85 / 128
さぁ、はじめようか
84
しおりを挟む
バタバタとせわしく動くイザークをリディアが申し訳なさそうな眼差しで見る。
途中、様子を見に図書室に向かったイザークはリディアがいない事に気づき、ジークヴァルトを探しに動いたリディアを探す羽目になったのだ。
そのためディナーの準備が整っていなくて、必死に今準備をしてくれている真っ最中と言うわけだ。
「あー、その、簡単なものでいいわよ?」
「待たせてしまいすみません、もう少々お待ちください」
こちらを振り返ることなくそう言いながら、見事なまでに繊細な魔法を駆使し料理が作られていく。
「ほんと凄いわ…器用ね~…」
いつも図書室に居る間に全てが終わっているため見たことがなかったが、初めて見るイザークが魔法を使って準備しているのを見て感心する。
幾つもの作業が同時進行で動いていく。
(王宮執事と言うか…、執事の名家、ローズ家の執事魔法パねぇ~わね)
あちこち歩きまわりお腹はペコペコなのだが、この見事な魔法を見ていると一瞬忘れそうになるぐらいだ。
(しっかし、今日に限ってジークが出掛けてるとか‥‥)
結局どこにも居なくて、やっとこさ情報得たと思ったら城を留守にしているという情報だった。
お陰で探し損だ。
(ジークが帰った後、忍び込むしかないか…いや、サディアスと言う手もあるか…)
そんな事を考えていると、最後の仕上げにグラスに飲み物を入れ差し出すイザークが隣に立っていた。
「お待たせしました、さぁ、どうぞお召し上がりください」
見事に出来上がったディナーにお腹がグーっとなる。
「頂きます」
相変わらず美味しいイザークの料理に舌鼓を打っていると、イザークが時間を気にするそぶりを見せた。
「どうしたの?」
「はい、今日は執事の集会がございます、リディア様の食事が終わりましたら少々席を外させて頂きます」
「集会?」
「リディア様を探しに行く前に伝達がありました」
「そう…」
(報告だけならなぁ…集会はダメよね~…)
サディアスにイザークは毎日報告に行く。
報告ついでにジークヴァルトの事も言っておけば何とかなるかもしれないという、あわよくばの考えも思いついていたが敢え無く撃沈する。
国王代理の殺害計画という大事、あまり知れ渡るのはよろしくない。
なので集会でその話をするのはよろしくないわけで。
個別に後で話するとしても集会の後だ、今後を左右する試験も間近なこの時期なだけに誰が聞いているかも解らない。
他にも手段としてイザークにもジークの所に忍び込む手伝いをしてもらおうと思っていたが、執事集会だと無理だ。大体にして帰ってくる時間が遅い。となると殺された後に忍び込んでも意味がない。
「如何なさいましたか?」
「ううん、何でもないわ」
(こうなったら自力で忍び込むしかないか…)
リオも遠征で今日は留守だ。
(こんな時に限ってよね~マーフィーの法則ね…はぁ~)
内心ため息をつく。
「さてと、そろそろかしら?」
リディアは椅子から立ち上がる。
ジークヴァルトが城に戻り、報告会議も終わった頃だろう時期を見計らい忍び込むため部屋を後にする。
出来るだけ足を忍ばせ城内に入る。
施設逃亡を企てていたリディアは城内の地図は頭に入れてある。
(確かジークヴァルトの部屋はこっち…)
国の宝である聖女達がいる場所であるため聖女候補の施設はかなり城内部に近い。
内部でなく外側ならば警備もかなり厳しいが、内部になると少しは緩みが出る。
その隙を突きながら慎重にジークヴァルトの自室へと向かう。
(多分、あれね…)
ジークヴァルトの自室であろうドアの前に立つ。
そして一つ深呼吸すると、恐る恐るノックをする。
「?」
返事がない。
(え?留守?…まだ自室に戻ってないのかしら?)
どうしようと思案する。
この廊下に突っ立っていて衛兵に見つかっても厄介だ。
(カギは…)
ドアノブに手を掛けるとドアが開いた。
(開いてる!ラッキーだわ、中で待とう)
中に入ると部屋は薄暗く、ランプの灯だけが炎を揺らしていた。
「誰だ?」
「!」
部屋の左奥から風呂から上がって来たジークヴァルトが現れビクッと身体を震わせた。
(ああ、入浴中でノックの音が聞こえなかったのね…)
「!…お前、どうしてここに?」
「えーと…」
『狙われている』という言葉を言いかけ止める。
(もう既にここに刺客が隠れているかもしれない…迂闊に言葉にしてはダメね‥)
気づかれた瞬間、襲われるかもしれない。
この隙だらけの状態で襲われたら、ジークヴァルトが危ない。
弟のロレシオが仕掛けた罠だ。
ロレシオはジークヴァルトの実力を十二分に知っている。
そのジークヴァルトに仕掛けた刺客は相当な手練れのはず。
(何とかジーク自身で気づいてもらわないと…どうしよう…)
「どうした?」
適当に取り繕う様に口にする。
「あ、あー、ちょっと会いたくなったというか…お話ししたいなぁ~って…」
「ほぉ、こんな夜遅くに?」
肩に掛けていたタオルを椅子に掛けながらリディアに振り返る。
(何とか敵に気づかれずにジークに知らせる方法はないかしら?)
そんなジークヴァルトを他所に部屋を見渡す。
その目に剣が映る。
自分の立つ隣に無造作にジークヴァルトの剣が立て掛けられていた。
(そうだわ!剣を渡せば何とかなるかも…こっちの意図に気づかなくても剣があれば未然に防げるかもしれないわ)
壁に立て掛けられた剣に近づく。
「何だ?俺の剣が気になるのか?」
「ええ、持って見ても?」
「ああ、構わん」
ジークヴァルトの許可を得、剣に手を伸ばす。
「! 重っっ」
持ち上げようにもビクとも動かない剣に焦る。
「ああ、俺の剣は並みの男でも厳しい程重い、女のお前ではビクとも動かんだろう」
(よりによって何でそんな重いの使ってるの!これじゃ役にたたないじゃない!)
剣は諦めるしかない。
(どうすれば…ジークに気づかせることが…)
ジークヴァルトに振り返ると、風呂上がりで喉が渇いたのだろう。机の上に用意された水差しを手にしようとしていた。
(あれは!)
「待って!」
机の横にベットがある。
”腕利きの殺し屋もベットのそばに配置するよう指示してあります“
(という事は、毒はあの水にあるのね、あれを飲む前に気づかせなければ‥‥)
毒魔法の掛かった水を飲ませてベットに倒れ込んだところで襲い掛かる、そう言った段取りなのだろうと理解する。
「どうした?」
「えーと、私が淹れます、殿下にさせるわけには流石にいかないので」
「ほぉ、お前が?」
「はい」
「ふっ、いいだろう」
つかつかとジークヴァルトに近づきながら必死に考えを巡らす。
(何か、何か気づいてもらう方法は…)
考えているうちに机の前に来てしまう。
(ああ、どうすれば…)
「何を突っ立っている?」
「すみません…、ちょっと緊張して」
「お前が緊張とは珍しいな」
コップを手に取る。
そして水差しを持つ。
(この水に毒魔法が‥‥ん?)
コポコポと音を鳴らしながら水を淹れた所で、ふと閃く。
(そうだ、魔法だ、だったら…光魔法効くんじゃ…)
光魔法は浄化が得意な魔法ってのは結構鉄板な筈。
だとしたら、毒魔法を光魔法で消せばいいだけの話だ。
(だけど、今光らせたら敵が襲い掛かってくるかもしれない…)
変な行動を起こして、敵に先に動かれてはマズい。
でも言葉で伝えられない今、気づかせるのは難しい。
(どうしよう、ジークにこれを飲ませるわけにはいかないわ…)
ベットに倒れ込む前提だとすると、即効性のある毒魔法の筈。
飲んだ途端倒れた所で襲われれば、無傷で済むはずがない。
下手すれば死ぬ、ヤバい状況には変わりない。
(そんな刺客、私が止められるはずないし…大体小刀だけでどうしようもないわよね…)
いつも持ち歩いている形見の小刀を素人が振り回した所でどうにもならない。
手に持っているコップの中の透明な水を見る。
(これに毒が入っていることが解れば…あ…そうか!)
ピンと閃く。
(私が飲めば…)
飲んだ後、倒れかけた所で光魔法を自分に掛ければいいだけの話だ。
後は武器に私の小刀をそっと渡せば、刺客がいる事が解るはず。
先にジークが気づけば、後は敵をパパっとやっつけてくれるでしょう。
(ふっふっふ、これで大団円頂きね)
勝利を確信し、心の中でガッツポーズを決める。
楽勝だわと、コップを手にジークヴァルトへ振り返る。
(主人公補正でどうせ私死なないし!)
「‥‥お待たせしました」
途中、様子を見に図書室に向かったイザークはリディアがいない事に気づき、ジークヴァルトを探しに動いたリディアを探す羽目になったのだ。
そのためディナーの準備が整っていなくて、必死に今準備をしてくれている真っ最中と言うわけだ。
「あー、その、簡単なものでいいわよ?」
「待たせてしまいすみません、もう少々お待ちください」
こちらを振り返ることなくそう言いながら、見事なまでに繊細な魔法を駆使し料理が作られていく。
「ほんと凄いわ…器用ね~…」
いつも図書室に居る間に全てが終わっているため見たことがなかったが、初めて見るイザークが魔法を使って準備しているのを見て感心する。
幾つもの作業が同時進行で動いていく。
(王宮執事と言うか…、執事の名家、ローズ家の執事魔法パねぇ~わね)
あちこち歩きまわりお腹はペコペコなのだが、この見事な魔法を見ていると一瞬忘れそうになるぐらいだ。
(しっかし、今日に限ってジークが出掛けてるとか‥‥)
結局どこにも居なくて、やっとこさ情報得たと思ったら城を留守にしているという情報だった。
お陰で探し損だ。
(ジークが帰った後、忍び込むしかないか…いや、サディアスと言う手もあるか…)
そんな事を考えていると、最後の仕上げにグラスに飲み物を入れ差し出すイザークが隣に立っていた。
「お待たせしました、さぁ、どうぞお召し上がりください」
見事に出来上がったディナーにお腹がグーっとなる。
「頂きます」
相変わらず美味しいイザークの料理に舌鼓を打っていると、イザークが時間を気にするそぶりを見せた。
「どうしたの?」
「はい、今日は執事の集会がございます、リディア様の食事が終わりましたら少々席を外させて頂きます」
「集会?」
「リディア様を探しに行く前に伝達がありました」
「そう…」
(報告だけならなぁ…集会はダメよね~…)
サディアスにイザークは毎日報告に行く。
報告ついでにジークヴァルトの事も言っておけば何とかなるかもしれないという、あわよくばの考えも思いついていたが敢え無く撃沈する。
国王代理の殺害計画という大事、あまり知れ渡るのはよろしくない。
なので集会でその話をするのはよろしくないわけで。
個別に後で話するとしても集会の後だ、今後を左右する試験も間近なこの時期なだけに誰が聞いているかも解らない。
他にも手段としてイザークにもジークの所に忍び込む手伝いをしてもらおうと思っていたが、執事集会だと無理だ。大体にして帰ってくる時間が遅い。となると殺された後に忍び込んでも意味がない。
「如何なさいましたか?」
「ううん、何でもないわ」
(こうなったら自力で忍び込むしかないか…)
リオも遠征で今日は留守だ。
(こんな時に限ってよね~マーフィーの法則ね…はぁ~)
内心ため息をつく。
「さてと、そろそろかしら?」
リディアは椅子から立ち上がる。
ジークヴァルトが城に戻り、報告会議も終わった頃だろう時期を見計らい忍び込むため部屋を後にする。
出来るだけ足を忍ばせ城内に入る。
施設逃亡を企てていたリディアは城内の地図は頭に入れてある。
(確かジークヴァルトの部屋はこっち…)
国の宝である聖女達がいる場所であるため聖女候補の施設はかなり城内部に近い。
内部でなく外側ならば警備もかなり厳しいが、内部になると少しは緩みが出る。
その隙を突きながら慎重にジークヴァルトの自室へと向かう。
(多分、あれね…)
ジークヴァルトの自室であろうドアの前に立つ。
そして一つ深呼吸すると、恐る恐るノックをする。
「?」
返事がない。
(え?留守?…まだ自室に戻ってないのかしら?)
どうしようと思案する。
この廊下に突っ立っていて衛兵に見つかっても厄介だ。
(カギは…)
ドアノブに手を掛けるとドアが開いた。
(開いてる!ラッキーだわ、中で待とう)
中に入ると部屋は薄暗く、ランプの灯だけが炎を揺らしていた。
「誰だ?」
「!」
部屋の左奥から風呂から上がって来たジークヴァルトが現れビクッと身体を震わせた。
(ああ、入浴中でノックの音が聞こえなかったのね…)
「!…お前、どうしてここに?」
「えーと…」
『狙われている』という言葉を言いかけ止める。
(もう既にここに刺客が隠れているかもしれない…迂闊に言葉にしてはダメね‥)
気づかれた瞬間、襲われるかもしれない。
この隙だらけの状態で襲われたら、ジークヴァルトが危ない。
弟のロレシオが仕掛けた罠だ。
ロレシオはジークヴァルトの実力を十二分に知っている。
そのジークヴァルトに仕掛けた刺客は相当な手練れのはず。
(何とかジーク自身で気づいてもらわないと…どうしよう…)
「どうした?」
適当に取り繕う様に口にする。
「あ、あー、ちょっと会いたくなったというか…お話ししたいなぁ~って…」
「ほぉ、こんな夜遅くに?」
肩に掛けていたタオルを椅子に掛けながらリディアに振り返る。
(何とか敵に気づかれずにジークに知らせる方法はないかしら?)
そんなジークヴァルトを他所に部屋を見渡す。
その目に剣が映る。
自分の立つ隣に無造作にジークヴァルトの剣が立て掛けられていた。
(そうだわ!剣を渡せば何とかなるかも…こっちの意図に気づかなくても剣があれば未然に防げるかもしれないわ)
壁に立て掛けられた剣に近づく。
「何だ?俺の剣が気になるのか?」
「ええ、持って見ても?」
「ああ、構わん」
ジークヴァルトの許可を得、剣に手を伸ばす。
「! 重っっ」
持ち上げようにもビクとも動かない剣に焦る。
「ああ、俺の剣は並みの男でも厳しい程重い、女のお前ではビクとも動かんだろう」
(よりによって何でそんな重いの使ってるの!これじゃ役にたたないじゃない!)
剣は諦めるしかない。
(どうすれば…ジークに気づかせることが…)
ジークヴァルトに振り返ると、風呂上がりで喉が渇いたのだろう。机の上に用意された水差しを手にしようとしていた。
(あれは!)
「待って!」
机の横にベットがある。
”腕利きの殺し屋もベットのそばに配置するよう指示してあります“
(という事は、毒はあの水にあるのね、あれを飲む前に気づかせなければ‥‥)
毒魔法の掛かった水を飲ませてベットに倒れ込んだところで襲い掛かる、そう言った段取りなのだろうと理解する。
「どうした?」
「えーと、私が淹れます、殿下にさせるわけには流石にいかないので」
「ほぉ、お前が?」
「はい」
「ふっ、いいだろう」
つかつかとジークヴァルトに近づきながら必死に考えを巡らす。
(何か、何か気づいてもらう方法は…)
考えているうちに机の前に来てしまう。
(ああ、どうすれば…)
「何を突っ立っている?」
「すみません…、ちょっと緊張して」
「お前が緊張とは珍しいな」
コップを手に取る。
そして水差しを持つ。
(この水に毒魔法が‥‥ん?)
コポコポと音を鳴らしながら水を淹れた所で、ふと閃く。
(そうだ、魔法だ、だったら…光魔法効くんじゃ…)
光魔法は浄化が得意な魔法ってのは結構鉄板な筈。
だとしたら、毒魔法を光魔法で消せばいいだけの話だ。
(だけど、今光らせたら敵が襲い掛かってくるかもしれない…)
変な行動を起こして、敵に先に動かれてはマズい。
でも言葉で伝えられない今、気づかせるのは難しい。
(どうしよう、ジークにこれを飲ませるわけにはいかないわ…)
ベットに倒れ込む前提だとすると、即効性のある毒魔法の筈。
飲んだ途端倒れた所で襲われれば、無傷で済むはずがない。
下手すれば死ぬ、ヤバい状況には変わりない。
(そんな刺客、私が止められるはずないし…大体小刀だけでどうしようもないわよね…)
いつも持ち歩いている形見の小刀を素人が振り回した所でどうにもならない。
手に持っているコップの中の透明な水を見る。
(これに毒が入っていることが解れば…あ…そうか!)
ピンと閃く。
(私が飲めば…)
飲んだ後、倒れかけた所で光魔法を自分に掛ければいいだけの話だ。
後は武器に私の小刀をそっと渡せば、刺客がいる事が解るはず。
先にジークが気づけば、後は敵をパパっとやっつけてくれるでしょう。
(ふっふっふ、これで大団円頂きね)
勝利を確信し、心の中でガッツポーズを決める。
楽勝だわと、コップを手にジークヴァルトへ振り返る。
(主人公補正でどうせ私死なないし!)
「‥‥お待たせしました」
49
あなたにおすすめの小説
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
転生騎士団長の歩き方
Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】
たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。
【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。
【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?
※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる