69 / 70
第2章 新たな商売
9話 襲い来る暗殺者達
しおりを挟む
次の日ダンジョンに向かうショウ達は、冒険者ギルドで依頼を受けて私有地でのんびりしていた。そして、その夜ショウの私有地に侵入してくる数人の人影があった。
しかし、ショウの私有地に建てられた家はゴッド級のマジックアイテムのハウスであり、侵入してきた人影はハウスの結界に弾かれ吹き飛んでしまった。
「な、なんだあの家は!?」
「結界が張られているのか?」
「これは俺達では太刀打ち出来ない。目的が外にいる時を狙うしかない・・・ぐはっ!」
「「「「「な、なんだ?」」」」」
「後5人だね!あたし達の家を襲うとはどんな無謀なの?」
「き、貴様ぁ!ガキが殺されたいのか?」
侵入者を吹き飛ばしたのはカホだった。今宵の見張りはカホだったようで、侵入者達は幼女が仲間を拳で吹き飛ばした現実を受け止める事ができないでいた。
「いいからかかってきてよ。あたしが相手になってあげるよ」
そう言ってカホは侵入者達に手招きをする。カホは今までシスティナやアリサの護衛を率先して行ってきていた。その為、その強さは明るみには出ていなかったが実は相当な使い手である。レベルだけで言えばアユミやカオリより高いレベルである。そして、派生しているスキルは格闘術と体術と戦術の3種類であり接近戦のエキスパートである。
「このガキが調子に乗りやがって死ねぇ!」
侵入者の一人がとんでもない速さで、カホの懐に入りダガーを突き出す。この瞬間、侵入者はカホを仕留めたと直感する。この侵入者の暗殺術はこの速さにあり今までこのパターンで人を殺めてきたのだ。
「遅い・・・」
「なっ!」
カホはそうつぶやき、侵入者のダガーを小円の足さばきでクルッと侵入者のバックを取る。侵入者の目にはカホの動きが神業のように映ったであろう。そして、カホの連続する動きはゼロ距離からの発勁だった。
「魔掌拳!」
「ぐはっ!」
カホが繰り出した技はなんと、掌に魔力を込めゼロ距離からの発勁だった。地球とは違い気を放つ訳ではなくカホの完全オリジナルである。なぜカホが発勁を知っているかというと、ショウのパソコンからの情報だった。
カホはショウに拳法の事を聞き、発勁に興味を示していたが気の事がよく解らなかった為、カホは魔力を利用したのである。そのカホの魔掌拳と名付けた技は侵入者を吹き飛ばしハウスの壁に叩きつけ気絶させてしまう。
「な、なんだぁ!?」
「「「「「「な、何!?」」」」」」
そのカホの掌底に吹き飛んだ侵入者の叩きつけられた騒音に、ショウ達は飛び起きるのだった。そして、ショウはワールドマップで私有地を展開すると4人の侵入者が表示されていて、カホがその4人と対峙していたのがわかった。
みんな侵入者だ。カホの援護を頼む
はい!
