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137 導入したいポイントカードと新商品の悩み。
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翌日――。
朝食後カイルは、「最近は王太子領ばかりだったから、ダンノージュ侯爵領の商業ギルドで薬師を探してみる」と言って出かけていかれましたわ。
その間に洗濯物などを済ませ、朝10時には錬金師専用の錬金小屋にてアイテムを広げながら待っていると、ナナリシアさんを除く合計10人のお年寄りを含む錬金術師が集まりましたわ。
「おはようございます皆さん」
「「「おはようございます」」」」
「今回、ダンノージュ侯爵領でも作って欲しい護符が出来ましたので、何時も通りの作業班と、ダンノージュ侯爵領で売る護符の班とで分けようと思いますの。皆さんの錬金スキルはレベル15に達している方は手を挙げてください」
そう言うと、10人の内9人が手を上げられましたわ。
「では、その内から3人、ダンノージュ侯爵領で売る護符を作って頂きたいの。作って頂きたい護符は【耐火の護符】と【除湿の護符】ですわ。【除湿の護符】はスキル15から作れる護符の中では高めのものですの。こちらを毎日一人100から200作って欲しいですわ」
「質問です」
「どうぞ」
「耐火の護符等の特定の護符は、身代わりの華のようには作れないんですか?」
「それを作れるようになるには、錬金術師レベルが最低20は必要となりますわ。最初に作れる付与アクセサリーとしては、レベル10から作れる身代わりの華と帰還の指輪がありますけれど、他は20から作れるもの、30から作れるものと段階がありますの」
「それでまだ作れないんですね」
「ええ、それまでは護符に頼ろうと思いますわ。それに、錬金術レベルが高い物ほど高額になりやすくて、一般的な冒険者では手が出せなくなりますわ」
「分かりました」
「耐火の護符には赤いリボンをつけて、除湿の護符には水色のリボンをつけてくださいませ。売り手が間違えないようにしたいんですの」
「分かりました」
「上手く除湿の護符が作れるようになったら商品として売りに出しますわ。慣れるまでは失敗したらこちらの茶色の箱に入れて下さいませ。成功したものは白い箱に。皆さんの事ですから1時間もしない内に作れるようにはなると思いますが、作れるようになったら、耐火の護符は赤い箱の中に、除湿の護符は水色の箱の中にお願いしますわね」
「「「了解です」」」
「では、作業を始めてくださいませ。わたくしは作りたい商品がありまして、そちらを優先させて頂きますわ」
「「「「分かりました」」」」
こうして、錬金術師にその場を頼み、わたくしはロストテクノロジーで作れる、衝撃に強い水筒を探しましたわ。
確かにロストテクノロジーで作れる物は数が多いですけれど、これってわたくしの前世の記憶が影響してますわよねぇ。
衝撃に強い水筒なんて、男性が良く買うような大きな物しか見つかりませんもの。
結構重かった記憶がありますわ。
魔法瓶で24時間保冷保温が出来るタイプの水筒……。早々直ぐには壊れないとは思いますけれど、果たしてどうかしら。
アイテムボックスを持っている方ならそちらに仕舞って持っていくでしょうし、大丈夫よね。
そう思い、まずは一つ作ってみるとやはり男性用とあって重たいですわ。
洗い方は簡単な物を選びましたけれど、蓋を開けてコップのように使える商品ならば洗いやすいですものね。
紐も丈夫なものがついてますから、乱暴に扱っても吹っ飛んだりはしないでしょう。
「問題は値段ですわよね……」
この世界で水筒と言えば、皮袋主流。
そこに、この水筒となるとお値段が……。確か一般的な水筒は銅貨20枚だったはずだわ。
出来ればお値段は押さえたいけれど、ロストテクノロジーで作った商品は基本お高いのよね。
「うーん……どうしましょう」
取り敢えず、カイル達から意見が聞きたいですわ。
水筒問題は一旦置いておきましょう。
次に地下神殿から出ると外が寒い問題。
冬になればなるほど、それは大きな問題となりますものね。
ほっかり布で簡単に羽織れるマントだと前が寒いですもの、ここはポンチョタイプの物を作ったらどうかしら?
