冷酷なアルファ(氷の将軍)に嫁いだオメガ、実はめちゃくちゃ愛されていた。

水凪しおん

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登場人物紹介

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ユアン・セレーネ
    小国セレーネ王国のオメガの第一王子。陽だまりのような金色の髪と、澄んだ湖のような青い瞳を持つ。穏やかで心優しい性格だが、争いを好まないが故に気弱に見られる自分に、長年コンプレックスを抱いている。母から教わったハーブの知識が豊富で、彼の淹れる茶は人の心を安らげる不思議な力を持つ。国の平和のための「生贄」として、ガレリア帝国の将軍クロヴィスに嫁ぐ。

クロヴィス・ガレリア
    強大なガレリア帝国のアルファの将軍。その冷徹さと戦場での圧倒的な強さから「氷の将軍」と敵味方双方に恐れられている。夜の闇を溶かしたような黒髪と、凍てつく冬空のような灰色の瞳が特徴。皇帝に絶対の忠誠を誓っているが、その瞳の奥には誰にも明かさぬ深い孤独と複雑な過去を隠している。感情を表に出すのが極端に苦手で、言葉足らずな不器用な男。

宰相オルバン
    ガレリア帝国の宰相。常に柔和な笑みを浮かべているが、その裏では帝国を我が物にせんと目論む野心家。軍部の実権を握り、皇帝からの信頼も厚いクロヴィスを目の上のこぶと見なし、失脚させる機会を虎視眈々と狙っている。

リオ
    クロヴィスの忠実な副官を務めるベータ。クロヴィスが無愛想な言葉の裏に隠している本質や優しさを理解している数少ない人物の一人。主君のためなら己の身を危険に晒すことも厭わない、忠誠心に厚い青年。
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