41 / 44
推し友第一号の婚約
しおりを挟む
「えっ!! そうだったの!?」
私は今、推し友メンバーでサロンに集まっている。………正確にはプラスルーク様。気を許しているメンバーだけだから、すこーし貴族令嬢らしからぬ大きな声を出してしまったのは黙認してほしい。
今回みんなを集めたのは珍しいことにオーランド。そう、私の推し友第一号であるオーランドから呼び出されたのだ。何故このメンバーでなのか、そして何故お兄様とニーナ様がいないのかは、とりあえず置いておこう。
なによりも。
「婚約おめでとう」
「ありがとうございます。エレナ様」
まさかオーランドが婚約するとは。男爵家の次男だし、婚約自体はおかしいことじゃない。ただ、彼はセオドア様の侍従…今は専属執事に昇格したんだっけ。だから上位貴族令嬢と婚約するとは、ここにいる誰も予想していなかっただろう。
オーランドだってどこかの貴族に婿入するのではなく、身分にこだわらずクラーク公爵家で働く女性、要するに職場結婚するつもりだって言っていたし。まぁ…公爵家の上級使用人の彼が接する機会が多い相手も同じように上級使用人だろうから、結局は貴族令嬢と結婚すると思っていたけど。
でもだからって、やっぱり幼馴染みとはいえ伯爵令嬢との婚約は驚きでしかないわ。しかも…ねぇ?
「オーランドも彼女のことがずっと好きだったの?」
「そうですね…初恋の相手ではありました。身分が違いすぎるので諦めたといいますか、クラーク公爵家でお世話になることが決まった時点で気持ちに蓋をしました」
相手はずーっとオーランドを想い続けていた…うん。その恋が実るなんて素敵な話よね。でも…
「もっと早く知りたかったわ」
正確にはもっと早く婚約してほしかった。そしたら私も悩まずに済んだのに。
ナターシャ・ハーロウ
まさか、主人公の想い人が幼馴染みの男爵令息、オーランド・ホルトだったとはね。
*
*
みんながサロンを出た後、ルーク様と私はもう少しその場に残った。
「あの…降ろしてもらえませんか?」
「なんで?」
なんでって…ここじゃ平常心を保てないからよ。
私が座っているのはルーク様の膝の上。りょ、両思いになってからよく膝に乗せられ抱きしめられるの。
「ルーク様は今後も推し活に参加されるのですか?」
「ダメ?」
「いえっ。参加者が増えるのは嬉しいですし」
「内容に興味はないけどエレナのそばにいたいからね」
っ/// これがお兄様とニーナ様がいなかった理由。オーランドが推し友に婚約報告するため呼んだ場に、ルーク様が私についてきたってだけなの。
本当はドキドキしてそれどころじゃないけれど、この際気になっている事を全て確認しておきたい。
「まさか彼女の想い人がお兄様でもなく、ルーク様でもなく、オーランドだったとは思いませんでした」
「ん? ライナスだけでなく俺も?」
「はい。だって…」
「エレナはオーランドと距離が近いからねぇ」
?? 確かにオーランドは異性って言うより推し友感が強すぎて、推しの話になると盛り上がってつい手を握ってしまったり、分かる~って肩を叩いてしまったりするけど…でもいつものメンバーしかいない時だけだよ?
