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第4章 ブレスレット
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「罪人の娘……?」
罪人って、誰?
父の事? 違う。
母の事? 違う。
ふたりとも前科なんて無いし、鴫清のために汚れを嫌う。
じゃあ、父でも母でもない……誰なの?
他の、誰か?
誰か別の人が、私の、親?
「……どういう事ですか?」
「何でもない」
「説明して下さい。罪人って、どういう事ですか? 父や母の事じゃないですよね? 誰の事を言ったのですか? その人が、私の親なのですか? わ、私は、あなた達の子供じゃないのですか?」
声が震えました。だって、もしそれが事実だとしたら、もっと肝心な事があります。
私は、誰? 誰の娘なの? 私は何者なの?
鴫清と関係ない、鴫野宮の血を一滴も継いでないのに、今までこの家にこき使われてきたという事?
今日まで耐えてきたのは、無駄だったという事?
……無意味だったのか。いつか認められると期待していたのにな。いつか報われると信じていたのにな。
赤の他人に、ずっと召使い扱いされていたのか!
あなた達は私を、自分達の子供じゃないと分かっていながら鴫背の重荷を押し付けてきていたのか!
罪人って、誰?
父の事? 違う。
母の事? 違う。
ふたりとも前科なんて無いし、鴫清のために汚れを嫌う。
じゃあ、父でも母でもない……誰なの?
他の、誰か?
誰か別の人が、私の、親?
「……どういう事ですか?」
「何でもない」
「説明して下さい。罪人って、どういう事ですか? 父や母の事じゃないですよね? 誰の事を言ったのですか? その人が、私の親なのですか? わ、私は、あなた達の子供じゃないのですか?」
声が震えました。だって、もしそれが事実だとしたら、もっと肝心な事があります。
私は、誰? 誰の娘なの? 私は何者なの?
鴫清と関係ない、鴫野宮の血を一滴も継いでないのに、今までこの家にこき使われてきたという事?
今日まで耐えてきたのは、無駄だったという事?
……無意味だったのか。いつか認められると期待していたのにな。いつか報われると信じていたのにな。
赤の他人に、ずっと召使い扱いされていたのか!
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