まずは一つ、色合いはピンクのほっかり布が余っていたのでポンチョを作ってみましたわ。
上からすぽっときてマント風にもなるし袖も出来る、まさに理想的では?
しかも、ほっかり布で出来た製品ですから軽いですし荷物も嵩張らないわ。
あら、これ冬場の一般市民用にも売れるんじゃなくて?
そう思っていると、布地を貰いに来たついでに作っていた為、ジャックさん、マリウスさん、ガストさんが部屋に入ってきましたわ。
「あらリディアちゃん、お疲れ様」
「あら、それは新しい商品?」
「ええ、ダンノージュ侯爵領の冒険者さん達が秋から冬にかけて地下神殿から出ると寒くて風邪が流行ると聞いて、少しでも温かくなれる商品が作れないか、ポンチョタイプを作ってみたのですけれど、これ一般でも売れると思いません?」
「あらピンクで作ったのね、可愛いわ」
「これは子供が着たら絶対可愛いわー!」
「冒険者用として考えると、この作りは良いと思うわ。ダンノージュ侯爵領の冬の寒さはどれくらい寒いのかしら?」
「王都が一番寒いらしいですわ。ダンノージュ侯爵領と王太子領は南に位置しますから、寒さはそこまで酷くないんですって。充分ほっかり布を使えば温かいと思いますわ」
「まるで毛布を被るようなものなのね、だったら冒険者用は色を豊富にして飾りっ気のない商品を作ったらどうかしら? 一般庶民用にはオシャレに女性ならフリルとかリボンとかつけたいわ」
「秋から冬にかけての上に着るオシャレとして作るのはアリだと思うわ。洋服店に今後発売する予定の品として飾って貰いましょうよ」
「そうですわね、それも良い考えかもしれませんわ。あとはマネキンを作ってみるのもいいかもしれませんわね」
「「「マネキン?」」」
「ええ、服の組み合わせを見たり、マネキンに服を着せてポーズを取らせて服を着た時のイメージを取れやすくするためのモノですわ」
「「「欲しいわ、マネキン」」」
「では、御一人二つずつでしたらつくれそうですわ」
「「「お願いします!!」」」
こうして、布地で出来た人型マネキンを男女で作り、三人に渡すと、どうやらインスピレーションが沸き起こった様で、とりあえずポンチョだけは見本として早めに作って貰うようにだけお願いして逃げ出しましたわ。
ひと息つこうと思い休憩所に向かうと、今は誰も休憩所にはいらっしゃいませんでしたわ。
そこで、蓄音機で好きな音楽を流しながら秘蔵の紅茶を飲みつつ休憩時間。
この時間帯は皆さん仕事に夢中になっている時間帯でもあって、台所では保護した主婦の方々が昼食準備に走り回ってますわ。
「この箱庭も大きくなりましたわね……もう直ぐアパートも新しく建ちますし」
そう、箱庭で雇った建築士の方々が、皆さんが住めるアパート作りに精を出しておられますわ。3LDKのアパートはもう直ぐ完成するでしょうし、既に図面が出来上がっていた独身の方々のアパート作りにも直ぐ入るでしょう。
保護したお年寄りたちも、自分に出来る事ならば何でもやりたいと申し出て下さって、スキル鑑定をしてから各自スキル上げに没頭しつつ、最初に保護したお年寄りたちは既に商品を作るまでになりましたわ。
「あら、リディア様、ご休憩ですか?」
「ええ、これからの商品についてどうしようか悩んだんですけれど、少し気分転換をしたくて休憩中ですわ」
一人紅茶を飲んでいると、厨房にいた女性から話しかけられましたわ。
確か名前はフランさん。夫の暴力に耐えきれず幼い子供と一緒に保護された方ですわね。
「やりたいことは沢山ありますの。でも中々追い付かずな感じですわ」
「最近は焼肉屋や牛丼屋で忙しかったですもんね。今回は冒険者や一般市民用のアイテムですか?」
「ええ。一応作りたいものはありますから、後は休憩所で案を出しながら作りますわ」
「それが宜しいかと。皆さん働き過ぎて倒れないか心配ですもの。特にリディア様とカイル様は忙しそうで」