他の人がいる時はちゃんと貴族令嬢の私しか出してないし…なにより今はルーク様とナターシャの関係を問いただしたいのであって、オーランドは関係ない。
「もう俺の婚約者だって知ったんだから、これからは距離感に気を付けないと…お仕置きが必要になるかもね?」
「おっ、お仕置きですか!?」
「うん。だから気を付けてね」
えっと…その笑顔、怖いんですが……。
「彼女がエレナに嫉妬する気持は手に取るように分かったから、少し手を貸すことにしたんだ」
「それってルーク様はオーランドに嫉妬してたってことですか?」
「そりゃあね」
う、嬉しい。
「ですが私は彼女に嫉妬されるほど関わりがないのですが…」
むしろ全くないのだが。
「オーランドから聞いていたらしいよ」
「?? 何をでしょう?」
初めて会った時、私が学園入学前にカフェテリアでオムライスを食べたあの日。オーランドが学園に来た理由が『私に誘われたから』。それを聞いて嫉妬して睨んできた、らしい。
私にぶつかってきたあの日、確かに私はその直前に推し友と集まっていた。オーランドがいるサロンから私が出てきたのを見たらしいけど…。
いやいやいや、めっちゃ迷惑! 完全に八つ当たりじゃないか。
「もちろんエレナを睨んだり、態とぶつかってきたりしたことを許すつもりはない。だけどこれ以上エレナに危害を加えさせないために、さっさとくっつけてしまおうと思ってね」
まさかの理由! オーランドやナターシャではなく私のためだったとは。
「では以前彼女と握手していたのは?」
これが一番聞きたかったのだ。
「握手? 記憶にないが……あぁ、オーランドとの仲を取り持つ約束をした時か。エレナ見ていたんだね。大丈夫、すぐ洗い流したから」
洗い流したんだ。嬉しいような、流石に彼女が不憫なような、反応に困るわ。でも良かった。
「完全に私の勘違いだったのですね」
「もしかして…嫉妬、してくれたの?」
「えっ! そ、それはその…………はい」
嬉しいと言って更に私をぎゅーっと抱きしめてくる。なんかもうどうでも良くなってきた。
ねぇナターシャ? オーランドが幸せそうだったから、あなたがしてきた数々の失礼な態度を自分が素直になれなかったせいだとオーランドが謝るから、あなた達を祝福するけど、あなたにオーランドは勿体ないって思ってしまうの。
オーランドが休暇で実家に戻った際、あなたにニーナ様が素敵だと、憧れだなんて話すからニーナ様に嫉妬してしまったのは仕方ないと思う。
好きな人から別の女性を褒める話を聞かされるなんて辛いもの。でもだからってニーナ様の幸せを壊すためにお兄様に近付き、婚約を解消させようとするのはやり過ぎよ。
ターゲットを私に変えた理由も理解はした。でもね、ニーナ様はもちろん私もあなたより爵位が上なの。睨んだりぶつかったり、処罰されていたっておかしくないの。そもそも貴族令嬢以前に人としてダメすぎ。
ルーク様は違うって言っていたけど、きっとナターシャはお兄様の時と同じようにルーク様に近付いたんだと思う。ただ芽が出る前に摘み取られただけで。あなたは私達が婚約していることを知ってたんでしょう? なら私達の婚約も解消させるつもりだったのよね?
だから今の私はあなたを許すことができない。
ルーク様が裏から手を回したおかげであなたの父親である伯爵を説得でき、継ぐ爵位を持たないオーランドと結婚が許されたこと、絶対に忘れないで。
いつか私があなたを許せるように、心からあなたの幸せを祝福できるように、今までしてきたことをしっかり反省し、オーランドの隣に立つに相応しい女性になってほしい。
私は今、推し友メンバーでサロンに集まっている。………正確にはプラスルーク様。気を許しているメンバーだけだから、すこーし貴族令嬢らしからぬ大きな声を出してしまったのは黙認してほしい。
今回みんなを集めたのは珍しいことにオーランド。そう、私の推し友第一号であるオーランドから呼び出されたのだ。何故このメンバーでなのか、そして何故お兄様とニーナ様がいないのかは、とりあえず置いておこう。
なによりも。
「婚約おめでとう」
「ありがとうございます。エレナ様」
まさかオーランドが婚約するとは。男爵家の次男だし、婚約自体はおかしいことじゃない。ただ、彼はセオドア様の侍従…今は専属執事に昇格したんだっけ。だから上位貴族令嬢と婚約するとは、ここにいる誰も予想していなかっただろう。
オーランドだってどこかの貴族に婿入するのではなく、身分にこだわらずクラーク公爵家で働く女性、要するに職場結婚するつもりだって言っていたし。まぁ…公爵家の上級使用人の彼が接する機会が多い相手も同じように上級使用人だろうから、結局は貴族令嬢と結婚すると思っていたけど。
でもだからって、やっぱり幼馴染みとはいえ伯爵令嬢との婚約は驚きでしかないわ。しかも…ねぇ?
