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おまけ 棒付きキャンディ
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あの事件から、特に大きな事件もなく穏やかに過ごすこと数ヶ月。季節は夏になっていた。僕と海斗は相変わらずいちゃいちゃしている。
ただ、日常にはちょっとした困り事もある。
例えば、今起こっているこんな事件。
「ねえー、かいとー? キャンディ買うのはいいんだけどさ、夏なのにそこら辺に置くのやめてよ! 溶けるじゃん」
「ごめんごめん」
「本当に反省してる?」
「してますしてます」
海斗はものすんごくキャンディが好きだ。特に棒付きキャンディ。だけど、今は夏だというのにそこら辺に放置する。だから溶けた飴ばかりが量産されるんだ。
「これからはしっかりしまいましょう」
「はい」
この会話も何度したことだろうか。毎回毎回海斗も僕も飽きないなと思う今日この頃である。
そして、今日はせっかくこの話題が出たから、やりたいことがあったのだ。
「海斗、今時間ある?」
「いまは……おやつの3時か。おやつ食べる以外用事ないから大丈夫」
「——じゃあ! スプタンを生かしたエロい写真を撮ろう!」
「なんて言った?」
「エロい写真を撮ろう?」
「聞き間違えじゃなかった……」
海斗はなんだかげんなりした顔をしている。僕が唐突に辺なことを言い出すのは今に始まったことじゃないっていうのに。
げんなりした顔をして聞いているのかいないのかよくわからない海斗に今回考えたことを説明していく。
やることは簡単。スプタンのエロい写真を撮ること。ただそれだけ。
僕がこれを思い立ったのもまた簡単。単純に「スプタン」と検索して出てくる写真はなんだかエロいからだ。せっかく僕らもしているのだから、それを見てエロい写真を撮りたいと思っても不思議ではないだろう。
「——本気なんだね?」
「本気だよ。何言ってんのさ」
説明を終えても海斗はなんとも言えない顔をしている。なのに、突然キリッとした表情をし出した。——これはめんどくさくなる予感。
「じゃあ、やるなら徹底的に!」
始まった……。海斗はスイッチが入ると途端にこだわり出す。それもたいてい言い出しっぺの僕以上にこだわるんだ。これはかなりめんどくさくなる気がする。
でも、言い出したのは僕。負けるわけにはいかないので、本気を出そうと思う。
そして、このイベントはそれはもうすごく白熱した。ルールをしっかり決めて、対決にするくらいには。
ちなみにルールは「小道具は一個まで」、「それぞれ30分で珠玉の一枚を撮って見せ合う」しか決まらなかった。あの一時間はなんだったんだろうか。
そんなことを考えつつも、それぞれの部屋に別れ、対決開始。ちなみに僕が割り当てられた部屋は脱衣所。海斗の家は二手に分かれようとすると、トイレが脱衣所に別れるしかない間取りなんだ。
さて、僕はどんな写真を撮ろうか。とてつもなく迷う。中途半端な写真を撮った場合、海斗の写真を見るまでもなく負けが確定してしまう。それだけは嫌だ。
あーでもないこーでもないとうなるうちに、早くも15分経過。でも何にも取れていない。そろそろ焦らないとまずいだろうか。
そんなこんなで焦りながら考えた作戦は一つ。
「小道具を使わずに、正々堂々スプタンだけで勝負する」、それだけ。
そこからはとにかく角度にこだわって写真を撮った。十分くらいしかなかったのに、30枚はこだわったものを取っただろう。そこから、さらに良いものを選別、決定。それが終わったのは制限時間1分前。
僕が割り当てられた脱衣所から出ると、カイトはのんびりダラダラ寝そべってテレビゲームをやっていた。どんだけ余裕ぶっこいてんだ、海斗は。
「かいと、終わったよ。こっちも結構いいの取れたんだからね?」
「すい、こっちもだいぶ自信あるから。負ける気がしない」
結構な自信のようで。鼻息がふふんとなっているような気さえする。
「じゃあ、せーのでみせるよ。OK?」
「わかった」
「せーの!」
その合図と同時に僕が出したのは、顔の下半分が映るような写真。口元に下からピースのようにした手を当て、舌を強調。口はもちろん軽く開けて、舌を出して見せるように。
我ながら良い写真が撮れたと思っている。
そして、並んでいる海斗の写真を見た時。咄嗟に負けたと思った。そりゃあ、とんでもなくエロい写真だったから。
アングルはほぼ僕と同じ。海斗はかっこいいのを自覚しているタイプだから、顔も入れてくると思った。予想外だ。
そして、軽く口を開けて舌を見せるようにしているところも同じ。
でも、その下の間に、棒付きキャンディの棒の部分を挟んで、舌の上にキャンディが乗るような構図にしているんだ。スプタンを活かしているし、とてつもなくエロい。
それがわかっているんだろう。海斗もこちらを自慢げな表情で見ている。きっと僕の写真を見て一目で勝ったと思ったはずだ。
「……ま、負けました」
「よろしい」
おとなしく負けを認めると、海斗は尊大な態度。なんだかムカつくけど仕方がない。特に罰ゲームがあるわけでもないし。なんて思っていたら。
「じゃあ、罰ゲーム」
「はぁ!? そんなの決めてなくない!?」
「今決めた」
海斗の一存で、罰ゲームが決まった。確かにいつも僕が言い出したものがゲームになって、僕が負けて、罰ゲームを受けるけども。今日は罰ゲームなかったじゃん。そう思うももう遅い。海斗は意気揚々と罰ゲームの準備を始めた。
「で、これはなんですか? 海斗さん」
「えっちな翠さんの写真を取りたいと思いまして。この機会にと」
結果、僕はえっちなハメ撮りを取られてしまうらしい。別に海斗は絶対に外に出さないし、もしも、もしも別れる時は僕が全部消させてやるから大丈夫。別に保存されているのも探し出して消してやるつもり。なんだけど。
「勝ちたかった……」
とにかく勝ちたかった……。負けたくなかった……。いつも負けるのになんで僕は毎回海斗に挑んでいくんだろう。
そんなことを考えても、もう海斗にすっぽんぽんにされて、手遅れ。おとなしくベットの上にちんまり座る。
「じゃあ、翠。いつも通りセックスしようか。カメラのことは一切気にしないで」
そういって海斗は徐に僕にキスをした。二股になった舌はやっぱり気持ちが良くて、思わず声が溢れてしまう。
——カシャッ。
「んぅ……ぁん……」
「翠、気持ちいいね」
そして手がいつのまにか胸を弄り出した。初めはこねるように優しく。次に摘んだり引っ張ったり少し激しく。僕が気持ちよくなるやり方を熟知している海斗。
「あぁっ、ぁん……んぁっ!? 、ぅあぁぁぁ……!」
——カシャッ。
そして、胸の刺激に夢中になっている間に軽く僕自身を扱かれる。快感ですっかりぐずぐずになっていた僕はそれだけで簡単に達してしまった。
「翠、えっちで可愛いよ」
海斗はそう囁きつつ、今度は後孔にゆっくりと指を入れる。今日はゆっくり攻めてくれているから、このままゆっくりと快感を与えてくれるんだろう。そう思った時。
「ぁぁんぁっ!?」
いきなり海斗の指がぐるりと中で一回転して、叫び声のような喘ぎ声をあげてしまう。そして、そのまま海斗は性急に指を動かし、僕の後孔をほぐして行った。
「じゃあ、いくよ?」
「? 、んぁぁぁ、ぅぁ……あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!」
海斗は一言声をかけると、いきなり僕の中に思いっきり突き立ててきた。いつも思いっきりやらないと気が済まないのか、海斗は。
そこまではそんな無駄なことを考える余裕があった。
「まだまだ余裕そうだねっ!」
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!」
僕に余裕があるのを察したのか、海斗の動きが一気に早くなる。途端に僕の余裕は無くなって、喘ぎ声が口から漏れるだけになった。
——カシャッ。
「んぁぁっ、ぁ゛ぁ゛……ぁ゛っ」
——カシャッ。
寝室にはさっきからずっとカメラの音が響いている。でももうそれすらも気にする余裕がない。
「すいっ、そろそろ出すよっ」
その声と共に、温かいものが中に流れてくる。
これで終わり。そう思ったけど。まだ中の海斗は硬さを失っていない。
「じゃあ、すい。もうしばらく付き合って?」
「あぁ゛っ、あっん……ぅ゛ぁぁっ」
そこから海斗の底なしの体力に付き合わされた。ちなみに僕の記憶は途中で途切れている。
「すいませんでしたあ!」
朝目が覚めると、海斗がベットの下で土下座をしていた。きっと昨日は調子に乗ってやりすぎたと反省しているんだろう。
