【完結】失くし物屋の付喪神たち 京都に集う「物」の想い

ヲダツバサ

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第1章 タイムカプセル

1-65

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 簡潔な答えでした。

 私は質問を重ねます。

「あなたは、うちの物置にあって、私の父の持ち物じゃないの?」
「ああ。それでも失くし物なのだ」

 どういう事でしょう。父は物置にある美雲丸もとい刀の存在を忘れているとか?

「こがねさん、お喋りはそろそろいいかな?」

 弦介さんが申し訳なさそうに言って立ちました。
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