つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲

文字の大きさ
84 / 128
さぁ、はじめようか

83

しおりを挟む
「ねぇ、イザーク」
「はい」
「暑いんだけど」

 リディアの周りに風がそよぐ。

「そうじゃなくて」
「はい」
「この上着、脱ぎたいんだけど」
「日焼けは身体によくありません」
「今までは良かったわよね?」
「聖女試験も終盤になりました、そろそろ聖女候補らしく清楚にして頂く必要があるかと…」
「‥‥」

 あの王謁見室での真っ裸になった事件以来、イザークが用意する服はどれもこれでもかと言うぐらい肌が見えない服ばかりだ。

「それに…」
「どうか致しましたか?」
「最近、人と全く会わないわね」
「そうでしょうか?普通に聖女候補生達とはお会いしている様に思いますが…」
「そうじゃなくて…はぁ…」

 やれやれと頭を押さえる。

「リオも居るんでしょ」

 するといつものようにリディアにべったりくっつき現れる。

「リオ…余計な事はしないで」
「何もしていないよ?」
「いい? しないで」
「…だってあいつら、姉さまの裸自分達も見たかったとか話してた」
「それでも、ダメ」
「あ―――!いた!!リディア嬢!捕まえといてくれ!!」

 ゲラルトが駆けてくる。
 リオが消えそうになったところでその腕を掴む。

「待ちなさい」
「ダメ、姉さまの言う事でも聞けない」
「あ…」

 フッと消えそうになった寸前でゲラルトが飛び込みリオを抑える。

「ふぅ~間に合った」
「チッ」

 やれやれと言う様にゲラルトが汗を拭う。

「まぁお前の気持ちは解るが、噂もそのうち収まる、大好きな姉さまの事でムカつくだろうが今は我慢する時だ、それよりも今は姉さまに危険迫らないようにやるべき事があるだろう?」
「‥‥」

 しゅんと項垂れるリオ。
 リディアも一つため息をつく。
 あのジークヴァルトの無茶振りで大勢の前で国の宝の聖女候補が裸になったとなれば噂になって当然の話。
 厭らしい目で見てくる男が一気に増えた…と思ったのは束の間だけだった。
 きっと四六時中私に張り付いてリオが排除していたのだろう。
 そして暑苦しいまでに肌の見えない服装に拘るイザークも同じく、リオと共闘して私に気づかぬところで周りの人間を徹底排除していただろうことは容易に想像できる。

「私は大丈夫だから、リオはゲラルトの所にいきなさい」
「‥‥」

 ジークヴァルトの攻略が終われば、もうここにとどまる必要もない。
 つまりは、逃亡すればそんな目で見られることも無くなる。
 だからずっとこういう目で見られるわけではないのだから、今は適当にスルーしておけばいいだけの話。

「大体国の宝と言われる聖女候補よ?噂はしても手は出せないのだから問題ないわ」
「だけど…許せない」
「じゃ、許さなくていいから、今はゲラルトの言う通りに従いなさい」
「‥‥」

 渋々頷くリオにゲラルトはホッと肩を撫で下ろす。

「助かったよリディア嬢、実はまた国境付近で揉めていて、少々規模が大きいらしくリオが必要だった上に急いで出なきゃいけなくてな」
「大変ね」
「ああ、今回は遠征だから一分一秒でも早くここを出たい状態だったんだ」
「お気をつけて」
「ありがとう、ほら、行くぞ」

 ゲラルトに連れられ不服そうに仏頂面なリオが去る。

「さぁ、行きましょう」

 と言ったところで、聖女候補生達が通り過ぎる。
 その目が汚らわしいモノをみるように見、こそこそと会話しながら感じ悪く過ぎ去って行く。
 あの日以来、男達は厭らしい目で見、女達は公の場で裸になった卑猥で卑しい女だと蔑んだ目で見てきた。
 ドルフリーを改心させたと言う良い噂よりも、人は悪い噂の方が好む。
 会場に居た貴族達は称賛したが、それを聞いた者達は厭らしい方向へとどんどん捻じ曲げ尾ひれを付けて広まっていった。

(まぁ大体はアナベル派の仕業だろうけど‥‥)

 ジーク派のしかもジークヴァルトが連れてきた聖女候補が称賛されるのはアナベルやアナベル派にとっては面白くない話だ。
 またジークヴァルトは次期国王という立場で地位も名誉も権利も金も、更にはイケメンと、欠点は虚けという以外は全てを兼ね備えた男だ。
 アナベル派だけでなくジーク派の中でも女の嫉妬が入り、悪い噂は加速して広まったのだろう。

「!」

 イザークの手がギュッとリディアの手を握りしめる。

「大丈夫よ、前にも言ったと思うけど、私はこういうの気にならないから」
「‥‥はい」

 返事を返すもイザークの手はリディアの手を握りしめ続けていた。

(まぁ、心配してくれるのは嬉しいけどね)

 リオは怒りだろうが、イザークは心配なのだろう。

(攻略キャラにありがちな、それが突き抜けているのよね…)

 ゲームの画面上で見ているぶんにゃそれは萌えまくり要素なのだが、リアルだととても面倒くさい。

「リオ同様、イザーク、あなたも何もしないで、ね」
「はい」

(ああ‥何だろう、デジャヴを感じる)

「しないで、ね」
「はい」

 念を押してから、いつものように図書室に入る。

「‥‥」

 嫌な予感がして、そのままドアを背に立つ。
 するとボソボソと呪文がドアの向こうから聞こえてくる。

「!」

(やっぱり!)

 ドアを開けようとする前に、そのドアがぐにゃっと曲がる。
 慌ててドアノブを掴むも、ドアが開かない。

(閉じ込められた?!いえ、逆ね…)

 誰も入れないようにドアが開かないようにしたのだろう。
 そこは解るのだが、何だか引っかかる。
 何に引っ掛かるのかと思い返す。

(そうだわ、あのドアの歪み…)

 ドアが開かないよう魔法をしたとして、なぜドアがぐにゃったのか。

「もしかして…」

(黒魔法?!)

 焦りドアを叩く。

「イザーク!イザーク居る?!」

 だが返事がない。
 もう既に部屋に戻ったのだろう。

(これが本当に黒魔法だとしたら、マズいわ…誰かに見つかってもしたら…)

「どうしよう…、何とか解かないと…」

 ドアに手を当てる。

(そう言えば、私のは光魔法だから、黒魔法を無効化できないかしら?)

「やってみよう…」

 身体中の魔力を感じながらドアへと集中する。

「ピカーっとっ」

 言葉と同時に一瞬眩く辺りが光る。
 光がおさまるのを確認すると、ゆっくりとドアノブを捻る。

「開いた… はぁ~良かった…」

 やれやれと長い息を吐く。
 ドアを閉め直し、改めて、室内に入る。

「汗かいちゃったわ、はぁ…暑っ」

 イザークの監視も無くなったのを良い事に上着を脱ぐ。
 上着を脱いでも七分丈だ。
 図書室だけに本の保管のため魔法で適度な温度管理をされている。
 いつもなら十分に快適温度だが、焦った分身体の火照りが残り上着を脱いでも暑く感じた。

「これなら外の方が涼しいかしら?」

 風のない室内にいるよりは、風がある木陰で居る方が幾分かは涼しいだろう。
 そこでふと閃く。

「そうだわ、久しぶりに…」

 図書室の奥にある窓から外に出る。
 そして、辺りを見渡すと、一つの木に登り始めた。

「うん、いい感じね」

 そよそよと注ぐ風。
 木の葉で隠れた木の中は冷たく心地良い。
 そのまま木に凭れる。
 身体に熱がこもったままでは読書も集中できない。
 涼んでから戻ってまた頑張ろうとそう心で呟くと心地よい風を感じながら瞼を閉じた。









「…毒…魔法…準備…しました」

 いつの間にかぐっすり眠っていたリディアは人の声に微睡みながらゆっくりと意識が戻っていく。

(ん…誰?…毒魔法…?準備…??)

 物騒な話ねと、まだ夢を見ているのかと思いながら瞼を何度か瞬かせながら目を覚ます。

「人の方は?」

 聞き覚えのある声に、声のする木の下をちらりと見降ろす。

(あれは…ロレシオ?)

 ロレシオと知らない男が木の下で会話していた。

「腕利きの殺し屋もベットのそばに配置するよう指示してあります」
「よろしい、では今宵、兄上が閨に戻り次第、手筈通りにお願いします」
「はっ」

(兄上?…ジークのこと?)

 そのままロレシオと男はその場を何事も無かったように足早に去っていく。

(一体今のは…何?)

 首を傾げ体を起こす。
 余りに物騒な話に、もう一度会話を思い返す。

(魔法…、毒…、腕利きの殺し屋…そしてジークが戻って手筈通り…)

「どう考えてもこれって…」

(ジークの殺害指示?!)

「うわぁ~、マジか…いや、ちょっと待って」

 リディアは口元に手を当て考えるように俯く。

(弟が兄殺害っての確かそういう話あったわよね…)

 この乙女ゲームかは忘れたが、そういう話があった事を思い出す。

(てことは、もしかしたら、これがジークの問題…?)

 パッと顔を上げる。

「これは…ラスト問題?!」

 確か思い出した内容は、弟が兄殺害を企てた事を知り、それを助けに行き未然に防ぎ事なきを得たって感じだったはず。
 そして、犯人が弟である事に悲しむような…そんなシナリオを読んだ事が確かある。

(てことは、助けに行って未然に防ぐことが出来ればジークの攻略終了ってこと?)

「それが出来れば…、晴れて大団円?!」

 キラリンと目が輝く。

(確か…今宵と言っていた…今晩ジークの所に忍び込もう)

「問題は…」

(敵に気づかれずにジークに伝える事よね…)

 でないと敵に気づかれたらすぐに襲ってくるかもしれない。
 それで下手して殺されてしまったら全てがおじゃんだ。

「ん?なら、先に伝えておけば…」

 夜忍び込まずとも、今のうちに知らせておけば問題ないのではと思い至り、ニヤリと顔を歪ませる。

「楽勝ね♪」

(これで大団円貰ったわ!)

「そうと決まれば…」

 木から急いで降りる。

「ジークがいそうな場所は…」

 ジークヴァルトを探しにリディアは庭を駆け抜けた。
 







「フェリシー嬢、負けないでね」
「リディア嬢では下品すぎますわ、公の場で自ら服を脱ぎ捨てるなど卑猥ですわ」
「聖女候補に選ばれたのもジークヴァルト殿下に体を使って取り入ったのだと話に聞きましたわ」
「魔物に気に入られる女ですもの、狡猾で俗悪なのだわ」
「聖女が厚顔無恥でさもしいなんて以ての外よ!」

 フェリシーの周りで聖女候補達やその執事やメイドが取り囲み、皆が口々にリディアの悪口を口にした。

「次の試験、応援していますわ!」
「リディア嬢が次の重要試験で1位を取っては大変ですもの」
「私はレティシア様とフェリシー様、どちらかに聖女になって欲しいの」
「皆、ありがとう…、嬉しい」

 目を潤ませ感謝を述べるフェリシーに皆が優しい笑みを返す。

「そろそろ、日も暮れてまいりました」
「そうね、じゃ、頑張ってね、フェリシー嬢」
「ありがとう」
「では、ごきげんよう」

 授業後、皆とお茶をし別れたフェリシーは口元をニンマリと緩ませる。
 あの謁見室の場で皆がリディアを称賛し悔しい思いをしてから、次の日は皆と会うのが凄く怖かった。
 だが、来てみれば謁見室での称賛とは真逆にリディアが卑しい女だという話で持ち切りになっていた。

(やっぱり皆思っていたのね、皆、解ってくれていたのだわ!)

「皆が応援して下さり、良かったですね」
「ええ!とってもとっても嬉しいわ!私皆の期待に頑張って答えなくちゃ!」
「はい、その意気です!」

(皆私の味方だわ!)

 教室で見たリディアは完全に孤立していた。

(当然よね)

 敢えてリディアに近づくことはしなかった。

(自分がやった事、しっかり反省して解ってもらわないと、ううん、自分で解らないと治らない事もあるわ、うんと傷つき嫌な思いをすることでないと解らない事もあるもの)

 これだけ自分は傷つけられたのだ。
 自分がどれだけ人を傷つけたのか、酷い事をしたのか解らせないといけない。

(うんと傷つき後悔しなさい)

 次の試験で1位を取り、その後のテストで1位を取れば聖女になれる。
 リディアが悲壮に暮れる様が脳裏に浮かぶ。

(泣きついて来てももう知らないわ…、いえ、だめね、聖女ですもの、泣きついてきたリディアに手を差し伸べて、今までの行いが如何に非道で悪い事かを説いてあげないといけないわ)

 皆がリディアを改心させたフェリシーを敬う絵が浮かぶ。

「ふふ…」

 そして、リディアの前でジークヴァルト殿下と手を取り合い白いウェディングドレスを身にまとう自分を思い描く。
 皆がフェリシーを祝う。
 ユーグやレティシアやアナベル様も、そこにサディアス軍師も思い浮かべる。

(そうだわ、リディアを改心させれば魔法は解ける、そうしたらサディアス軍師も正気に戻られて私を殺すなんて言わないはず、それに正気のサディアス軍師なら私を認めて下さるはずだわ!)

 自分が聖女になれば全てうまくいく事に気づいたフェリシーは両手をぐっと握り締める。

「そのためにも、がんばらなくちゃ!」

 聖女試験に向けて闘志を胸に抱くフェリシーだった。
 






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

転生騎士団長の歩き方

Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】  たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。 【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。   【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?  ※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。

転生先ではゆっくりと生きたい

ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。 事故で死んだ明彦が出会ったのは…… 転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた 小説家になろうでも連載中です。 なろうの方が話数が多いです。 https://ncode.syosetu.com/n8964gh/

【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです

ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。 女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。 前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る! そんな変わった公爵令嬢の物語。 アルファポリスOnly 2019/4/21 完結しました。 沢山のお気に入り、本当に感謝します。 7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。 2021年9月。 ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。 10月、再び完結に戻します。 御声援御愛読ありがとうございました。

スローライフ 転生したら竜騎士に?

梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。   

【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました

小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。 しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!? 助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、 「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。 幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。 ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく! ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー

異世界着ぐるみ転生

こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生 どこにでもいる、普通のOLだった。 会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。 ある日気が付くと、森の中だった。 誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ! 自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。 幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り! 冒険者?そんな怖い事はしません! 目指せ、自給自足! *小説家になろう様でも掲載中です

アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~

eggy
ファンタジー
 もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。  村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。  ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。  しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。  まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。  幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。 「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。

処理中です...