「じゃあ、今度から棒付きキャンディそこら辺に放っておかないでね?」
「わかりました!」
この日から、海斗の家に溶けた棒付きキャンディは現れなくなったとさ。
ただ、日常にはちょっとした困り事もある。
例えば、今起こっているこんな事件。
「ねえー、かいとー? キャンディ買うのはいいんだけどさ、夏なのにそこら辺に置くのやめてよ! 溶けるじゃん」
「ごめんごめん」
「本当に反省してる?」
「してますしてます」
海斗はものすんごくキャンディが好きだ。特に棒付きキャンディ。だけど、今は夏だというのにそこら辺に放置する。だから溶けた飴ばかりが量産されるんだ。
「これからはしっかりしまいましょう」
「はい」
この会話も何度したことだろうか。毎回毎回海斗も僕も飽きないなと思う今日この頃である。
そして、今日はせっかくこの話題が出たから、やりたいことがあったのだ。
「海斗、今時間ある?」
「いまは……おやつの3時か。おやつ食べる以外用事ないから大丈夫」
「——じゃあ! スプタンを生かしたエロい写真を撮ろう!」
「なんて言った?」
「エロい写真を撮ろう?」
「聞き間違えじゃなかった……」
海斗はなんだかげんなりした顔をしている。僕が唐突に辺なことを言い出すのは今に始まったことじゃないっていうのに。
げんなりした顔をして聞いているのかいないのかよくわからない海斗に今回考えたことを説明していく。
やることは簡単。スプタンのエロい写真を撮ること。ただそれだけ。
僕がこれを思い立ったのもまた簡単。単純に「スプタン」と検索して出てくる写真はなんだかエロいからだ。せっかく僕らもしているのだから、それを見てエロい写真を撮りたいと思っても不思議ではないだろう。
「——本気なんだね?」
「本気だよ。何言ってんのさ」
説明を終えても海斗はなんとも言えない顔をしている。なのに、突然キリッとした表情をし出した。——これはめんどくさくなる予感。
「じゃあ、やるなら徹底的に!」
始まった……。海斗はスイッチが入ると途端にこだわり出す。それもたいてい言い出しっぺの僕以上にこだわるんだ。これはかなりめんどくさくなる気がする。
でも、言い出したのは僕。負けるわけにはいかないので、本気を出そうと思う。
そして、このイベントはそれはもうすごく白熱した。ルールをしっかり決めて、対決にするくらいには。
ちなみにルールは「小道具は一個まで」、「それぞれ30分で珠玉の一枚を撮って見せ合う」しか決まらなかった。あの一時間はなんだったんだろうか。
そんなことを考えつつも、それぞれの部屋に別れ、対決開始。ちなみに僕が割り当てられた部屋は脱衣所。海斗の家は二手に分かれようとすると、トイレが脱衣所に別れるしかない間取りなんだ。
さて、僕はどんな写真を撮ろうか。とてつもなく迷う。中途半端な写真を撮った場合、海斗の写真を見るまでもなく負けが確定してしまう。それだけは嫌だ。
あーでもないこーでもないとうなるうちに、早くも15分経過。でも何にも取れていない。そろそろ焦らないとまずいだろうか。
そんなこんなで焦りながら考えた作戦は一つ。
「小道具を使わずに、正々堂々スプタンだけで勝負する」、それだけ。
そこからはとにかく角度にこだわって写真を撮った。十分くらいしかなかったのに、30枚はこだわったものを取っただろう。そこから、さらに良いものを選別、決定。それが終わったのは制限時間1分前。
僕が割り当てられた脱衣所から出ると、カイトはのんびりダラダラ寝そべってテレビゲームをやっていた。どんだけ余裕ぶっこいてんだ、海斗は。
「かいと、終わったよ。こっちも結構いいの取れたんだからね?」
「すい、こっちもだいぶ自信あるから。負ける気がしない」
結構な自信のようで。鼻息がふふんとなっているような気さえする。
「じゃあ、せーのでみせるよ。OK?」
「わかった」
「せーの!」
その合図と同時に僕が出したのは、顔の下半分が映るような写真。口元に下からピースのようにした手を当て、舌を強調。口はもちろん軽く開けて、舌を出して見せるように。
我ながら良い写真が撮れたと思っている。
そして、並んでいる海斗の写真を見た時。咄嗟に負けたと思った。そりゃあ、とんでもなくエロい写真だったから。
アングルはほぼ僕と同じ。海斗はかっこいいのを自覚しているタイプだから、顔も入れてくると思った。予想外だ。
そして、軽く口を開けて舌を見せるようにしているところも同じ。
でも、その下の間に、棒付きキャンディの棒の部分を挟んで、舌の上にキャンディが乗るような構図にしているんだ。スプタンを活かしているし、とてつもなくエロい。
それがわかっているんだろう。海斗もこちらを自慢げな表情で見ている。きっと僕の写真を見て一目で勝ったと思ったはずだ。
「……ま、負けました」
「よろしい」
おとなしく負けを認めると、海斗は尊大な態度。なんだかムカつくけど仕方がない。特に罰ゲームがあるわけでもないし。なんて思っていたら。
「じゃあ、罰ゲーム」
「はぁ!? そんなの決めてなくない!?」
「今決めた」
海斗の一存で、罰ゲームが決まった。確かにいつも僕が言い出したものがゲームになって、僕が負けて、罰ゲームを受けるけども。今日は罰ゲームなかったじゃん。そう思うももう遅い。海斗は意気揚々と罰ゲームの準備を始めた。
「で、これはなんですか? 海斗さん」
「えっちな翠さんの写真を取りたいと思いまして。この機会にと」
結果、僕はえっちなハメ撮りを取られてしまうらしい。別に海斗は絶対に外に出さないし、もしも、もしも別れる時は僕が全部消させてやるから大丈夫。別に保存されているのも探し出して消してやるつもり。なんだけど。
「勝ちたかった……」
とにかく勝ちたかった……。負けたくなかった……。いつも負けるのになんで僕は毎回海斗に挑んでいくんだろう。
そんなことを考えても、もう海斗にすっぽんぽんにされて、手遅れ。おとなしくベットの上にちんまり座る。
「じゃあ、翠。いつも通りセックスしようか。カメラのことは一切気にしないで」
そういって海斗は徐に僕にキスをした。二股になった舌はやっぱり気持ちが良くて、思わず声が溢れてしまう。
——カシャッ。
「んぅ……ぁん……」
「翠、気持ちいいね」
そして手がいつのまにか胸を弄り出した。初めはこねるように優しく。次に摘んだり引っ張ったり少し激しく。僕が気持ちよくなるやり方を熟知している海斗。
「あぁっ、ぁん……んぁっ!? 、ぅあぁぁぁ……!」
——カシャッ。
そして、胸の刺激に夢中になっている間に軽く僕自身を扱かれる。快感ですっかりぐずぐずになっていた僕はそれだけで簡単に達してしまった。
「翠、えっちで可愛いよ」
海斗はそう囁きつつ、今度は後孔にゆっくりと指を入れる。今日はゆっくり攻めてくれているから、このままゆっくりと快感を与えてくれるんだろう。そう思った時。
「ぁぁんぁっ!?」
いきなり海斗の指がぐるりと中で一回転して、叫び声のような喘ぎ声をあげてしまう。そして、そのまま海斗は性急に指を動かし、僕の後孔をほぐして行った。
「じゃあ、いくよ?」
「? 、んぁぁぁ、ぅぁ……あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!」
海斗は一言声をかけると、いきなり僕の中に思いっきり突き立ててきた。いつも思いっきりやらないと気が済まないのか、海斗は。
そこまではそんな無駄なことを考える余裕があった。
「まだまだ余裕そうだねっ!」
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!」
僕に余裕があるのを察したのか、海斗の動きが一気に早くなる。途端に僕の余裕は無くなって、喘ぎ声が口から漏れるだけになった。
——カシャッ。
「んぁぁっ、ぁ゛ぁ゛……ぁ゛っ」
——カシャッ。
寝室にはさっきからずっとカメラの音が響いている。でももうそれすらも気にする余裕がない。
「すいっ、そろそろ出すよっ」
その声と共に、温かいものが中に流れてくる。
これで終わり。そう思ったけど。まだ中の海斗は硬さを失っていない。
「じゃあ、すい。もうしばらく付き合って?」
「あぁ゛っ、あっん……ぅ゛ぁぁっ」
そこから海斗の底なしの体力に付き合わされた。ちなみに僕の記憶は途中で途切れている。
「すいませんでしたあ!」
朝目が覚めると、海斗がベットの下で土下座をしていた。きっと昨日は調子に乗ってやりすぎたと反省しているんだろう。
「じゃあ、今度から棒付きキャンディそこら辺に放っておかないでね?」
「わかりました!」
この日から、海斗の家に溶けた棒付きキャンディは現れなくなったとさ。
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