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第4章 ブレスレット
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動揺しながらも、ふたりのやり取りを聞いていました。
「実は、先輩からもらったブレスレットを失くしてしまったんです。先輩にバレる前に見つけたくて」
「なるほど。しかし正直に言ってしまっても大丈夫なのでは?」
「そういう訳にはいきません。お揃いなので」
ふと横を見ると、ルリナが顔をしかめていました。何か困っているように見えます。
「あかんどす……そのブレスレット、付喪神が宿ってないかもしれへん。付喪神は、長年大事にされたもんに宿るもんやから」
たしかに、そうです。先輩とお揃いという事は、付き合い始めた頃に買った可能性が高く、一~二ヶ月間しか使っていないかもしれません。
そんな短さでは、付喪神は宿りません。
失くし物屋として、この仕事は失敗してしまうのではないでしょうか。
「実は、先輩からもらったブレスレットを失くしてしまったんです。先輩にバレる前に見つけたくて」
「なるほど。しかし正直に言ってしまっても大丈夫なのでは?」
「そういう訳にはいきません。お揃いなので」
ふと横を見ると、ルリナが顔をしかめていました。何か困っているように見えます。
「あかんどす……そのブレスレット、付喪神が宿ってないかもしれへん。付喪神は、長年大事にされたもんに宿るもんやから」
たしかに、そうです。先輩とお揃いという事は、付き合い始めた頃に買った可能性が高く、一~二ヶ月間しか使っていないかもしれません。
そんな短さでは、付喪神は宿りません。
失くし物屋として、この仕事は失敗してしまうのではないでしょうか。
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