水泳部合宿

RIKUTO

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え!?女子がこの部活に?〜しかもあの清楚なあの子が…

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ん?
僕がトイレから大部屋に戻る途中、一瞬、この部活にいてはいけない存在が見えた気がした。
まさか、女子!?
そのまさかだった。
「あっ。ゆうき君じゃん。やっほー!この部活の合宿のお客さんだったのね。」
まさかの中のまさかであった。
「お、桜川さん!?この部活の部員だったの!?」
「違うよー。マネージャーの一人だよ。知らなかったでしょ?私、この変態部活の唯一の女子なのよ。」
彼女は同じクラスの桜川さんだ。この部活いや、この学校にしてはもったいない程の秀才であり、非常に頭がいい。不良が多いこの学校で服装もきちんとしていてまさに絵に描いたような良き女子高生だ。ショートカットでスラッと身長の高い彼女はいつもいい匂いをさせていてクラスの男子共の噂の元になっていた。僕も内心彼女のことは気になっており、寒い冬場にはキチッとした制服で着こなし黒タイツと革靴を履いて歩いてる姿はとても魅力的であり、周りの人たちにもちゃんと挨拶をする。
そんな彼女がなんでこんな部活に!?
僕は何秒か凍りついていた。
今の彼女の服装は学校指定の体育着であるが、チラッと見える腹からは紺色の何かが見えた。水着か?
「何緊張してんのさー。私の水着姿がそんなに珍しいわけ?」
「い、いや、そんな。でも、なんで桜川さんがこの部活にいるの?」
「え?別にいてもいーじゃん。まあ、この学校の秩序のためってところかな?」秩序?どういうことだ?「今はみんなの夜ご飯を届けに来たのと、先輩にご奉仕したのよ。良かったらご奉仕見ていく?あっ、そうそう!ゆうきくんはノンケ?それともバイ?女にも興味あるでしょ?私の体でよかったら性欲処理に私を使っていいわよ?みんな私を通じて穴兄弟になるけど。いつでも声かけてね。」
そうか。彼女はこの部活が暴走して学校で問題になることを恐れて自らの美貌を使ってここの男子共の性欲処理の道具を買って出たのか!物凄い意識だな!
「ふふっ、ゆうき君、顔真っ赤じゃん。かわいーね。」
いつの間にか顔は赤面していたようである。
桜川さんはクスクス笑いながら、体育着の裾を軽く持ち上げて、チラッと見えた紺色の何かだ。やっぱり水着っぽいものを隠すように手を動かした。
「この部活、ほっとくとマジで学校がめちゃくちゃになるからさ。みんなの行動が部活の範囲に収まるように私がこうやって『ガス抜き』してあげてるの。で、秩序が保たれるってわけ。」
彼女はそう言うと、近くに置いてあった水筒を手に取り、ゴクゴクと水を飲んだ。喉が動くたびに、首筋がスッと綺麗に見えて、僕の心臓はまたドキッと跳ねる。「ガス抜きって…そんな簡単に言うけど、それって平気なの?だって、桜川さんみたいな才色兼備の女子が、こんな部活でそんな役割を?」どう考えても腑に落ちない。「平気も何も、慣れたもんよ。最初はビックリしたけどね、この部活の男子たち、意外と扱いやすいのよ。ほら、男子って女子と違って単純じゃん?」
彼女はウィンクしながら、まるで冗談を言うような軽い口調で続ける。でも、その目の奥には何か強い意志みたいなものがチラッと見えた気がした。
「それにさ、私がこうやってコントロールしてれば、部員たちが学校で暴走することもないし、女の子たちに変なことするリスクも減るでしょ?だから、まあ、win-winってやつ。」「win-winって…桜川さん、めっちゃ考えてるんだな…」
僕は唖然としつつ、彼女のその「使命感」にちょっと感動すら覚えてた。確かにこの学校、不良が多いし、部活もなんか無法地帯だから、彼女の言う「秩序を守る」ってのは大事な役割なのかもしれない。「で、ゆうき君はどうする?この合宿?」
桜川さんはニヤッと笑って、僕の顔をジッと覗き込んできた。距離が近くて、彼女のいい匂いがふわっと鼻をくすぐる。
「ほら、さっき言ったじゃん。私の体、使ってもいいよって。ゆうき君、興味あるでしょ?ノンケ?バイ?どっち?正直に言っちゃいなよー。」
彼女の声はからかうような、でもどこか本気っぽい響きがあって、僕の頭はまた真っ白に。「う、うわっ!いや、ちょっと待って!僕、そんなつもりでこの部活に来たわけじゃ…!」
僕は慌てて手を振って後ずさる。すると、桜川さんはケラケラと笑いながら、僕の性器をポンと叩いた。
「冗談冗談!ゆうき君、ピュアすぎ!まぁ、そういうとこ嫌いじゃないよ。ほら、ご飯持ってきたから、みんなと一緒に食べなよ。合宿でしょ?これからもっと面白いことになるから、楽しみにしときな!」  彼女はそう言うと、軽い足取り奥へと消えていった。
初めて女子に自分の性器を触られた。ふと、なんであの時さわり返さなかったのかと思った。普段の学校であんなことが起きたら間違いなく「逆セクハラ」なのに。






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