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第12話 命を狙われて――守るための再契り(R18)
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それは、穏やかな昼下がりのことだった。
私がひとりで、屋敷の中庭を歩いていたとき――
突然、背後から風を切る音がした。
「……っ!」
瞬間、地面すれすれに突き刺さったのは、細身の毒針。
鋭い針の根元には、見慣れない紫の液体が滲んでいる。
(刺されていたら……間違いなく、即死だった)
足が震える。
「レオナ!!」
名前を叫びながら、ジーク様が駆け寄ってきた。
血の気が引いたような顔で、私の腕を抱きしめ、倒れるように地面に膝をついた。
「無事か……! どこも……っ、刺されていないな……!?」
「はい……大丈夫、です……私……」
声が震えた。
でも、それよりも震えていたのは――彼だった。
「誰がやったか、すぐに探し出す。王家だろうと貴族だろうと関係ない」
「ジーク様……落ち着いてください。私は、無事なんです」
「“今は”な」
ぎゅっと抱きしめられた。
その腕は、震えるほど強く、熱かった。
「怖かった……君を失うかと思った。俺は、君がいないと、生きていけない」
その夜。
屋敷の最奥、結界で守られた寝室。
ジーク様は無言のまま私を抱き上げ、ベッドの上に運んだ。
衣服を脱がせる手はいつになく慎重で、けれど震えていた。
「今夜は、もう“子作り”でも“王命”でもない。俺のために――君を抱かせてくれ」
私は、頷く以外できなかった。
「……君の肌は、本当に綺麗だな」
舌が首筋を這い、鎖骨をなぞり、谷間に触れる。
唇がふくよかな胸に吸いつき、舌先で敏感な先端を転がす。
「んっ……ジーク、様……っ」
「この声……君の命が、俺の腕の中にある証拠だ」
彼の愛撫はいつも以上に丁寧で、触れるたびに、確かめるように囁いてくる。
「ここも……この奥も……全部、俺だけのものだ」
指が秘所に触れ、ゆっくりと濡れた蕾を探り当てる。
「ひゃっ……! ん、んぅ……んっ……!」
「まだ甘い声を聞かせろ。生きてる証を……もっと、感じさせてくれ」
私は彼の名を何度も呼んで、何度も震えた。
そして――彼の熱が、私の中へと満ちていく。
「っ、あ……はいって……きて……」
「奥まで入るぞ。君を、もう一度、身体ごと刻み込む」
深く、強く、ゆっくりと。
私の中を、熱く脈打つもので満たしてくる。
「んぁ、あっ……ジーク、さまっ……! きもち、い……!」
「大丈夫だ……全部、俺に預けてくれ」
彼は私の腰を抱き上げ、さらに奥へと突き上げる。
そのたびに身体が跳ね、声が漏れ、心が満たされていく。
「もう……だめ、わたし、なにか……!」
「イけ。俺の腕の中で、何度でも」
その言葉と同時に、私は絶頂に引きずり込まれた。
身体の奥に、彼の熱が注がれる。
それは、命を繋ぐ儀式ではなく――
愛を繋ぐ、命がけの“再契り”。
「もう二度と、離さない。お前は俺のもので――俺だけの妃だ」
その言葉が、私の全身を貫いて、優しく震わせた。
(続く)
私がひとりで、屋敷の中庭を歩いていたとき――
突然、背後から風を切る音がした。
「……っ!」
瞬間、地面すれすれに突き刺さったのは、細身の毒針。
鋭い針の根元には、見慣れない紫の液体が滲んでいる。
(刺されていたら……間違いなく、即死だった)
足が震える。
「レオナ!!」
名前を叫びながら、ジーク様が駆け寄ってきた。
血の気が引いたような顔で、私の腕を抱きしめ、倒れるように地面に膝をついた。
「無事か……! どこも……っ、刺されていないな……!?」
「はい……大丈夫、です……私……」
声が震えた。
でも、それよりも震えていたのは――彼だった。
「誰がやったか、すぐに探し出す。王家だろうと貴族だろうと関係ない」
「ジーク様……落ち着いてください。私は、無事なんです」
「“今は”な」
ぎゅっと抱きしめられた。
その腕は、震えるほど強く、熱かった。
「怖かった……君を失うかと思った。俺は、君がいないと、生きていけない」
その夜。
屋敷の最奥、結界で守られた寝室。
ジーク様は無言のまま私を抱き上げ、ベッドの上に運んだ。
衣服を脱がせる手はいつになく慎重で、けれど震えていた。
「今夜は、もう“子作り”でも“王命”でもない。俺のために――君を抱かせてくれ」
私は、頷く以外できなかった。
「……君の肌は、本当に綺麗だな」
舌が首筋を這い、鎖骨をなぞり、谷間に触れる。
唇がふくよかな胸に吸いつき、舌先で敏感な先端を転がす。
「んっ……ジーク、様……っ」
「この声……君の命が、俺の腕の中にある証拠だ」
彼の愛撫はいつも以上に丁寧で、触れるたびに、確かめるように囁いてくる。
「ここも……この奥も……全部、俺だけのものだ」
指が秘所に触れ、ゆっくりと濡れた蕾を探り当てる。
「ひゃっ……! ん、んぅ……んっ……!」
「まだ甘い声を聞かせろ。生きてる証を……もっと、感じさせてくれ」
私は彼の名を何度も呼んで、何度も震えた。
そして――彼の熱が、私の中へと満ちていく。
「っ、あ……はいって……きて……」
「奥まで入るぞ。君を、もう一度、身体ごと刻み込む」
深く、強く、ゆっくりと。
私の中を、熱く脈打つもので満たしてくる。
「んぁ、あっ……ジーク、さまっ……! きもち、い……!」
「大丈夫だ……全部、俺に預けてくれ」
彼は私の腰を抱き上げ、さらに奥へと突き上げる。
そのたびに身体が跳ね、声が漏れ、心が満たされていく。
「もう……だめ、わたし、なにか……!」
「イけ。俺の腕の中で、何度でも」
その言葉と同時に、私は絶頂に引きずり込まれた。
身体の奥に、彼の熱が注がれる。
それは、命を繋ぐ儀式ではなく――
愛を繋ぐ、命がけの“再契り”。
「もう二度と、離さない。お前は俺のもので――俺だけの妃だ」
その言葉が、私の全身を貫いて、優しく震わせた。
(続く)
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