ショウはアユミ達に念話を送り、カホの援護を指示する。そして、システィナとアリサも慌てて動き出す。
アリサは戦闘能力は皆無の為、家の中にそのまま避難していたが、システィナはレベルが上がり精霊眼の精度が上がりドライアドとオアネドに指示を出しやすくなっていた。
「ドライアド、気絶した侵入者を簀巻きにしてちょうだい」
すると、ドライアドは植物の蔦を操り侵入者達を束縛していく。また、オアネドは地面の土で牢屋を作り出した。そして、ドライアドに束縛された侵入者達を牢屋の中に閉じ込める。
「ひ、引け!このままでは太刀打ちできん」
「「「わ、わかった・・・」」」
侵入者達はカホの強さを確認すると同時に自分達では相手に出来ないと判断し、ショウの私有地から撤退しようとしたのだった。
「おいおい!どこに行くつもりだ?」
「そうね。私達の睡眠を邪魔して無事で帰れると思わないでくださるかしら?」
「「くっ・・・」」
侵入者二人の前に立ちはだかるのはアスカとヨシノだ。そして、残る一人はカホが足止めする。
「逃げられると思わないでね。あんた達は誰に頼まれたの?」
「誰か喋るか!こうなりゃしょうがない相手にしてやろう。ガキが生意気に俺達を殺せると思うなよ」
侵入者の一人がカホの前に立ち両手を広げた瞬間、カホの頬が切り刻まれる。
「なっ!」
その瞬間、カホは不穏な気配を感じ取り身体を捻りジャンプする。カホが回避した後ろに立っていた木が簡単に切断して倒れたのだ。
「クハハハ!我の技は敵には見切れぬ。対峙した事を後悔して死ぬがいい!」
侵入者は、カホに向けて両手を広げるとまたカホの耳に風を切り裂く音が微かに聞こえる。その音を頼りに身体を捻り回転をする。その度に庭の木々が切断されていく。
「いったいどういう事なの?」
そして、ヨシノもまた侵入者の奇妙な技に苦戦していた。
「くっ・・・いったい何が・・・」
「フフッ!貴女はもうあたしの術中にハマったわ」
「女っ!?」
「フフッ。貴女も同じ女じゃない!驚く事ではなくってよ」
ヨシノの相手は女性であり、カホと同じく格闘術の使い手のようだ。しかし、異色の雰囲気を漂わせ動きがなんとも妖艶でスローな動きだった。
「くっ・・・何故なの?まぶたが重い・・・」
ヨシノの相手は拳で殴りかかる。しかし、ヨシノはそのスローな攻めを躱しきれないのだ。
「何故当たらない・・・」
ヨシノの武器は槍であり、間合いは槍の方が長いのに侵入者の女性に槍が当たらないのだ。しかも、当たったように見える攻撃も感触が全くないのである。
「フフッ。どこを狙っているの?あたしはここよ」
「くっ・・・薙ぎ払い!」
ヨシノは槍を突き出さず、30レベルになると派生する薙ぎ払いを繰り出す。
●薙ぎ払い
槍術のスキルを持つ人物が30レベルになると派生するアクティブスキル。前方にいる3体の敵全てにダメージを与える。しかし、1体の敵に0.8倍のダメージ。
ヨシノは槍の突きが当たらない為、範囲攻撃を繰り出すが侵入者に当たったかと思ったが槍がすり抜け感触が全くなかったのだ。
「フフッ!どこを狙っているの?あたしはここよ」
「ぐはっ!」
近づく女にヨシノは槍を突き出す。しかし、ヨシノの槍は空を切る。そして、ヨシノは間合いに入られその拳を当てられて腹にめり込む。
「な、なんで・・・それにまぶたが重い・・・」
その時、アスカの戦う侵入者が吹き飛んでハウスの壁に叩きつけられ気絶してしまった。
「なんだよ。無茶苦茶弱いヤツだな!って、ヨシノが苦戦しているみたいだ」
アスカはホムンクルスの中で一番強い人物だ。レベルも95と高く侵入者1人では太刀打ち出来なかったようだ。アスカはヨシノを助ける為侵入者の女に突進する。そして、アスカは自分の武器を振りかぶる。
「ヨシノは殺らせねぇ!ブレードラッシュ」
アスカは瞬時に女との距離を詰め、その巨大な大剣を振り抜いた。
●ブレードラッシュ
大剣術を持つ人物が80レベルになると派生するアクティブスキル。敵との距離を一瞬で詰め、大剣を振り抜いてダメージを与える。ノックバックの効果と40%の確率で気絶する。
しかし、アスカのブレードラッシュは空を切り、アスカは驚愕する。
