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第三章「街を守る男」
第七十九話「遠方より来たる」
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森を駆けて抜けて魔物を狩り、ダンジョンに潜り弟子たちを見守る毎日。ベルナールにとっては平穏であり、満足な日々であった。
今日も弟子たちと分かれてからギーザーに顔を出し、そして二件目はこの店だ。最近の稼ぎはまあまあである。
ベルナールがセシリアの店に入ると珍しくカウンターに先客がいた。長い金髪を後ろで縛り冒険者の恰好をした男。そして隣には子供が座っている。
セシリアとセシールが目を輝かせながら二人掛かりで接客をしていた。
「あっ! べル!」
気が付いたセシリアは声を上げ、その男が振り向き立ち上がる。
「お前は――」
ベルナールは二の句が継げず一瞬かたまった。夢でも見ているのかと思った。
「――アンディック……」
「お久しぶりですね。ベル……」
互いに歩み寄り、手を差し出し合ってガッチリと握手を交わす。
「ああ、本当に久しぶりだ。それとディオンもよく来たな」
「先にシャングリラに挨拶をしてきました。こちらに来ると言ってたので声を掛けたのですよ」
「よろしくお願いします」
立ち上がったディオンはペコリと頭を下げる。
「おおっ、明日からウチの――、いやセシールのパーティーに入れ。俺はギルドをクビななったしな」
「聞きました。おかしな制度で申し訳ない」
「お前のせいじゃないだろう」
「まあ……」
三人共にカウンター席に座り、セシリアは手際よくビールを差し出す。二人はジョッキ軽く合せた。
「ところで、どうしてこんなところへ……」
突然目の前に現われた懐かしい顔にベルナールは思わず聞く。
「こんなところなんてご挨拶よねえ?」
「あっ、いや、このこの街にってことだよ」
セシリアの突っ込みにベルナールは言い訳するが、これは古くからの仲間ゆえの会話だ。そして目の前にいるこの男もまた古い仲間であった。
「分かってるわよ」
「ああ、しかし驚いた」
男の名はアンディック。Sクラスの魔導士である。かつてはベルナールのパーティーで勇者の名をほしいままに活躍していた。
「本当に久し振り。手紙をもらったのに返事も書かないで悪かったね。こちらを訪ねる予定が持ち上がったから……」
「いや、来てくれ嬉しいよ。どうしたその格好は? 王宮のお抱え魔導師はクビになったのか?」
冒険者の魔導士から王宮に入り魔導師となった旧知の友は、普通の冒険者姿である。
「べルじゃあるまいしねえ……」
「この街で仕事の服は仰々しいので着替えてきましたよ。さすがにここであれでは……」
セシリアが突っ込み、アンディックは笑って返す。威厳のある王宮魔導師の衣装では、この街で着ては、目立ってしょうがない。
「まあ、そりゃそうか」
「ダンジョンの新しい階層を見学に来ました。勝手知ったる場所ですし、視察に行ってこいとも言われましてね」
「なるほどな。早速明日にでもウチのパーティーで案内する」
「助かります。それから悪いのですが私の身分は伏せてお願いします」
「まあ、それがいいな」
あくまで私的を強調しなければ、またギルドマスターが余計な詮索をするだろう。
「部下たちが御世話になったようで。そちらも助かりましたよ」
「ん? 部下――レディスたちのことかあ?」
「ええ、実はあの部隊の面倒を見ているのは私なんですよ」
「なるほど。そうか、そうだったのか……」
「開拓地がこの街の近くだったので、輜重隊に付ける護衛任務に志願したのです」
「そうか、大変だなあ……元気の良い若い連中ばかりなんだろ?」
ベルナールはアルマの顔を思い浮かべた。あれが部下では骨が折れる。
「ははは、若者の面倒をみるのが私の主な仕事ですよ」
「そうか、俺もそうだよ。そうだよなあ。俺たちも歳をとったよあ……」
ベルナールは遠くを見るような目になって、ビールジョッキを傾けた。
そして静かに二人を見ている少年もいたと気が付く。冒険者に憧れている魔導闘士だ。
「ディオンはまだ学校だよな。いつまでいられるんだ?」
「学校は建物の工事で一週間お休みなんです。街ではシャングリラの部屋を使わせてもらいます」
「ほ~、それは良かった。お前も顔を出したのか?」
ベルナールはアンディックに話を振った。
「もちろんです。マダムに挨拶してきました。私の部屋も用意してくれるそうです。それからベルによろしく、とマダムに言われましたよ」
アンディックはそう言って肩をすくめる。何かしら聞かされた、との表情だった。
「そうか……。しばらくは用心棒が二人もいてあの人も安心さ。セシール、明日は全員でダンジョンに行こう!」
「ええ、同年代の男の子と一緒に戦うなんて、アレットとロシェルも喜ぶわ。それに王宮魔導師も一緒なんて――!」
そう言って目を輝かせる。セシールは子供の頃から若き勇者たちの活躍を聞かされて育ったのだ。
「二人も弟子がいるのですね。ずいぶんと大所帯のパーティーになります」
アンディックは既に、アレットとロシェルについてセシールから聞いているようだ。
「ああ、明日は賑やかなクエストになるぞ。セシリアも来いよ!」
