4 / 70
第1章 レアスキルは偉大
3話 ホムンクルス
しおりを挟む
ショウは、爺さんに聞いていた通り、森の中を東に向かって歩いていた。爺さんに言うには、ロスドール帝国の町があり、ヒューマン族のショウには住みやすいらしい。
なんでも、ヒューマン至上主義国みたいだが、西にはブリガンダイン王国があって国境付近の町だから住みやすいと言うがどうなんだろうな。
そんな事を考えながら森の中をどんどん進む。森の中だか街道らしき道があり歩きやすい。
そうだ。せっかくなら薬草を採取していこう。爺さんからお金は各国のお金を持たせて貰っていたけど一ヶ月も生活したら無くなってしまうみたいだからな。これからの事も考えなきゃ食えなくなるからな。
ショウは、森の脇道に入ることにした。爺さんからの加護に神眼があるので鑑定をすると薬草の詳細がスクリーンに表示された。
●癒やし草
ヒールポーションの材料の一つ。乾燥させた癒やし草を乳鉢で擦り潰し水と混ぜ合わせるとヒールポーションになる。
また、作り方は人それぞれで効果が違う。
●毒消し草
キュアポーションの材料の一つ。乾燥させた毒消し草を乳鉢で擦り潰し水と混ぜ合わせるとキュアポーションになる。
また、作り方によってより強い毒を中和する事が出来る。
「ホントゲームみたいだ」
鑑定するとあちこちに、癒やし草と毒消し草が生えているのが判る。しかし、スキルって不思議だよな。たぶん、採取スキルの影響なんだろうけど、採取した薬草高品質ばかりなんだよな。
ショウの考えは当たっていた。採取スキルのなく経験が少ない人間が採取した場合、薬草の根を残さず千切ったりして低品質の薬草になる。しかし、薬草の根はギリギリで残さないといけないのも常識なのだ。ギリギリ根を残さないと薬草は生えてこなくなり薬草不足に陥るからだ。
そして、薬草の群生地を見つけたからといって、そこら中に生えている薬草全部取ってもいけない。半分は残さないといけないのも常識である。ただし、この常識はダンジョンでは関係ない。ダンジョンでは薬草を見つけたら早い者勝ちであり、全部採取しても24時間経つと又元通りに生え替わるからだ。
「採取も色々奥が深いな」
ショウはそんな独り言を言いながら採取に没頭してると、後方からザッザッザッとけたたましい足音が近づいてきた。
ショウはハッとして振り向くとそこには、軽自動車ぐらいのイノシシがこちらに向かって突進してくるのが見えた。
やべっ、ここは日本じゃなかった!
そう思ってももう遅かった。軽自動車ぐらいのイノシシの牙はショウの目の前に迫る。しかし、確かに地球ではなく異世界のシンアースである事を実感する。
ショウは、イノシシの牙を華麗にジャンプしギリギリでムーンサルトで回避。
俺ってすげぇ!ショウは自分のステータスのおかげで回避できた事を理解し驚く。そして、イノシシは勢い止まらず森の木々に激突して気絶してしまう。
「あーあ・・・せっかく集めた薬草を踏み荒らしやがって、ボロボロになっちまったじゃねぇか」
そこにはせっかく丁寧に採取した薬草や毒消し草が、イノシシに踏み荒らされた薬草が散乱している。ショウが神眼で鑑定すると高品質だったのに、ほとんど粗悪品になっていて頭を抱える。
お主の常識を忘れよ・・・
「あっ、爺さんが言ってたよな」
ショウは、あちこちに散らばった薬草や毒消し草を時空間倉庫の一つの箱に収納した。そして、その箱の時間を巻き戻すと、薬草と毒消し草はイノシシに踏み荒らす前の状態に戻り高品質のものになった。
「うひょー。これはすごいな。ホント爺さんには感謝しなきゃな。それはいいが、コイツはどうするか・・・」
ショウが鑑定すると、イノシシはフォレストボアと言ってまだ生きてきた。
●フォレストボア
平民の間ではポピュラーな食材の一つで、ボアのステーキは冒険者ギルドで出されていて、ボリュームたっぷりで冒険者に人気のメニュー。
って事は、これだけ大きな肉は売れそうだな。だが、俺は解体なんか出来ないし丸ごと持っていくか。
そう言ってショウは、フォレストボアを時空間倉庫に収納しようとしたが収納できない。
「あれ・・・なんでだ?あっそうか!生き物は収納できないのか・・・俺が殺さないといけないのか・・・」
躊躇する自分に、やはり自分に戦闘は無理だったと改めて自覚する。あっそうだ。こいつらに戦闘は任せればいいんだった。ショウは神様から貰ったホムンクルスを、時空間倉庫から出した。
始めて見るホムンクルスは、ショウにはまるでマリオネットの人形を想像した。その理由は髪の毛はあり瞳がなく木彫りのように瞳の位置が窪んでいて、鼻はあるが口はなかったからだ。しかし、ホムンクルスに触ってみると女性特有の柔らかさもあった。
「これがホムンクルスか・・・」
神様から貰ったホムンクルスは7体あり、それぞれ得意スキルを有しているみたいだった。ロングソードや槍、大剣に弓、そして、短剣を持つホムンクルスに命令をし、他の6体は収納した。
●ホムンクルス
50レベルを有する人造人間で斥候スキルを持つ。また、短剣術で二刀流の使い手。ダンジョン攻略に欠かせない程有能。
「申し訳ないが、そのフォレストボアの解体を頼みます」
ホムンクルスは、ショウの命令に頷きフォレストボアにとどめを刺し黙々と解体し始めた。そして、1時間もせず解体は終わり、フォレストボアは各部所の肉の塊、フォレストボアの牙、毛皮、魔石に解体されたのを見て、ショウはホムンクルスに礼を言うと、ホムンクルスは無表情だが飛び跳ねて喜んだ。フム・・・表情はないが感情はあるんだな。
ショウはホムンクルスをただの人形やアイテムと見ないようにしようと心に決めたのだった。
それにしても、町にはまだ着きそうにないな・・・今日はこの辺りで泊まりにしようか。この人生はのんびり生きたいし急いで町に行く必要もないしな。それに腹も減ってきたしな。
ショウはそう思いながら、時空間倉庫からハウスを出す。
このハウスは、ダンジョンの宝箱から出る宿泊施設だ。それもゴッド級の最高級品となる。使用者の思った内装になり、外見はテントだが内装は屋敷のような大豪邸のようにもできる。また、テントを張ると結界が張られ敵意あるものははじかれ、敵意ないものでも所有者の許可がないと侵入する事は出来ない。
このハウスのおかげで、俺の年齢が15歳に出来なかったんだよな。神様の不機嫌そうな顔を思い出し、ショウは苦笑いをした。
ショウはテントを森の中に張り、テントの中に入るとそこは、日本で将臣が住んでいたアパートの一室だった。
「おお!住み慣れた部屋に帰ってきた気分だ」
ショウはテンションが上がり窓を開けようとするが、窓は開かなかった。そして、窓の外を見るとそこには日本の風景はなく木々が茂る森の中だった。
「なんか不思議な感覚だな・・・まぁいいか。ご飯作ろ」
ショウは真顔に戻り、先ほどホムンクルスに解体したフォレストボアの肉を取り出しステーキを作った。
「美味い!こんなジューシーな肉は初めてだ」
ショウは、時空間倉庫に入っていた調味料を使って調理して、あまりの美味しさに大声を上げてしまうほどだった。
こんな肉だったらいくらでも食べられるな。本当にハウスを貰って良かった。本当ならハウスは無く、野営で火を起こすとこからしまければならない。しかし、ハウスの中は日本の生活で使っていた家電やコンロ水道も普通に使えた。
それに、この部屋には本来風呂はない。日本では銭湯に通っていたが、想像通りの間取りにできるので風呂も設置していた。
「ああ~~~!極楽極楽。飯の後にすぐ風呂に入れるなんてなぁ。前は銭湯に行ってから飯の準備してしんどかったからな」
でも、フォレストボアは本当に美味かったな。これなら、塩味しかない異世界で文句のでない平民の気持ちはわかるかもな。
ショウは、色々これからの生活を考えながら、風呂からあがった。そして、ホムンクルス7体を出して全員に風呂に入るように言った。
ホムンクルス達は言葉は話さないが、最初自分達にそんな事は必要ないと言っているのがショウにはわかった。しかし、ショウは特に解体をしてくれたホムンクルスは汚れているたら、ホムンクルス自身が風呂に入りたいと思っていたので気にせず入れという。
すると、ホムンクルス達はキャッキャッとはしゃぎ風呂に入るのだった。
「遠慮なんかせず入ればいいのに・・・」
ショウは、騒がしい風呂の方を見て笑うのだった。
なんでも、ヒューマン至上主義国みたいだが、西にはブリガンダイン王国があって国境付近の町だから住みやすいと言うがどうなんだろうな。
そんな事を考えながら森の中をどんどん進む。森の中だか街道らしき道があり歩きやすい。
そうだ。せっかくなら薬草を採取していこう。爺さんからお金は各国のお金を持たせて貰っていたけど一ヶ月も生活したら無くなってしまうみたいだからな。これからの事も考えなきゃ食えなくなるからな。
