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第3章 城壁都市ウォール
女神様がついてくるようです
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「はぁっ、落ち着きますぅ」
女神様であるセラ様と、思いもよらず再会した後、僕達はセラ様を連れて宿屋へと戻ってきていた。
時間はまだ深夜で夜明けは遠い。
小ぢんまりとした室内に、ちろちろと揺らめくあまり質の良くない光源の元、ちょこんと椅子に腰掛ける少女の姿をしている女性が、まさか創造神であるとは誰も信じないだろう。
そんなセラ様は、温めた白湯を一口飲み込むと、緊張から解かれ安堵したように相貌を崩した。
「それにしても⋯⋯宿って窓から入るんですね!初めて知りました!」
人3人がいるだけで、窮屈感を感じさせてしまう室内。
それなりにベッドは大きい物が2つ並んでいるのだが、それは身体の大きな魔族に対応するための物なのだろう。
しかし、肝心の部屋の広さは大きなものでないため、ベッドが2つ占拠するだけで、かなりの窮屈感を感じてしまう。
「えっと、セラ様⋯⋯決して宿というものは窓から入るものではなくてですね──」
寝間着姿で窓から飛び出して行った僕達だ。
玄関から入るのも憚られたため、仕方なく跳躍して窓から室内に戻ったのだが、苦肉の策を普通のことと信じられてしまうと困ってしまう。
身振り手振りで説明しているイスカだが、僕はその間にセラ様に下った処遇について考えてしまう。
本当に、人族一生分を自分の世界で過ごすことになる?
勿論、セラ様のクシャミが膨大な力を含み、様々な影響を与えていた事は事実だろう。
何しろ、僕という一人の人生を壊してしまったことと、アマラ様の世界のスキルを僕に付与してしまったことだ。
それが、かなりの大事というのであれば、何かしらの罰が降っても仕方がない。
しかし、その処分の内容がこれだとすると、その関連性には疑問が残った。
「セラ様?」
僕はようやく、宿には玄関から入るということを説明し終えたイスカのタイミングを見計らって、セラ様に声をかけた。
「どうしました?」
僕は小首を傾げるセラ様の前に跪く。
「かしこまらないで下さい。ここでは、身体は人族。王族でもないのですから、横に座って下さい」
セラ様の背中の翼は消えていた。
聞いたところ、自由に出し入れできるそうだ。
少し緊張してしまうが、僕は言われるがままに椅子に座るセラ様の横。ベッドに腰をかける。イスカにも座るよう促して、僕とイスカは隣り合うように座った。
「あの、不敬でなければ聞いてもよいでしょうか?何故処分が人族の一生を下界で過ごすことに決まったのですか?」
僕の質問に、セラ様は少し慌てたように頬を赤く染めた。
「え、えっとぉ。ほら、私って少し常識がないじゃないですか」
うん、それは分かった気がする。
「勿論、私が新米すぎる神であることもあるのですが、私の力は余りにも影響が強いらしくて⋯⋯今回のことは、力の制御ができていない状態で神界にいることは危険だと。下界へと降りて、自分の力の影響が世界にどのような影響を与えるのかを知り、力を制御する術を学ぶこと。あと、信仰の対象であるのだから、この世界の営みを学んでこいという判断みたいです」
うーん。でも、それなら何故セラ様は地球にも干渉していたのだろうか?
初めてお会いした時は神様達が地球は共同で管理していると言っていた気がするけど⋯⋯。
僕が頭でそんなことを考えていたが、セラ様は僕の顔を見ると自虐的な笑みを浮かべた。
「実は、この世界に降り立つ前にこの身体に入ったとき、色々と制約を受けていまして。実は思考を読む力は封印されているのです。曰く──、神の力に頼ることなく、相手の考えていることを読み取る機微を身に付けろと。ですので、まだまだ察することが苦手なので、お考えは口に出して頂けると助かります。あ、でも!ちゃんとユズキさんが何を考えているか、察することができるように努力しますから!」
最後は力強く言い放つセラ様。
まぁ、察することと内容を言い当てることは、必ずしも一致はしないのだけど、セラ様にとっては人の思考を推し量りたいというのは、この世界に降ろされた目的と合致はしている。
「分かりました」
僕は次の言葉を続けようとしたが、その言葉は人差し指を突き出し、少し頬を膨らませたセラ様によって遮られた。
「ここでは、女神はお休みです。二人共敬語はなしにしてください」
「そ、そんな!女神様に対してできないです!」
イスカが慌てたように、立ち上がる。
そりゃそうだ、この世界を創った神様に対等に接しようというものなら、僕の前世でも地域や場所によったら不敬罪で吊るし上げられかねない。
──だけど
「分かった。よろしく、えーっと、セラさん?」
「セラ。で、いいですよ。ユズキさん」
隣でイスカが絶句した顔を見せているが、僕はセラ様のお願いを叶えることにした。
「ほら、イスカ。えっと、セラ⋯⋯の受けている処罰って何だっけ?」
その言葉を聞いたイスカがハッとする。
「人族分の生をこの世界で全うすること」
「でしょ?だったら、僕達だってセラの事を人族として接してあげないと、この世界に降り立った意味がなくなってしまうよ」
僕の言葉を聞いて、かなり渋い顔をするイスカ。
それもそうか、イスカの生まれ育ったクルトスの町には、セラ様を奉るセフィラム教の教会はなかったが、一家としてはセフィラム教を信仰していたと聞いたことがあった。
そりゃあ、創造神で信仰対象の神が眼前に降り立ったのであれば、いくら神様のお願いともいえども、わかりましたと了承することは難しい。
そこら辺りは、特に宗教観を大事にしていない僕とは違って受け入れにくいものなのかもしれない。
一応、仏教だし両親の墓も寺にあるのだけど、普通にクリスマスやハロウィンなんかも楽しんだりするしね。
「ん~、分かりました。でも、せめてセラ──さんと呼んでいいですか?」
イスカの言葉にセラ様の顔が明るくなった。
「勿論です!」
よし、それなら話を進めよう。
「え~と、セラは地球は神様達が共同で管理しているって言ったけど、どういうことなのかな?」
質問されたセラ様は、コクリと白湯をもう一口飲み込むと小さな口を開いた。
「えっと、地球がある世界は神達にとっては研修兼実験室のようなものなのです」
実験という言葉を聞いて、少なからず実験動物的な印象を受けたが、セラ様は言葉を続ける。
「ほら、普通の世界は多種族で成り立っているから、争いや戦争があった時に団結して戦うのです。でも、地球では争うべき他の種族がいないにも関わらず、永遠に同族内で争いを行っている。それは、何故なのかを研究、分析するために神様達が共同で管理、運営しているんです」
うーん、確かに。
異世界っていえば、策謀があったとしても大体が人と魔族の争いを構図としているもんね。
それに比べたら、人族しかいないのに争いあっている地球の人類は、神様達にとったら稀有な世界なのかもしれない。
「流石ユズキさんです。そんな激動の世界から来られていたなんて」
「そこ、関心してるけど、僕は普通のサラリーマンとして働く社員だったって説明したよね」
僕のツッコミにイスカはエヘヘと笑った。
素直に可愛い。
「なるほど⋯⋯。あれ?じゃあ、この世界は今誰が管理しているの?」
僕の言葉を聞いたセラ様が、ビシッと背筋を伸ばす。
この感じは⋯⋯
「えっとぉ。アマラ先輩です⋯⋯」
うん、そんな感じがしていた。
しかも、セラ様はアマラ様の世界のスキルを僕に与えてしまった為、負い目もあるだろう。
「人族一生分の時間なんて、あっと言う間だから任せておきなさいって⋯⋯私、死ぬときは棺にアマラ先輩の好きそうなお菓子を一杯詰め込んでもらいます。死んだら神の世界に持って行きますぅ」
それは、地球の習慣ではないだろうか。
それは、そうとして。
「セラは、レベルはいくつなの?」
僕が、質問するとセラ様は困り顔を見せた。
「えっと⋯⋯レベルはないです。いや、あるといえばあるのですが──基本的に、この世界で私は人族以上のことはできませんが、代わりに絶対的に私を傷つけることはできないようになっています」
なんだろう?
よく分からない例えだが、防御力はカンストしていると捉えて良いのだろうか?
「自衛の為の身を守る範囲の殺生はできますが、力は人族の平均的な女性以上の力は出せません。ただ、人族としての生を終えるまで死ぬことはないんです」
──少し、呪いにも似ているな。
そう思ってしまった僕は、セラ様が心の声を聞けなくなっていることに少し安堵した。
「ということは、勿論行くあても──」
イスカがハッとしたように、口元に手を当てる。
その表情を見て、セラ様の瞳が潤みだす。
この表情に僕達は早くも弱い。
「そうなんですよ!この世界で私を知っている人なんて二人だけ!私を連れて行ってくれませんか!」
思わず立ち上がったセラ様に片手ずつ掴まれた僕とイスカは、その迫力に圧されて、ただ頷く他なかった。
女神様であるセラ様と、思いもよらず再会した後、僕達はセラ様を連れて宿屋へと戻ってきていた。
時間はまだ深夜で夜明けは遠い。
小ぢんまりとした室内に、ちろちろと揺らめくあまり質の良くない光源の元、ちょこんと椅子に腰掛ける少女の姿をしている女性が、まさか創造神であるとは誰も信じないだろう。
そんなセラ様は、温めた白湯を一口飲み込むと、緊張から解かれ安堵したように相貌を崩した。
「それにしても⋯⋯宿って窓から入るんですね!初めて知りました!」
人3人がいるだけで、窮屈感を感じさせてしまう室内。
それなりにベッドは大きい物が2つ並んでいるのだが、それは身体の大きな魔族に対応するための物なのだろう。
しかし、肝心の部屋の広さは大きなものでないため、ベッドが2つ占拠するだけで、かなりの窮屈感を感じてしまう。
「えっと、セラ様⋯⋯決して宿というものは窓から入るものではなくてですね──」
寝間着姿で窓から飛び出して行った僕達だ。
玄関から入るのも憚られたため、仕方なく跳躍して窓から室内に戻ったのだが、苦肉の策を普通のことと信じられてしまうと困ってしまう。
身振り手振りで説明しているイスカだが、僕はその間にセラ様に下った処遇について考えてしまう。
本当に、人族一生分を自分の世界で過ごすことになる?
勿論、セラ様のクシャミが膨大な力を含み、様々な影響を与えていた事は事実だろう。
何しろ、僕という一人の人生を壊してしまったことと、アマラ様の世界のスキルを僕に付与してしまったことだ。
それが、かなりの大事というのであれば、何かしらの罰が降っても仕方がない。
しかし、その処分の内容がこれだとすると、その関連性には疑問が残った。
「セラ様?」
僕はようやく、宿には玄関から入るということを説明し終えたイスカのタイミングを見計らって、セラ様に声をかけた。
「どうしました?」
僕は小首を傾げるセラ様の前に跪く。
「かしこまらないで下さい。ここでは、身体は人族。王族でもないのですから、横に座って下さい」
セラ様の背中の翼は消えていた。
聞いたところ、自由に出し入れできるそうだ。
少し緊張してしまうが、僕は言われるがままに椅子に座るセラ様の横。ベッドに腰をかける。イスカにも座るよう促して、僕とイスカは隣り合うように座った。
「あの、不敬でなければ聞いてもよいでしょうか?何故処分が人族の一生を下界で過ごすことに決まったのですか?」
僕の質問に、セラ様は少し慌てたように頬を赤く染めた。
「え、えっとぉ。ほら、私って少し常識がないじゃないですか」
うん、それは分かった気がする。
「勿論、私が新米すぎる神であることもあるのですが、私の力は余りにも影響が強いらしくて⋯⋯今回のことは、力の制御ができていない状態で神界にいることは危険だと。下界へと降りて、自分の力の影響が世界にどのような影響を与えるのかを知り、力を制御する術を学ぶこと。あと、信仰の対象であるのだから、この世界の営みを学んでこいという判断みたいです」
うーん。でも、それなら何故セラ様は地球にも干渉していたのだろうか?
初めてお会いした時は神様達が地球は共同で管理していると言っていた気がするけど⋯⋯。
僕が頭でそんなことを考えていたが、セラ様は僕の顔を見ると自虐的な笑みを浮かべた。
「実は、この世界に降り立つ前にこの身体に入ったとき、色々と制約を受けていまして。実は思考を読む力は封印されているのです。曰く──、神の力に頼ることなく、相手の考えていることを読み取る機微を身に付けろと。ですので、まだまだ察することが苦手なので、お考えは口に出して頂けると助かります。あ、でも!ちゃんとユズキさんが何を考えているか、察することができるように努力しますから!」
最後は力強く言い放つセラ様。
まぁ、察することと内容を言い当てることは、必ずしも一致はしないのだけど、セラ様にとっては人の思考を推し量りたいというのは、この世界に降ろされた目的と合致はしている。
「分かりました」
僕は次の言葉を続けようとしたが、その言葉は人差し指を突き出し、少し頬を膨らませたセラ様によって遮られた。
「ここでは、女神はお休みです。二人共敬語はなしにしてください」
「そ、そんな!女神様に対してできないです!」
イスカが慌てたように、立ち上がる。
そりゃそうだ、この世界を創った神様に対等に接しようというものなら、僕の前世でも地域や場所によったら不敬罪で吊るし上げられかねない。
──だけど
「分かった。よろしく、えーっと、セラさん?」
「セラ。で、いいですよ。ユズキさん」
隣でイスカが絶句した顔を見せているが、僕はセラ様のお願いを叶えることにした。
「ほら、イスカ。えっと、セラ⋯⋯の受けている処罰って何だっけ?」
その言葉を聞いたイスカがハッとする。
「人族分の生をこの世界で全うすること」
「でしょ?だったら、僕達だってセラの事を人族として接してあげないと、この世界に降り立った意味がなくなってしまうよ」
僕の言葉を聞いて、かなり渋い顔をするイスカ。
それもそうか、イスカの生まれ育ったクルトスの町には、セラ様を奉るセフィラム教の教会はなかったが、一家としてはセフィラム教を信仰していたと聞いたことがあった。
そりゃあ、創造神で信仰対象の神が眼前に降り立ったのであれば、いくら神様のお願いともいえども、わかりましたと了承することは難しい。
そこら辺りは、特に宗教観を大事にしていない僕とは違って受け入れにくいものなのかもしれない。
一応、仏教だし両親の墓も寺にあるのだけど、普通にクリスマスやハロウィンなんかも楽しんだりするしね。
「ん~、分かりました。でも、せめてセラ──さんと呼んでいいですか?」
イスカの言葉にセラ様の顔が明るくなった。
「勿論です!」
よし、それなら話を進めよう。
「え~と、セラは地球は神様達が共同で管理しているって言ったけど、どういうことなのかな?」
質問されたセラ様は、コクリと白湯をもう一口飲み込むと小さな口を開いた。
「えっと、地球がある世界は神達にとっては研修兼実験室のようなものなのです」
実験という言葉を聞いて、少なからず実験動物的な印象を受けたが、セラ様は言葉を続ける。
「ほら、普通の世界は多種族で成り立っているから、争いや戦争があった時に団結して戦うのです。でも、地球では争うべき他の種族がいないにも関わらず、永遠に同族内で争いを行っている。それは、何故なのかを研究、分析するために神様達が共同で管理、運営しているんです」
うーん、確かに。
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それに比べたら、人族しかいないのに争いあっている地球の人類は、神様達にとったら稀有な世界なのかもしれない。
「流石ユズキさんです。そんな激動の世界から来られていたなんて」
「そこ、関心してるけど、僕は普通のサラリーマンとして働く社員だったって説明したよね」
僕のツッコミにイスカはエヘヘと笑った。
素直に可愛い。
「なるほど⋯⋯。あれ?じゃあ、この世界は今誰が管理しているの?」
僕の言葉を聞いたセラ様が、ビシッと背筋を伸ばす。
この感じは⋯⋯
「えっとぉ。アマラ先輩です⋯⋯」
うん、そんな感じがしていた。
しかも、セラ様はアマラ様の世界のスキルを僕に与えてしまった為、負い目もあるだろう。
「人族一生分の時間なんて、あっと言う間だから任せておきなさいって⋯⋯私、死ぬときは棺にアマラ先輩の好きそうなお菓子を一杯詰め込んでもらいます。死んだら神の世界に持って行きますぅ」
それは、地球の習慣ではないだろうか。
それは、そうとして。
「セラは、レベルはいくつなの?」
僕が、質問するとセラ様は困り顔を見せた。
「えっと⋯⋯レベルはないです。いや、あるといえばあるのですが──基本的に、この世界で私は人族以上のことはできませんが、代わりに絶対的に私を傷つけることはできないようになっています」
なんだろう?
よく分からない例えだが、防御力はカンストしていると捉えて良いのだろうか?
「自衛の為の身を守る範囲の殺生はできますが、力は人族の平均的な女性以上の力は出せません。ただ、人族としての生を終えるまで死ぬことはないんです」
──少し、呪いにも似ているな。
そう思ってしまった僕は、セラ様が心の声を聞けなくなっていることに少し安堵した。
「ということは、勿論行くあても──」
イスカがハッとしたように、口元に手を当てる。
その表情を見て、セラ様の瞳が潤みだす。
この表情に僕達は早くも弱い。
「そうなんですよ!この世界で私を知っている人なんて二人だけ!私を連れて行ってくれませんか!」
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