55 / 65
【前日譚】都筑家の事情
15
しおりを挟む
「きれいねえ、宝石箱みたい」
もう閉じこもる必要もなくなり、飲んだ後長らく入室禁止だった主寝室に招き入れると、彼女は手を広げ窓に近寄った。
最近の流行らしい、全面ガラスに向いたベッドで寝ながら夜景を眺められる。
無数のイルミネーションを宝石や星に例えるのは女性ならでは、
こっちはそんなものおかまいなしにリラックスパンツに長めのシャツを羽織り、もう寝る体勢だ。
「上海にいくらでもあるだろうに。知り合いの寝室には大きな水槽があってアロワナを見ながら眠れるよ」
「へえ。でもこの解放感はなかなかないでしょ。もしホテルなら撮影で貸切ってほしいところよ」
「実際、そういう話はよく聞くね」
「なに? 売っちゃうの?」
「いや、雑誌やドラマの撮影で使わせてくれ、というオファーだよ」
「そうなの。やっぱりそうなんだ。そういう使い方してる持ち主も多そうね」
そう、ここもよくある複合施設だが、住居フロアが全室住人で埋まっているとは考えにくい。
「いい気分」
サテンのナイトウエア姿で奇麗にステップを踏んでゆったり回ったりソファに腰かけたり、そんな姿を見てるとああ、女優なんだなと思う。
「ところで今日はいいの? ビデオチェックは」
「もう終わったよ。見る必要は無くなった」
河川の流れを変更し、水路を通すことも決まった。
その測定や地盤調査に時間をとり、それから周辺区域の整備に入る。
予想図では遺跡の山と公園予定地は少し高台に位置する。
そろそろ公に発表されるだろう。
「なんだかさみしいわ、ロケが終わったら二度と来れなくなりそうな気がする」
「それは君の願望なんじゃないか? 撮影の合間にドバイに寄ってみろよ、もっとすごいから」
シンイーは小さく首を振って否定した。
「一緒に過ごす人が重要よ。わからない?」
めずらしくしおらしい。
長期ロケで2か月中国を離れるとかで中々帰ってくれない。
「仮に中東の王族に見初められたら、こんなものじゃないんだよ、国が動かせる」
「そんなこと言わないでよ。…なったとしても愛人よ?」
「見越してるじゃないか」
「意地が悪いわね。いやよ、第一夫人から見下されて生きるのなんて。どれだけお金があっても嫌!」
「意外と古風なんだな。あえてそうしてる女性も多そうだが」
「感じ悪」
「みんな打算で生きてるんだよ。君もそうだろう」
「あなたの愛人なら考えるわ」
「僕?」本妻もいないのに。
「結婚の話はいいよ、したくない」
「しないわ、ねえ、付き合ってよ、二か月分」
「わがままは言わない」
「こうしてるだけでいいわ、適当にセリフ言うから合わせてよ」
適当なんかじゃない…結構なハードワークだ。
「何で僕が芝居の練習台なんて…」
「なら映画でも見ましょうよ」ベッドに上り顔を寄せてきた。
「見ればいいよ、僕は寝る」そっぽをむいた。
「あーあ、あなたの欠点は映画に全然興味がない所ね。どうにかならないの」
マナー違反は認める。不満なら一緒に映画を見てくれる男と付き合えばいい、ついでに街歩きも。「もう……」
「どうせ全部演技だろ。つまらないよ」
そう言うと、何も言わなくなった。その後彼女が映画を見たのかどうか知らないが、次の日見送りはせず別れた。
早いものでもう5月も終わり…。
最後の仕事も難なく終えて、一応毎日執務室に通ってはいるが特に急ぐ用もなく、再び快適な独り暮らし状態に戻った。
何故か父の小言もばったり途絶え、シンイーのおかげもあってまどかの影も薄れている。
そんなある日の午後、ソファで本を読んでいるとスマートスピーカーがフロント経由で来客の知らせを告げた。
「誰?」
つぶやくとセンサーが灯り即座に顔認証も兼ねたモニターを空間投影する。
「俺だよ、俺。今いい?」数か月ぶりの友人の顔が宙に浮かぶ。
「ああ」
全ロックを解除しエレベーターに乗せるよう言った。
「俺、やっぱりやめることにしたわ」
茂木は玄関でいきなり言ってきた。
「何を」
「見合い」
してたのか。ほんの少し沈黙の間があった。
「それで、お前に頼みがあるんだが」
「何だ?」
「チケットもらってくれないか」
え?
