえも嫁ぐことになったり、お嫁さん一人に対して親族全員で純潔を奪う行為をするなんて話や、カップルで外出したら女性が集団暴行された報道も頻繁にあった。
お天道様が見ているよ。神様が見ているよ。
その言葉が通じない人も確実にいるので、そいう人こそ地獄を味わった方がいい。
この世界の女神だって秩序を重んじているからこそ、魔女の魔法はきっちり発揮してくれるんじゃないかと思う。
夜になり、住民達が就寝する時間になって私達は動き出す。
事前に地獄ってどんなものかを勉強したリュシーの方が、ガクブルしてます。
灯りの魔法を付け、リュシーが白く輝く髪の毛をぷちりと抜き取る。
「この地の男性に地獄の悪夢を。『infernum』(インフェルヌム)」
翌朝、げっそりと窶れて生気を失った男性陣が起きてきて、妻や娘、母親に跪いて許しを請う姿があちらこちらで見られた。
一晩で数十年分の責め苦を味わったからね。
理由を呪文のように聞きながら、極熱で焼かれて焦げるとか、針の山を登って下りてを繰り返すとか、舌を引っ張り出されて大量の釘を打ち込まれるとか、虫や蛇に囲まれて吐き出す毒や火を浴び続けるとか。
うん、とんでもない悪夢だ。
非常に大人しくなった男性陣と、不思議そうな顔をした女性達に順番に生活魔法を伝え、元気な女性達が家や道路を綺麗にし、男性陣はビクビクしながら堤防を築いていたのが印象的である。
とはいえ、悪夢は喉元過ぎれば熱さ忘れるで、時間の経過とともに戻る可能性は高い。
長年の制度や習慣って簡単に覆らないから怖いよね。
そこは時々この地域に魔女が来て浄化する事になった。
リュシーの知り合いの享楽の魔女と呼ばれる人物が、嬉々としてやってきたというのはまた別の話。
夏休みいっぱいかけて、この国の河の汚染対策が終わり、魔女に寝袋を進呈して別れる。
普段使う魔法と違う系統のものを再び見る事ができて、勉強になりました。
ついでに香辛料をたっぷりと仕入れたよ。
スパイス万歳!
カレーやタンドリーチキンが食べられるので、楽しみだ。
紅茶ももちろん仕入れました。
仕入れるにあたり、新しい機械を蓮に作ってもらって技術革新したものを受け取った。
衛生状態が整ってからの品は安心だよね。
紅茶の種類が増えて栞が大喜びしていた。
気になっていたチョコレートは、輸入品に魅了された人が製菓会社を立ち上げる話をしていたらしく、魔石を使った機器の導入や製造法の話し合いをしているらしい。
蓮と栞夫婦に任せたら、思ったよりも早くチョコレートが味わえそうで楽しみだ。
二人が関わっているなら、好みの味の品が出来上がりそう。
私の夏休みはこうして過ぎていった。
--- しのがインディで河の汚染対策をしていた時、シナの国のブトではマグニチュード八クラスの大きな地震が起きていた。
しかし、ジョーカイでは殆ど揺れなかったのか、港で話題にすらなっていなかった。
死者二万人を超える大きな災害だった。
情報を早く入手し救助や医療活動、復興に動いていたのは教会だったが、子供に情報を漏らす事は無かった。---
夏休みが終わり、秋になると運動会の季節がやってきた。
とうとう体育が必須になるのか!と覚悟していたしのだったのだが、蓋を開けて見れば遠足だと知る。
が、その遠足が同級生たちにとってはかなりハードだったようだ。
寄宿舎からハマの駅へ行って鉄道で移動し、そこから歩いてあちらこちらを見学し、また鉄道でハマへ戻って寄宿舎まで歩く。
カーチで片道二時間の道のりを強化魔法で歩いて通学したり、女子学院に通い始めた頃は通学前に一時間歩いて転移できる地域を広げたり、シナにいた頃にはとんでもない距離を移動していたしのと違って、お姉さま達はジェドやハマ周辺を歩くくらいだ。
ただ、歩いている間も『淑女として。』と何度指導された事か。
のっしのっしと歩いたら怒られるので、なるべく静かに歩きつつ進まなくてはいけない。
いつもと違う筋肉を使って、変なところが筋肉痛になったよ。
お弁当の時間が一番楽しかったように思う。
少し気の緩んだ食後の事。
「きゃーー!!」
お手洗いに出かけた人が叫びながら戻ってくる。
目を見開き、辛うじて出る声が悲鳴だけで、説明らしい説明が出来ない彼女は、小走りで私達の元へ辿り着き、がくがくと震えながら後ろを指さす。
はくはくと口を動かし、ようやく出た言葉は『刃物』と『男』だけ聞き取れる。
腰が抜けたのか彼女はそのままへたり込んだ。
女性の先生達は女生徒を集め周囲に立って警戒しながら人数を確認し、女生徒が叫びながら戻ってきた方に男性の教師が向かう。
すると、女生徒の首に左腕を回して絞めつつ引きずるように歩かせ、右手で短刀を持った男が目をギラギラさせて現れた。
「お前らいい所の娘達だろう!こいつを無事に返してほしかったら金をよこせ!」
白昼堂々と無計画そうな犯罪行為が目の前で行われている。
周囲からはひゅっと息をのむ音や、ガタガタと震える振動が伝わってきて、ちょっとしたきっかけで恐慌状態になりそうな気配だ。
私はインベントリ内に魔石が入った袋があるのを確認し、静かに立ち上がる。
先生達が目で動くなと合図するが、首を振って刃物を持った男を見る。
立ち上がった小娘を見て眉を顰める男に声を掛けた。
「あの、お金を渡したら彼女を放してもらえるんですか?」
「子供に用はねぇ!金を持っている大人に聞いてるんだ!」
お金の管理は大人がしているものとして声を荒らげる男に、メッセンジャーバックから小袋を出して見せる。
「この袋に入っている物を持って行って構いませんから、彼女を放してもらえませんか?」
言いながら男性の方にゆっくりと歩みを進める。
刃物を持った男と私の間にいた男性教師は私を止めようとする。
「危ないですから、袋は私が渡しましょう。」
その提案にふるふると首を振る。
「先生が持って行ったら相手が警戒するでしょう?私が持って行きます。大丈夫ですから、彼女がこちらに来たらよろしくお願いします。」
心配そうに両手を宙に浮かせたまま先生が私を見送る。
「その袋をよこせ!」
男が威嚇するように言うので、交渉する。
「両手が塞がっていると受け取れないでしょう?まずは彼女を放しませんか?刃物は私に向けたままで構いませんから。」
刃物を置いてでもなく、刃物を仕舞ってでもなく、私に刃先を向けたままでいいと言われ、男は女生徒の首を絞めていた腕を緩める。
女生徒はそろそろと男から離れ、私の方に向かってきたので男性教師に任せる事にし、手に持っていた袋を上に向かって放り投げた。
放物線を描いて男の元に袋が落ち、袋の中を確かめようとした瞬間、人型結界状態の私は身体強化で男の懐に頭から飛び込む。
数メートル先から突っ込んできた子供に驚き、袋の中を確かめるまもなくくの字に体を曲げて男は後ろに吹き飛ぶ。
地面に着いたところで腰を踏んで押さえ、駆け付けた男性教師にバックから取り出したロープを渡して拘束してもらった。
ふぅ。
一仕事終えたと顔を上げると、わっと周囲から歓声が上がる。
別の男性教師が警察を呼びに行き、男は引き渡された。
大変な運動会になったけれど、全員無事に寄宿舎まで戻ってくることが出来てほっとした。
翌日、女生徒二人と私と教師一人が面会室で警察と対面し、状況を説明した。
警察組織が出来ていて良かった。
ちなみに、授業の体育について。
新校舎になってから数年後には本格的に体育の授業が始まった。
健康と優美さを求めた運動で、ピアノの生演奏による婦人式体操。すなわちダンスだ。
このような授業は他に無かったようで、関係者の見学が多かったという逸話が残っている。
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いいねやエールをありがとうございます。
とても嬉しく励みになっています。
読んでくださる全ての方に感謝し、有意義なお正月を過ごせますようにと願っています。
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