「ふふふ、ご心配有難う御座いますわ」
そうね、今日は気楽に各店舗で使うポイントカードでも作ろうかしら。判子やインクも必要よね。出来れば前世に合ったポンと押すだけでインクも付く奴を作ろうかしら。
サルビアの花くらいは想像で何とでもなりますわ。
絵を描いたら独創的というか、子供が泣く絵になりますけれど。
後は食器用洗剤に洗濯用洗剤。
こちらは錬金術アイテムですけれど、直ぐに作れますわね。
ポイントカードを作ったら作り始めましょう。
そうと決まれば、紅茶を飲み終わるとロストテクノロジーで判子を押すタイプのポイントカードを作ると、一度に1000枚単位で作れましたわ。
小さい物ですからそうなりますわね。
これに、判子はこれまたロストテクノロジーでサルビアの花をイメージして各店舗に5つずつ作ると、鞄に入れて立ち上がりましたわ。
その後、皆さんで昼食を挟んでから錬金術小屋で、わたくしも大量の食器用洗剤と洗濯用洗剤を作り始めると、皆さん驚いていらっしゃいましたわ。
「失礼ですけれど、リディア様の錬金術レベルはどれくらいあるんですか?」
「丁度100レベルですわ」
「「「「「100レベル……」」」」」
「何かと一番使うのが錬金術でしたの、皆さんも日々スキルを上げつつ商品を作っていたら気が付けば上がるものですわよ」
「「「「頑張ります!!」」」」
――こうして、大量の食器用洗剤及び、洗濯用洗剤をアイテムボックスに仕舞いこんだところで本日の作業は終了。
後はカイルが薬師を見つけられたかどうか、そして、水筒についての話し合いも皆さんでやらねばなりませんわね。
それに、ポイントカードの説明もしたいですし、商店街で行う運試しの話もしたいですわ。
そう思っていると――。
朝食後カイルは、「最近は王太子領ばかりだったから、ダンノージュ侯爵領の商業ギルドで薬師を探してみる」と言って出かけていかれましたわ。
その間に洗濯物などを済ませ、朝10時には錬金師専用の錬金小屋にてアイテムを広げながら待っていると、ナナリシアさんを除く合計10人のお年寄りを含む錬金術師が集まりましたわ。
「おはようございます皆さん」
「「「おはようございます」」」」
「今回、ダンノージュ侯爵領でも作って欲しい護符が出来ましたので、何時も通りの作業班と、ダンノージュ侯爵領で売る護符の班とで分けようと思いますの。皆さんの錬金スキルはレベル15に達している方は手を挙げてください」
そう言うと、10人の内9人が手を上げられましたわ。
「では、その内から3人、ダンノージュ侯爵領で売る護符を作って頂きたいの。作って頂きたい護符は【耐火の護符】と【除湿の護符】ですわ。【除湿の護符】はスキル15から作れる護符の中では高めのものですの。こちらを毎日一人100から200作って欲しいですわ」
「質問です」
「どうぞ」
「耐火の護符等の特定の護符は、身代わりの華のようには作れないんですか?」
「それを作れるようになるには、錬金術師レベルが最低20は必要となりますわ。最初に作れる付与アクセサリーとしては、レベル10から作れる身代わりの華と帰還の指輪がありますけれど、他は20から作れるもの、30から作れるものと段階がありますの」
「それでまだ作れないんですね」
「ええ、それまでは護符に頼ろうと思いますわ。それに、錬金術レベルが高い物ほど高額になりやすくて、一般的な冒険者では手が出せなくなりますわ」
「分かりました」
「耐火の護符には赤いリボンをつけて、除湿の護符には水色のリボンをつけてくださいませ。売り手が間違えないようにしたいんですの」
「分かりました」
「上手く除湿の護符が作れるようになったら商品として売りに出しますわ。慣れるまでは失敗したらこちらの茶色の箱に入れて下さいませ。成功したものは白い箱に。皆さんの事ですから1時間もしない内に作れるようにはなると思いますが、作れるようになったら、耐火の護符は赤い箱の中に、除湿の護符は水色の箱の中にお願いしますわね」
「「「了解です」」」
「では、作業を始めてくださいませ。わたくしは作りたい商品がありまして、そちらを優先させて頂きますわ」
「「「「分かりました」」」」
こうして、錬金術師にその場を頼み、わたくしはロストテクノロジーで作れる、衝撃に強い水筒を探しましたわ。
確かにロストテクノロジーで作れる物は数が多いですけれど、これってわたくしの前世の記憶が影響してますわよねぇ。
衝撃に強い水筒なんて、男性が良く買うような大きな物しか見つかりませんもの。
結構重かった記憶がありますわ。
魔法瓶で24時間保冷保温が出来るタイプの水筒……。早々直ぐには壊れないとは思いますけれど、果たしてどうかしら。
アイテムボックスを持っている方ならそちらに仕舞って持っていくでしょうし、大丈夫よね。
そう思い、まずは一つ作ってみるとやはり男性用とあって重たいですわ。
洗い方は簡単な物を選びましたけれど、蓋を開けてコップのように使える商品ならば洗いやすいですものね。
紐も丈夫なものがついてますから、乱暴に扱っても吹っ飛んだりはしないでしょう。
「問題は値段ですわよね……」
この世界で水筒と言えば、皮袋主流。
そこに、この水筒となるとお値段が……。確か一般的な水筒は銅貨20枚だったはずだわ。
出来ればお値段は押さえたいけれど、ロストテクノロジーで作った商品は基本お高いのよね。
「うーん……どうしましょう」
取り敢えず、カイル達から意見が聞きたいですわ。
水筒問題は一旦置いておきましょう。
次に地下神殿から出ると外が寒い問題。
冬になればなるほど、それは大きな問題となりますものね。
ほっかり布で簡単に羽織れるマントだと前が寒いですもの、ここはポンチョタイプの物を作ったらどうかしら?
まずは一つ、色合いはピンクのほっかり布が余っていたのでポンチョを作ってみましたわ。
上からすぽっときてマント風にもなるし袖も出来る、まさに理想的では?
しかも、ほっかり布で出来た製品ですから軽いですし荷物も嵩張らないわ。
あら、これ冬場の一般市民用にも売れるんじゃなくて?
そう思っていると、布地を貰いに来たついでに作っていた為、ジャックさん、マリウスさん、ガストさんが部屋に入ってきましたわ。
「あらリディアちゃん、お疲れ様」
「あら、それは新しい商品?」
「ええ、ダンノージュ侯爵領の冒険者さん達が秋から冬にかけて地下神殿から出ると寒くて風邪が流行ると聞いて、少しでも温かくなれる商品が作れないか、ポンチョタイプを作ってみたのですけれど、これ一般でも売れると思いません?」
「あらピンクで作ったのね、可愛いわ」
「これは子供が着たら絶対可愛いわー!」
「冒険者用として考えると、この作りは良いと思うわ。ダンノージュ侯爵領の冬の寒さはどれくらい寒いのかしら?」
「王都が一番寒いらしいですわ。ダンノージュ侯爵領と王太子領は南に位置しますから、寒さはそこまで酷くないんですって。充分ほっかり布を使えば温かいと思いますわ」
「まるで毛布を被るようなものなのね、だったら冒険者用は色を豊富にして飾りっ気のない商品を作ったらどうかしら? 一般庶民用にはオシャレに女性ならフリルとかリボンとかつけたいわ」
「秋から冬にかけての上に着るオシャレとして作るのはアリだと思うわ。洋服店に今後発売する予定の品として飾って貰いましょうよ」
「そうですわね、それも良い考えかもしれませんわ。あとはマネキンを作ってみるのもいいかもしれませんわね」
「「「マネキン?」」」
「ええ、服の組み合わせを見たり、マネキンに服を着せてポーズを取らせて服を着た時のイメージを取れやすくするためのモノですわ」
「「「欲しいわ、マネキン」」」
「では、御一人二つずつでしたらつくれそうですわ」
「「「お願いします!!」」」
こうして、布地で出来た人型マネキンを男女で作り、三人に渡すと、どうやらインスピレーションが沸き起こった様で、とりあえずポンチョだけは見本として早めに作って貰うようにだけお願いして逃げ出しましたわ。
ひと息つこうと思い休憩所に向かうと、今は誰も休憩所にはいらっしゃいませんでしたわ。
そこで、蓄音機で好きな音楽を流しながら秘蔵の紅茶を飲みつつ休憩時間。
この時間帯は皆さん仕事に夢中になっている時間帯でもあって、台所では保護した主婦の方々が昼食準備に走り回ってますわ。
「この箱庭も大きくなりましたわね……もう直ぐアパートも新しく建ちますし」
そう、箱庭で雇った建築士の方々が、皆さんが住めるアパート作りに精を出しておられますわ。3LDKのアパートはもう直ぐ完成するでしょうし、既に図面が出来上がっていた独身の方々のアパート作りにも直ぐ入るでしょう。
保護したお年寄りたちも、自分に出来る事ならば何でもやりたいと申し出て下さって、スキル鑑定をしてから各自スキル上げに没頭しつつ、最初に保護したお年寄りたちは既に商品を作るまでになりましたわ。
「あら、リディア様、ご休憩ですか?」
「ええ、これからの商品についてどうしようか悩んだんですけれど、少し気分転換をしたくて休憩中ですわ」
一人紅茶を飲んでいると、厨房にいた女性から話しかけられましたわ。
確か名前はフランさん。夫の暴力に耐えきれず幼い子供と一緒に保護された方ですわね。
「やりたいことは沢山ありますの。でも中々追い付かずな感じですわ」
「最近は焼肉屋や牛丼屋で忙しかったですもんね。今回は冒険者や一般市民用のアイテムですか?」
「ええ。一応作りたいものはありますから、後は休憩所で案を出しながら作りますわ」
「それが宜しいかと。皆さん働き過ぎて倒れないか心配ですもの。特にリディア様とカイル様は忙しそうで」
「ふふふ、ご心配有難う御座いますわ」
そうね、今日は気楽に各店舗で使うポイントカードでも作ろうかしら。判子やインクも必要よね。出来れば前世に合ったポンと押すだけでインクも付く奴を作ろうかしら。
サルビアの花くらいは想像で何とでもなりますわ。
絵を描いたら独創的というか、子供が泣く絵になりますけれど。
後は食器用洗剤に洗濯用洗剤。
こちらは錬金術アイテムですけれど、直ぐに作れますわね。
ポイントカードを作ったら作り始めましょう。
そうと決まれば、紅茶を飲み終わるとロストテクノロジーで判子を押すタイプのポイントカードを作ると、一度に1000枚単位で作れましたわ。
小さい物ですからそうなりますわね。
これに、判子はこれまたロストテクノロジーでサルビアの花をイメージして各店舗に5つずつ作ると、鞄に入れて立ち上がりましたわ。
その後、皆さんで昼食を挟んでから錬金術小屋で、わたくしも大量の食器用洗剤と洗濯用洗剤を作り始めると、皆さん驚いていらっしゃいましたわ。
「失礼ですけれど、リディア様の錬金術レベルはどれくらいあるんですか?」
「丁度100レベルですわ」
「「「「「100レベル……」」」」」
「何かと一番使うのが錬金術でしたの、皆さんも日々スキルを上げつつ商品を作っていたら気が付けば上がるものですわよ」
「「「「頑張ります!!」」」」
――こうして、大量の食器用洗剤及び、洗濯用洗剤をアイテムボックスに仕舞いこんだところで本日の作業は終了。
後はカイルが薬師を見つけられたかどうか、そして、水筒についての話し合いも皆さんでやらねばなりませんわね。
それに、ポイントカードの説明もしたいですし、商店街で行う運試しの話もしたいですわ。
そう思っていると――。
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