「何の」
「婚活パーティ」
・・・・・・再び沈黙。
「趣味をやめるのをやめて、気の向かない婚活をやめる」
否定語ばかり。よほど思い詰めているようだ。
「まあ座れ」
中に入って人を呼び、コーヒーを入れてもらった。
「北京ドームにかけることにした」
「どういうことだ」
「同じ日にドームでライブがあるんだよ。そっち行くことにした。ライブで同じ趣味の女の子を見つける」
「女の子?」
「ああ」
茂木はコーヒーカップを口につけた。
「少ないけど、女の子の客も見かけるんだよ。勇気を出して声をかけてみる。もしかしたら気が合うかもしれないだろ」
「パーティに行けというのは」
「親が申し込んだんだよ。ばっくれて親にバレるとまた面倒だから、参加したけどいい人はいなかったってことにしたいんだ」
「そんな替えがきくのか」
「大丈夫だよ。事後報告で経過を聞かれたら(いい人いませんでした)って言えばいい」
「…そんなものかね」
婚活パーティ…。
僕が?
「嫌だと言ったら」
「それは困る」
父の話がなくなったと思ったら思いもかけない所から…。
婚活パーティ…見合いの延長のイメージしかない。
同じような女性が集団で…どうせ退屈な(苦痛な)時間が待ってるだけだろう。
「頼む、黙って受け取ってくれ! そして、行ってくれ! 結果はどうなろうがお前の好きにしてくれ。あとの連絡は俺がする!」
突然言われて言葉が続かない。
やっぱり逃れられないのか…。
「ほら、お前の方が慣れてるだろ、女子の扱い。適当にあしらうなりしてくれよ。
……とりあえず、出てくれればいい!」
茂木が差し出した薄いグレーの封書を手に取り眺めた。
終
もう閉じこもる必要もなくなり、飲んだ後長らく入室禁止だった主寝室に招き入れると、彼女は手を広げ窓に近寄った。
最近の流行らしい、全面ガラスに向いたベッドで寝ながら夜景を眺められる。
無数のイルミネーションを宝石や星に例えるのは女性ならでは、
こっちはそんなものおかまいなしにリラックスパンツに長めのシャツを羽織り、もう寝る体勢だ。
「上海にいくらでもあるだろうに。知り合いの寝室には大きな水槽があってアロワナを見ながら眠れるよ」
「へえ。でもこの解放感はなかなかないでしょ。もしホテルなら撮影で貸切ってほしいところよ」
「実際、そういう話はよく聞くね」
「なに? 売っちゃうの?」
「いや、雑誌やドラマの撮影で使わせてくれ、というオファーだよ」
「そうなの。やっぱりそうなんだ。そういう使い方してる持ち主も多そうね」
そう、ここもよくある複合施設だが、住居フロアが全室住人で埋まっているとは考えにくい。
「いい気分」
サテンのナイトウエア姿で奇麗にステップを踏んでゆったり回ったりソファに腰かけたり、そんな姿を見てるとああ、女優なんだなと思う。
「ところで今日はいいの? ビデオチェックは」
「もう終わったよ。見る必要は無くなった」
河川の流れを変更し、水路を通すことも決まった。
その測定や地盤調査に時間をとり、それから周辺区域の整備に入る。
予想図では遺跡の山と公園予定地は少し高台に位置する。
そろそろ公に発表されるだろう。
「なんだかさみしいわ、ロケが終わったら二度と来れなくなりそうな気がする」
「それは君の願望なんじゃないか? 撮影の合間にドバイに寄ってみろよ、もっとすごいから」
シンイーは小さく首を振って否定した。
「一緒に過ごす人が重要よ。わからない?」
めずらしくしおらしい。
長期ロケで2か月中国を離れるとかで中々帰ってくれない。
「仮に中東の王族に見初められたら、こんなものじゃないんだよ、国が動かせる」
「そんなこと言わないでよ。…なったとしても愛人よ?」
「見越してるじゃないか」
「意地が悪いわね。いやよ、第一夫人から見下されて生きるのなんて。どれだけお金があっても嫌!」
「意外と古風なんだな。あえてそうしてる女性も多そうだが」
「感じ悪」
「みんな打算で生きてるんだよ。君もそうだろう」
「あなたの愛人なら考えるわ」
「僕?」本妻もいないのに。
「結婚の話はいいよ、したくない」
「しないわ、ねえ、付き合ってよ、二か月分」
「わがままは言わない」
「こうしてるだけでいいわ、適当にセリフ言うから合わせてよ」
適当なんかじゃない…結構なハードワークだ。
「何で僕が芝居の練習台なんて…」
「なら映画でも見ましょうよ」ベッドに上り顔を寄せてきた。
「見ればいいよ、僕は寝る」そっぽをむいた。
「あーあ、あなたの欠点は映画に全然興味がない所ね。どうにかならないの」
マナー違反は認める。不満なら一緒に映画を見てくれる男と付き合えばいい、ついでに街歩きも。「もう……」
「どうせ全部演技だろ。つまらないよ」
そう言うと、何も言わなくなった。その後彼女が映画を見たのかどうか知らないが、次の日見送りはせず別れた。
早いものでもう5月も終わり…。
最後の仕事も難なく終えて、一応毎日執務室に通ってはいるが特に急ぐ用もなく、再び快適な独り暮らし状態に戻った。
何故か父の小言もばったり途絶え、シンイーのおかげもあってまどかの影も薄れている。
そんなある日の午後、ソファで本を読んでいるとスマートスピーカーがフロント経由で来客の知らせを告げた。
「誰?」
つぶやくとセンサーが灯り即座に顔認証も兼ねたモニターを空間投影する。
「俺だよ、俺。今いい?」数か月ぶりの友人の顔が宙に浮かぶ。
「ああ」
全ロックを解除しエレベーターに乗せるよう言った。
「俺、やっぱりやめることにしたわ」
茂木は玄関でいきなり言ってきた。
「何を」
「見合い」
してたのか。ほんの少し沈黙の間があった。
「それで、お前に頼みがあるんだが」
「何だ?」
「チケットもらってくれないか」
え?
「何の」
「婚活パーティ」
・・・・・・再び沈黙。
「趣味をやめるのをやめて、気の向かない婚活をやめる」
否定語ばかり。よほど思い詰めているようだ。
「まあ座れ」
中に入って人を呼び、コーヒーを入れてもらった。
「北京ドームにかけることにした」
「どういうことだ」
「同じ日にドームでライブがあるんだよ。そっち行くことにした。ライブで同じ趣味の女の子を見つける」
「女の子?」
「ああ」
茂木はコーヒーカップを口につけた。
「少ないけど、女の子の客も見かけるんだよ。勇気を出して声をかけてみる。もしかしたら気が合うかもしれないだろ」
「パーティに行けというのは」
「親が申し込んだんだよ。ばっくれて親にバレるとまた面倒だから、参加したけどいい人はいなかったってことにしたいんだ」
「そんな替えがきくのか」
「大丈夫だよ。事後報告で経過を聞かれたら(いい人いませんでした)って言えばいい」
「…そんなものかね」
婚活パーティ…。
僕が?
「嫌だと言ったら」
「それは困る」
父の話がなくなったと思ったら思いもかけない所から…。
婚活パーティ…見合いの延長のイメージしかない。
同じような女性が集団で…どうせ退屈な(苦痛な)時間が待ってるだけだろう。
「頼む、黙って受け取ってくれ! そして、行ってくれ! 結果はどうなろうがお前の好きにしてくれ。あとの連絡は俺がする!」
突然言われて言葉が続かない。
やっぱり逃れられないのか…。
「ほら、お前の方が慣れてるだろ、女子の扱い。適当にあしらうなりしてくれよ。
……とりあえず、出てくれればいい!」
茂木が差し出した薄いグレーの封書を手に取り眺めた。
終
1
あなたにおすすめの小説
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
【完結】俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
椿かもめ
恋愛
「こはる、俺の妻になれ」その日、大女優を母に持つ2世女優の花宮こはるは自分の所属していた劇団の解散に絶望していた。そんなこはるに救いの手を差し伸べたのは年上の幼馴染で大企業の御曹司、月ノ島玲二だった。けれど代わりに妻になることを強要してきて──。花嫁となったこはるに対し、俺様な玲二は独占欲を露わにし始める。
【幼馴染の俺様御曹司×大物女優を母に持つ2世女優】
☆☆☆ベリーズカフェで日間4位いただきました☆☆☆
※ベリーズカフェでも掲載中
※推敲、校正前のものです。ご注意下さい
明日のために、昨日にサヨナラ(goodbye,hello)
松丹子
恋愛
スパダリな父、優しい長兄、愛想のいい次兄、チャラい従兄に囲まれて、男に抱く理想が高くなってしまった女子高生、橘礼奈。
平凡な自分に見合うフツーな高校生活をエンジョイしようと…思っているはずなのに、幼い頃から抱いていた淡い想いを自覚せざるを得なくなり……
恋愛、家族愛、友情、部活に進路……
緩やかでほんのり甘い青春模様。
*関連作品は下記の通りです。単体でお読みいただけるようにしているつもりです(が、ひたすらキャラクターが多いのであまりオススメできません…)
★展開の都合上、礼奈の誕生日は親世代の作品と齟齬があります。一種のパラレルワールドとしてご了承いただければ幸いです。
*関連作品
『神崎くんは残念なイケメン』(香子視点)
『モテ男とデキ女の奥手な恋』(政人視点)
上記二作を読めばキャラクターは押さえられると思います。
(以降、時系列順『物狂ほしや色と情』、『期待ハズレな吉田さん、自由人な前田くん』、『さくやこの』、『爆走織姫はやさぐれ彦星と結ばれたい』、『色ハくれなゐ 情ハ愛』、『初恋旅行に出かけます』)
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
夜の帝王の一途な愛
ラヴ KAZU
恋愛
彼氏ナシ・子供ナシ・仕事ナシ……、ないない尽くしで人生に焦りを感じているアラフォー女性の前に、ある日突然、白馬の王子様が現れた! ピュアな主人公が待ちに待った〝白馬の王子様"の正体は、若くしてホストクラブを経営するカリスマNO.1ホスト。「俺と一緒に暮らさないか」突然のプロポーズと思いきや、契約結婚の申し出だった。
ところが、イケメンホスト麻生凌はたっぷりの愛情を濯ぐ。
翻弄される結城あゆみ。
そんな凌には誰にも言えない秘密があった。
あゆみの運命は……
8年ぶりに再会した男の子は、スパダリになっていました
柚木ゆず
恋愛
美しく育てて金持ちに高く売る。ルファポール子爵家の三女ミーアは、両親達が幸せに暮らせるように『商品』として育てられてきました。
その結果19歳の夏に身体目当ての成金老人に買われてしまい、ミーアは地獄の日々を覚悟していたのですが――
「予定より少々早い到着をお許しください。姫をお迎えにあがりました」
ミーアの前に現れたのは醜悪な老人ではなく、王子様のような青年だったのでした。
※体調不良の影響で、現在一時的に感想欄を閉じさせていただいております。
追放された無能才女の私、敵国最強と謳われた冷徹公爵に「お飾りの婚約者になれ」と命じられました ~彼の呪いを癒せるのは、世界で私だけみたい~
放浪人
恋愛
伯爵令嬢エリアーナは、治癒魔法が使えない『無能才女』として、家族からも婚約者の王子からも虐げられる日々を送っていた。
信じていたはずの妹の裏切りにより、謂れのない罪で婚約破棄され、雨の降る夜に家を追放されてしまう。
絶望の淵で倒れた彼女を拾ったのは、戦場で受けた呪いに蝕まれ、血も涙もないと噂される『冷徹公爵』クロード・フォン・ヴァレンシュタインだった。
「俺の“お飾り”の婚約者になれ。お前には拒否権はない」
――それは、互いの利益のための、心のない契約のはずだった。
しかし、エリアーナには誰にも言えない秘密があった。彼女の持つ力は、ただの治癒魔法ではない。あらゆる呪いを浄化する、伝説の*『聖癒の力』*。
その力が、公爵の抱える深い闇を癒やし始めた時、偽りの関係は、甘く切ない本物の愛へと変わっていく。
これは、全てを失った令嬢が自らの真の価値に目覚め、唯一無二の愛を手に入れるまでの、奇跡の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる