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第2章 新たな商売
22話 ボス部屋に突入
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ショウ達は7階層に降りる手前のボス部屋の扉の前に立つ。
「システィナとアリサはインビジビリティリングの用意は常にして後方に待機。アリサはダメージを負った仲間の回復をポーションで頼む」
「「はい」」
「アユミはいつも通りにボスの気を惹きつけてくれ」
「わ、わかった・・・」
「そして、ボス以外の魔物がいた場合みんなは雑魚から始末していき、アスカはボスにダメージを与えてほしい」
「「「「「はい!」」」」」
ショウはみんなに指示を出し、全員その作戦に賛同してボス部屋の扉を開き中に突入した。すると、突入した瞬間ボス部屋の中心に魔法陣が現れボスが召喚される。
このシステムは、どこのダンジョンでも同じであり、パーティーがボス部屋に入ると魔法陣が現れボスが召喚される。ショウは初めて見た時、本当にゲームみたいだと思ったくらいだ。そして、パーティーがボスを討伐すると魔物の死体はその場に残り解体する事になる。そして、魔法陣が2つ出現しひとつは宝箱が出現。もう一つは地上に戻る魔法陣である。そして、入ってきた扉とは別に奥の壁に扉が出現し、その扉は下の階層に続く階段となる。
そして、ボス部屋から生きている者が居なくなれば、入り口の扉は青くなり、新たなパーティーが入れるようになるのである。ボス部屋が使用されている場合、扉は赤くなっていて入る事ができない。
「何だあの魔物は?」
ショウは出現した魔物を見て驚愕する。神眼で確認すると魔物は【百獣の咆哮 ライオネル】とあり、その姿は百獣の王ライオンの姿だが、ハルバードを持つ二足歩行のライオンだった。そして、ボスの周りには同じようなライオン獣人の手下が六匹追従している。
『グオォオオオオオオオ!』
その咆哮にアユミは少し精神を削られる。レベルを上げ挑んだのが幸いしたようだ。以前のレベルではこの咆哮一発で恐怖状態になりアユミは逃走し、パーティー陣形が乱され窮地に追い込まれていたに違いない。しかし、アユミは状態異常にかからずボスにヘイトをかけ自分に惹きつける。
百獣の咆哮ライオネルはその重そうなハルバードを軽そうに振り回しアユミに叩きつける。
そのライオネルの攻撃にアユミは、盾で薙ぎ払いハルバードの攻撃を受け流す。
「くっ・・・なんだこの重い一撃は・・・」
『グオォオオオオオ!』
ライオネルの攻撃は更にアユミを叩きつける。
「時間の流れに逆らい長い時の中を過ごせ。スロー!」
ショウは、ライオネルにスローを掛ける。ライオネルの攻撃はスローのおかげでゆっくりとした攻撃となり、アユミは安堵する。あんな重そうなハルバードをとんでもないスピードで攻撃を仕掛けてくるのだ。しかし、スローのかかったライオネルの攻撃は、難なく躱せるほどゆっくりとした攻撃になった。
『グオッ!?』
自分のスピードに違和感を持ったライオネルは、すぐさま攻撃対象を変えてショウに向き合う。この行動にショウはびっくりする。このスローは自分自身ではまず気づかないからだ。なんで自分の攻撃が当たらないのか解らず攻撃を与えようと必死になる。しかし、他者から見ればゆっくりとした動きみえるが、自分自身では普通に攻撃しているつもりなっているので、こんな早く気づけるはずがないのである。
『グオォオオオオオオオオ!き、貴様・・・我に何をしたのだ?』
「「「「「しゃ、喋った!?」」」」」
『我が喋るとおかしいのか?下等生物ごときの言葉など理解するのは簡単だ!』
「じゃあ何か?お前達は俺達人間とコミュニケーションを取れるということか?」
『ぐはははははは!我々とコミュニケーションだと!?笑わせるわぁ!人間等我々の足元にも及ばぬ。お前達は我々の餌に過ぎん!餌の分際で我々と対等な立場を求めるなど万死に値する!』
ライオネルはそう笑い捨て、ショウに突進攻撃を仕掛けてくる。
「お前の相手はあたしだ!どこに行く」
ライオネルがアユミのヘイトを解き、ショウに突進攻撃を仕掛けた瞬間アスカがショウの前に立ちはだかる。
『ぐはははははは!お前に我の相手は出来ぬ。そこをどくがよい』
「あたしを舐めるな!」
アスカはライオネルの武器ハルバードに負けないほど大きな大剣トゥーハンドソードを構える。
「それにあたしを無視するな!」
ライオネルの背後にはアユミが怒号をとばし盾を構える。新たにヘイトをかけ、ライオネルはアユミに向き直る。
『鬱陶しい奴よ・・・お前ら何をしておる。我を援護せぬか!』
ライオネルが自分につく6人の従者を見ると、カオリ達と交戦しているのが目に入る。
『なんだと!?我の従者と対等に戦っているだと・・・』
「お前達が人間を餌だと思っているなら、あたしにとってお前達は経験値なんだよ!」
アスカはその重そうなツゥーハンドソードでライオネルを背後から斬りつける。
『グオォオオオオオオオオ!わ、我に傷を・・・』
傷をつけたアスカを睨みつけライオネルはアスカに向き直るが、その瞬間今度はアユミがロングソードでライオネルの背中を斬りつける。
「どこを向いているお前の相手はあたしだ!」
『グオォオオオオオオオオ!』
アユミの攻撃にライオネルは苦しむ。本来ならアユミの攻撃力はライオネルにここまで苦痛を与える事はできないはずだった。しかし、ショウの製作したストレングスリングの攻撃力+200は伊達ではなく、アユミの攻撃力を補ってライオネルに大ダメージを与えていたのだった。
『貴様等!調子に乗りやがって!』
「だったらなんだ?お前はあたし達の経験値になりやがれ!」
今度はアスカがライオネルの背中を斬りつける。ライオネルの顔はアスカとアユミの攻撃で苦痛に歪む。そして、ライオネルは咆哮を上げ気合を入れなおすのだった。
「システィナとアリサはインビジビリティリングの用意は常にして後方に待機。アリサはダメージを負った仲間の回復をポーションで頼む」
「「はい」」
「アユミはいつも通りにボスの気を惹きつけてくれ」
「わ、わかった・・・」
「そして、ボス以外の魔物がいた場合みんなは雑魚から始末していき、アスカはボスにダメージを与えてほしい」
「「「「「はい!」」」」」
ショウはみんなに指示を出し、全員その作戦に賛同してボス部屋の扉を開き中に突入した。すると、突入した瞬間ボス部屋の中心に魔法陣が現れボスが召喚される。
このシステムは、どこのダンジョンでも同じであり、パーティーがボス部屋に入ると魔法陣が現れボスが召喚される。ショウは初めて見た時、本当にゲームみたいだと思ったくらいだ。そして、パーティーがボスを討伐すると魔物の死体はその場に残り解体する事になる。そして、魔法陣が2つ出現しひとつは宝箱が出現。もう一つは地上に戻る魔法陣である。そして、入ってきた扉とは別に奥の壁に扉が出現し、その扉は下の階層に続く階段となる。
そして、ボス部屋から生きている者が居なくなれば、入り口の扉は青くなり、新たなパーティーが入れるようになるのである。ボス部屋が使用されている場合、扉は赤くなっていて入る事ができない。
「何だあの魔物は?」
ショウは出現した魔物を見て驚愕する。神眼で確認すると魔物は【百獣の咆哮 ライオネル】とあり、その姿は百獣の王ライオンの姿だが、ハルバードを持つ二足歩行のライオンだった。そして、ボスの周りには同じようなライオン獣人の手下が六匹追従している。
『グオォオオオオオオオ!』
その咆哮にアユミは少し精神を削られる。レベルを上げ挑んだのが幸いしたようだ。以前のレベルではこの咆哮一発で恐怖状態になりアユミは逃走し、パーティー陣形が乱され窮地に追い込まれていたに違いない。しかし、アユミは状態異常にかからずボスにヘイトをかけ自分に惹きつける。
百獣の咆哮ライオネルはその重そうなハルバードを軽そうに振り回しアユミに叩きつける。
そのライオネルの攻撃にアユミは、盾で薙ぎ払いハルバードの攻撃を受け流す。
「くっ・・・なんだこの重い一撃は・・・」
『グオォオオオオオ!』
ライオネルの攻撃は更にアユミを叩きつける。
「時間の流れに逆らい長い時の中を過ごせ。スロー!」
ショウは、ライオネルにスローを掛ける。ライオネルの攻撃はスローのおかげでゆっくりとした攻撃となり、アユミは安堵する。あんな重そうなハルバードをとんでもないスピードで攻撃を仕掛けてくるのだ。しかし、スローのかかったライオネルの攻撃は、難なく躱せるほどゆっくりとした攻撃になった。
『グオッ!?』
自分のスピードに違和感を持ったライオネルは、すぐさま攻撃対象を変えてショウに向き合う。この行動にショウはびっくりする。このスローは自分自身ではまず気づかないからだ。なんで自分の攻撃が当たらないのか解らず攻撃を与えようと必死になる。しかし、他者から見ればゆっくりとした動きみえるが、自分自身では普通に攻撃しているつもりなっているので、こんな早く気づけるはずがないのである。
『グオォオオオオオオオオ!き、貴様・・・我に何をしたのだ?』
「「「「「しゃ、喋った!?」」」」」
『我が喋るとおかしいのか?下等生物ごときの言葉など理解するのは簡単だ!』
「じゃあ何か?お前達は俺達人間とコミュニケーションを取れるということか?」
『ぐはははははは!我々とコミュニケーションだと!?笑わせるわぁ!人間等我々の足元にも及ばぬ。お前達は我々の餌に過ぎん!餌の分際で我々と対等な立場を求めるなど万死に値する!』
ライオネルはそう笑い捨て、ショウに突進攻撃を仕掛けてくる。
「お前の相手はあたしだ!どこに行く」
ライオネルがアユミのヘイトを解き、ショウに突進攻撃を仕掛けた瞬間アスカがショウの前に立ちはだかる。
『ぐはははははは!お前に我の相手は出来ぬ。そこをどくがよい』
「あたしを舐めるな!」
アスカはライオネルの武器ハルバードに負けないほど大きな大剣トゥーハンドソードを構える。
「それにあたしを無視するな!」
ライオネルの背後にはアユミが怒号をとばし盾を構える。新たにヘイトをかけ、ライオネルはアユミに向き直る。
『鬱陶しい奴よ・・・お前ら何をしておる。我を援護せぬか!』
ライオネルが自分につく6人の従者を見ると、カオリ達と交戦しているのが目に入る。
『なんだと!?我の従者と対等に戦っているだと・・・』
「お前達が人間を餌だと思っているなら、あたしにとってお前達は経験値なんだよ!」
アスカはその重そうなツゥーハンドソードでライオネルを背後から斬りつける。
『グオォオオオオオオオオ!わ、我に傷を・・・』
傷をつけたアスカを睨みつけライオネルはアスカに向き直るが、その瞬間今度はアユミがロングソードでライオネルの背中を斬りつける。
「どこを向いているお前の相手はあたしだ!」
『グオォオオオオオオオオ!』
アユミの攻撃にライオネルは苦しむ。本来ならアユミの攻撃力はライオネルにここまで苦痛を与える事はできないはずだった。しかし、ショウの製作したストレングスリングの攻撃力+200は伊達ではなく、アユミの攻撃力を補ってライオネルに大ダメージを与えていたのだった。
『貴様等!調子に乗りやがって!』
「だったらなんだ?お前はあたし達の経験値になりやがれ!」
今度はアスカがライオネルの背中を斬りつける。ライオネルの顔はアスカとアユミの攻撃で苦痛に歪む。そして、ライオネルは咆哮を上げ気合を入れなおすのだった。
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