つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲

文字の大きさ
62 / 128
さぁ、はじめようか

61

しおりを挟む
「ちょっと起きなさいよ!」
「いつまで寝ているつもり?!」

 耳元でキーキーと喚く甲高い声で目が覚める。

「ん…?」

 いつもなら授業が終わればイザークが優しく起こしてくれるはずだが、目を擦りながら頭を上げると机の周りに聖女候補達が取り囲んでいた。

(今度は一体何?)

 ふぁーっと欠伸をする。

「はしたない!背筋を伸ばしてこっちをみなさい!」
「あなたそれでも聖女候補なの?聖女はこの国の安全や国や民を導く存在、そんな大事な存在であり、大事な授業もいつも寝てばっかり、あなたなんか聖女に相応しくないわ」
「聖女候補3名に絞られた中にあなたみたいなのが居るなんて信じられない」
「大体、あのテストもあの魔物を使って不正を働かせたのでしょう?」
「最低…」

 やんやと悪口を目の前で言われる中、リディアは机に広げていた教科書などを片付けにかかる。

「聞いてるの?!」

 バンッとその教科書を押さえつけ机を叩かれる。

「リディア…、私は貴方を信じたいわ…、だから本当の事を言って」

 フェリシーが手を重ね合わせ潤んだ瞳で見つめてくる。

(はぁ~、自分の言葉が矛盾していることに気づかないのかしら?)

 信じているなら最初の言葉を信じろよと、ため息をつく。

「リディア、私は貴方の友達で居たいの、だから聞いて…こんなこといけないわ」
「そうよ!試験の不正もそうだけど、ジーク殿下にロレシオ殿下、お二人を誑かすなんて以ての外!」
「それに今度はサディアス様まで魔物を使って誑かすなんて最低!」

(!…サディアス?なるほど)

 サディアスの所に行っているのがバレたのかとこの状況を理解する。
 フェリシーがずいっと身体を拝むような恰好で近づく。
 その背後にレティシアが扇子を口元に目元をニヤつかせて立っていた。
 
(あー、レティシアにバレたのか…)

「リディア…、お願い、こんなことはやめて」
「こんな事って手伝いさせられているだけだけど?」
「手伝い…まぁ…」

 そこで呆れたような失笑が沸き起こる。

「リディア、流石にその嘘はすぐにバレてしまうわ…」

 フェリシーも少し呆れた目を向ける。

「いや、ホントなのだけど…?」
「この前の筆記試験で赤点取ったのは誰だったかしら?あなたのような低能な方にサディアス様のお手伝いできることなどあって?」

 クスクスクスと今度は嘲笑うような笑いが起きる。

「リディアったら冗談言ってないで、‥‥そんなに聖女になりたいの?」

 フェリシーが心配そうな表情のまま口にする。
 それに触発され周りがまたやんやと言い出す。

「サディアス様まで魔物の術で虜にして、自分が聖女になるつもりでしょ!」
「あなたみたいな人が聖女になったらこの国は終わりよ!」
「皆、待って、リディアの話も聞きましょう!」
「フェリシーは優し過ぎるのよ」
「お願い」

 フェリシーの言葉で皆が黙る。

「ねぇ、リディア、友達だから言うけれど‥、あなたのテスト…その‥気を悪くしないでね、‥最下位じゃない?そういうあなたがサディアス様の所に行くのは邪魔でしかないと思うの」

 「そうよそうよ」と周りが沸く。

「リディアは軽く考えているかもしれないけれど、サディアス様の仕事はとても大事な大事な仕事で遊び半分でしてはいけないのよ?」

 フェリシーが諭すように続ける。

「適当にしてはいけない仕事なの」
「‥‥えーと、適当にはしてないけど?」
「はぁ‥リディア、そう思っているのはあなただけよ」
「全く馬鹿な子ね」
「いつも授業で寝ている子が何を言っているのやら、お口だけは達者ね」
「フェリシー嬢の様に筆記試験で成績トップになれるような方ならいいけれど、あなたみたいに頭が残念な子には無理よ、サディアス様が気の毒だわ」
「ね、皆もこう思っているの、サディアス様も口に仰らないだけで迷惑に思っているわ、私達は聖女候補だもの、邪魔だとはいえないでしょう?解って、リディア」

(あちゃ~、最下位狙ったのが裏目に出たか…)

「‥‥いや、だから、手伝わされているのは私の方で――――」
「仕事と言うのは責任重大なの、働いたこのないリディアには解らないかもしれないけれど」

 と、働いたこともないフェリシーが真剣に話す。
 前世でバリバリ働いていた32歳だったリディアには中々に薄っぺらく感じて苦笑いを零す。
 そんなリディアを諫めるように睨む。

「笑ってる場合じゃないの!リディア、これは真面目な話よ」
「ホント、計算間違いが起こっては、全てサディアスの責任に問われかねないものね」

 レティシアが合間に入る。

(煽ってきたか)

 いい感じに煽ってくるレティシアに内心でやれやれとため息を零す。

(こんないい流れ見逃すはずないわよね、さて、どうするか…)

 愉快に目をニヤつかせるレティシアをチラリと見る。
 周囲は見事に煽られ感情が激情する。

「! ホントだわっ、やはりリディア、もう馬鹿な真似はやめて、出来ないのは恥ではないのよ?聖女が無理でもリディアにはリディアのいい所がある、そこを伸ばしていけばいいの、そうすれば皆リディアを受け入れてくれるようになるわ、きっと」
「もっとはっきりと言っておやりなさい、フェリシー、でないとサディアスが責任問題問われるのも時間の問題ですわよ?」
「そうね、リディアのせいでサディアス様が大変になってはいけないわ…」

 レティシアにうんと頭を頷かせるフェリシー。
 そうしてリディアを真っすぐ見、フェリシーが口を開き掛けた時、

「いいわね、それ」
「?!」

 リディアの言葉に皆が驚き見る。

「リディア!なんてこと言うの!」
「こき使われてるのはこっちなの、責任はサディアスで当然でしょ」
「あら?ジーク派は情もないモノばかりねぇ」
「そんな事ないわ!リディアだけよ!…ぁっ」

 フェリシーが慌てて口を両手で塞ぐ。

「ふふふ、それが本心なのね、解るわ、こんな子が相手であれば言いたくもなるわよね~」
「…レティシア、でも、ちゃんと話せば解ってもらえると思うの」
「友達思いね」
「私は‥友達として当然のことをしているだけよ」
「フェリシーはやっぱり優しいわ」
「聖女はレティシア様かフェリシー嬢が本当に相応しい」

 皆がレティシアとフェリシーを取り囲み絶賛する。

「でも…サディアスはこの施設を管理していますわ、ジークヴァルトだけでなくサディアスまで取り込まれてはフェリシーも私も聖女になれないかもしれませんわ」
「!」
「そんな…酷い!」
「そんなことあってはいけないわ」

 レティシアの言葉に見事に導かれ皆が怒りを露わにする。

「リディアは聖女候補から外すべきよ!」
「フェリシー嬢がいればジーク派とアナベル派両方が清く正しく聖女試験を競い合う事が出来ますわ!」
「それもそうよね、ジーク派にはフェリシー嬢がいらっしゃる、公平に試験も行えるというもの、リディア嬢は必要ございませんわ」

 扇子をパチンと閉じるレティシア。

「でしたら、早速サディアスの元に―――」
「その必要はございません」

 そこにイザークを連れたサディアスが登場して皆が驚き振り返る。

「サディアス様?!」
「話は聞きました、ですが、掟として聖女候補は途中辞退はできません」
「ですがっ!」
「ですから、この魔物を追い出すことに致しましょう」
「!」

 サディアスの少し後ろに控え立つイザークを目でやる。
 レティシアの口元がニヤリと笑う。
 皆からは歓声が上がる。

「流石ですわ、サディアス様!これで皆安心して聖女試験を受けられます!それに…」

 フェリシーがリディアを見る。

「リディア、良かったわね!これであなたへの批判や偏見も無くなるわ!」

 嬉しそうに満面の笑みで走り寄るフェリシー。
 そのフェリシーがリディアの手を握りしめようと手を伸ばす。


―― バシッ


 その手を強く払い除ける。

「っ?!リディア…?」

 リディアはフェリシーから一歩遠ざかると、そのまま教壇に走りその上に登り立つ。

「何をする気?」
「ちょっとっ教壇に登るなんて!頭おかしくなったの?!」

 皆が口々に叫ぶ中、リディアは懐から母の名が刻まれた美しい小刀を取り出すと自分の喉に当てた。

「なっ」
「リディア!!何しているのっっ!!やめて!!」

 フェリシーが叫ぶ。

「ええ、辞めてあげてもいいわ」
「え…?」

 リディアの言葉に皆が呆気に囚われる。

「それはどういう意味です?」

 サディアスが問う。

「あら?軍師殿ならもうお解りでしょう?ここで私が死ねば聖女試験は続行されるのかしら?」
「!」

 皆が息を飲む。
 聖女候補生から自殺者が出たとなれば試験どころではない。
 それに神聖なる聖女試験だ、汚された中で試験が続行など不可能だ。

「イザークと私を無罪として今のままで居られるのであれば、死なないであげてもよろしくてよ?」

 リディアの言葉にレティシアがギリっと扇子を握りしめる。

「ああ、そうそう、レティシア」
「あなた!レティシア様を呼び捨てに―――」
「いいのよ、発言を許します」

 内情を隠すように扇子を広げ澄ました顔でリディアを見る。

「聖女試験って国最大の重要試験で国中皆が注目しているのよね」
「そうね…」
「私が死ねば1年どころか2~3年は聖女試験は無理でしょう」
「‥‥」
「その間に陛下がお亡くなりなられたら、国王代理のジークが陛下になるかもしれませんわね」
「!」

 ギロッとリディアを睨み見る。

「ああ、国王がお亡くなりになれば、聖女試験はもっと伸びるかもしれませんわ」
「不謹慎な事を!」
「リディア!そんな事口にしてはいけないわ!」
「雑魚は黙れ!」

 リディアのドスの聞いた声に皆が怯み黙り込む。

「この聖女試験の管理を任されているサディアスなら、この要件を飲むわよね」

 続けて言うリディアの言葉に皆がサディアスに注目する。

「そうですね…、飲まざるを得ません」
「レティシア、あなたは?」

 今度はレティシアに注目が集まる。
 レティシアは扇子で隠された口元からギリりッと歯を食いしばる。
 そして苦虫を噛み潰したように渋々口にする。

「致し方ありませんわね…、この件は不問とします」
「レティシア様?!」
「ああ、ちゃんと契約書を作ってサインをお願いね、今すぐに!」

 その言葉に鋭い眼差しでリディアを睨みつける。
 それに対抗するようにリディアもレティシアを睨み返す。

「直ぐに紙とペンを」

 サディアスに命令された兵が急いで紙とペンを持ってくると契約書をササっと手際よく作り、レティシアのサインもしっかりと入れる。

「さ、これでよろしいでしょう?」

 ナイフを手に持つリディアにサディアスが契約書を渡す。
 その内容を確認すると頷く。

「ではナイフをお納めください」
「ええ、イザーク!」

 母の形見のナイフを胸元に直すと呼び寄せたイザークに手を差し出す。
 その手にイザークも手を差し出す。
 皆の前で見せつけるようにイザークの手を取り優雅にひらりと教壇から降りる。
 その光景を誰ひとり文句も言わず黙って遠巻きに眺め見る。

(よし、これでイザークはしばらく安泰ね…)

 契約書をギュッと握りしめる。
 そこでパンパンとサディアスが手を鳴らす。

「さぁ、この件は終わりです」

 サディアスの言葉に皆何も言わず従い、その場を解散した。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

転生騎士団長の歩き方

Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】  たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。 【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。   【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?  ※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。

転生先ではゆっくりと生きたい

ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。 事故で死んだ明彦が出会ったのは…… 転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた 小説家になろうでも連載中です。 なろうの方が話数が多いです。 https://ncode.syosetu.com/n8964gh/

【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです

ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。 女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。 前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る! そんな変わった公爵令嬢の物語。 アルファポリスOnly 2019/4/21 完結しました。 沢山のお気に入り、本当に感謝します。 7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。 2021年9月。 ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。 10月、再び完結に戻します。 御声援御愛読ありがとうございました。

スローライフ 転生したら竜騎士に?

梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。   

【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました

小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。 しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!? 助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、 「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。 幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。 ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく! ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー

異世界着ぐるみ転生

こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生 どこにでもいる、普通のOLだった。 会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。 ある日気が付くと、森の中だった。 誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ! 自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。 幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り! 冒険者?そんな怖い事はしません! 目指せ、自給自足! *小説家になろう様でも掲載中です

アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~

eggy
ファンタジー
 もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。  村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。  ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。  しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。  まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。  幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。 「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。

処理中です...