ショウは、森の脇道に入ることにした。爺さんからの加護に神眼があるので鑑定をすると薬草の詳細がスクリーンに表示された。
●癒やし草
ヒールポーションの材料の一つ。乾燥させた癒やし草を乳鉢で擦り潰し水と混ぜ合わせるとヒールポーションになる。
また、作り方は人それぞれで効果が違う。
●毒消し草
キュアポーションの材料の一つ。乾燥させた毒消し草を乳鉢で擦り潰し水と混ぜ合わせるとキュアポーションになる。
また、作り方によってより強い毒を中和する事が出来る。
「ホントゲームみたいだ」
鑑定するとあちこちに、癒やし草と毒消し草が生えているのが判る。しかし、スキルって不思議だよな。たぶん、採取スキルの影響なんだろうけど、採取した薬草高品質ばかりなんだよな。
ショウの考えは当たっていた。採取スキルのなく経験が少ない人間が採取した場合、薬草の根を残さず千切ったりして低品質の薬草になる。しかし、薬草の根はギリギリで残さないといけないのも常識なのだ。ギリギリ根を残さないと薬草は生えてこなくなり薬草不足に陥るからだ。
そして、薬草の群生地を見つけたからといって、そこら中に生えている薬草全部取ってもいけない。半分は残さないといけないのも常識である。ただし、この常識はダンジョンでは関係ない。ダンジョンでは薬草を見つけたら早い者勝ちであり、全部採取しても24時間経つと又元通りに生え替わるからだ。
「採取も色々奥が深いな」
ショウはそんな独り言を言いながら採取に没頭してると、後方からザッザッザッとけたたましい足音が近づいてきた。
ショウはハッとして振り向くとそこには、軽自動車ぐらいのイノシシがこちらに向かって突進してくるのが見えた。
やべっ、ここは日本じゃなかった!
そう思ってももう遅かった。軽自動車ぐらいのイノシシの牙はショウの目の前に迫る。しかし、確かに地球ではなく異世界のシンアースである事を実感する。
ショウは、イノシシの牙を華麗にジャンプしギリギリでムーンサルトで回避。
俺ってすげぇ!ショウは自分のステータスのおかげで回避できた事を理解し驚く。そして、イノシシは勢い止まらず森の木々に激突して気絶してしまう。
「あーあ・・・せっかく集めた薬草を踏み荒らしやがって、ボロボロになっちまったじゃねぇか」
そこにはせっかく丁寧に採取した薬草や毒消し草が、イノシシに踏み荒らされた薬草が散乱している。ショウが神眼で鑑定すると高品質だったのに、ほとんど粗悪品になっていて頭を抱える。
お主の常識を忘れよ・・・
「あっ、爺さんが言ってたよな」
ショウは、あちこちに散らばった薬草や毒消し草を時空間倉庫の一つの箱に収納した。そして、その箱の時間を巻き戻すと、薬草と毒消し草はイノシシに踏み荒らす前の状態に戻り高品質のものになった。
「うひょー。これはすごいな。ホント爺さんには感謝しなきゃな。それはいいが、コイツはどうするか・・・」
ショウが鑑定すると、イノシシはフォレストボアと言ってまだ生きてきた。
●フォレストボア
平民の間ではポピュラーな食材の一つで、ボアのステーキは冒険者ギルドで出されていて、ボリュームたっぷりで冒険者に人気のメニュー。
って事は、これだけ大きな肉は売れそうだな。だが、俺は解体なんか出来ないし丸ごと持っていくか。
そう言ってショウは、フォレストボアを時空間倉庫に収納しようとしたが収納できない。
「あれ・・・なんでだ?あっそうか!生き物は収納できないのか・・・俺が殺さないといけないのか・・・」
躊躇する自分に、やはり自分に戦闘は無理だったと改めて自覚する。あっそうだ。こいつらに戦闘は任せればいいんだった。ショウは神様から貰ったホムンクルスを、時空間倉庫から出した。
始めて見るホムンクルスは、ショウにはまるでマリオネットの人形を想像した。その理由は髪の毛はあり瞳がなく木彫りのように瞳の位置が窪んでいて、鼻はあるが口はなかったからだ。しかし、ホムンクルスに触ってみると女性特有の柔らかさもあった。
「これがホムンクルスか・・・」
神様から貰ったホムンクルスは7体あり、それぞれ得意スキルを有しているみたいだった。ロングソードや槍、大剣に弓、そして、短剣を持つホムンクルスに命令をし、他の6体は収納した。
●ホムンクルス
50レベルを有する人造人間で斥候スキルを持つ。また、短剣術で二刀流の使い手。ダンジョン攻略に欠かせない程有能。
「申し訳ないが、そのフォレストボアの解体を頼みます」
ホムンクルスは、ショウの命令に頷きフォレストボアにとどめを刺し黙々と解体し始めた。そして、1時間もせず解体は終わり、フォレストボアは各部所の肉の塊、フォレストボアの牙、毛皮、魔石に解体されたのを見て、ショウはホムンクルスに礼を言うと、ホムンクルスは無表情だが飛び跳ねて喜んだ。フム・・・表情はないが感情はあるんだな。
ショウはホムンクルスをただの人形やアイテムと見ないようにしようと心に決めたのだった。
それにしても、町にはまだ着きそうにないな・・・今日はこの辺りで泊まりにしようか。この人生はのんびり生きたいし急いで町に行く必要もないしな。それに腹も減ってきたしな。
ショウはそう思いながら、時空間倉庫からハウスを出す。
このハウスは、ダンジョンの宝箱から出る宿泊施設だ。それもゴッド級の最高級品となる。使用者の思った内装になり、外見はテントだが内装は屋敷のような大豪邸のようにもできる。また、テントを張ると結界が張られ敵意あるものははじかれ、敵意ないものでも所有者の許可がないと侵入する事は出来ない。
このハウスのおかげで、俺の年齢が15歳に出来なかったんだよな。神様の不機嫌そうな顔を思い出し、ショウは苦笑いをした。
ショウはテントを森の中に張り、テントの中に入るとそこは、日本で将臣が住んでいたアパートの一室だった。
「おお!住み慣れた部屋に帰ってきた気分だ」
ショウはテンションが上がり窓を開けようとするが、窓は開かなかった。そして、窓の外を見るとそこには日本の風景はなく木々が茂る森の中だった。
「なんか不思議な感覚だな・・・まぁいいか。ご飯作ろ」
ショウは真顔に戻り、先ほどホムンクルスに解体したフォレストボアの肉を取り出しステーキを作った。
「美味い!こんなジューシーな肉は初めてだ」
ショウは、時空間倉庫に入っていた調味料を使って調理して、あまりの美味しさに大声を上げてしまうほどだった。
こんな肉だったらいくらでも食べられるな。本当にハウスを貰って良かった。本当ならハウスは無く、野営で火を起こすとこからしまければならない。しかし、ハウスの中は日本の生活で使っていた家電やコンロ水道も普通に使えた。
それに、この部屋には本来風呂はない。日本では銭湯に通っていたが、想像通りの間取りにできるので風呂も設置していた。
「ああ~~~!極楽極楽。飯の後にすぐ風呂に入れるなんてなぁ。前は銭湯に行ってから飯の準備してしんどかったからな」
でも、フォレストボアは本当に美味かったな。これなら、塩味しかない異世界で文句のでない平民の気持ちはわかるかもな。
ショウは、色々これからの生活を考えながら、風呂からあがった。そして、ホムンクルス7体を出して全員に風呂に入るように言った。
ホムンクルス達は言葉は話さないが、最初自分達にそんな事は必要ないと言っているのがショウにはわかった。しかし、ショウは特に解体をしてくれたホムンクルスは汚れているたら、ホムンクルス自身が風呂に入りたいと思っていたので気にせず入れという。
すると、ホムンクルス達はキャッキャッとはしゃぎ風呂に入るのだった。
「遠慮なんかせず入ればいいのに・・・」
ショウは、騒がしい風呂の方を見て笑うのだった。
36
あなたにおすすめの小説
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
異世界に迷い込んだ盾職おっさんは『使えない』といわれ町ぐるみで追放されましたが、現在女の子の保護者になってます。
古嶺こいし
ファンタジー
異世界に神隠しに遭い、そのまま10年以上過ごした主人公、北城辰也はある日突然パーティーメンバーから『盾しか能がないおっさんは使えない』という理由で突然解雇されてしまう。勝手に冒険者資格も剥奪され、しかも家まで壊されて居場所を完全に失ってしまった。
頼りもない孤独な主人公はこれからどうしようと海辺で黄昏ていると、海に女の子が浮かんでいるのを発見する。
「うおおおおお!!??」
慌てて救助したことによって、北城辰也の物語が幕を開けたのだった。
基本出来上がり投稿となります!
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる