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第4話「夕暮れと不器用な手」
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煌都の治安を担う軍の兵舎。その一角にある執務室で、李翔は山積みになった書類と睨み合っていた。
窓の外には、幾重にも重なる瓦屋根と、遠くに見える巨大な城壁が広がっている。空はすでに朱色に染まり始め、夕暮れの近づきを告げていた。
羽ペンを置き、凝り固まった首を回した。
「少校、随分と仕事の進みが早いですね。最近、何か良いことでもありましたか」
隣の机で書類の整理をしていた同僚の軍官が、からかうような口調で声をかけてきた。
少し驚いて同僚の顔を見た。
「そうか? 自分ではいつも通りだと思っていたが」
「いえいえ、以前の少校はもっと眉間に深いしわを寄せて、世界中の不幸を背負ったような顔で仕事をしていましたよ。最近はどこか憑き物が落ちたというか、空気が穏やかです」
同僚の言葉に、小さく苦笑した。
自覚はあった。ここ数日、心にはかつてないほどの静かな凪が訪れていた。あの薄暗い裏路地の占い所に通い始めてからというもの、長年縛り付けていた得体の知れない焦燥感が嘘のように薄れていたのだ。
『彼のおかげだな』
脳裏に、冷ややかな瞳を持った美しい青年、紫苑の顔が浮かんだ。
いつも冷たく、時には突き放すような厳しい言葉を投げてくる。今朝も、別の女性を紹介するなどと言われ、つい声を荒げてしまった。しかし、言葉の裏に隠されたひどく臆病で繊細な心に気づき始めていた。
人を遠ざけようと必死になっているが、持ち込んだ肉饅頭を食べる時のわずかに緩んだ表情や、視線をさまよわせる時の長いまつ毛の震えは、本来持っている温かい人間性を隠しきれていなかった。
「……少し、出かけてくる」
立ち上がり、椅子に掛けてあった軍服の上着を羽織った。
「もう非番の時間ですから構いませんが、また裏町のパトロールですか?」
「あぁ、そんなところだ」
同僚の詮索を適当にかわし、足早に執務室を後にした。
***
兵舎を出ると、夕暮れの冷たい風が頬を撫でた。
煌都の通りは、家路を急ぐ人々と、これから夜の商売を始める人々が行き交い、独特の熱気と喧騒に包まれていた。人波を縫うようにして、迷うことなく複雑な裏路地へと足を踏み入れた。
大通りの騒音が次第に遠ざかり、石畳の湿った匂いと古い木造建築の香りが濃くなっていく。
歩きながら、ふと、幼い頃の記憶を思い返していた。
あれは、煌都で行われた大きな祭りの夜だった。当時まだ七歳だった頃、人混みの中で両親とはぐれ、見知らぬ暗い路地裏で泣きじゃくっていた。
心細さと恐怖で泣き叫ぶ前に現れたのは、少し年上の、美しい顔立ちをした少年だった。
少年はしゃがみ込み、小さな手で頭を優しくなでてくれた。そして、自分の持っていた甘い飴細工を差し出し、「泣かないで」と静かな声で慰めてくれたのだ。
その少年の顔は時の流れとともにぼやけてしまい、今でははっきりと思い出すことができない。しかし、頭をなでてくれた手の温かさと、彼が纏っていた静かで澄んだ空気だけは深く刻み込まれていた。
長年探し求めていた「忘れられない人」とは、その少年のことだった。
『もう、過去の幻影を探すのはやめたはずだ』
小さく頭を振り、記憶を振り払った。
あの少年に再会できなくてもいい。今目の前にいる紫苑という一人の人間をもっと知りたいという強い思いがあった。
放つ冷涼な空気と、時折見せる無防備な表情。抱えている孤独の深さが、心を強く惹きつけてやまない。
気づけば、店の前に到着していた。
古びた扉の隙間から、わずかにランプの温かい光が漏れている。大きく深呼吸をし、朝の失礼を謝らなければと決意して、真鍮の鈴を鳴らした。
カラン、という音が響き、扉を開ける。
店内には、薬草を燃やしたような微かな香りが漂っていた。机に向かい、古い書物に目を通していたが、扉の音に顔を上げた。
姿を認めた瞬間、細い眉が微かに寄った。
「……また、来たのですか」
声には明らかな警戒が混じっていた。
「朝の非礼を詫びたくて来た」
帽子を取り、深く頭を下げた。
「勝手に怒りを露わにし、不快な思いをさせてすまなかった。あなたの提案は私を思ってのことだったのだろうに、私の器が小さかった」
本から視線を外し、信じられないものを見るような目で見つめた。
「謝る必要はありません。私が余計なことを言っただけですから」
声は冷たかったが、その奥にはわずかな戸惑いが滲んでいた。本気で怒って、もう二度と来ないと思っていたのだろう。
顔を上げ、目を真っすぐに見つめた。
「許してもらえるだろうか。もし許してもらえるなら、今日買ってきたこの茶菓子を一緒に食べてくれないか」
手に持っていた小さな紙箱を、机の上にそっと置いた。中には、煌都で人気の高い上品な焼き菓子が入っているはずだ。
紙箱と顔を交互に見比べ、やがて深く、本当に深い深呼吸をした。
「……あなたは、本当に呆れるほど頑固ですね」
それは呆れ声だったが、朝のような氷のような冷たさは消えていた。本を閉じ、立ち上がって茶の準備を始めた。
ほっと胸をなでおろし、いつもの丸椅子に腰を下ろした。
茶器にお湯を注ぐ様子を、静かに見守った。細く白い指先が急須を傾け、琥珀色の液体が器に満たされていく。流れるような所作の美しさに、思わず見惚れてしまった。
ふと、動くたびに、薬草の匂いの奥から、微かに甘く切ない香りが漂ってくるのを感じた。
春の夜に咲く花のような、ひどく感覚を狂わせる甘い匂いだった。心臓が理由もなく大きく跳ねた。体の奥底で何か熱い衝動が目覚めそうになるのを感じる。
『なんだ、この香りは』
オメガの生態について深い知識を持っていなかったし、薬で香りを抑え込んでいることなど知る由もなかった。ただ、存在そのものが理性を静かに溶かしていくような感覚を覚えた。
しかし、すぐにその熱を理性の底へと押し込めた。静寂を乱すような真似は絶対に許されないと自分を戒めたのだ。
「お茶が入りました。お菓子も、いただきます」
器と菓子皿が前に並べられた。
「ありがとう。良い香りだ」
お茶をすすり、ほっと息をついた。
店内を見回すと、部屋の隅にある生け花の水が少し濁っていることに気がついた。
「紫苑殿、あの花瓶の水、替えようか。少し重そうだが」
「え? いえ、結構です。自分でやりますから」
慌てて立ち上がろうとしたが、それより早く動き、花瓶を軽々と持ち上げた。両手で抱えなければならない重い陶器の花瓶も、鍛え上げられた腕には造作もないことだった。
「どこへ水を捨てればいい?」
「……裏口の横に水場があります」
諦めたようにため息をつき、道を示した。
花瓶の水を替え、丁寧に元の場所へと戻した。不器用ながらも、負担を少しでも減らしたいという純粋な思いからの行動だった。
「助かりました。……ありがとうございます」
小さな声で言った。その頬がわずかに赤らんでいるのを、ランプの光が照らし出していた。
胸に、かつてないほどの温かい感情が広がっていく。
この繊細で美しい人を、不器用な手で構わないから、ずっと守り続けたい。心の中で、そんな思いが確かな輪郭を持ち始めていた。
窓の外には、幾重にも重なる瓦屋根と、遠くに見える巨大な城壁が広がっている。空はすでに朱色に染まり始め、夕暮れの近づきを告げていた。
羽ペンを置き、凝り固まった首を回した。
「少校、随分と仕事の進みが早いですね。最近、何か良いことでもありましたか」
隣の机で書類の整理をしていた同僚の軍官が、からかうような口調で声をかけてきた。
少し驚いて同僚の顔を見た。
「そうか? 自分ではいつも通りだと思っていたが」
「いえいえ、以前の少校はもっと眉間に深いしわを寄せて、世界中の不幸を背負ったような顔で仕事をしていましたよ。最近はどこか憑き物が落ちたというか、空気が穏やかです」
同僚の言葉に、小さく苦笑した。
自覚はあった。ここ数日、心にはかつてないほどの静かな凪が訪れていた。あの薄暗い裏路地の占い所に通い始めてからというもの、長年縛り付けていた得体の知れない焦燥感が嘘のように薄れていたのだ。
『彼のおかげだな』
脳裏に、冷ややかな瞳を持った美しい青年、紫苑の顔が浮かんだ。
いつも冷たく、時には突き放すような厳しい言葉を投げてくる。今朝も、別の女性を紹介するなどと言われ、つい声を荒げてしまった。しかし、言葉の裏に隠されたひどく臆病で繊細な心に気づき始めていた。
人を遠ざけようと必死になっているが、持ち込んだ肉饅頭を食べる時のわずかに緩んだ表情や、視線をさまよわせる時の長いまつ毛の震えは、本来持っている温かい人間性を隠しきれていなかった。
「……少し、出かけてくる」
立ち上がり、椅子に掛けてあった軍服の上着を羽織った。
「もう非番の時間ですから構いませんが、また裏町のパトロールですか?」
「あぁ、そんなところだ」
同僚の詮索を適当にかわし、足早に執務室を後にした。
***
兵舎を出ると、夕暮れの冷たい風が頬を撫でた。
煌都の通りは、家路を急ぐ人々と、これから夜の商売を始める人々が行き交い、独特の熱気と喧騒に包まれていた。人波を縫うようにして、迷うことなく複雑な裏路地へと足を踏み入れた。
大通りの騒音が次第に遠ざかり、石畳の湿った匂いと古い木造建築の香りが濃くなっていく。
歩きながら、ふと、幼い頃の記憶を思い返していた。
あれは、煌都で行われた大きな祭りの夜だった。当時まだ七歳だった頃、人混みの中で両親とはぐれ、見知らぬ暗い路地裏で泣きじゃくっていた。
心細さと恐怖で泣き叫ぶ前に現れたのは、少し年上の、美しい顔立ちをした少年だった。
少年はしゃがみ込み、小さな手で頭を優しくなでてくれた。そして、自分の持っていた甘い飴細工を差し出し、「泣かないで」と静かな声で慰めてくれたのだ。
その少年の顔は時の流れとともにぼやけてしまい、今でははっきりと思い出すことができない。しかし、頭をなでてくれた手の温かさと、彼が纏っていた静かで澄んだ空気だけは深く刻み込まれていた。
長年探し求めていた「忘れられない人」とは、その少年のことだった。
『もう、過去の幻影を探すのはやめたはずだ』
小さく頭を振り、記憶を振り払った。
あの少年に再会できなくてもいい。今目の前にいる紫苑という一人の人間をもっと知りたいという強い思いがあった。
放つ冷涼な空気と、時折見せる無防備な表情。抱えている孤独の深さが、心を強く惹きつけてやまない。
気づけば、店の前に到着していた。
古びた扉の隙間から、わずかにランプの温かい光が漏れている。大きく深呼吸をし、朝の失礼を謝らなければと決意して、真鍮の鈴を鳴らした。
カラン、という音が響き、扉を開ける。
店内には、薬草を燃やしたような微かな香りが漂っていた。机に向かい、古い書物に目を通していたが、扉の音に顔を上げた。
姿を認めた瞬間、細い眉が微かに寄った。
「……また、来たのですか」
声には明らかな警戒が混じっていた。
「朝の非礼を詫びたくて来た」
帽子を取り、深く頭を下げた。
「勝手に怒りを露わにし、不快な思いをさせてすまなかった。あなたの提案は私を思ってのことだったのだろうに、私の器が小さかった」
本から視線を外し、信じられないものを見るような目で見つめた。
「謝る必要はありません。私が余計なことを言っただけですから」
声は冷たかったが、その奥にはわずかな戸惑いが滲んでいた。本気で怒って、もう二度と来ないと思っていたのだろう。
顔を上げ、目を真っすぐに見つめた。
「許してもらえるだろうか。もし許してもらえるなら、今日買ってきたこの茶菓子を一緒に食べてくれないか」
手に持っていた小さな紙箱を、机の上にそっと置いた。中には、煌都で人気の高い上品な焼き菓子が入っているはずだ。
紙箱と顔を交互に見比べ、やがて深く、本当に深い深呼吸をした。
「……あなたは、本当に呆れるほど頑固ですね」
それは呆れ声だったが、朝のような氷のような冷たさは消えていた。本を閉じ、立ち上がって茶の準備を始めた。
ほっと胸をなでおろし、いつもの丸椅子に腰を下ろした。
茶器にお湯を注ぐ様子を、静かに見守った。細く白い指先が急須を傾け、琥珀色の液体が器に満たされていく。流れるような所作の美しさに、思わず見惚れてしまった。
ふと、動くたびに、薬草の匂いの奥から、微かに甘く切ない香りが漂ってくるのを感じた。
春の夜に咲く花のような、ひどく感覚を狂わせる甘い匂いだった。心臓が理由もなく大きく跳ねた。体の奥底で何か熱い衝動が目覚めそうになるのを感じる。
『なんだ、この香りは』
オメガの生態について深い知識を持っていなかったし、薬で香りを抑え込んでいることなど知る由もなかった。ただ、存在そのものが理性を静かに溶かしていくような感覚を覚えた。
しかし、すぐにその熱を理性の底へと押し込めた。静寂を乱すような真似は絶対に許されないと自分を戒めたのだ。
「お茶が入りました。お菓子も、いただきます」
器と菓子皿が前に並べられた。
「ありがとう。良い香りだ」
お茶をすすり、ほっと息をついた。
店内を見回すと、部屋の隅にある生け花の水が少し濁っていることに気がついた。
「紫苑殿、あの花瓶の水、替えようか。少し重そうだが」
「え? いえ、結構です。自分でやりますから」
慌てて立ち上がろうとしたが、それより早く動き、花瓶を軽々と持ち上げた。両手で抱えなければならない重い陶器の花瓶も、鍛え上げられた腕には造作もないことだった。
「どこへ水を捨てればいい?」
「……裏口の横に水場があります」
諦めたようにため息をつき、道を示した。
花瓶の水を替え、丁寧に元の場所へと戻した。不器用ながらも、負担を少しでも減らしたいという純粋な思いからの行動だった。
「助かりました。……ありがとうございます」
小さな声で言った。その頬がわずかに赤らんでいるのを、ランプの光が照らし出していた。
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