「オーランドも彼女のことがずっと好きだったの?」
「そうですね…初恋の相手ではありました。身分が違いすぎるので諦めたといいますか、クラーク公爵家でお世話になることが決まった時点で気持ちに蓋をしました」
相手はずーっとオーランドを想い続けていた…うん。その恋が実るなんて素敵な話よね。でも…
「もっと早く知りたかったわ」
正確にはもっと早く婚約してほしかった。そしたら私も悩まずに済んだのに。
ナターシャ・ハーロウ
まさか、主人公の想い人が幼馴染みの男爵令息、オーランド・ホルトだったとはね。
*
*
みんながサロンを出た後、ルーク様と私はもう少しその場に残った。
「あの…降ろしてもらえませんか?」
「なんで?」
なんでって…ここじゃ平常心を保てないからよ。
私が座っているのはルーク様の膝の上。りょ、両思いになってからよく膝に乗せられ抱きしめられるの。
「ルーク様は今後も推し活に参加されるのですか?」
「ダメ?」
「いえっ。参加者が増えるのは嬉しいですし」
「内容に興味はないけどエレナのそばにいたいからね」
っ/// これがお兄様とニーナ様がいなかった理由。オーランドが推し友に婚約報告するため呼んだ場に、ルーク様が私についてきたってだけなの。
本当はドキドキしてそれどころじゃないけれど、この際気になっている事を全て確認しておきたい。
「まさか彼女の想い人がお兄様でもなく、ルーク様でもなく、オーランドだったとは思いませんでした」
「ん? ライナスだけでなく俺も?」
「はい。だって…」
「エレナはオーランドと距離が近いからねぇ」
?? 確かにオーランドは異性って言うより推し友感が強すぎて、推しの話になると盛り上がってつい手を握ってしまったり、分かる~って肩を叩いてしまったりするけど…でもいつものメンバーしかいない時だけだよ?
他の人がいる時はちゃんと貴族令嬢の私しか出してないし…なにより今はルーク様とナターシャの関係を問いただしたいのであって、オーランドは関係ない。
「もう俺の婚約者だって知ったんだから、これからは距離感に気を付けないと…お仕置きが必要になるかもね?」
「おっ、お仕置きですか!?」
「うん。だから気を付けてね」
えっと…その笑顔、怖いんですが……。
「彼女がエレナに嫉妬する気持は手に取るように分かったから、少し手を貸すことにしたんだ」
「それってルーク様はオーランドに嫉妬してたってことですか?」
「そりゃあね」
う、嬉しい。
「ですが私は彼女に嫉妬されるほど関わりがないのですが…」
むしろ全くないのだが。
「オーランドから聞いていたらしいよ」
「?? 何をでしょう?」
初めて会った時、私が学園入学前にカフェテリアでオムライスを食べたあの日。オーランドが学園に来た理由が『私に誘われたから』。それを聞いて嫉妬して睨んできた、らしい。
私にぶつかってきたあの日、確かに私はその直前に推し友と集まっていた。オーランドがいるサロンから私が出てきたのを見たらしいけど…。
いやいやいや、めっちゃ迷惑! 完全に八つ当たりじゃないか。
「もちろんエレナを睨んだり、態とぶつかってきたりしたことを許すつもりはない。だけどこれ以上エレナに危害を加えさせないために、さっさとくっつけてしまおうと思ってね」
まさかの理由! オーランドやナターシャではなく私のためだったとは。
「では以前彼女と握手していたのは?」
これが一番聞きたかったのだ。
「握手? 記憶にないが……あぁ、オーランドとの仲を取り持つ約束をした時か。エレナ見ていたんだね。大丈夫、すぐ洗い流したから」
洗い流したんだ。嬉しいような、流石に彼女が不憫なような、反応に困るわ。でも良かった。
「完全に私の勘違いだったのですね」