「なっ・・・あたしの攻撃が当たらないなんて・・・」
「フフッ!貴女もこの女と同じように術中にハマったようね」
「嘘だろ・・・このあたしの攻撃が通じないなんて・・・」
「あたしの名はポピー!この名を土産に死ね」
ポピーと名乗る女の拳はスローモーションのようにゆっくりとした動きだった。
「そんなスローモーションな動きであたしに当てれる・・・ぐはっ!」
「な、なんで・・・まだ距離があったはずなのに・・・」
ホムンクルス最強の飛車の能力を持つアスカがその場で崩れ落ちるのだった。それを見たカオリとアユミがポピーに突進する。そして、ショウもまたポピーの能力を怪しんで確認をしていた。
「なんだあの女は・・・アスカが簡単に崩れ落ちるなんて意味が分からん」
ショウはポピーを神眼で鑑定するとレベルは、アスカの半分も満たない40レベルだった。つまり、ヨシノのより弱かったのだ。
「それにあの動きが分からん?あんな遅い動きはなんなんだ?しかも、アユミ達の狙いが全然定まっていないじゃないか・・・」
離れた位置にいるショウの目には、アユミとカオリの攻撃がチグハグに見えていた。二人の攻撃はポピーの位置が微妙にずれていたのだった。あれでは速い剣先は意味をなさず命中しないのは当たり前だった。
「スミエ!ポピーって女を射ってくれ」
「承知!」
スミエはポピーに向けて矢を放つ。すると、今までスローモーションのような動きをやめ俊敏な動きで、スミエの矢をギリギリで躱したのだった。
「くっ・・・あんな離れた場所から狙われたら、あたしの術が効かない!」
ポピーはスミエの矢をギリギリで躱したが、頬に矢がかすった一筋の傷が出来ていた。
しかし、ショウの私有地に建てられた家はゴッド級のマジックアイテムのハウスであり、侵入してきた人影はハウスの結界に弾かれ吹き飛んでしまった。
「な、なんだあの家は!?」
「結界が張られているのか?」
「これは俺達では太刀打ち出来ない。目的が外にいる時を狙うしかない・・・ぐはっ!」
「「「「「な、なんだ?」」」」」
「後5人だね!あたし達の家を襲うとはどんな無謀なの?」
「き、貴様ぁ!ガキが殺されたいのか?」
侵入者を吹き飛ばしたのはカホだった。今宵の見張りはカホだったようで、侵入者達は幼女が仲間を拳で吹き飛ばした現実を受け止める事ができないでいた。
「いいからかかってきてよ。あたしが相手になってあげるよ」
そう言ってカホは侵入者達に手招きをする。カホは今までシスティナやアリサの護衛を率先して行ってきていた。その為、その強さは明るみには出ていなかったが実は相当な使い手である。レベルだけで言えばアユミやカオリより高いレベルである。そして、派生しているスキルは格闘術と体術と戦術の3種類であり接近戦のエキスパートである。
「このガキが調子に乗りやがって死ねぇ!」
侵入者の一人がとんでもない速さで、カホの懐に入りダガーを突き出す。この瞬間、侵入者はカホを仕留めたと直感する。この侵入者の暗殺術はこの速さにあり今までこのパターンで人を殺めてきたのだ。
「遅い・・・」
「なっ!」
カホはそうつぶやき、侵入者のダガーを小円の足さばきでクルッと侵入者のバックを取る。侵入者の目にはカホの動きが神業のように映ったであろう。そして、カホの連続する動きはゼロ距離からの発勁だった。
「魔掌拳!」
「ぐはっ!」
カホが繰り出した技はなんと、掌に魔力を込めゼロ距離からの発勁だった。地球とは違い気を放つ訳ではなくカホの完全オリジナルである。なぜカホが発勁を知っているかというと、ショウのパソコンからの情報だった。
カホはショウに拳法の事を聞き、発勁に興味を示していたが気の事がよく解らなかった為、カホは魔力を利用したのである。そのカホの魔掌拳と名付けた技は侵入者を吹き飛ばしハウスの壁に叩きつけ気絶させてしまう。
「な、なんだぁ!?」
「「「「「「な、何!?」」」」」」
そのカホの掌底に吹き飛んだ侵入者の叩きつけられた騒音に、ショウ達は飛び起きるのだった。そして、ショウはワールドマップで私有地を展開すると4人の侵入者が表示されていて、カホがその4人と対峙していたのがわかった。
みんな侵入者だ。カホの援護を頼む
はい!
