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ハヤトの新しい仕事
第20話 新しい就職先
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ハヤトは鉄村グループ本社ビルの正面玄関を見上げていた。高層ビルの青い窓ガラスは秋の陽光を反射し、まるで巨大な鏡のように空を映している。彼は一瞬、自分がこんな場所に呼ばれることになるとは思ってもみなかったと感じた。
「ラフな格好で大丈夫だって言われたけど……」
ハヤトは自分の服装——ジーンズにカジュアルなジャケット——を見下ろし、不安げに呟いた。このような高級オフィスビルに入るには、やはりスーツが適切なのではないかという疑問が湧いてくる。
周りを歩いている人たちは、皆が高級そうなスーツを着こなしていた。そんな中で自分は浮いているよなと思いながら、ビルの中に入っていく。
エントランスホールは予想通りの豪華さで、大理石の床が彼の足音を反響させる。天井まで届きそうな観葉植物が配置され、壁には鉄村グループの歴史を物語る写真やアートが飾られていた。受付カウンターに向かうと、優雅なスーツ姿の女性が微笑みかけた。
「佐藤隼人と申します。鉄村剛との約束があるのですが……」
ハヤトは少し緊張気味に名前を告げた。
「お待ちしておりました、佐藤様」
受付の女性は、まるで彼の訪問が当然のことであるかのように丁寧に応対する。
「こちらの一時入館証をお受け取りください。14階の特別会議室に案内しますね」
「あ、はい。お願いします」
渡された一時入館証を首から下げ、案内してくれるという女性の後ろについていく。高層エレベーターに乗り込むと、ハヤトは静かに昇っていくエレベーターの中で、剛が自分を呼び出した理由について考えていた。
前回の海外での仕事は色々あったが、とりあえず成功でいいはず。また何か手伝ってほしいことでもあるのだろうか。
14階で降り、案内に従って廊下を進むと、「特別会議室3」と書かれたドアに辿り着いた。
「こちらで、しばらくお待ち下さい」
「わかりました」
部屋に入ると、応接セットがあり、窓からは東京の街並みが一望できる洗練された空間が広がっていた。だが、そこに剛の姿はなかった。
待っていると、テーブルの上に水とお茶が既に用意される。そして、案内してくれた女性は去っていった。ここで、待っておけばいいらしい。
前の仕事では、こんな立派な会議室に入ったことないな。そもそも、高層ビルに入るのも初めてかも。
ハヤトは窓際に立ち、眼下に広がる都市の風景を眺めながら待つことにした。日常のほとんどを過ごしていた普通の会社員時代とは違う景色。異世界での冒険の日々とも違う景色。彼はしみじみと、自分が今いる場所と状況の不思議さを感じていた。
それから数分後、ドアが勢いよく開かれ、剛が駆け足で入ってきた。その後ろには厳めしい表情の大柄な男性が続いていた。明らかにボディーガードのようだけれど、前の海外での仕事の時には見なかったな。
「すまん、ハヤト。待たせたか?」
剛は少し息を切らしながら、申し訳ないという表情を浮かべて言った。
「大丈夫だ。そんなに待ってない」
ハヤトは気にする様子もなく答えた。彼は剛の忙しい状況を想像し、むしろ急いで会いに来てくれたことに感謝していた。
「座ろう」
「ああ」
二人が向かい合って座る一方、一緒に入ってきた男性は扉の近くに立ったまま、静かに待機していた。彼の立ち姿からは、長年の訓練で培われた緊張感と警戒心が感じられた。
「それで、今日はどんな要件で?」
ハヤトは剛の呼び出しの理由が気になり、率直に尋ねた。
「この前の、海外での襲撃は覚えているか?」
「もちろん、覚えているよ」
剛が切り出すと、ハヤトは即座に頷いた。あの事件は、彼の中でまだ鮮明に記憶に残っていた。
「その件に関しては、とりあえず解決した」
「そうなのか。それは良かった」
ハヤトは、心からそう思った。処分の方法などは全て剛の判断に委ねていたので、詳細は知らない。解決したと聞いて、良かったと素直に思う。
「それで、ボディーガードを派遣した警備会社は現在、全体の見直しを行っている」
「見直し?」
剛は真剣な表情で説明した。
「そう。組織全体の見直しと、人員の再教育などが行われる予定だ」
「それは、大変そうだな」
本当に骨の折れる作業だろうと、話を聞いたハヤトは思った。
「これを機に、より強固な体制を構築するための計画を立てている最中らしい」