「もしかして…嫉妬、してくれたの?」
「えっ! そ、それはその…………はい」
嬉しいと言って更に私をぎゅーっと抱きしめてくる。なんかもうどうでも良くなってきた。
ねぇナターシャ? オーランドが幸せそうだったから、あなたがしてきた数々の失礼な態度を自分が素直になれなかったせいだとオーランドが謝るから、あなた達を祝福するけど、あなたにオーランドは勿体ないって思ってしまうの。
オーランドが休暇で実家に戻った際、あなたにニーナ様が素敵だと、憧れだなんて話すからニーナ様に嫉妬してしまったのは仕方ないと思う。
好きな人から別の女性を褒める話を聞かされるなんて辛いもの。でもだからってニーナ様の幸せを壊すためにお兄様に近付き、婚約を解消させようとするのはやり過ぎよ。
ターゲットを私に変えた理由も理解はした。でもね、ニーナ様はもちろん私もあなたより爵位が上なの。睨んだりぶつかったり、処罰されていたっておかしくないの。そもそも貴族令嬢以前に人としてダメすぎ。
ルーク様は違うって言っていたけど、きっとナターシャはお兄様の時と同じようにルーク様に近付いたんだと思う。ただ芽が出る前に摘み取られただけで。あなたは私達が婚約していることを知ってたんでしょう? なら私達の婚約も解消させるつもりだったのよね?
だから今の私はあなたを許すことができない。
ルーク様が裏から手を回したおかげであなたの父親である伯爵を説得でき、継ぐ爵位を持たないオーランドと結婚が許されたこと、絶対に忘れないで。
いつか私があなたを許せるように、心からあなたの幸せを祝福できるように、今までしてきたことをしっかり反省し、オーランドの隣に立つに相応しい女性になってほしい。
42
あなたにおすすめの小説
冷酷侯爵と政略結婚したら、実家がざまぁされました
鍛高譚
恋愛
「この結婚は、家のため。ただの政略結婚よ」
そう言い聞かせ、愛のない結婚を受け入れた公爵令嬢リゼット。
しかし、挙式後すぐに父が「婚約破棄しろ」と命じてきた!?
だが、夫であるアレクシス・フォン・シュヴァルツ侯爵は冷たく言い放つ。
「彼女を渡すつもりはない」
冷酷無慈悲と噂される侯爵が、なぜかリゼットを溺愛し始める!?
毎日甘やかされ、守られ、気づけば逃げ場なし!
さらに、父の不正が明るみに出て、公爵家は失墜――
リゼットを道具として利用しようとした者たちに、ざまぁの鉄槌が下される!
政略結婚から始まる、甘々溺愛ラブストーリー!
「愛なんてないはずなのに……どうしてこんなに大切にされるの?」
婚約破棄されたので田舎で猫と暮らします
たくわん
恋愛
社交界の華と謳われた伯爵令嬢セレスティアは、王太子から「完璧すぎて息が詰まる」と婚約破棄を告げられる。傷心のまま逃げるように向かったのは、亡き祖母が遺した田舎の小さな屋敷だった。
荒れ果てた屋敷、慣れない一人暮らし、そして庭に住みついた五匹の野良猫たち。途方に暮れるセレスティアの隣には、無愛想で人嫌いな青年医師・ノアが暮らしていた。
「この猫に構うな。人間嫌いだから」
冷たく突き放すノアだが、捨て猫を保護し、傷ついた動物を治療する彼の本当の姿を知るうちに、セレスティアの心は少しずつ惹かれていく。
猫の世話を通じて近づく二人。やがて明かされるノアの過去と、王都から届く縁談の催促。「完璧な令嬢」を脱ぎ捨てた先に待つ、本当の自分と本当の恋——。
引きこもり少女、御子になる~お世話係は過保護な王子様~
浅海 景
恋愛
オッドアイで生まれた透花は家族から厄介者扱いをされて引きこもりの生活を送っていた。ある日、双子の姉に突き飛ばされて頭を強打するが、目を覚ましたのは見覚えのない場所だった。ハウゼンヒルト神聖国の王子であるフィルから、世界を救う御子(みこ)だと告げられた透花は自分には無理だと否定するが、御子であるかどうかを判断するために教育を受けることに。
