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武蔵市とは
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ここで1986年当時の武蔵市について記しておく。武蔵市は埼玉県南部にあり、東京都へ通う会社員のベッドタウンとして、人口が急増していた。まみの言う「社宅のある所」は、鉄筋コンクリート製の大規模な団地が造成されており、言葉通り東京の「衛星都市」として、都会の様相を呈していた。しかし、「まみの家」の近くなどは、茶畑に代表される畑が点在し、根岸先生の御宅のような古民家もまだ存在していた。僕もこの武蔵市が都会なのか田舎なのか、よく分からなかった。でも、母が倒れた時の近所の面識ないお母さん達が進んで手を貸してくれた時は、本当に素晴らしい所に来たと思った。都会と田舎の良いところをとった街「だった」と、今では結論づけている。今の武蔵市はどうなっているのかわからないが。
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