「なるほど」
ハヤトは理解を示して頷いた。
「それで、ハヤトにも協力してほしいと考えている」
「俺が?」
「鉄村グループが出資している、シールド・エージェント警備保障株式会社に就職してもらいたい」
「警備会社に……就職?」
急な話に、ハヤトは思わず声を上げた。
剛はゆっくりと頷き、さらに説明を続けた。
「ああ。シールド・エージェントは、我々鉄村グループが筆頭株主として三年前に設立した新興の警備会社だ。VIP警護から施設警備まで幅広く手がけているが、まだ歴史が浅くて、優秀な人材と実績が必要な状況だった。そこで、前回の失敗があった」
「ああ」
「なんとかして立て直さないと、色々と損害が大きい。そこで、立て直しのために手伝ってほしいんだ。そのための役職を用意した。すぐにでも正社員として雇う手続きを進められる」
その言葉を聞きながら、ハヤトは剛の真意を測りかねていた。しかし、彼の瞳には友人を思いやる温かな光が宿っていた。わざわざ仕事を用意してくれたのだと、ハヤトは強く感じた。
「昔、こういうことをしたことがあるだろう」
剛が顔を寄せて小声で言った。彼の言葉に、ハヤトは思い出す。
「そういえば、そんなこともあったな」
彼は異世界での記憶を指しているのだと、ハヤトは理解した。あの時、彼らは共に王国の騎士団を半年ほど実践形式の訓練をした経験があった。
ハヤトは懐かしさを感じながら応じた。だが、次の瞬間、彼の表情に迷いが浮かんだ。
(この世界での俺は、ただの会社員だった。学生時代に格闘技を習っていたわけでもないし、何かスポーツで優秀な成績を残したこともない。そんな俺が、本当にいいのか?)
ハヤトの脳裏に、先日見た莉々の大会での活躍が蘇った。彼女のバドミントンでの輝かしい姿。あの時の彼女は、異世界での経験を自然に現代の技術に活かしていた。
そうか。
彼は思い至った。彼女だけでなく、剛も城介も、そして星華もまた、前世から受け継いだ力を自分なりの形で活かしている。それぞれが、過去の記憶と現在の生活を調和させながら生きているのだ。
そもそも海外で、彼自身がごく自然に異世界での経験を活かしていたではないか。敵の意図を読み取り、危険を察知し、仲間を守る——それは彼の本質であり、この世界でも何ら変わらない。
ハヤトは決意を固め、剛を見つめた。
「わかった。その話、受けさせてもらうよ」
その言葉を聞いて、剛の顔に安堵の笑みが広がった。
「ラフな格好で大丈夫だって言われたけど……」
ハヤトは自分の服装——ジーンズにカジュアルなジャケット——を見下ろし、不安げに呟いた。このような高級オフィスビルに入るには、やはりスーツが適切なのではないかという疑問が湧いてくる。
周りを歩いている人たちは、皆が高級そうなスーツを着こなしていた。そんな中で自分は浮いているよなと思いながら、ビルの中に入っていく。
エントランスホールは予想通りの豪華さで、大理石の床が彼の足音を反響させる。天井まで届きそうな観葉植物が配置され、壁には鉄村グループの歴史を物語る写真やアートが飾られていた。受付カウンターに向かうと、優雅なスーツ姿の女性が微笑みかけた。
「佐藤隼人と申します。鉄村剛との約束があるのですが……」
ハヤトは少し緊張気味に名前を告げた。
「お待ちしておりました、佐藤様」
受付の女性は、まるで彼の訪問が当然のことであるかのように丁寧に応対する。
「こちらの一時入館証をお受け取りください。14階の特別会議室に案内しますね」
「あ、はい。お願いします」
渡された一時入館証を首から下げ、案内してくれるという女性の後ろについていく。高層エレベーターに乗り込むと、ハヤトは静かに昇っていくエレベーターの中で、剛が自分を呼び出した理由について考えていた。
前回の海外での仕事は色々あったが、とりあえず成功でいいはず。また何か手伝ってほしいことでもあるのだろうか。
14階で降り、案内に従って廊下を進むと、「特別会議室3」と書かれたドアに辿り着いた。
「こちらで、しばらくお待ち下さい」
「わかりました」
部屋に入ると、応接セットがあり、窓からは東京の街並みが一望できる洗練された空間が広がっていた。だが、そこに剛の姿はなかった。
待っていると、テーブルの上に水とお茶が既に用意される。そして、案内してくれた女性は去っていった。ここで、待っておけばいいらしい。
前の仕事では、こんな立派な会議室に入ったことないな。そもそも、高層ビルに入るのも初めてかも。
ハヤトは窓際に立ち、眼下に広がる都市の風景を眺めながら待つことにした。日常のほとんどを過ごしていた普通の会社員時代とは違う景色。異世界での冒険の日々とも違う景色。彼はしみじみと、自分が今いる場所と状況の不思議さを感じていた。
それから数分後、ドアが勢いよく開かれ、剛が駆け足で入ってきた。その後ろには厳めしい表情の大柄な男性が続いていた。明らかにボディーガードのようだけれど、前の海外での仕事の時には見なかったな。
「すまん、ハヤト。待たせたか?」
剛は少し息を切らしながら、申し訳ないという表情を浮かべて言った。
「大丈夫だ。そんなに待ってない」
ハヤトは気にする様子もなく答えた。彼は剛の忙しい状況を想像し、むしろ急いで会いに来てくれたことに感謝していた。
「座ろう」
「ああ」
二人が向かい合って座る一方、一緒に入ってきた男性は扉の近くに立ったまま、静かに待機していた。彼の立ち姿からは、長年の訓練で培われた緊張感と警戒心が感じられた。
「それで、今日はどんな要件で?」
ハヤトは剛の呼び出しの理由が気になり、率直に尋ねた。
「この前の、海外での襲撃は覚えているか?」
「もちろん、覚えているよ」
剛が切り出すと、ハヤトは即座に頷いた。あの事件は、彼の中でまだ鮮明に記憶に残っていた。
「その件に関しては、とりあえず解決した」
「そうなのか。それは良かった」
ハヤトは、心からそう思った。処分の方法などは全て剛の判断に委ねていたので、詳細は知らない。解決したと聞いて、良かったと素直に思う。
「それで、ボディーガードを派遣した警備会社は現在、全体の見直しを行っている」
「見直し?」
剛は真剣な表情で説明した。
「そう。組織全体の見直しと、人員の再教育などが行われる予定だ」
「それは、大変そうだな」
本当に骨の折れる作業だろうと、話を聞いたハヤトは思った。
「これを機に、より強固な体制を構築するための計画を立てている最中らしい」
「なるほど」
ハヤトは理解を示して頷いた。
「それで、ハヤトにも協力してほしいと考えている」
「俺が?」
「鉄村グループが出資している、シールド・エージェント警備保障株式会社に就職してもらいたい」
「警備会社に……就職?」
急な話に、ハヤトは思わず声を上げた。
剛はゆっくりと頷き、さらに説明を続けた。
「ああ。シールド・エージェントは、我々鉄村グループが筆頭株主として三年前に設立した新興の警備会社だ。VIP警護から施設警備まで幅広く手がけているが、まだ歴史が浅くて、優秀な人材と実績が必要な状況だった。そこで、前回の失敗があった」
「ああ」
「なんとかして立て直さないと、色々と損害が大きい。そこで、立て直しのために手伝ってほしいんだ。そのための役職を用意した。すぐにでも正社員として雇う手続きを進められる」
その言葉を聞きながら、ハヤトは剛の真意を測りかねていた。しかし、彼の瞳には友人を思いやる温かな光が宿っていた。わざわざ仕事を用意してくれたのだと、ハヤトは強く感じた。
「昔、こういうことをしたことがあるだろう」
剛が顔を寄せて小声で言った。彼の言葉に、ハヤトは思い出す。
「そういえば、そんなこともあったな」
彼は異世界での記憶を指しているのだと、ハヤトは理解した。あの時、彼らは共に王国の騎士団を半年ほど実践形式の訓練をした経験があった。
ハヤトは懐かしさを感じながら応じた。だが、次の瞬間、彼の表情に迷いが浮かんだ。
(この世界での俺は、ただの会社員だった。学生時代に格闘技を習っていたわけでもないし、何かスポーツで優秀な成績を残したこともない。そんな俺が、本当にいいのか?)
ハヤトの脳裏に、先日見た莉々の大会での活躍が蘇った。彼女のバドミントンでの輝かしい姿。あの時の彼女は、異世界での経験を自然に現代の技術に活かしていた。
そうか。
彼は思い至った。彼女だけでなく、剛も城介も、そして星華もまた、前世から受け継いだ力を自分なりの形で活かしている。それぞれが、過去の記憶と現在の生活を調和させながら生きているのだ。
そもそも海外で、彼自身がごく自然に異世界での経験を活かしていたではないか。敵の意図を読み取り、危険を察知し、仲間を守る——それは彼の本質であり、この世界でも何ら変わらない。
ハヤトは決意を固め、剛を見つめた。
「わかった。その話、受けさせてもらうよ」
その言葉を聞いて、剛の顔に安堵の笑みが広がった。
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