ショウはアユミ達に念話を送り、カホの援護を指示する。そして、システィナとアリサも慌てて動き出す。
アリサは戦闘能力は皆無の為、家の中にそのまま避難していたが、システィナはレベルが上がり精霊眼の精度が上がりドライアドとオアネドに指示を出しやすくなっていた。
「ドライアド、気絶した侵入者を簀巻きにしてちょうだい」
すると、ドライアドは植物の蔦を操り侵入者達を束縛していく。また、オアネドは地面の土で牢屋を作り出した。そして、ドライアドに束縛された侵入者達を牢屋の中に閉じ込める。
「ひ、引け!このままでは太刀打ちできん」
「「「わ、わかった・・・」」」
侵入者達はカホの強さを確認すると同時に自分達では相手に出来ないと判断し、ショウの私有地から撤退しようとしたのだった。
「おいおい!どこに行くつもりだ?」
「そうね。私達の睡眠を邪魔して無事で帰れると思わないでくださるかしら?」
「「くっ・・・」」
侵入者二人の前に立ちはだかるのはアスカとヨシノだ。そして、残る一人はカホが足止めする。
「逃げられると思わないでね。あんた達は誰に頼まれたの?」
「誰か喋るか!こうなりゃしょうがない相手にしてやろう。ガキが生意気に俺達を殺せると思うなよ」
侵入者の一人がカホの前に立ち両手を広げた瞬間、カホの頬が切り刻まれる。
「なっ!」
その瞬間、カホは不穏な気配を感じ取り身体を捻りジャンプする。カホが回避した後ろに立っていた木が簡単に切断して倒れたのだ。
「クハハハ!我の技は敵には見切れぬ。対峙した事を後悔して死ぬがいい!」
侵入者は、カホに向けて両手を広げるとまたカホの耳に風を切り裂く音が微かに聞こえる。その音を頼りに身体を捻り回転をする。その度に庭の木々が切断されていく。
「いったいどういう事なの?」
そして、ヨシノもまた侵入者の奇妙な技に苦戦していた。
「くっ・・・いったい何が・・・」
「フフッ!貴女はもうあたしの術中にハマったわ」
「女っ!?」
「フフッ。貴女も同じ女じゃない!驚く事ではなくってよ」
ヨシノの相手は女性であり、カホと同じく格闘術の使い手のようだ。しかし、異色の雰囲気を漂わせ動きがなんとも妖艶でスローな動きだった。
「くっ・・・何故なの?まぶたが重い・・・」
ヨシノの相手は拳で殴りかかる。しかし、ヨシノはそのスローな攻めを躱しきれないのだ。
「何故当たらない・・・」
ヨシノの武器は槍であり、間合いは槍の方が長いのに侵入者の女性に槍が当たらないのだ。しかも、当たったように見える攻撃も感触が全くないのである。
「フフッ。どこを狙っているの?あたしはここよ」
「くっ・・・薙ぎ払い!」
ヨシノは槍を突き出さず、30レベルになると派生する薙ぎ払いを繰り出す。
●薙ぎ払い
槍術のスキルを持つ人物が30レベルになると派生するアクティブスキル。前方にいる3体の敵全てにダメージを与える。しかし、1体の敵に0.8倍のダメージ。
ヨシノは槍の突きが当たらない為、範囲攻撃を繰り出すが侵入者に当たったかと思ったが槍がすり抜け感触が全くなかったのだ。
「フフッ!どこを狙っているの?あたしはここよ」
「ぐはっ!」
近づく女にヨシノは槍を突き出す。しかし、ヨシノの槍は空を切る。そして、ヨシノは間合いに入られその拳を当てられて腹にめり込む。
「な、なんで・・・それにまぶたが重い・・・」
その時、アスカの戦う侵入者が吹き飛んでハウスの壁に叩きつけられ気絶してしまった。
