34 / 274
34 箱庭師たちは、新たなる仲間の勧誘に動き出す。
しおりを挟む
わたくしは一人箱庭で悶々と悩んでおりましたわ。
確かにマニキュアの普及率がとんでもなく早くなった場合、三人では回すことは不可能。
特に貴族を待たせればいい事なんて一つもない事は分かり切っています。
カイルにとんでもない負担を掛けてしまう事になってしまうわ……。
それならば、店員全員がマニキュアを付け、ネイルサロンオープン前にある程度、お店に来る冒険者及び平民のお客様に情報を与え、広告塔となって貰い、ついでにネイルサロンで働ける人を大々的に募集を掛ける。
募集を掛けるのはその時に一回、足りない人員が居た場合、更に一回の、二回に分けることが出来れば……。
けれど、それでも上の部屋では対応しきれませんわね。
ネイルサロン専門店を作った方が良いかしら?
その場合、人を商業ギルドから借りてくる?
商業ギルドなら色々な契約を結べば、シッカリとした人員を雇う事が可能だった筈。
もし仮に、商業ギルドから店員をお借りする場合、受付と会計係りが一人から二人は必要よね……。
でもお店のオーナーは誰にすればいいかしら。
カイルさんは道具店サルビアで手いっぱい。
ライトさんでは男性と言う事も含めてネイルサロンオーナーと言うのはどうなのかしら。
かといってロキシーお姉ちゃんに頼る?
最悪、わたくしの名を使う?
でも、それだと直ぐに実家に見つかってしまいますわね。
面倒くさい事になるのは目に見えて分かっていますわ。
一人頭を悩ませつつ黙々と護符を作っていると、背後で人の気配がしてハッと顔をあげましたの。
すると――既に三人が帰宅していた様で、ライトさんがどうやらわたくしを探しに来てくれていたようです。
「あの、どうかなさいましたか? 顔色が優れませんが」
「あら、色々考え事をしていたからかしら」
「皆さんで話し合えばきっと上手くいきます。リディアお姉さん一人で背負わなくていいんですよ? 私たちも一緒に背負うんですからね?」
苦笑いをしながらそう告げるライトさんに、わたくしは少しだけ詰まっていた息が吐けた気がしますわ。
そうよね……わたくし一人が決めていい事ではありませんでしたわね。
皆で決めていきましょう。
「それもそうね、ネイルサロンの事でちょっと話があって、皆さんに聞いて貰いたいと思っていたところなの」
「話しは少しだけ伺っております。では、食事の後に皆さんとご相談しましょう! お腹が空いていては良い考えも浮かばないですし、悲しい事ばかり考えてしまいますから」
「ふふふ、それもそうね!」
ライトさんは本当に良い子。
カイルも素敵な方ですけれど、ライトさんも大きくなれば引く手間数多の素敵な男性に成長するのでしょうね。
弟がモテモテになる姿を想像すると、何となく『流石弟でしてよ!』と声を上げたくなりましたけれど、ナスタでは絶対にそんなことは起きなかったでしょうね。
ライトさんは素直で心根の優しい子。
だからこそ、してあげられることはしてあげたいとさえ思ってしまうもの。
ライトさんに元気づけられ、急いで夕飯の用意を済ませて食事をし、カイルさん達が温泉に入る前にと――ネイルサロンの事をお話しながら、貰い受けたメモ用紙を皆さんに見せましたの。
カイルは「確かに……」と眉を寄せ、ライトさんは「別途のお店を開きますか?」と案を出し、ロキシーお姉ちゃんは無言でメモ用紙を見つめていましたわ。
「道具店サルビアの上の店はそのままに、別途、ネイルサロンの店を開くのは別に問題はない。だがオーナーを誰にするかだ。俺は道具店で手いっぱいだし、リディアは外に出ることは出来ない。そうなると必然的にライトかロキシーに頼むことになる」
「でも貴族相手もってなると問題だよ? 貴族相手の商売なんて本当に面倒だったんだから。でも、そのお陰でリディアちゃんと会えたのは最高に嬉しい事だけどね~!」
「もう! ロキシーお姉ちゃんったら!」
「よし! ネイルサロンのオーナーはロキシーに決まりだな」
「は?」
一瞬、気温が5℃ほど低くなった気がしました。
「リディアは公爵令嬢だったんだろう? その公爵家で長い事雇われてアレコレしていたって自慢してたよな?」
「自慢っていうか自慢だけど、それとネイルサロンのオーナーが何で結びつくのさ」
「俺とライトは貴族相手の商売はしたことがない。だがロキシーは冒険者の時に貴族相手の契約を結んで仕事をしていた。その経験だ」
「なるほど。経験の差があれば大分違うとわたくしも思いますわ!」
「それに! この王国は女性が働くのを良しとしない輩も多い。ロキシーなら、ネイルサロンで働く女性達を守ってやれるだろう?」
そう言われるとロキシーお姉ちゃんは小さく溜息を吐くと「確かにそうだねぇ」と呟きました。
この王国では女性が働くのを良しとしない男性は多くいます。
それこそ、女性が働くのなら家の家業の裏方の仕事、もしくは、娼婦になれとまで言われる程だと聞いたことがありました。
「わたくしも、平民に落とされた時に言われましたわ。女性が働いていけるような甘い国じゃないから、どこぞの貴族の愛人にでもなってろと」
「「「「は?」」」」
あら? 気温が10℃くらい下がった気がしますわ。
「あの公爵家がそんなこと言ったの? 公爵が?」
「ええ……。父はわたくしの事を家の恥としか思っていませんでしたし」
「信じられないな、自分の実の娘にそんな事言えるか普通」
「本当にあり得ませんね。兄さんしっかりリディア姉さんを養えるように頑張ってください」
「俺達が養って貰ってるような感じだけど頑張るよ」
「とにかく、女性が働くのを良しとしない人たちはとても多い国ですわ。他国では余りそう言う話は聞かないのですが、この王国では特に厳しいですの。ロキシーお姉ちゃんなら紅蓮の華の元Sランク冒険者と言う事もあって、貴族も下手に手を出しにくいと思います。駄目でしょうか?」
「ダメじゃないよリディアちゃん……。そうだね、アタシならネイルサロンの女の子達を守れると期待してくれてるなら、頑張ってネイルサロンのオーナーをやらせてもらうよ。あらゆる武力と、あらゆる契約とアイテムを駆使してね」
「アイテムはお任せくださいませ!」
「けど、数名人を借りたいね。オーナーはアタシがやるとしても、働き口は道具店サルビアと近い方が良い。両方の問題に駆けつけないといけないだろう? それにアタシは書類仕事は苦手でね」
元々冒険者だったロキシーお姉ちゃんは書類仕事が苦手なのはカイルさんから聞いて知ってました。
確かに書類仕事が出来る信頼できる方が欲しいですね。
「商業ギルドで雇えるかどうか聞いてみよう。雇いたい人員はレジと予約を管理する人員、あとは品出しが出来る店員か?」
「どう頑張っても、わたくしたちで補える問題ではなさそうですわね……。せめてあと一人か二人、箱庭の事を話せる、信用できる元冒険者や働き手がいらっしゃったら良いんですけれど」
「ああ、そう言えば!! 商業ギルドに頼まなくても、アタシの紹介で良ければ品出しと接客ができそうなのはいるよ」
「「「本当ですか!!」」」
「ちょっと訳アリでね。それでも良いかい?」
「構いませんわ! 信用できる相手ならば!」
「なら、今から梟の羽に行ってくるよ。この時間なら飲み潰れてるだろうし」
どうやら梟の羽と言う場所で知り合った方々のようですね。
一体どんな方なのでしょうか。
「リディアは池鏡で声を聴きつつ判断。カイル、アタシと一緒に梟の羽まで来れるね?」
「ああ、構わない」
「でも、一体どういう経緯で知り合った方々ですの?」
「失恋友達や色々かな?」
「「あぁ……」」
「まぁ、彼女たちの情報網は凄いから。何かと役に立つと思うよ?」
そう言うとロキシーお姉ちゃんとカイルは二人で梟の羽へと向かいました。
一体どのような方々なのでしょう?
わたくしとライトさんは急ぎ箱庭にある池に向かい、宝石の欠片を投げ入れて様子を伺います。
酒場なんて入った事が無くてドキドキしますけれど、刺激が強い場所なのでしょうか!
