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第1話「血の通わない婚礼」
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セレーネ王国を包む空気は、春の訪れを告げる花の香りで満ちていた。しかし、第一王子であるユアン・セレーネの心は、凍てつく冬の荒野に取り残されたままだった。強大な隣国、ガレリア帝国との長きにわたる緊張関係に終止符を打つ和平協定。その条件として、ユアンは帝国の将軍、クロヴィス・ガレリアに嫁ぐことになったのだ。
「国のための、栄誉あるご決断です」
父である国王は、苦渋に満ちた顔でそう言った。だが、ユアンには分かっていた。これは婚礼という名の、美しい生贄なのだと。セレーネという小さな国を守るための、たった一人の供物。それが自分に課せられた最後の役目だった。
相手は、「氷の将軍」とまで呼ばれる男。戦場では鬼神のごとき働きを見せ、その瞳に映るものは全て凍りつかせるという。血も涙もない、冷酷非情なアルファ。そんな男の番となり、世継ぎを産む。考えただけで、ユアンは身の毛がよだつ思いだった。しかし、彼の選択に否という言葉は許されない。泣きじゃくる母や妹たちに気丈に微笑みかけ、ユアンは豪華な輿に乗せられ、生まれ育った故郷を後にした。
ガレリア帝国の帝都は、セレーネののどかな風景とは何もかもが違っていた。天を衝くようにそびえ立つ黒い城壁、整然と並ぶ壮麗な石造りの建物、そして道行く人々の纏う厳格な空気。全てがユアンを圧倒し、彼の心をさらに縮こまらせた。
与えられた城は、将軍の居城というだけあって、息を呑むほどに壮麗だった。磨き上げられた大理石の床、天井から吊るされた巨大な水晶のシャンデリア、壁一面に飾られた武勲を示す絵画。だが、そのどれもが冷たく、ユアンを歓迎しているようには思えなかった。まるで美しい鳥かごだ、と彼は思った。
婚礼の日は、雲一つない晴天だった。用意された純白の婚礼衣装は、最高級の絹と銀糸で織られ、陽の光を浴びてきらきらと輝いている。しかし、その輝きはユアンの絶望をより一層際立たせるだけだった。
神殿に響き渡る厳かなパイプオルガンの音色の中、ユアンは生まれて初めて、夫となる男の姿を間近で見た。
クロヴィス・ガレリア。
夜の闇を溶かしたような艶やかな黒髪。彫刻のように整った顔立ちは、噂に違わぬ美しさだ。だが、その凍てつく冬空を思わせる灰色の瞳は、ユアンの存在などないかのように、真っ直ぐ正面の神官だけを見つめている。背筋は鋼のように伸び、その全身から放たれる威圧感は、ユアンの呼吸さえも奪い去るかのようだった。
誓いの言葉を述べる間も、指輪を交換する間も、クロヴィスがユアンに視線を向けることは一度もなかった。彼の指先は氷のように冷たく、触れた瞬間、ユアンは思わず身を震わせた。それは、これから始まる地獄のような日々を暗示しているかのようだった。
壮麗ながらも、誰の心も通わない婚礼の儀式が終わり、祝宴が始まった。帝国の貴族たちが代わる代わる挨拶に訪れるが、彼らの目に浮かぶのは好奇と、小国から来た哀れなオメガへの侮蔑の色だった。クロヴィスはそんな貴族たちに無愛想に頷くだけで、ユアンを庇う素振りも見せない。ユアンはただ、人形のように微笑みを浮かべ、早くこの時間が過ぎ去ることだけを願っていた。
どれほどの時間が経っただろうか。ようやく宴が終わり、ユアンは侍女たちに導かれて初夜の閨へと案内された。贅を尽くした豪奢な寝室。天蓋付きの巨大なベッドが、これから起こるであろう屈辱を待ち構えているかのように鎮座している。
緊張で指先が氷のように冷たくなっていく。これがオメガとしての定めなのだと、自分に何度も言い聞かせた。国の為なのだ、と。
やがて、重い扉が開く音がして、クロヴィスが部屋に入ってきた。祝宴で飲んだ酒の匂いはせず、その足取りに乱れはない。彼はユアンを一瞥すると、何の感情も浮かばない声で言った。
「脱げ」
短い、命令だった。ユアンの心臓がどきりと跳ねる。だが、逆らうことなどできない。震える指で、複雑な婚礼衣装の紐を一つ一つ解いていく。背中の紐が上手く解けずにもたついていると、クロヴィスの苛立ったような舌打ちが聞こえた。
