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7 sideエリーゼ
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「ありがとぉエグモン。んふふ前からこの最新の素材で作られたドレスが欲しかったのよね~」
「気に入ってくれたかい僕のメロ……いや愛しいエリーゼ」
「メロ? まあいいわ。勿論愛しているわマイダーリン」
「だったらエリー、そのこれからだね。是非ともこの甘い気分の間に隣の部屋へと、僕はもっとお互いを深く知り合いたいと思うのだよ」
その台詞と共にチェリーボーイらしくおずおずとややぎこちなさは否めない。
私の腰をゆっくりとホールドしてそのままなし崩し的に寝台へダイブ――――ってさせる訳ないでしょ。
そう簡単に抱かせやしないって言うの。
「あ、そうだったわ。そろそろ晩餐でしょ。ヤスミーンと仲良く食事にしましょうよ」
「う、うんそうだ……ね」
「ほらぁそんなふくれっ面はエグモンに似合わないわ」
そう言って私はさらりと彼の手を躱せばだ。
立ち上がる際に彼の頬へリップサービスとばかりに軽くキスをする。
勿論部屋へ帰れば嗽は必須。
んふふ、これでも私は処女なのだもの。
前世は兎に角いい男と見つければ身分を問わず関係を持ちまくったわ。
相手の背景何て私には関係ない。
妻や婚約者がいようがいまいともどうでもいい。
ただ気持ちのいい事。
気持ちのいい事をした事により齎されるだろうドレスや宝飾品等の副産物。
気前のいい相手はそれなりにの期間のお付き合い。
私を満足させる事なくチップも何もなしの解消なし男はそのひと時でお別れだ。
そんな彼らの中でエドモンはその何れでもない。
従兄で幼馴染と言う関係は切ろうと思っても中々切れる事はない。
誰よりも私と言う人間を理解してくれたのはエドモンだけ。
愛してくれたのも……ね。
だから私達は親兄弟に隠れ関係を持ったわ。
んー初めては11歳だったかしら。
ほら私ってば年齢よりも身体の成長が人より早かったのね。
そして子供は好奇心旺盛なの。
初めての時は痛いって聞いていたけれどもよ。
でもエドモンに処女を捧げ……ってそんな大袈裟なものじゃないわ。
どうでもよかった。
ただ試してみた結果痛くはなかった。。
少し出血はしたわよ。
でも吃驚するものではない。
だけどちょっと物足りなさを感じてつまみ食いをした結果――――エドモンの一物にがっかりしたわぁ。
ないなって思った。
それと同時にもしかするとこの男の者が異常なのかと確認の意味で追加でつまみ食いをあちこちとした結果ね。
やっぱりエドモンのモノは粗〇〇が決定した。
前世の男遍歴はそれが始まりと言ってもいいわ。
それでもエドモンは何時も優しい。
ヤスミーンと婚約しても私の好きなものは何でも買ってくれたし我儘も聞いてくれたわ。
粗〇〇だけれど行為そのものは優しいの。
だから私はエドモンから離れなかった。
ううん離れられなかった。
でもそれもこれもカルステン、彼と出逢う前までの事。
前世ではカルステンへ想いを伝える事も振り向かせる事も出来なかった。
だけど今回は違う!!
何の為に人生をやり直しているのかなんて難しい事は何一つわからない。
それでもよ。
今度は、今度こそは王子様のお妃になってみせるの。
もうあの時の様に見下された視線なんて絶対にさせないしさせて堪るものですか。
カルステンの隣で微笑むのはヤスミーンではなくこの私!!
王族は純潔に重きを置くって聞いた事があったの。
だから今の私はまっさらさら。
何処からどう見ても立派な処女。
この身体を最初に見せるのはカルステン第二王子。
正直に言ってエドモンには悪いなってほんの少しは思うのよ。
前世の様に関係を持たずにそれでも尽くしてくれるのですもん。
ああ美人って罪な生き物よね。
あ、待ってエドモンは身体の触れ合いを持ちたがっている。
でも私はこのまま純潔を貫く心算。
ヤスミーンはカルステンとの関係にとって邪魔な存在。
然も彼女は正式なエドモンの婚約者。
近い将来結婚予定……だとすればよ。
ヤスミーンとエドモンをくっつければいいじゃない。
そうよ、何で気付かなかったんだろう。
エドモンを嗾けてヤスミーンの純潔を散らせれば間もなく登場するカルステンには私がいる。
ヤスミーンがごねる様ならば媚薬を盛ればいいだけ。
エドモンの欲望が満たされればこれよりももっと私へ貢いでくれるわ。
そう王宮へ出向いてもいい高級なドレスや宝飾品を……ね。
だって私は愛のキューピットなんだもん。
本来ならばこの屋敷から二人の邪魔にならない様に出なければいけない所だけどぉ、でもそうするとカルステンとは出逢えなくなるからぁ、それに実家と比べればここは天国そのものだものね。
出て行ける訳がないじゃない。
まあそれもカルステンが私の身体に惚れ込むまでの事よ。
それまでの間私の物欲を満たしてねエドモン。
「気に入ってくれたかい僕のメロ……いや愛しいエリーゼ」
「メロ? まあいいわ。勿論愛しているわマイダーリン」
「だったらエリー、そのこれからだね。是非ともこの甘い気分の間に隣の部屋へと、僕はもっとお互いを深く知り合いたいと思うのだよ」
その台詞と共にチェリーボーイらしくおずおずとややぎこちなさは否めない。
私の腰をゆっくりとホールドしてそのままなし崩し的に寝台へダイブ――――ってさせる訳ないでしょ。
そう簡単に抱かせやしないって言うの。
「あ、そうだったわ。そろそろ晩餐でしょ。ヤスミーンと仲良く食事にしましょうよ」
「う、うんそうだ……ね」
「ほらぁそんなふくれっ面はエグモンに似合わないわ」
そう言って私はさらりと彼の手を躱せばだ。
立ち上がる際に彼の頬へリップサービスとばかりに軽くキスをする。
勿論部屋へ帰れば嗽は必須。
んふふ、これでも私は処女なのだもの。
前世は兎に角いい男と見つければ身分を問わず関係を持ちまくったわ。
相手の背景何て私には関係ない。
妻や婚約者がいようがいまいともどうでもいい。
ただ気持ちのいい事。
気持ちのいい事をした事により齎されるだろうドレスや宝飾品等の副産物。
気前のいい相手はそれなりにの期間のお付き合い。
私を満足させる事なくチップも何もなしの解消なし男はそのひと時でお別れだ。
そんな彼らの中でエドモンはその何れでもない。
従兄で幼馴染と言う関係は切ろうと思っても中々切れる事はない。
誰よりも私と言う人間を理解してくれたのはエドモンだけ。
愛してくれたのも……ね。
だから私達は親兄弟に隠れ関係を持ったわ。
んー初めては11歳だったかしら。
ほら私ってば年齢よりも身体の成長が人より早かったのね。
そして子供は好奇心旺盛なの。
初めての時は痛いって聞いていたけれどもよ。
でもエドモンに処女を捧げ……ってそんな大袈裟なものじゃないわ。
どうでもよかった。
ただ試してみた結果痛くはなかった。。
少し出血はしたわよ。
でも吃驚するものではない。
だけどちょっと物足りなさを感じてつまみ食いをした結果――――エドモンの一物にがっかりしたわぁ。
ないなって思った。
それと同時にもしかするとこの男の者が異常なのかと確認の意味で追加でつまみ食いをあちこちとした結果ね。
やっぱりエドモンのモノは粗〇〇が決定した。
前世の男遍歴はそれが始まりと言ってもいいわ。
それでもエドモンは何時も優しい。
ヤスミーンと婚約しても私の好きなものは何でも買ってくれたし我儘も聞いてくれたわ。
粗〇〇だけれど行為そのものは優しいの。
だから私はエドモンから離れなかった。
ううん離れられなかった。
でもそれもこれもカルステン、彼と出逢う前までの事。
前世ではカルステンへ想いを伝える事も振り向かせる事も出来なかった。
だけど今回は違う!!
何の為に人生をやり直しているのかなんて難しい事は何一つわからない。
それでもよ。
今度は、今度こそは王子様のお妃になってみせるの。
もうあの時の様に見下された視線なんて絶対にさせないしさせて堪るものですか。
カルステンの隣で微笑むのはヤスミーンではなくこの私!!
王族は純潔に重きを置くって聞いた事があったの。
だから今の私はまっさらさら。
何処からどう見ても立派な処女。
この身体を最初に見せるのはカルステン第二王子。
正直に言ってエドモンには悪いなってほんの少しは思うのよ。
前世の様に関係を持たずにそれでも尽くしてくれるのですもん。
ああ美人って罪な生き物よね。
あ、待ってエドモンは身体の触れ合いを持ちたがっている。
でも私はこのまま純潔を貫く心算。
ヤスミーンはカルステンとの関係にとって邪魔な存在。
然も彼女は正式なエドモンの婚約者。
近い将来結婚予定……だとすればよ。
ヤスミーンとエドモンをくっつければいいじゃない。
そうよ、何で気付かなかったんだろう。
エドモンを嗾けてヤスミーンの純潔を散らせれば間もなく登場するカルステンには私がいる。
ヤスミーンがごねる様ならば媚薬を盛ればいいだけ。
エドモンの欲望が満たされればこれよりももっと私へ貢いでくれるわ。
そう王宮へ出向いてもいい高級なドレスや宝飾品を……ね。
だって私は愛のキューピットなんだもん。
本来ならばこの屋敷から二人の邪魔にならない様に出なければいけない所だけどぉ、でもそうするとカルステンとは出逢えなくなるからぁ、それに実家と比べればここは天国そのものだものね。
出て行ける訳がないじゃない。
まあそれもカルステンが私の身体に惚れ込むまでの事よ。
それまでの間私の物欲を満たしてねエドモン。
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