地球にダンジョンが生まれた日---突然失われた日常 出会った人とチートと力を合わせて生き残る!

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朝、7時。それは起床時間であったり仕事始めであったり、就寝時間である人も居ただろう。私、蒼眞 空【そうま くう】は大学が休みでバイトに行くにも早い時間だった。父と母と私、それに我が家の愛犬‘’‘黒鉄‘’‘の4人家族。都心へのアクセスが良い郊外の新築一戸建てに越して来たばかり。と、至って平凡な家庭だ。

ゴゴゴゴゴゴゴーーーーーッ、ギャリギャリギャリーーーーー、っと凄まじい音と同時にグラグラグラグラーー縦と横、どちらとも言えないとても大きな揺れが起こった。

「地震!!空どこ?」   「お母さん!ここーー寝室だよーー」
いつもはどこかぼーっと力の抜ける印象を与える母が珍しくシャキっとした声を上げるああ見えて母もやる時はやるのだ・・・今でこそ、ぽっちゃりさんでプリプリぽてぽてと歩いているが昔はキビキビと働いていたらしい。

私は、部屋で寝ていた。まだ起きる時間じゃ無い!しかしあまりの揺れに飛び起きた。大きな地震に備えてあった靴下、スニーカー、服(ポッケの沢山着いたジャケットにチノパン)、防災リュックと秒で装着完了。こんなに早く役立つ日が来るなんて・・・防災のセミナーに感化された母が先ずは、自分達で生き抜くのよ!と準備した防災グッズ。数日生き残るセット。と暫く生き抜くセットを玄関と各階に準備していた。

通路を確保した私達、スマホで確認するも・・・そう言えば、こんなに大きな地震だけど地震のアラーム鳴らなかったな、なんて考えていたら

「お父さんとまだ連絡がつかない。黒鉄のお散歩に行ってるの。」

と緊張した顔の母・・・その時、ガチャガチャ、ガタッ、ガタガタッと常に無い騒々しさで玄関から父と黒鉄がボロボロで帰ってきた

「「お父さん!黒鉄!!」」

「良かった、お前達も無事で!うちも潰れて無いな、取り敢えず外には出ない方が良い。信じられないけど、何だか映画でも見てる様な感じになってる。ただの地震じゃ無いんだ。」

「え?!」 訳が分からない。色々な災害は大丈夫なのかな・・・

「屋上行ってみたら分かる。言葉だけじゃ信じられないと思うから・・・」と暗い瞳になる父

 

屋上に出てみてびっくり、まだ見慣れていない景色ではあるけれどここまで変わっていたら気付く、街並みはすっかり変わり果て家もまばら、何だか映画やアニメ、ゲームの世界、母が大好き(私もだけど)なラノベのようにモンスター?らしき生き物が動いてる。信じられない世界が広がっていた。
え?異世界では無さそう・・・だって所々に知っている建物や公園、ショッピングセンターが見える。

そして、人が襲われている・・・助けなきゃ!でもどうやって?怖い、ポヤッとした母も呆然としながら見ている。無意識なのだろう涙を流しながら。元々よく泣く人だけどこれは仕方ない。父も、私も気付けば泣いていた、黒鉄も悲しげにキュウんと鼻鳴きしている。

聞くと、お友達ワンコが飼い主さんと一緒に亀裂にのまれてしまったらしい。私も知っているワンコで辛い。そう言えばお母さんは、飼い主さんともお友達だった。更に悲しげに顔を歪め肩を震わせる母の背を摩る。

屋上の安全を確かめて扉を閉める。床に黒鉄の天敵であるカラスが数羽居たが、犬とカラス、アイコンタクトを取り?父を見つめている、何故か母まで見つめている・・・


「分かったよ、お前達も入れ。」と父がカラス達に言うとチョコンと頭を下げて入って来た。1、2、3、4、5 ・・・と小鴉が1、2、3、羽  意外と多いなカラス

母があちこちにフンをしないように、と物を突くな、壊すなと言い聞かせている。カラスは頭が良いと言うが・・・リーダーらしき鴉が右羽を斜めにピッと上げ頭をチョコんと下げた・・・どうやら人間語のヒアリングOKのようだ
やるな、鴉

こうして鴉を加えた私達はリビングで何が出来るか早急に話し合った。防御を固めて戦う術と食料を何とかしないと・・・・あと、情報も







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