「まだか」
「も、申し訳ありません……」
涙が滲みそうになるのを、必死でこらえる。ようやく衣装を脱ぎ捨て、薄い絹の衣一枚になったユアンは、クロヴィスの前に身を晒した。クロヴィスは、まるで品定めでもするかのように、ユアンの全身を上から下まで無遠慮に眺めた。その視線に、ユアンは肌を焼かれるような羞恥を覚えた。
「……貧相な体だな」
吐き捨てるように言われ、ユアンの心は鋭い刃物で切りつけられたように痛んだ。それでも、彼は唇を固く結び、耐える。
クロヴィスはベッドに腰かけると、ユアンを手招きした。ユアンは、屠殺場に引かれていく羊のような気持ちで、彼の側へとおずおずと歩み寄る。
しかし、クロヴィスはユアンを抱き寄せるでもなく、ただ冷たい声で告げた。
「勘違いするな。私がお前を娶ったのは、皇帝陛下の御命令だからだ。そして、お前の役目は、ただ一つ」
クロヴィスは、そこで言葉を切った。そして、氷のような灰色の瞳でユアンを射抜く。
「帝国のために、アルファの世継ぎを産むことだ。それ以上でも、それ以下でもない」
その言葉は、ユアンの最後の希望を無慈悲に打ち砕いた。彼は、一人の人間としてではなく、子を産むための『道具』としてここに連れてこられたのだ。愛されることも、慈しまれることもない。ただ、世継ぎという結果だけを求められる存在。
「分かったか」
「……はい」
か細い声で答えるのが精一杯だった。クロヴィスは満足したのか、興味を失ったようにふいと顔を背けた。
「今夜は何もしない。疲れているだろう。さっさと寝ろ」
そう言うと、彼はユアンに背を向け、ベッドの端に横になってしまった。あっという間に、規則正しい寝息が聞こえ始める。
広いベッドの反対側で、ユアンは身を縮こまらせた。クロヴィスは本当に、ユアンに指一本触れようとしなかった。抱かれる覚悟はしていた。むしろ、早く義務を果たしてしまいたいとさえ思っていた。だが、この完全な無関心は、暴力よりも深くユアンの心を傷つけた。
自分は、この冷たい城で、この冷たい男の隣で、心を殺して生きていくのだ。愛されることを夢見た、かつての自分が馬鹿だったのだ。
暗闇の中、ユアンは声を殺して泣いた。頬を伝う涙は、まるで血のように熱かった。それは、血の通わない婚礼の夜に流された、最初の絶望の涙だった。
「国のための、栄誉あるご決断です」
父である国王は、苦渋に満ちた顔でそう言った。だが、ユアンには分かっていた。これは婚礼という名の、美しい生贄なのだと。セレーネという小さな国を守るための、たった一人の供物。それが自分に課せられた最後の役目だった。
相手は、「氷の将軍」とまで呼ばれる男。戦場では鬼神のごとき働きを見せ、その瞳に映るものは全て凍りつかせるという。血も涙もない、冷酷非情なアルファ。そんな男の番となり、世継ぎを産む。考えただけで、ユアンは身の毛がよだつ思いだった。しかし、彼の選択に否という言葉は許されない。泣きじゃくる母や妹たちに気丈に微笑みかけ、ユアンは豪華な輿に乗せられ、生まれ育った故郷を後にした。
ガレリア帝国の帝都は、セレーネののどかな風景とは何もかもが違っていた。天を衝くようにそびえ立つ黒い城壁、整然と並ぶ壮麗な石造りの建物、そして道行く人々の纏う厳格な空気。全てがユアンを圧倒し、彼の心をさらに縮こまらせた。
与えられた城は、将軍の居城というだけあって、息を呑むほどに壮麗だった。磨き上げられた大理石の床、天井から吊るされた巨大な水晶のシャンデリア、壁一面に飾られた武勲を示す絵画。だが、そのどれもが冷たく、ユアンを歓迎しているようには思えなかった。まるで美しい鳥かごだ、と彼は思った。
婚礼の日は、雲一つない晴天だった。用意された純白の婚礼衣装は、最高級の絹と銀糸で織られ、陽の光を浴びてきらきらと輝いている。しかし、その輝きはユアンの絶望をより一層際立たせるだけだった。
神殿に響き渡る厳かなパイプオルガンの音色の中、ユアンは生まれて初めて、夫となる男の姿を間近で見た。
クロヴィス・ガレリア。
夜の闇を溶かしたような艶やかな黒髪。彫刻のように整った顔立ちは、噂に違わぬ美しさだ。だが、その凍てつく冬空を思わせる灰色の瞳は、ユアンの存在などないかのように、真っ直ぐ正面の神官だけを見つめている。背筋は鋼のように伸び、その全身から放たれる威圧感は、ユアンの呼吸さえも奪い去るかのようだった。
誓いの言葉を述べる間も、指輪を交換する間も、クロヴィスがユアンに視線を向けることは一度もなかった。彼の指先は氷のように冷たく、触れた瞬間、ユアンは思わず身を震わせた。それは、これから始まる地獄のような日々を暗示しているかのようだった。
壮麗ながらも、誰の心も通わない婚礼の儀式が終わり、祝宴が始まった。帝国の貴族たちが代わる代わる挨拶に訪れるが、彼らの目に浮かぶのは好奇と、小国から来た哀れなオメガへの侮蔑の色だった。クロヴィスはそんな貴族たちに無愛想に頷くだけで、ユアンを庇う素振りも見せない。ユアンはただ、人形のように微笑みを浮かべ、早くこの時間が過ぎ去ることだけを願っていた。
どれほどの時間が経っただろうか。ようやく宴が終わり、ユアンは侍女たちに導かれて初夜の閨へと案内された。贅を尽くした豪奢な寝室。天蓋付きの巨大なベッドが、これから起こるであろう屈辱を待ち構えているかのように鎮座している。
緊張で指先が氷のように冷たくなっていく。これがオメガとしての定めなのだと、自分に何度も言い聞かせた。国の為なのだ、と。
やがて、重い扉が開く音がして、クロヴィスが部屋に入ってきた。祝宴で飲んだ酒の匂いはせず、その足取りに乱れはない。彼はユアンを一瞥すると、何の感情も浮かばない声で言った。
「脱げ」
短い、命令だった。ユアンの心臓がどきりと跳ねる。だが、逆らうことなどできない。震える指で、複雑な婚礼衣装の紐を一つ一つ解いていく。背中の紐が上手く解けずにもたついていると、クロヴィスの苛立ったような舌打ちが聞こえた。
「まだか」
「も、申し訳ありません……」
涙が滲みそうになるのを、必死でこらえる。ようやく衣装を脱ぎ捨て、薄い絹の衣一枚になったユアンは、クロヴィスの前に身を晒した。クロヴィスは、まるで品定めでもするかのように、ユアンの全身を上から下まで無遠慮に眺めた。その視線に、ユアンは肌を焼かれるような羞恥を覚えた。
「……貧相な体だな」
吐き捨てるように言われ、ユアンの心は鋭い刃物で切りつけられたように痛んだ。それでも、彼は唇を固く結び、耐える。
クロヴィスはベッドに腰かけると、ユアンを手招きした。ユアンは、屠殺場に引かれていく羊のような気持ちで、彼の側へとおずおずと歩み寄る。
しかし、クロヴィスはユアンを抱き寄せるでもなく、ただ冷たい声で告げた。
「勘違いするな。私がお前を娶ったのは、皇帝陛下の御命令だからだ。そして、お前の役目は、ただ一つ」
クロヴィスは、そこで言葉を切った。そして、氷のような灰色の瞳でユアンを射抜く。
「帝国のために、アルファの世継ぎを産むことだ。それ以上でも、それ以下でもない」
その言葉は、ユアンの最後の希望を無慈悲に打ち砕いた。彼は、一人の人間としてではなく、子を産むための『道具』としてここに連れてこられたのだ。愛されることも、慈しまれることもない。ただ、世継ぎという結果だけを求められる存在。
「分かったか」
「……はい」
か細い声で答えるのが精一杯だった。クロヴィスは満足したのか、興味を失ったようにふいと顔を背けた。
「今夜は何もしない。疲れているだろう。さっさと寝ろ」
そう言うと、彼はユアンに背を向け、ベッドの端に横になってしまった。あっという間に、規則正しい寝息が聞こえ始める。
広いベッドの反対側で、ユアンは身を縮こまらせた。クロヴィスは本当に、ユアンに指一本触れようとしなかった。抱かれる覚悟はしていた。むしろ、早く義務を果たしてしまいたいとさえ思っていた。だが、この完全な無関心は、暴力よりも深くユアンの心を傷つけた。
自分は、この冷たい城で、この冷たい男の隣で、心を殺して生きていくのだ。愛されることを夢見た、かつての自分が馬鹿だったのだ。
暗闇の中、ユアンは声を殺して泣いた。頬を伝う涙は、まるで血のように熱かった。それは、血の通わない婚礼の夜に流された、最初の絶望の涙だった。
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