御子至上主義なフィルは透花を大切にしてくれるが、自分が御子だと信じていない透花はフィルの優しさは一時的なものだと自分に言い聞かせる。
「きっといつかはこの人もまた自分に嫌悪し離れていくのだから」
自己肯定感ゼロの少女が過保護な王子や人との関わりによって、徐々に自分を取り戻す物語。
契約結婚の相手が優しすぎて困ります
みみぢあん
恋愛
ペルサル伯爵の婚外子リアンナは、学園に通い淑女の教育を受けているが、帰宅すれば使用人のような生活をおくっていた。 学園の卒業が近くなったある日、リアンナは父親と変わらない年齢の男爵との婚約が決まる。 そんなリアンナにフラッドリー公爵家の後継者アルベールと契約結婚をしないかと持ちかけられた。
元王太子妃候補、現王宮の番犬(仮)
モンドール
恋愛
伯爵令嬢ルイーザは、幼い頃から王太子妃を目指し血の滲む努力をしてきた。勉学に励み、作法を学び、社交での人脈も作った。しかし、肝心の王太子の心は射止められず。
そんな中、何者かの手によって大型犬に姿を変えられてしまったルイーザは、暫く王宮で飼われる番犬の振りをすることになり──!?
「わん!」(なんでよ!)
(『小説家になろう』にも同一名義で投稿しています。)
「君以外を愛する気は無い」と婚約者様が溺愛し始めたので、異世界から聖女が来ても大丈夫なようです。
海空里和
恋愛
婚約者のアシュリー第二王子にべた惚れなステラは、彼のために努力を重ね、剣も魔法もトップクラス。彼にも隠すことなく、重い恋心をぶつけてきた。
アシュリーも、そんなステラの愛を静かに受け止めていた。
しかし、この国は20年に一度聖女を召喚し、皇太子と結婚をする。アシュリーは、この国の皇太子。
「たとえ聖女様にだって、アシュリー様は渡さない!」
聖女と勝負してでも彼を渡さないと思う一方、ステラはアシュリーに切り捨てられる覚悟をしていた。そんなステラに、彼が告げたのは意外な言葉で………。
※本編は全7話で完結します。
※こんなお話が書いてみたくて、勢いで書き上げたので、設定が緩めです。
狂おしいほど愛しています、なのでよそへと嫁ぐことに致します
ちより
恋愛
侯爵令嬢のカレンは分別のあるレディだ。頭の中では初恋のエル様のことでいっぱいになりながらも、一切そんな素振りは見せない徹底ぶりだ。
愛するエル様、神々しくも真面目で思いやりあふれるエル様、その残り香だけで胸いっぱいですわ。
頭の中は常にエル様一筋のカレンだが、家同士が決めた結婚で、公爵家に嫁ぐことになる。愛のない形だけの結婚と思っているのは自分だけで、実は誰よりも公爵様から愛されていることに気づかない。
公爵様からの溺愛に、不器用な恋心が反応したら大変で……両思いに慣れません。
婚約者に好きな人がいると言われ、スパダリ幼馴染にのりかえることにした
みみぢあん
恋愛
子爵家令嬢のアンリエッタは、婚約者のエミールに『好きな人がいる』と告白された。 アンリエッタが婚約者エミールに抗議すると… アンリエッタの幼馴染みバラスター公爵家のイザークとの関係を疑われ、逆に責められる。 疑いをはらそうと説明しても、信じようとしない婚約者に怒りを感じ、『幼馴染みのイザークが婚約者なら良かったのに』と、口をすべらせてしまう。 そこからさらにこじれ… アンリエッタと婚約者の問題は、幼馴染みのイザークまで巻き込むさわぎとなり――――――
🌸お話につごうの良い、ゆるゆる設定です。どうかご容赦を(・´з`・)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる