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ミラ編 IF
エミリアの結婚 IF
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エミリアが引き取られて十年経った。あれからエミール様からたまに贈り物があるけれど、私の邸には訪問されない。兄がエミール様の商会に出資したので、兄からエミール様がお元気であることしかわからない。前におっしゃったようにご結婚はされていない。商会は順調のようで、兄も増資をしたそうだ。
国王ご夫妻は評判になるほど仲睦まじく、お子様方は四人に増えている。王妃様は未だに天使のように儚く白百合のように可憐だ。王妃様を目にするたびに私は未だに嫉妬で胸を焦がす。馬鹿らしいが、エミール様に取って王妃様が忘れられない恋なら、私に取ってエミール様が忘れられない恋なのだ。
兄からずっと縁談を持ち込まれてきたが、流石に三十も半ばの女には最近はない。それでいい。私はこの恋に生きていく。
エミリアは戻ってこなかった。エミリアのためにずっとここに住んでいたが、そろそろ兄の勧める領地の別邸に行こうかと思う。兄は私を家の立て直しの犠牲にしたことを悔やみ一生面倒を見てくれるそうだ。
そんなある日エミリアの結婚式に招待したいと農園のご夫婦から手紙が来た。同じ村の果樹園の跡取りにぜひにと求められて結婚するのだと書いてあった。
残念ながらマリアンヌはすでにこの世にいない。エレナがマリアンヌの墓地を守って一人で墓地の近くで働いているそうだ。
エミリアの幸せな姿をしっかりと見てマリアンヌの墓地に参ろうと思った。マリアンヌは最後までマリアンヌの父親はエミールという名の王太子殿下だと思っていたそうだ。マリアンヌの恋も前国王陛下に恋したエレナも私もエミール様もみんな儚く散った。それでも気持ちは私のもの。本物だ。
****
エミリアの住んでいるところは王都からかなり遠方だった。エミリアはこの遠距離の移動をまだ慣れない両親に付いて行ったのだ。どんなにか心細かっただろう。
それでもエミリアは自分の力で自分の居場所を作ったのだ。しばらくすると麦が実った畑が延々と続く平野を通り過ぎた。そして白いこじんまりとした教会の前で降りた。
教会の前で十年経ったなと実感できる老い方をしたご夫婦が出迎えてくれた。二人の案内で広い庭が広がっている農家の一室に案内された。
「エミリアは明日の打ち合わせに行ってます。すぐ戻ってきますから」
「あの エミリアの結婚相手はどんな人ですか」
そう尋ねると奥さんの方が残ってくれた。
「村でも成人になるとダンスパーティーに出られるのです。もちろん貴族様のようなダンスじゃなくもっとカジュアルなダンスなんですけど、そこで結婚相手を見つける人も多いのです。そこで果樹園の跡取りのダニーに見初められあっという間に結婚が決まっちゃって。エミリアは自分は養子だから婿を取らなきゃって断ったけれど、ダニーが農園も果樹園も二人でやろうってダニーの両親も私達も口説いて決まったのよ」
「積極的な人なんですね」
「ここいらで嫁を取ろうと思ったら遠慮してたらあっという間に好きな女は他の男に掻っ攫われてしまうからねー積極的ぐらいでないと。欲しいものは欲しいって言わないと相手に伝わらない」
なんだかショックだった。私はエミール様に一度も自分を見てなんて言わなかった。遠慮して遠慮して自分の幸せを自分で見限っていた。
「そうそう ヘルマン様も招待してますから、明日までにはおいでになると思いますよ」
エミール様も招待されているのか。
「ミラ!」
すっかり大人になったエミリアが飛び込んできた。身長も私と変わらないし、女らしい身体付きになった。エレナに似ている。
「エミリア 久しぶり 結婚おめでとう!」
「ありがとう ミラ 会いたかった」
二人で腰掛けてここに来てから事を話してもらう。
「最初はね。心細くて毎晩泣いてたの。泣いてると母さんがベットに入ってきてくれてギュッと抱きしめてくれた。父さんも部屋の扉から覗いてくれてた。そんな風にしてもらった事なくて嬉しく嬉しくて母さん、父さんって普通に呼んでた。でもね。ミラのくれた“これ”本当に最後の砦だったの。駄目なら帰れる。私にはもう一つの家があるって」
そう言ってエミリアは私の持たせたお守り袋を返してくれた。
「もう 明日からダニーと新しい家を作るの。今までありがとう。ミラ」
エミリアの肩を抱いて、二人で窓の外の茜色に染まった空を見つめる。エミリアはささやくように聞いて来た。
「ねえ、ミラ、本当のお母さん元気にしてる?」
ミラの頭を抱え込み耳元に口を寄せる。
「亡くなったわ」
「いつも大きな声で叫んでる覚えしかないお母さんだけど私のお母さんだものね」
エミリアは俯いて泣いてるようだった。ミラがギュッと抱きしめるとぱっと顔を上げた。
「私のお母さんは好きな人と結ばれなかったんだよね。でも私を授けて貰えた。いいの。私がお母さんの代わりに幸せになるから。沢山子供を産んでダニーと家族になるの」
そうではないけれど、聞きたくない真実は聞く必要性はない。頷いてエミリアもう一度抱きしめる。エミリアの母が夕食だと呼びに来るまで二人で抱き合っていた。
***
晴れ上がった青い空の日はエミリアの結婚式だ。式は村の入り口の白い教会で挙げるのだそうだ。そのあと披露パーティーが新郎の果樹園で行われると聞いた。
エミリアが支度して出てくるのを待つ間教会の外で参列者はお喋りしている。私は相手もいないので教会の中の椅子に座った。後ろから懐かしい声を聞いた。
「やっぱり ミラ」
十年経ったのにあまりおかわりになってないエミール様がいらした。私だけ中年になって恥ずかしい。
「エミール様 お着きになったのですね。エミリアは今支度中です」
「本当は昨日のうちに着きたかったけれど取引があってそう言うわけにも行かなくてぎりぎりになってしまった。ミラ 元気にしていた?」
「はい お陰様で。いつも美味しいものをありがとうございます。エレナ達と美味しくいただいてます」
エミール様が隣に座る。二人で取り止めもない会話を交わす。十年会ってないなんて嘘のように穏やかな気持ちだ。エミール様の私の呼び方もミラになっている。もう嬢なんて呼ばれる歳ではないだろうけれど密かに嬉しい。
正装した人達が教会の中に着席し始めた。そこにウエディングドレスを着たエミリアが義父にエスコートされて歩いて来た。エミリアがこちらににこりと笑いかけエミリアがヴァージンロードを歩いていく。それを見つめていると涙が溢れて来る。生まれた瞬間から知っているエミリア。マリアンヌと別れて泣いていたエミリア。幸せになって。みんなの分までも。
祭壇の前でエミリアがダニーに渡されて、牧師が誓いの言葉を述べていく。
式が終わり列席者全員果樹園まで歩いていく。エミール様と二人幼い頃のエミリアの思い出話などして歩く。マリアンヌの話はしない。誰が聞いているかわからないからだ。
果樹園での披露パーティーは村の若者によるダンスパーティーになった。エミリアは嬉しげにダニーの腕の中だ。
中年組は果樹の影で二人並んでそれを眺めていた。
「エミリアが幸せになってよかった」
「本当に。この姿を目に焼き付けて墓参りに行こうと思ってます。エレナにも会いたいし」
エミール様が私の方に向いて言った。
「私も一緒に行ってもいい?」
「お仕事はいいのですか」
「十年経って任せておける人材もできたからね」
そう言って私の方に向き直り私の手をそっと握った。
「離れている間にミラが嫁いでしまったら諦めようと思っていた。けれどホーク伯からまだ一人で領地に引きこもると聞いて、言えなかった言葉を言っておきたいと思った。こんなに時間が掛かった馬鹿な男だけれど、これから一緒に生きてくれないだろうか」
何を言われたかわからなかった。エミール様の口からそんな言葉が出るわけない。呆然として返事ができなかった。
「ミラ?嫌だった?」
はっとする。そう自分の幸せは自分で気持ちを口にして出さないとつかめない。
「いいえ!いいえ!嬉しくてボーとしてしまって。嬉しいです。そんな言葉を言ってもらえる日が来るなんて夢みたいです」
エミール様はほっとしたように私の手を両手でギュッと握りしめる。
「ミラ!エミール様 踊って!」
エミリアが飛び込んできた。私達を立ち上がらせて、踊りの輪に引き摺り込む。
「ほら!踊って!」
エミール様が私の手を引き周りに合わせてステップを踏み始める。エミール様が私を抱き寄せてくれた。私は自分の幸せを自分で引き寄せる事ができたのだろう。
終
国王ご夫妻は評判になるほど仲睦まじく、お子様方は四人に増えている。王妃様は未だに天使のように儚く白百合のように可憐だ。王妃様を目にするたびに私は未だに嫉妬で胸を焦がす。馬鹿らしいが、エミール様に取って王妃様が忘れられない恋なら、私に取ってエミール様が忘れられない恋なのだ。
兄からずっと縁談を持ち込まれてきたが、流石に三十も半ばの女には最近はない。それでいい。私はこの恋に生きていく。
エミリアは戻ってこなかった。エミリアのためにずっとここに住んでいたが、そろそろ兄の勧める領地の別邸に行こうかと思う。兄は私を家の立て直しの犠牲にしたことを悔やみ一生面倒を見てくれるそうだ。
そんなある日エミリアの結婚式に招待したいと農園のご夫婦から手紙が来た。同じ村の果樹園の跡取りにぜひにと求められて結婚するのだと書いてあった。
残念ながらマリアンヌはすでにこの世にいない。エレナがマリアンヌの墓地を守って一人で墓地の近くで働いているそうだ。
エミリアの幸せな姿をしっかりと見てマリアンヌの墓地に参ろうと思った。マリアンヌは最後までマリアンヌの父親はエミールという名の王太子殿下だと思っていたそうだ。マリアンヌの恋も前国王陛下に恋したエレナも私もエミール様もみんな儚く散った。それでも気持ちは私のもの。本物だ。
****
エミリアの住んでいるところは王都からかなり遠方だった。エミリアはこの遠距離の移動をまだ慣れない両親に付いて行ったのだ。どんなにか心細かっただろう。
それでもエミリアは自分の力で自分の居場所を作ったのだ。しばらくすると麦が実った畑が延々と続く平野を通り過ぎた。そして白いこじんまりとした教会の前で降りた。
教会の前で十年経ったなと実感できる老い方をしたご夫婦が出迎えてくれた。二人の案内で広い庭が広がっている農家の一室に案内された。
「エミリアは明日の打ち合わせに行ってます。すぐ戻ってきますから」
「あの エミリアの結婚相手はどんな人ですか」
そう尋ねると奥さんの方が残ってくれた。
「村でも成人になるとダンスパーティーに出られるのです。もちろん貴族様のようなダンスじゃなくもっとカジュアルなダンスなんですけど、そこで結婚相手を見つける人も多いのです。そこで果樹園の跡取りのダニーに見初められあっという間に結婚が決まっちゃって。エミリアは自分は養子だから婿を取らなきゃって断ったけれど、ダニーが農園も果樹園も二人でやろうってダニーの両親も私達も口説いて決まったのよ」
「積極的な人なんですね」
「ここいらで嫁を取ろうと思ったら遠慮してたらあっという間に好きな女は他の男に掻っ攫われてしまうからねー積極的ぐらいでないと。欲しいものは欲しいって言わないと相手に伝わらない」
なんだかショックだった。私はエミール様に一度も自分を見てなんて言わなかった。遠慮して遠慮して自分の幸せを自分で見限っていた。
「そうそう ヘルマン様も招待してますから、明日までにはおいでになると思いますよ」
エミール様も招待されているのか。
「ミラ!」
すっかり大人になったエミリアが飛び込んできた。身長も私と変わらないし、女らしい身体付きになった。エレナに似ている。
「エミリア 久しぶり 結婚おめでとう!」
「ありがとう ミラ 会いたかった」
二人で腰掛けてここに来てから事を話してもらう。
「最初はね。心細くて毎晩泣いてたの。泣いてると母さんがベットに入ってきてくれてギュッと抱きしめてくれた。父さんも部屋の扉から覗いてくれてた。そんな風にしてもらった事なくて嬉しく嬉しくて母さん、父さんって普通に呼んでた。でもね。ミラのくれた“これ”本当に最後の砦だったの。駄目なら帰れる。私にはもう一つの家があるって」
そう言ってエミリアは私の持たせたお守り袋を返してくれた。
「もう 明日からダニーと新しい家を作るの。今までありがとう。ミラ」
エミリアの肩を抱いて、二人で窓の外の茜色に染まった空を見つめる。エミリアはささやくように聞いて来た。
「ねえ、ミラ、本当のお母さん元気にしてる?」
ミラの頭を抱え込み耳元に口を寄せる。
「亡くなったわ」
「いつも大きな声で叫んでる覚えしかないお母さんだけど私のお母さんだものね」
エミリアは俯いて泣いてるようだった。ミラがギュッと抱きしめるとぱっと顔を上げた。
「私のお母さんは好きな人と結ばれなかったんだよね。でも私を授けて貰えた。いいの。私がお母さんの代わりに幸せになるから。沢山子供を産んでダニーと家族になるの」
そうではないけれど、聞きたくない真実は聞く必要性はない。頷いてエミリアもう一度抱きしめる。エミリアの母が夕食だと呼びに来るまで二人で抱き合っていた。
***
晴れ上がった青い空の日はエミリアの結婚式だ。式は村の入り口の白い教会で挙げるのだそうだ。そのあと披露パーティーが新郎の果樹園で行われると聞いた。
エミリアが支度して出てくるのを待つ間教会の外で参列者はお喋りしている。私は相手もいないので教会の中の椅子に座った。後ろから懐かしい声を聞いた。
「やっぱり ミラ」
十年経ったのにあまりおかわりになってないエミール様がいらした。私だけ中年になって恥ずかしい。
「エミール様 お着きになったのですね。エミリアは今支度中です」
「本当は昨日のうちに着きたかったけれど取引があってそう言うわけにも行かなくてぎりぎりになってしまった。ミラ 元気にしていた?」
「はい お陰様で。いつも美味しいものをありがとうございます。エレナ達と美味しくいただいてます」
エミール様が隣に座る。二人で取り止めもない会話を交わす。十年会ってないなんて嘘のように穏やかな気持ちだ。エミール様の私の呼び方もミラになっている。もう嬢なんて呼ばれる歳ではないだろうけれど密かに嬉しい。
正装した人達が教会の中に着席し始めた。そこにウエディングドレスを着たエミリアが義父にエスコートされて歩いて来た。エミリアがこちらににこりと笑いかけエミリアがヴァージンロードを歩いていく。それを見つめていると涙が溢れて来る。生まれた瞬間から知っているエミリア。マリアンヌと別れて泣いていたエミリア。幸せになって。みんなの分までも。
祭壇の前でエミリアがダニーに渡されて、牧師が誓いの言葉を述べていく。
式が終わり列席者全員果樹園まで歩いていく。エミール様と二人幼い頃のエミリアの思い出話などして歩く。マリアンヌの話はしない。誰が聞いているかわからないからだ。
果樹園での披露パーティーは村の若者によるダンスパーティーになった。エミリアは嬉しげにダニーの腕の中だ。
中年組は果樹の影で二人並んでそれを眺めていた。
「エミリアが幸せになってよかった」
「本当に。この姿を目に焼き付けて墓参りに行こうと思ってます。エレナにも会いたいし」
エミール様が私の方に向いて言った。
「私も一緒に行ってもいい?」
「お仕事はいいのですか」
「十年経って任せておける人材もできたからね」
そう言って私の方に向き直り私の手をそっと握った。
「離れている間にミラが嫁いでしまったら諦めようと思っていた。けれどホーク伯からまだ一人で領地に引きこもると聞いて、言えなかった言葉を言っておきたいと思った。こんなに時間が掛かった馬鹿な男だけれど、これから一緒に生きてくれないだろうか」
何を言われたかわからなかった。エミール様の口からそんな言葉が出るわけない。呆然として返事ができなかった。
「ミラ?嫌だった?」
はっとする。そう自分の幸せは自分で気持ちを口にして出さないとつかめない。
「いいえ!いいえ!嬉しくてボーとしてしまって。嬉しいです。そんな言葉を言ってもらえる日が来るなんて夢みたいです」
エミール様はほっとしたように私の手を両手でギュッと握りしめる。
「ミラ!エミール様 踊って!」
エミリアが飛び込んできた。私達を立ち上がらせて、踊りの輪に引き摺り込む。
「ほら!踊って!」
エミール様が私の手を引き周りに合わせてステップを踏み始める。エミール様が私を抱き寄せてくれた。私は自分の幸せを自分で引き寄せる事ができたのだろう。
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(以下略)
私の方がおかしいんてすかね(´・ω・`)?
不思議です。
本当ですね。自分のアプリ確認しました。7/3から動きませんね。なぜなんでしょうか。最近この話しか更新して無いので確認できません。
とりあえず今日の19時明日以降7時で最終回まで投稿します。
覗きにきていただけると幸いです。