「私はお店の準備よ。楽しんでらっしゃいな」
◇◇◇◇◇
ここまで書いてようやっと、あらすじを回収できました。
今日も弟子たちと分かれてからギーザーに顔を出し、そして二件目はこの店だ。最近の稼ぎはまあまあである。
ベルナールがセシリアの店に入ると珍しくカウンターに先客がいた。長い金髪を後ろで縛り冒険者の恰好をした男。そして隣には子供が座っている。
セシリアとセシールが目を輝かせながら二人掛かりで接客をしていた。
「あっ! べル!」
気が付いたセシリアは声を上げ、その男が振り向き立ち上がる。
「お前は――」
ベルナールは二の句が継げず一瞬かたまった。夢でも見ているのかと思った。
「――アンディック……」
「お久しぶりですね。ベル……」
互いに歩み寄り、手を差し出し合ってガッチリと握手を交わす。
「ああ、本当に久しぶりだ。それとディオンもよく来たな」
「先にシャングリラに挨拶をしてきました。こちらに来ると言ってたので声を掛けたのですよ」
「よろしくお願いします」
立ち上がったディオンはペコリと頭を下げる。
「おおっ、明日からウチの――、いやセシールのパーティーに入れ。俺はギルドをクビななったしな」
「聞きました。おかしな制度で申し訳ない」
「お前のせいじゃないだろう」
「まあ……」
三人共にカウンター席に座り、セシリアは手際よくビールを差し出す。二人はジョッキ軽く合せた。
「ところで、どうしてこんなところへ……」
突然目の前に現われた懐かしい顔にベルナールは思わず聞く。
「こんなところなんてご挨拶よねえ?」
「あっ、いや、このこの街にってことだよ」
セシリアの突っ込みにベルナールは言い訳するが、これは古くからの仲間ゆえの会話だ。そして目の前にいるこの男もまた古い仲間であった。
「分かってるわよ」
「ああ、しかし驚いた」
男の名はアンディック。Sクラスの魔導士である。かつてはベルナールのパーティーで勇者の名をほしいままに活躍していた。
「本当に久し振り。手紙をもらったのに返事も書かないで悪かったね。こちらを訪ねる予定が持ち上がったから……」
「いや、来てくれ嬉しいよ。どうしたその格好は? 王宮のお抱え魔導師はクビになったのか?」
冒険者の魔導士から王宮に入り魔導師となった旧知の友は、普通の冒険者姿である。
「べルじゃあるまいしねえ……」
「この街で仕事の服は仰々しいので着替えてきましたよ。さすがにここであれでは……」
セシリアが突っ込み、アンディックは笑って返す。威厳のある王宮魔導師の衣装では、この街で着ては、目立ってしょうがない。
「まあ、そりゃそうか」
「ダンジョンの新しい階層を見学に来ました。勝手知ったる場所ですし、視察に行ってこいとも言われましてね」
「なるほどな。早速明日にでもウチのパーティーで案内する」
「助かります。それから悪いのですが私の身分は伏せてお願いします」
「まあ、それがいいな」
あくまで私的を強調しなければ、またギルドマスターが余計な詮索をするだろう。
「部下たちが御世話になったようで。そちらも助かりましたよ」
「ん? 部下――レディスたちのことかあ?」
「ええ、実はあの部隊の面倒を見ているのは私なんですよ」
「なるほど。そうか、そうだったのか……」
「開拓地がこの街の近くだったので、輜重隊に付ける護衛任務に志願したのです」
「そうか、大変だなあ……元気の良い若い連中ばかりなんだろ?」
ベルナールはアルマの顔を思い浮かべた。あれが部下では骨が折れる。
「ははは、若者の面倒をみるのが私の主な仕事ですよ」
「そうか、俺もそうだよ。そうだよなあ。俺たちも歳をとったよあ……」
ベルナールは遠くを見るような目になって、ビールジョッキを傾けた。
そして静かに二人を見ている少年もいたと気が付く。冒険者に憧れている魔導闘士だ。
「ディオンはまだ学校だよな。いつまでいられるんだ?」
「学校は建物の工事で一週間お休みなんです。街ではシャングリラの部屋を使わせてもらいます」
「ほ~、それは良かった。お前も顔を出したのか?」
ベルナールはアンディックに話を振った。
「もちろんです。マダムに挨拶してきました。私の部屋も用意してくれるそうです。それからベルによろしく、とマダムに言われましたよ」
アンディックはそう言って肩をすくめる。何かしら聞かされた、との表情だった。
「そうか……。しばらくは用心棒が二人もいてあの人も安心さ。セシール、明日は全員でダンジョンに行こう!」
「ええ、同年代の男の子と一緒に戦うなんて、アレットとロシェルも喜ぶわ。それに王宮魔導師も一緒なんて――!」
そう言って目を輝かせる。セシールは子供の頃から若き勇者たちの活躍を聞かされて育ったのだ。
「二人も弟子がいるのですね。ずいぶんと大所帯のパーティーになります」
アンディックは既に、アレットとロシェルについてセシールから聞いているようだ。
「ああ、明日は賑やかなクエストになるぞ。セシリアも来いよ!」
「私はお店の準備よ。楽しんでらっしゃいな」
◇◇◇◇◇
ここまで書いてようやっと、あらすじを回収できました。
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