「なんだよ。無茶苦茶弱いヤツだな!って、ヨシノが苦戦しているみたいだ」
アスカはホムンクルスの中で一番強い人物だ。レベルも95と高く侵入者1人では太刀打ち出来なかったようだ。アスカはヨシノを助ける為侵入者の女に突進する。そして、アスカは自分の武器を振りかぶる。
「ヨシノは殺らせねぇ!ブレードラッシュ」
アスカは瞬時に女との距離を詰め、その巨大な大剣を振り抜いた。
●ブレードラッシュ
大剣術を持つ人物が80レベルになると派生するアクティブスキル。敵との距離を一瞬で詰め、大剣を振り抜いてダメージを与える。ノックバックの効果と40%の確率で気絶する。
しかし、アスカのブレードラッシュは空を切り、アスカは驚愕する。
「なっ・・・あたしの攻撃が当たらないなんて・・・」
「フフッ!貴女もこの女と同じように術中にハマったようね」
「嘘だろ・・・このあたしの攻撃が通じないなんて・・・」
「あたしの名はポピー!この名を土産に死ね」
ポピーと名乗る女の拳はスローモーションのようにゆっくりとした動きだった。
「そんなスローモーションな動きであたしに当てれる・・・ぐはっ!」
「な、なんで・・・まだ距離があったはずなのに・・・」
ホムンクルス最強の飛車の能力を持つアスカがその場で崩れ落ちるのだった。それを見たカオリとアユミがポピーに突進する。そして、ショウもまたポピーの能力を怪しんで確認をしていた。
「なんだあの女は・・・アスカが簡単に崩れ落ちるなんて意味が分からん」
ショウはポピーを神眼で鑑定するとレベルは、アスカの半分も満たない40レベルだった。つまり、ヨシノのより弱かったのだ。
「それにあの動きが分からん?あんな遅い動きはなんなんだ?しかも、アユミ達の狙いが全然定まっていないじゃないか・・・」
離れた位置にいるショウの目には、アユミとカオリの攻撃がチグハグに見えていた。二人の攻撃はポピーの位置が微妙にずれていたのだった。あれでは速い剣先は意味をなさず命中しないのは当たり前だった。
「スミエ!ポピーって女を射ってくれ」
「承知!」
スミエはポピーに向けて矢を放つ。すると、今までスローモーションのような動きをやめ俊敏な動きで、スミエの矢をギリギリで躱したのだった。
「くっ・・・あんな離れた場所から狙われたら、あたしの術が効かない!」
ポピーはスミエの矢をギリギリで躱したが、頬に矢がかすった一筋の傷が出来ていた。
11
あなたにおすすめの小説
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
異世界に迷い込んだ盾職おっさんは『使えない』といわれ町ぐるみで追放されましたが、現在女の子の保護者になってます。
古嶺こいし
ファンタジー
異世界に神隠しに遭い、そのまま10年以上過ごした主人公、北城辰也はある日突然パーティーメンバーから『盾しか能がないおっさんは使えない』という理由で突然解雇されてしまう。勝手に冒険者資格も剥奪され、しかも家まで壊されて居場所を完全に失ってしまった。
頼りもない孤独な主人公はこれからどうしようと海辺で黄昏ていると、海に女の子が浮かんでいるのを発見する。
「うおおおおお!!??」
慌てて救助したことによって、北城辰也の物語が幕を開けたのだった。
基本出来上がり投稿となります!
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる