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緑川、人類の運命を背負う
何でここに
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「え、やめとけって…何で?」
天に穴をあけるという言葉に中二心をくすぐられ、師匠に話したところ、直ぐに却下された。
「扱いきれないからだよ。使う方に負担がかかる」
「昔、大戦争でそれを使ったんだ」キューの顔も曇る。
「俺は戦争なんかまっぴらごめんだ。お前はゼウスのやり方に文句があるかもしれないが、あんな目に遭うくらいなら今の方がマシだ」
「そんな…」
じゃあ、やっぱりだめなのか。⤵
「天に穴なんて開いたらきっととんでもないことになる。巨人族が復活し、無駄な争いをしなくてはならなくなる。俺とヘパイストスの兄貴だって、元は敵だったんだぜ」
「うそ!」
そうだったのか。神話ではそうなのだな。
だけど空に穴をあけるほどの威力がないと帰れないのだとしたら…?
「お前がどうやってここに来たかわからねえが、それは止めといたほうがいい。他の方法を探そう」
「う…ん」
何かひらめきそうで、もどかしい。いっそ雷に打たれて一か八か…なんて無理だろうか。
帰る…か。
ここは気に食わないやつはちらほらいるけど、やり過ごせば快適な世界だ。
俺は贅沢になってしまったのかなあ…。
ゴロゴロしていても誰も文句を言わないし、難しくないものなら大抵のグッズは手に入る。
「ミドリカワの作ってくれたこれ、いいわねえ。髪の毛がまとまるわ」
ペルセポネにはヘアクリップのようなものを作ってあげた。適当な素材を想像図を思い浮かべながらとんとんしてるとできてしまうのだ。
まあね、あなたは超美女ですから何をつけても似合いますよ…。
それより体を隠す下着の方が必要だったりして。
決してじろじろ見ないようにさりげなく視線を向けるとやっぱりスケスケだ。
信じられないよな…こんな格好で21世紀の東京歩いた日にゃキモ豚に襲われまくるぞ。梨汁ぶしゃー(?)
絶対女神の純潔なんて守れない。
「ミドリカワは何とかっていうもの作るの諦めたの?」
「うーーん、悩み中」
それ考えるとここの方がよほどましだよな。下界はどうなのか知らないけど。
「でも私ね、ミドリカワの世界、ちょっと行ってみたいんだ」
「え?」
「なんて言うのかな…胸のあたりがそわそわするの」
それって、感動するということか?
「あの女の子がいたでしょ?」
それが何のことかわからなくて、記憶を探るのに時間を要した。
ああ、スパイダーマンの例の彼女ね。へえ、女神でもときめいたりするんだ。現代のヒーローもの。
「あの子とお話してみたい」
それは無理だ。だってフィクションだもん。会えたって実際の彼女は全然別人だ。
まあ、そんなこと実現するわけないけど。
にわかに回りが騒がしくなってきた。
「何だ?」
「またアレスね…困った神。アフロディーテも一緒だわ」
半裸でオープン馬車に乗り凱旋している。体を巻き付けるように抱き合って。何なの、こいつらは。公開ラブホだよ。つくづく呆れるわ…。
みんなくすくす笑ってるじゃん。この二神、美男美女だけど態度は頂けない。
そのあとを大きな雲がついて行く。
「お父様!」
ゼウスがぎろっとこちらを見た。雲がこちらへやってくる。相変わらず眩しい野郎だ。ほんの少しうらやましい、大神ゆえ全身電気を帯びてるってことだよな。だから超兵器を使える。
「ペルセポネ、こんなところにいたのか。今宵はわしの相手をするのじゃ」
「は、はい。お父様」
え、どういうこと? そのセリフ丸々セーフティガードに引っ掛からないの??
「娘に夜の相手?」
つい大声を出してしまった。
「何だと?」
さらにぎろぎろ目が光って怖い。
「いいのよ、ミドリカワ、これは私のお仕事なの」
驚き! そうなのか。
彼女のさもありなんという姿にさらに驚いた。そして言ってしまった。
「すげー、エロオヤジじゃん、娘に夜伽させて…何でもありかよ、さいてー」
独り言のつもりで。
ペルセポネはじゃあねと言ってゼウスの雲に乗った。ゼウスは娘の手を引きながら、目つきがどんどんきつくなる。
「「 お前、ペルセポネをたぶらかすだけでなく、わしを侮辱するとは何事か! 覚悟せよ!! 」」
えっ…俺? たぶらかす?? って、何もしてませんけど…膝枕くらい?
思った時にはもう…閃光に包まれていた。
ぎゃあああああ―――――……。
⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡
⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡ ⚡⚡
「なんだあ?」
「人が落ちてきた!」
「救急車、救急車」
ざわざわ……。
目を開けると人がこちらをのぞき込んでいた。男だ…、
――――アポロン?
俺は慌てて体勢を整えた。なんでまた…、あ、ちがう、えと…、
「 あれ、純じゃん。大丈夫か? 」顔も美しいがきれいな男性の声がそう言った。
こ、こいつっ…。
た、たたたたた高広~~~?
天に穴をあけるという言葉に中二心をくすぐられ、師匠に話したところ、直ぐに却下された。
「扱いきれないからだよ。使う方に負担がかかる」
「昔、大戦争でそれを使ったんだ」キューの顔も曇る。
「俺は戦争なんかまっぴらごめんだ。お前はゼウスのやり方に文句があるかもしれないが、あんな目に遭うくらいなら今の方がマシだ」
「そんな…」
じゃあ、やっぱりだめなのか。⤵
「天に穴なんて開いたらきっととんでもないことになる。巨人族が復活し、無駄な争いをしなくてはならなくなる。俺とヘパイストスの兄貴だって、元は敵だったんだぜ」
「うそ!」
そうだったのか。神話ではそうなのだな。
だけど空に穴をあけるほどの威力がないと帰れないのだとしたら…?
「お前がどうやってここに来たかわからねえが、それは止めといたほうがいい。他の方法を探そう」
「う…ん」
何かひらめきそうで、もどかしい。いっそ雷に打たれて一か八か…なんて無理だろうか。
帰る…か。
ここは気に食わないやつはちらほらいるけど、やり過ごせば快適な世界だ。
俺は贅沢になってしまったのかなあ…。
ゴロゴロしていても誰も文句を言わないし、難しくないものなら大抵のグッズは手に入る。
「ミドリカワの作ってくれたこれ、いいわねえ。髪の毛がまとまるわ」
ペルセポネにはヘアクリップのようなものを作ってあげた。適当な素材を想像図を思い浮かべながらとんとんしてるとできてしまうのだ。
まあね、あなたは超美女ですから何をつけても似合いますよ…。
それより体を隠す下着の方が必要だったりして。
決してじろじろ見ないようにさりげなく視線を向けるとやっぱりスケスケだ。
信じられないよな…こんな格好で21世紀の東京歩いた日にゃキモ豚に襲われまくるぞ。梨汁ぶしゃー(?)
絶対女神の純潔なんて守れない。
「ミドリカワは何とかっていうもの作るの諦めたの?」
「うーーん、悩み中」
それ考えるとここの方がよほどましだよな。下界はどうなのか知らないけど。
「でも私ね、ミドリカワの世界、ちょっと行ってみたいんだ」
「え?」
「なんて言うのかな…胸のあたりがそわそわするの」
それって、感動するということか?
「あの女の子がいたでしょ?」
それが何のことかわからなくて、記憶を探るのに時間を要した。
ああ、スパイダーマンの例の彼女ね。へえ、女神でもときめいたりするんだ。現代のヒーローもの。
「あの子とお話してみたい」
それは無理だ。だってフィクションだもん。会えたって実際の彼女は全然別人だ。
まあ、そんなこと実現するわけないけど。
にわかに回りが騒がしくなってきた。
「何だ?」
「またアレスね…困った神。アフロディーテも一緒だわ」
半裸でオープン馬車に乗り凱旋している。体を巻き付けるように抱き合って。何なの、こいつらは。公開ラブホだよ。つくづく呆れるわ…。
みんなくすくす笑ってるじゃん。この二神、美男美女だけど態度は頂けない。
そのあとを大きな雲がついて行く。
「お父様!」
ゼウスがぎろっとこちらを見た。雲がこちらへやってくる。相変わらず眩しい野郎だ。ほんの少しうらやましい、大神ゆえ全身電気を帯びてるってことだよな。だから超兵器を使える。
「ペルセポネ、こんなところにいたのか。今宵はわしの相手をするのじゃ」
「は、はい。お父様」
え、どういうこと? そのセリフ丸々セーフティガードに引っ掛からないの??
「娘に夜の相手?」
つい大声を出してしまった。
「何だと?」
さらにぎろぎろ目が光って怖い。
「いいのよ、ミドリカワ、これは私のお仕事なの」
驚き! そうなのか。
彼女のさもありなんという姿にさらに驚いた。そして言ってしまった。
「すげー、エロオヤジじゃん、娘に夜伽させて…何でもありかよ、さいてー」
独り言のつもりで。
ペルセポネはじゃあねと言ってゼウスの雲に乗った。ゼウスは娘の手を引きながら、目つきがどんどんきつくなる。
「「 お前、ペルセポネをたぶらかすだけでなく、わしを侮辱するとは何事か! 覚悟せよ!! 」」
えっ…俺? たぶらかす?? って、何もしてませんけど…膝枕くらい?
思った時にはもう…閃光に包まれていた。
ぎゃあああああ―――――……。
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「なんだあ?」
「人が落ちてきた!」
「救急車、救急車」
ざわざわ……。
目を開けると人がこちらをのぞき込んでいた。男だ…、
――――アポロン?
俺は慌てて体勢を整えた。なんでまた…、あ、ちがう、えと…、
「 あれ、純じゃん。大丈夫か? 」顔も美しいがきれいな男性の声がそう言った。
こ、こいつっ…。
た、たたたたた高広~~~?
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