【完結】失くし物屋の付喪神たち 京都に集う「物」の想い

ヲダツバサ

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第2章 手帳

2-30

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 でも、料理に関しては、父は正論を言っていると思います。

「こがねはん……」

 深彦は慰めの言葉を必死に探しているようでした。

「いいよ、深彦」

 遮って、私は笑顔を見せました。

「料理は頑張りたいって思っているから」

 一応、料亭の娘なので。
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