大人の階段を登っている気分でしてよ!
確かにマニキュアの普及率がとんでもなく早くなった場合、三人では回すことは不可能。
特に貴族を待たせればいい事なんて一つもない事は分かり切っています。
カイルにとんでもない負担を掛けてしまう事になってしまうわ……。
それならば、店員全員がマニキュアを付け、ネイルサロンオープン前にある程度、お店に来る冒険者及び平民のお客様に情報を与え、広告塔となって貰い、ついでにネイルサロンで働ける人を大々的に募集を掛ける。
募集を掛けるのはその時に一回、足りない人員が居た場合、更に一回の、二回に分けることが出来れば……。
けれど、それでも上の部屋では対応しきれませんわね。
ネイルサロン専門店を作った方が良いかしら?
その場合、人を商業ギルドから借りてくる?
商業ギルドなら色々な契約を結べば、シッカリとした人員を雇う事が可能だった筈。
もし仮に、商業ギルドから店員をお借りする場合、受付と会計係りが一人から二人は必要よね……。
でもお店のオーナーは誰にすればいいかしら。
カイルさんは道具店サルビアで手いっぱい。
ライトさんでは男性と言う事も含めてネイルサロンオーナーと言うのはどうなのかしら。
かといってロキシーお姉ちゃんに頼る?
最悪、わたくしの名を使う?
でも、それだと直ぐに実家に見つかってしまいますわね。
面倒くさい事になるのは目に見えて分かっていますわ。
一人頭を悩ませつつ黙々と護符を作っていると、背後で人の気配がしてハッと顔をあげましたの。
すると――既に三人が帰宅していた様で、ライトさんがどうやらわたくしを探しに来てくれていたようです。
「あの、どうかなさいましたか? 顔色が優れませんが」
「あら、色々考え事をしていたからかしら」
「皆さんで話し合えばきっと上手くいきます。リディアお姉さん一人で背負わなくていいんですよ? 私たちも一緒に背負うんですからね?」
苦笑いをしながらそう告げるライトさんに、わたくしは少しだけ詰まっていた息が吐けた気がしますわ。
そうよね……わたくし一人が決めていい事ではありませんでしたわね。
皆で決めていきましょう。
「それもそうね、ネイルサロンの事でちょっと話があって、皆さんに聞いて貰いたいと思っていたところなの」
「話しは少しだけ伺っております。では、食事の後に皆さんとご相談しましょう! お腹が空いていては良い考えも浮かばないですし、悲しい事ばかり考えてしまいますから」
「ふふふ、それもそうね!」
ライトさんは本当に良い子。
カイルも素敵な方ですけれど、ライトさんも大きくなれば引く手間数多の素敵な男性に成長するのでしょうね。
弟がモテモテになる姿を想像すると、何となく『流石弟でしてよ!』と声を上げたくなりましたけれど、ナスタでは絶対にそんなことは起きなかったでしょうね。
ライトさんは素直で心根の優しい子。
だからこそ、してあげられることはしてあげたいとさえ思ってしまうもの。
ライトさんに元気づけられ、急いで夕飯の用意を済ませて食事をし、カイルさん達が温泉に入る前にと――ネイルサロンの事をお話しながら、貰い受けたメモ用紙を皆さんに見せましたの。
カイルは「確かに……」と眉を寄せ、ライトさんは「別途のお店を開きますか?」と案を出し、ロキシーお姉ちゃんは無言でメモ用紙を見つめていましたわ。
「道具店サルビアの上の店はそのままに、別途、ネイルサロンの店を開くのは別に問題はない。だがオーナーを誰にするかだ。俺は道具店で手いっぱいだし、リディアは外に出ることは出来ない。そうなると必然的にライトかロキシーに頼むことになる」
「でも貴族相手もってなると問題だよ? 貴族相手の商売なんて本当に面倒だったんだから。でも、そのお陰でリディアちゃんと会えたのは最高に嬉しい事だけどね~!」
「もう! ロキシーお姉ちゃんったら!」
「よし! ネイルサロンのオーナーはロキシーに決まりだな」
「は?」
一瞬、気温が5℃ほど低くなった気がしました。
「リディアは公爵令嬢だったんだろう? その公爵家で長い事雇われてアレコレしていたって自慢してたよな?」
「自慢っていうか自慢だけど、それとネイルサロンのオーナーが何で結びつくのさ」
「俺とライトは貴族相手の商売はしたことがない。だがロキシーは冒険者の時に貴族相手の契約を結んで仕事をしていた。その経験だ」
「なるほど。経験の差があれば大分違うとわたくしも思いますわ!」
「それに! この王国は女性が働くのを良しとしない輩も多い。ロキシーなら、ネイルサロンで働く女性達を守ってやれるだろう?」
そう言われるとロキシーお姉ちゃんは小さく溜息を吐くと「確かにそうだねぇ」と呟きました。
この王国では女性が働くのを良しとしない男性は多くいます。
それこそ、女性が働くのなら家の家業の裏方の仕事、もしくは、娼婦になれとまで言われる程だと聞いたことがありました。
「わたくしも、平民に落とされた時に言われましたわ。女性が働いていけるような甘い国じゃないから、どこぞの貴族の愛人にでもなってろと」
「「「「は?」」」」
あら? 気温が10℃くらい下がった気がしますわ。
「あの公爵家がそんなこと言ったの? 公爵が?」
「ええ……。父はわたくしの事を家の恥としか思っていませんでしたし」
「信じられないな、自分の実の娘にそんな事言えるか普通」
「本当にあり得ませんね。兄さんしっかりリディア姉さんを養えるように頑張ってください」
「俺達が養って貰ってるような感じだけど頑張るよ」
「とにかく、女性が働くのを良しとしない人たちはとても多い国ですわ。他国では余りそう言う話は聞かないのですが、この王国では特に厳しいですの。ロキシーお姉ちゃんなら紅蓮の華の元Sランク冒険者と言う事もあって、貴族も下手に手を出しにくいと思います。駄目でしょうか?」
「ダメじゃないよリディアちゃん……。そうだね、アタシならネイルサロンの女の子達を守れると期待してくれてるなら、頑張ってネイルサロンのオーナーをやらせてもらうよ。あらゆる武力と、あらゆる契約とアイテムを駆使してね」
「アイテムはお任せくださいませ!」
「けど、数名人を借りたいね。オーナーはアタシがやるとしても、働き口は道具店サルビアと近い方が良い。両方の問題に駆けつけないといけないだろう? それにアタシは書類仕事は苦手でね」
元々冒険者だったロキシーお姉ちゃんは書類仕事が苦手なのはカイルさんから聞いて知ってました。
確かに書類仕事が出来る信頼できる方が欲しいですね。
「商業ギルドで雇えるかどうか聞いてみよう。雇いたい人員はレジと予約を管理する人員、あとは品出しが出来る店員か?」
「どう頑張っても、わたくしたちで補える問題ではなさそうですわね……。せめてあと一人か二人、箱庭の事を話せる、信用できる元冒険者や働き手がいらっしゃったら良いんですけれど」
「ああ、そう言えば!! 商業ギルドに頼まなくても、アタシの紹介で良ければ品出しと接客ができそうなのはいるよ」
「「「本当ですか!!」」」
「ちょっと訳アリでね。それでも良いかい?」
「構いませんわ! 信用できる相手ならば!」
「なら、今から梟の羽に行ってくるよ。この時間なら飲み潰れてるだろうし」
どうやら梟の羽と言う場所で知り合った方々のようですね。
一体どんな方なのでしょうか。
「リディアは池鏡で声を聴きつつ判断。カイル、アタシと一緒に梟の羽まで来れるね?」
「ああ、構わない」
「でも、一体どういう経緯で知り合った方々ですの?」
「失恋友達や色々かな?」
「「あぁ……」」
「まぁ、彼女たちの情報網は凄いから。何かと役に立つと思うよ?」
そう言うとロキシーお姉ちゃんとカイルは二人で梟の羽へと向かいました。
一体どのような方々なのでしょう?
わたくしとライトさんは急ぎ箱庭にある池に向かい、宝石の欠片を投げ入れて様子を伺います。
酒場なんて入った事が無くてドキドキしますけれど、刺激が強い場所なのでしょうか!
大人の階段を登っている気分でしてよ!
220
あなたにおすすめの小説
透明色の魔物使い~色がないので冒険者になれませんでした!?~
壬黎ハルキ
ファンタジー
少年マキトは、目が覚めたら異世界に飛ばされていた。
野生の魔物とすぐさま仲良くなり、魔物使いとしての才能を見せる。
しかし職業鑑定の結果は――【色無し】であった。
適性が【色】で判断されるこの世界で、【色無し】は才能なしと見なされる。
冒険者になれないと言われ、周囲から嘲笑されるマキト。
しかし本人を含めて誰も知らなかった。
マキトの中に秘める、類稀なる【色】の正体を――!
※以下、この作品における注意事項。
この作品は、2017年に連載していた「たった一人の魔物使い」のリメイク版です。
キャラや世界観などの各種設定やストーリー構成は、一部を除いて大幅に異なっています。
(旧作に出ていたいくつかの設定、及びキャラの何人かはカットします)
再構成というよりは、全く別物の新しい作品として見ていただければと思います。
全252話、2021年3月9日に完結しました。
またこの作品は、小説家になろうとカクヨムにも同時投稿しています。
天才魔導医の弟子~転生ナースの戦場カルテ~
けろ
ファンタジー
【完結済み】
仕事に生きたベテランナース、異世界で10歳の少女に!?
過労で倒れた先に待っていたのは、魔法と剣、そして規格外の医療が交差する世界だった――。
救急救命の現場で十数年。ベテラン看護師の天木弓束(あまき ゆづか)は、人手不足と激務に心身をすり減らす毎日を送っていた。仕事に全てを捧げるあまり、プライベートは二の次。周囲からの期待もプレッシャーに感じながら、それでも人の命を救うことだけを使命としていた。
しかし、ある日、謎の少女を救えなかったショックで意識を失い、目覚めた場所は……中世ヨーロッパのような異世界の路地裏!? しかも、姿は10歳の少女に若返っていた。
記憶も曖昧なまま、絶望の淵に立たされた弓束。しかし、彼女が唯一失っていなかったもの――それは、現代日本で培った高度な医療知識と技術だった。
偶然出会った獣人冒険者の重度の骨折を、その知識で的確に応急処置したことで、弓束の運命は大きく動き出す。
彼女の異質な才能を見抜いたのは、誰もがその実力を認めながらも距離を置く、孤高の天才魔導医ギルベルトだった。
「お前、弟子になれ。俺の研究の、良い材料になりそうだ」
強引な天才に拾われた弓束は、魔法が存在するこの世界の「医療」が、自分の知るものとは全く違うことに驚愕する。
「菌?感染症?何の話だ?」
滅菌の概念すらない遅れた世界で、弓束の現代知識はまさにチート級!
しかし、そんな彼女の常識をさらに覆すのが、師ギルベルトの存在だった。彼が操る、生命の根幹『魔力回路』に干渉する神業のような治療魔法。その理論は、弓束が知る医学の歴史を遥かに超越していた。
規格外の弟子と、人外の師匠。
二人の出会いは、やがて異世界の医療を根底から覆し、多くの命を救う奇跡の始まりとなる。
これは、神のいない手術室で命と向き合い続けた一人の看護師が、新たな世界で自らの知識と魔法を武器に、再び「救う」ことの意味を見つけていく物語。
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!
IXA
ファンタジー
30年ほど前、地球に突如として現れたダンジョン。
無限に湧く資源、そしてレベルアップの圧倒的な恩恵に目をつけた人類は、日々ダンジョンの研究へ傾倒していた。
一方特にそれは関係なく、生きる金に困った私、結城フォリアはバイトをするため、最低限の体力を手に入れようとダンジョンへ乗り込んだ。
甘い考えで潜ったダンジョン、しかし笑顔で寄ってきた者達による裏切り、体のいい使い捨てが私を待っていた。
しかし深い絶望の果てに、私は最強のユニークスキルである《スキル累乗》を獲得する--
これは金も境遇も、何もかもが最底辺だった少女が泥臭く苦しみながらダンジョンを探索し、知恵とスキルを駆使し、地べたを這いずり回って頂点へと登り、世界の真実を紐解く話
複数箇所での保存のため、カクヨム様とハーメルン様でも投稿しています
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる