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第八部 四章「狂気の刃」
「籠の外の鳥」
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クロトの合図に、魔女は目を見開く。
「……イロハ?」
この場にいないイロハにへと、クロトは会話をしている。
人間の技術に無頓着な魔女ではない。それが人の間でよく使われている機器だという事もすぐに理解できた。
問題が、どこからどこまでを聞いていたかだ。
「いつから?」
不思議とする魔女。不意を突かれた様には、思わずクロトも多少優越感が湧くが、この程度で余裕も持てはしない。
「この部屋に入る直前からだ。……お前と俺の会話を向こうは全部聞いている。アイツが理解できなくても、中のフレズベルグがどうにかする」
「……確か、脅したって言ってたけど、これも脅した結果かしら?」
「そう思うか?」
「……」
「脅したのは嘘だ……。お前にイロハの事がバレるのは面倒だからな。アイツは自分から……、自分の意志でお前を裏切ったんだよ」
「……きたっ。先輩からだ」
片耳に手を当て、イロハが言葉を放つ。
イロハはクロトと別れてから同じ場所でずっと意識を耳に集中させていた。
いつ合図があるかわからないため聞き逃す事も許されない。
最初に聞こえたのは銃声。そこからは周囲の音を拾い、魔女との会話すらイロハに届いていた。
「……ぶんり? と、ゆうごう? それって何?」
『要は、あの魔女は本物とは違う、ということだ。本物は別にいるはずだ』
「じゃあ、今のマスターは偽物ってこと?」
『魂は本物だが、今の魔女は偽りとでも合っているか。それなら確かに納得がいく。……問題は、その本体が何処にあるか』
さすがにその場所を魔女が口にする事はないだろう。
そのままクロトを放っておく魔女でもない。
動けるのは……
そして、クロトからの合図が入る。
明らかにイロハにへとふられた言葉。
その合図の直後、イロハはようやくその場から動き出す。
翼を広げ、回廊を飛び神殿の奥にへと進む。
『……一つ聞いておくが、お前は魔女の本体がある場所を知っているのか?』
「わかんない!」
問いにイロハははっきりと答える。
その言葉にはフレズベルグも、聞こえてしまったクロトたちも唖然としてしまう。
イロハですら魔女の本体などこの時点で初耳。確かに少し甘く見ていたところはあった。
『イロハ。俺の勘だが、魔女の本体はこの城の何処かにあるっ』
「絶対?」
『絶対とは断言できないが、根拠を幾つかあげておく』
あくまで、クロトは勘を頼る他ない。
『一つ。こっちで大掛かりな魔女の設備がある。発動させるとなれば、相当魔力を消費するはずだ。魔力が本体とも繋がってるなら、供給源は離れすぎない位置がセオリーだ。今の魔女は、一生の全てをこれに賭けてやがる。だったら後なんてどうとでもなれだ』
『二つ。本体は魔女にとってのもう一つの心臓。口振りからして本体が死ねば俺の目の前にいるのが本体となる。そんな大事なもんを自分の領域に保管しないはずがない』
『三つ。……この魔女なら、たぶんそうする』
仮説。勘。クロトにとってそうあってほしいというものすらあった。
このどれもがはずれている可能性だってある。
だが、確実にゼロというわけでもない。
可能性が低くても、クロトには本体をイロハがどうにかする事に賭けるしか手段がない。
しばらくは黙り続けるイロハ。
イロハにとってクロトの根拠は情報量が多くある。それを整理する間がどうしても必要だった。
『焦るなイロハ。魔銃使いの言い分はこうだ。この城の何処かに本体はある。ただそれだけだ』
簡易にまとめ、イロハは「うん」と頷く。
「先輩。あるかわかんないけど、ボク、ずっと行ってない場所がある」
『……』
「マスターもダメって言ってた場所。なんで入れてもらえないんだろうって思ってたけど、もしかしたら……」
『……了解。お前はそのままそこに進め』
「…………間違ってたら、ごめん」
『いいから行けっ』
「はーい……っ」
場所が決まればイロハは更に速度を上げる。
その時だ……。
『――止まりなさい、イロハ』
イロハは無意識に動きを止めてしまう。
突如脳に響いてきた声に体が反応する。それは魔女の声だ。
体が覚えている。その言葉に逆らってはいけないと。彼女の言葉は正しくあり、彼女の言葉こそ自分の道標。
「……マスター……」
『何をしているのかしらイロハ? クロトを逃がしただけでなく、貴方は何をしようとしているのかしら?』
「……」
『戻りなさいイロハ。貴方何もしなくていいの』
戻る。何もしない。それが魔女の望みだ。
魔女の言葉なら、それに準ずる事が正しい。
……正しいが。
「……マスター、ごめん。……ボク、今は……マスターの言う事…………聞けない」
『…………どうして?』
「ボクは……こんなの、嫌だから……っ。だから、マスター言う事は聞けない。…………怒られても、……恨まれてもっ」
これは、イロハと魔女の決別だ。
イロハの一生にとって魔女の存在は大きく、親と言っても過言ではない。
願いを叶え。自由を与え。外と、世界と、教えを与えてくれた。
だが、この時優先したのは魔女ではない。自分が思う、自分の意志が選んだ道に従う。
『…………そう。残念だわ』
悲しそうに失望した声を最後に、魔女の言葉は途切れた。
怖くあった。痛かった。恩人のその言葉を聞くのが。あの存在に見捨てられると思う事が。
胸がまた痛む。苦しくあっても、イロハは再び奥にへと向かい飛ぶ。
『……イロハ』
「ごめん、フレズベルグっ。……ボクは、マスターの事、まだ好きだと思う。……だって、マスターが色々教えてくれたから。マスターがいなかったら、ボクはフレズベルグとも……先輩たちとも会えなかったから…………」
これまでの時間も、全て魔女が与えたものだ。
数え切れないほどの恩がある。それを裏切ってイロハは今ここにいる。
『謝るな愚か者。……むしろ、私は嬉しい』
そっとフレズベルグが微笑む。
『私は、お前が自分を理解したことが嬉しい。嬉しいのだ。……もうお前は自由なのだよ。その意志も道も、胸をはって進むがいい。その翼は、お前の自由の象徴だ。思う存分、共に進もう――我が主』
フレズベルグが、この時真にイロハを自身の主として認めた。
飼いならされた鳥籠の鳥ではなく、鳥籠から自身の意志で飛び出した鳥となって、自由のままに生きる。
胸の痛みが残るも、イロハはどこか胸の奥がすっきりした感覚があった。
考えるのではない。自分の意志に従えた、自分の道を進める事の感覚が、イロハにとっても嬉しくあった。
「……うん。一緒に行こ、フレズベルグ!」
魔女の言葉は自由を得た鳥には届かなかった。
虚しくある虚無感にしばし魔女は静寂としてしまう。
そして、残念そうにため息をもらした。
「……はぁ。本当に……残念だわ。まさかイロハまで悪い子になってしまうなんて」
これは魔女にとって予想外の展開だろう。
そして、確信が持てた。
魔女の本体は確実にこの城の何処かにある。でなければ、イロハの行動は無意味であり、わざわざ魔女が止めようなどしない。そして、イロハの向かう先に魔女の本体がある。
「形勢逆転だ、クソ魔女。これでお前の本体は死ぬ。そしてお前を殺して終わらせる」
「……」
「なんだったら、イロハの方にでも行くか? 行きたきゃ好きにしろ。その間にこっちはクソガキをそっから引き離す」
「悲しいわクロト。二人がかり……。いえ、二人と悪魔二体がかりなんて、徹底的に私に嫌がらせをしたいみたいね。分離はできても、私はそれ以上に自分を増やせない。これが猫の手も借りたい、という状況ね」
「なんとでも言え。お前を終わらせれるなら、手段なんて選んでらんねーんだよ。お前はもう積んでる」
数ではこちらが優勢。魔女の弱点もつけた。
……だが、何故だろうか。この状況に変化が持てないのは。
己の本体が狙われているというのに、魔女にはまだ余裕が感じられる。
失望に悲しんでいた魔女が、ふと口元を歪め、くすくすと笑いだした。
「あら、何を言っているのかしらクロト?」
「……?」
「私は何の守りもなく、本体をただ置いていると、そんな甘い事を考えているのかしら? 私がクロトなら、絶対にそんな事はしないわね」
「……まさか、まだ何かいるのかっ」
「そういうこと。あっちはあの子たちに任せる事にするわ。きっとイロハと遊べて嬉しがってるはずだから」
魔女は目の前にいる。……それ以外。
魔女の関係者などクロトにとってイロハが初であり、それ以外など知る由もない。
つまり、まだ見知っていない存在。それも複数いると考えられる。
「というわけで、クロト。貴方は私が相手をしてあげる。ずっと私と戦いたかったんでしょ?」
魔女が一歩前に出る。
その一歩から放たれる重圧にクロトは汗を浮かべて身構える。
周囲の壁や床、柱に至るまで感じられる、自身を敵と見る視線。クロトの視線が周囲を警戒した。
「時間も少しあるし、私たちは私たちで楽しみましょう。私を楽しませてね。――愛おしい子」
「……イロハ?」
この場にいないイロハにへと、クロトは会話をしている。
人間の技術に無頓着な魔女ではない。それが人の間でよく使われている機器だという事もすぐに理解できた。
問題が、どこからどこまでを聞いていたかだ。
「いつから?」
不思議とする魔女。不意を突かれた様には、思わずクロトも多少優越感が湧くが、この程度で余裕も持てはしない。
「この部屋に入る直前からだ。……お前と俺の会話を向こうは全部聞いている。アイツが理解できなくても、中のフレズベルグがどうにかする」
「……確か、脅したって言ってたけど、これも脅した結果かしら?」
「そう思うか?」
「……」
「脅したのは嘘だ……。お前にイロハの事がバレるのは面倒だからな。アイツは自分から……、自分の意志でお前を裏切ったんだよ」
「……きたっ。先輩からだ」
片耳に手を当て、イロハが言葉を放つ。
イロハはクロトと別れてから同じ場所でずっと意識を耳に集中させていた。
いつ合図があるかわからないため聞き逃す事も許されない。
最初に聞こえたのは銃声。そこからは周囲の音を拾い、魔女との会話すらイロハに届いていた。
「……ぶんり? と、ゆうごう? それって何?」
『要は、あの魔女は本物とは違う、ということだ。本物は別にいるはずだ』
「じゃあ、今のマスターは偽物ってこと?」
『魂は本物だが、今の魔女は偽りとでも合っているか。それなら確かに納得がいく。……問題は、その本体が何処にあるか』
さすがにその場所を魔女が口にする事はないだろう。
そのままクロトを放っておく魔女でもない。
動けるのは……
そして、クロトからの合図が入る。
明らかにイロハにへとふられた言葉。
その合図の直後、イロハはようやくその場から動き出す。
翼を広げ、回廊を飛び神殿の奥にへと進む。
『……一つ聞いておくが、お前は魔女の本体がある場所を知っているのか?』
「わかんない!」
問いにイロハははっきりと答える。
その言葉にはフレズベルグも、聞こえてしまったクロトたちも唖然としてしまう。
イロハですら魔女の本体などこの時点で初耳。確かに少し甘く見ていたところはあった。
『イロハ。俺の勘だが、魔女の本体はこの城の何処かにあるっ』
「絶対?」
『絶対とは断言できないが、根拠を幾つかあげておく』
あくまで、クロトは勘を頼る他ない。
『一つ。こっちで大掛かりな魔女の設備がある。発動させるとなれば、相当魔力を消費するはずだ。魔力が本体とも繋がってるなら、供給源は離れすぎない位置がセオリーだ。今の魔女は、一生の全てをこれに賭けてやがる。だったら後なんてどうとでもなれだ』
『二つ。本体は魔女にとってのもう一つの心臓。口振りからして本体が死ねば俺の目の前にいるのが本体となる。そんな大事なもんを自分の領域に保管しないはずがない』
『三つ。……この魔女なら、たぶんそうする』
仮説。勘。クロトにとってそうあってほしいというものすらあった。
このどれもがはずれている可能性だってある。
だが、確実にゼロというわけでもない。
可能性が低くても、クロトには本体をイロハがどうにかする事に賭けるしか手段がない。
しばらくは黙り続けるイロハ。
イロハにとってクロトの根拠は情報量が多くある。それを整理する間がどうしても必要だった。
『焦るなイロハ。魔銃使いの言い分はこうだ。この城の何処かに本体はある。ただそれだけだ』
簡易にまとめ、イロハは「うん」と頷く。
「先輩。あるかわかんないけど、ボク、ずっと行ってない場所がある」
『……』
「マスターもダメって言ってた場所。なんで入れてもらえないんだろうって思ってたけど、もしかしたら……」
『……了解。お前はそのままそこに進め』
「…………間違ってたら、ごめん」
『いいから行けっ』
「はーい……っ」
場所が決まればイロハは更に速度を上げる。
その時だ……。
『――止まりなさい、イロハ』
イロハは無意識に動きを止めてしまう。
突如脳に響いてきた声に体が反応する。それは魔女の声だ。
体が覚えている。その言葉に逆らってはいけないと。彼女の言葉は正しくあり、彼女の言葉こそ自分の道標。
「……マスター……」
『何をしているのかしらイロハ? クロトを逃がしただけでなく、貴方は何をしようとしているのかしら?』
「……」
『戻りなさいイロハ。貴方何もしなくていいの』
戻る。何もしない。それが魔女の望みだ。
魔女の言葉なら、それに準ずる事が正しい。
……正しいが。
「……マスター、ごめん。……ボク、今は……マスターの言う事…………聞けない」
『…………どうして?』
「ボクは……こんなの、嫌だから……っ。だから、マスター言う事は聞けない。…………怒られても、……恨まれてもっ」
これは、イロハと魔女の決別だ。
イロハの一生にとって魔女の存在は大きく、親と言っても過言ではない。
願いを叶え。自由を与え。外と、世界と、教えを与えてくれた。
だが、この時優先したのは魔女ではない。自分が思う、自分の意志が選んだ道に従う。
『…………そう。残念だわ』
悲しそうに失望した声を最後に、魔女の言葉は途切れた。
怖くあった。痛かった。恩人のその言葉を聞くのが。あの存在に見捨てられると思う事が。
胸がまた痛む。苦しくあっても、イロハは再び奥にへと向かい飛ぶ。
『……イロハ』
「ごめん、フレズベルグっ。……ボクは、マスターの事、まだ好きだと思う。……だって、マスターが色々教えてくれたから。マスターがいなかったら、ボクはフレズベルグとも……先輩たちとも会えなかったから…………」
これまでの時間も、全て魔女が与えたものだ。
数え切れないほどの恩がある。それを裏切ってイロハは今ここにいる。
『謝るな愚か者。……むしろ、私は嬉しい』
そっとフレズベルグが微笑む。
『私は、お前が自分を理解したことが嬉しい。嬉しいのだ。……もうお前は自由なのだよ。その意志も道も、胸をはって進むがいい。その翼は、お前の自由の象徴だ。思う存分、共に進もう――我が主』
フレズベルグが、この時真にイロハを自身の主として認めた。
飼いならされた鳥籠の鳥ではなく、鳥籠から自身の意志で飛び出した鳥となって、自由のままに生きる。
胸の痛みが残るも、イロハはどこか胸の奥がすっきりした感覚があった。
考えるのではない。自分の意志に従えた、自分の道を進める事の感覚が、イロハにとっても嬉しくあった。
「……うん。一緒に行こ、フレズベルグ!」
魔女の言葉は自由を得た鳥には届かなかった。
虚しくある虚無感にしばし魔女は静寂としてしまう。
そして、残念そうにため息をもらした。
「……はぁ。本当に……残念だわ。まさかイロハまで悪い子になってしまうなんて」
これは魔女にとって予想外の展開だろう。
そして、確信が持てた。
魔女の本体は確実にこの城の何処かにある。でなければ、イロハの行動は無意味であり、わざわざ魔女が止めようなどしない。そして、イロハの向かう先に魔女の本体がある。
「形勢逆転だ、クソ魔女。これでお前の本体は死ぬ。そしてお前を殺して終わらせる」
「……」
「なんだったら、イロハの方にでも行くか? 行きたきゃ好きにしろ。その間にこっちはクソガキをそっから引き離す」
「悲しいわクロト。二人がかり……。いえ、二人と悪魔二体がかりなんて、徹底的に私に嫌がらせをしたいみたいね。分離はできても、私はそれ以上に自分を増やせない。これが猫の手も借りたい、という状況ね」
「なんとでも言え。お前を終わらせれるなら、手段なんて選んでらんねーんだよ。お前はもう積んでる」
数ではこちらが優勢。魔女の弱点もつけた。
……だが、何故だろうか。この状況に変化が持てないのは。
己の本体が狙われているというのに、魔女にはまだ余裕が感じられる。
失望に悲しんでいた魔女が、ふと口元を歪め、くすくすと笑いだした。
「あら、何を言っているのかしらクロト?」
「……?」
「私は何の守りもなく、本体をただ置いていると、そんな甘い事を考えているのかしら? 私がクロトなら、絶対にそんな事はしないわね」
「……まさか、まだ何かいるのかっ」
「そういうこと。あっちはあの子たちに任せる事にするわ。きっとイロハと遊べて嬉しがってるはずだから」
魔女は目の前にいる。……それ以外。
魔女の関係者などクロトにとってイロハが初であり、それ以外など知る由もない。
つまり、まだ見知っていない存在。それも複数いると考えられる。
「というわけで、クロト。貴方は私が相手をしてあげる。ずっと私と戦いたかったんでしょ?」
魔女が一歩前に出る。
その一歩から放たれる重圧にクロトは汗を浮かべて身構える。
周囲の壁や床、柱に至るまで感じられる、自身を敵と見る視線。クロトの視線が周囲を警戒した。
「時間も少しあるし、私たちは私たちで楽しみましょう。私を楽しませてね。――愛おしい子」
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