67 / 108
欧州遠征
第67話 第三段作戦
しおりを挟む
BB作戦に参加した各部隊が本土へ帰還した時には、九月も残りわずかとなっていた。
そして、同作戦における残務処理が終わった頃、生沢長官は連合艦隊司令長官の山本大将から呼び出しを受け、同司令部に出頭していた。
「長期作戦から戻られてさほど間がないこの時期に、わざわざお呼び立てして申し訳ない」
山本長官がソファを勧めつつ、社交辞令代わりの謝罪の言葉を紡ぐ。
「いえ、国家の非常時ですからそこは構いません。それよりも、早速ですがご用件をお伺いしても」
平時でさえ激務なはずの連合艦隊司令長官に暇な時間は無い。
そのことを生沢長官が知らないはずもないから、これは自分に対する配慮だろう。
そう解釈した山本長官は、本題を切り出す前に現状認識をすり合わせるための質問を投げかける。
「BB作戦が実施されていた先月から今月にかけて、欧州で大きな動きがあったことはご存知ですな」
山本長官の問いかけに、生沢長官は小さく頷く。
連合艦隊のインド洋派遣の見返りに実施されたスエズ打通は、ようやくのことでこれが結実した。
これについては、ヒトラー総統が地中海戦線とそれに北アフリカ戦線に、それこそ過剰ではないかと思えるほどの戦力を奮発してくれたことが成功の大きな要因だったという。
このことで、東部方面に攻勢をかけるための戦力が減少したが、しかしそれ以上にソ連軍が弱体化していたことで事なきを得ている。
そのソ連軍が弱体化したのは、帝国海軍がインド洋の制海権を英国から奪取したことが主な要因だ。
英国がインド洋の制海権を失ったことで、ソ連は一大補給路であるペルシャ回廊が使えなくなってしまった。
そのことで、これまで同回廊を経由してソ連に送り込まれていた米国からの支援物資は、これが完全に停止してしまった。
特に航空機や自動車といった戦争機械の途絶は、ソ連軍にとって大きな打撃となった。
さらに悪いことに、これまでインドから膨大な戦争資源を獲得していた英国もまた、英印航路が断ち切られたことで物資の不足にあえぐことになった。
そのことで、英国は北海経由の援ソ船団を無期限で棚上げとした。
一方のソ連軍にとっては、それこそまさに踏んだり蹴ったりといった有り様で、同軍の困窮はさらに加速した。
逆に、ドイツ軍のほうはソ連軍の窮状を突くようにして快進撃を続け、すでにスターリングラードを陥落させていた。
他にも地中海戦線においてイタリア海軍が珍しく奮闘し、マルタ島を陥とすきっかけをつくったとか、あるいはアレクサンドリアから本国へと脱出を図る地中海艦隊を付け狙っていたU73が英空母「イーグル」を撃沈するなどといった話もあるが、しかしこちらは全体から見れば枝葉末節の類だろう。
「実は、アフリカ東岸に逼塞していた東洋艦隊ですが、こちらは南下の動きを見せています。スエズを失ったことで地中海からの補給が不可能になったことから、同艦隊はアフリカ大陸を回り込んで英本土へと脱出するものとみられています」
アフリカ東岸への補給は地中海ルートとそれにアフリカ大陸を西から東へと大きく回り込む二つのルートがあった。
しかし、このうちの地中海ルートはスエズ運河が枢軸側の手に落ちたことで使えなくなった。
この結果、同艦隊への補給は片肺飛行の状態となった。
そのような危うい状況に、五隻の戦艦を擁する東洋艦隊を放置しておくわけにはいかない。
英海軍上層部はそのように判断したのだろう。
「戦艦が、しかもそれが五杯もあれば日々消費される物資もバカになりません。それに、二次にわたる我が方のインド洋作戦以降、東洋艦隊は活発な動きを見せていません。おそらく作戦行動をとれるだけの十分な備蓄が無いのでしょう。だから同艦隊を英本土に戻すというのは、妥当な判断だと思います」
生沢長官の推測に同意の首肯を返しつつ、山本長官は話を進める。
「それに関して、ドイツから帝国海軍に対して要請が来ています。連合艦隊、そのうちでも特に機動部隊を欧州に派遣し、英国周辺海域で通商破壊をやってもらいたいというものです」
山本長官の話を聞いて、生沢長官が真っ先に思ったことは「やはり自分たちは同盟国の連中に目をつけられていたか」ということだった。
空母が持つ艦上機の捜索能力や機動力、それに攻撃力だが、こちらは潜水艦のそれとは比較にならない。
もし、仮に帝国海軍が保有する三つの航空艦隊を英国周辺海域に解き放てば、それこそごく短期間のうちに同国を干上がらせることができるだろう。
ただ、自分たちはあくまでも日本の軍隊であり軍人だ。
もちろん、同盟国への便宜は可能な限りこれを図るほうが好ましいだろう。
今後いろいろと世話になるはずのドイツに対しては、特にそのことが言える。
しかし、それでもさすがに限度というものがある。
「やはり、問題有りと考えますか」
あるいは、苦い思いが顔に出ていたのかもしれない。
目聡い山本長官は、それを見逃さなかった。
その姿勢が、少しばかり前のめりになっている。
おそらく、欧州に機動部隊を送り出すことについては、反対の立場なのだろう。
「その前に第三段作戦について、連合艦隊司令部とそれに軍令部の考えをお聞かせ願えますか」
上官からの質問に対して、これを質問で返すというのは非礼にあたる。
そのことを承知のうえで生沢長官は山本長官に尋ねる。
今ここで迂闊な返答をすれば、それこそ取り返しのつかない大きな齟齬が生じる。
そんな予感に囚われたからだ。
「第三段作戦ですが、軍令部のほうは積極的な進攻作戦はこれを控え、予期される連合軍の反攻に備えて領土や占領地の守りを強化することをその信念としているようです。まあ、端的に言えば長期持久態勢を確立するといったところですな。
しかし、我々は違います。ただ守るだけでは圧倒的な国力それに戦力を擁する米国にただすり潰されるのを待つだけです。ですので、連合艦隊は機を見て敵の嫌がる個所を痛撃し、その戦力の減殺を図ります。ですので、我々は現在のところ、ハワイ攻略を第三段作戦の第一目標に掲げています」
生沢長官にとって、ハワイを攻撃するインセンティブは従来のそれに比べて大きく跳ね上がっている。
豪州が脱落した今、ハワイこそが最後に残された米潜水艦の策源地となっているからだ。
もし、ここを叩けば米潜水艦部隊は大幅な後退を余儀なくされる。
その結果、米潜水艦は戦場への移動距離が長くなり、その分だけ作戦に従事できる期間の減少を余儀なくされる。
逆に日本側から見れば、その分だけ船舶の安全性が高まることになる。
もちろん、帝国海軍の目の届かないところに潜水母艦を配備し、そこを基地代わりにして潜水艦を運用するという手もある。
圧倒的な物量を誇る米国であれば、それも可能だろう。
しかし、それだって限界はある。
しかるべき施設を備えた土地が無ければ、長期にわたる潜水艦の運用は不可能だ。
諸々勘案した結果、生沢長官は結論を出す。
事が事なだけに少しまわりくどい言い方になるが、しかしそこは仕方がないと割り切るしかなかった。
そして、同作戦における残務処理が終わった頃、生沢長官は連合艦隊司令長官の山本大将から呼び出しを受け、同司令部に出頭していた。
「長期作戦から戻られてさほど間がないこの時期に、わざわざお呼び立てして申し訳ない」
山本長官がソファを勧めつつ、社交辞令代わりの謝罪の言葉を紡ぐ。
「いえ、国家の非常時ですからそこは構いません。それよりも、早速ですがご用件をお伺いしても」
平時でさえ激務なはずの連合艦隊司令長官に暇な時間は無い。
そのことを生沢長官が知らないはずもないから、これは自分に対する配慮だろう。
そう解釈した山本長官は、本題を切り出す前に現状認識をすり合わせるための質問を投げかける。
「BB作戦が実施されていた先月から今月にかけて、欧州で大きな動きがあったことはご存知ですな」
山本長官の問いかけに、生沢長官は小さく頷く。
連合艦隊のインド洋派遣の見返りに実施されたスエズ打通は、ようやくのことでこれが結実した。
これについては、ヒトラー総統が地中海戦線とそれに北アフリカ戦線に、それこそ過剰ではないかと思えるほどの戦力を奮発してくれたことが成功の大きな要因だったという。
このことで、東部方面に攻勢をかけるための戦力が減少したが、しかしそれ以上にソ連軍が弱体化していたことで事なきを得ている。
そのソ連軍が弱体化したのは、帝国海軍がインド洋の制海権を英国から奪取したことが主な要因だ。
英国がインド洋の制海権を失ったことで、ソ連は一大補給路であるペルシャ回廊が使えなくなってしまった。
そのことで、これまで同回廊を経由してソ連に送り込まれていた米国からの支援物資は、これが完全に停止してしまった。
特に航空機や自動車といった戦争機械の途絶は、ソ連軍にとって大きな打撃となった。
さらに悪いことに、これまでインドから膨大な戦争資源を獲得していた英国もまた、英印航路が断ち切られたことで物資の不足にあえぐことになった。
そのことで、英国は北海経由の援ソ船団を無期限で棚上げとした。
一方のソ連軍にとっては、それこそまさに踏んだり蹴ったりといった有り様で、同軍の困窮はさらに加速した。
逆に、ドイツ軍のほうはソ連軍の窮状を突くようにして快進撃を続け、すでにスターリングラードを陥落させていた。
他にも地中海戦線においてイタリア海軍が珍しく奮闘し、マルタ島を陥とすきっかけをつくったとか、あるいはアレクサンドリアから本国へと脱出を図る地中海艦隊を付け狙っていたU73が英空母「イーグル」を撃沈するなどといった話もあるが、しかしこちらは全体から見れば枝葉末節の類だろう。
「実は、アフリカ東岸に逼塞していた東洋艦隊ですが、こちらは南下の動きを見せています。スエズを失ったことで地中海からの補給が不可能になったことから、同艦隊はアフリカ大陸を回り込んで英本土へと脱出するものとみられています」
アフリカ東岸への補給は地中海ルートとそれにアフリカ大陸を西から東へと大きく回り込む二つのルートがあった。
しかし、このうちの地中海ルートはスエズ運河が枢軸側の手に落ちたことで使えなくなった。
この結果、同艦隊への補給は片肺飛行の状態となった。
そのような危うい状況に、五隻の戦艦を擁する東洋艦隊を放置しておくわけにはいかない。
英海軍上層部はそのように判断したのだろう。
「戦艦が、しかもそれが五杯もあれば日々消費される物資もバカになりません。それに、二次にわたる我が方のインド洋作戦以降、東洋艦隊は活発な動きを見せていません。おそらく作戦行動をとれるだけの十分な備蓄が無いのでしょう。だから同艦隊を英本土に戻すというのは、妥当な判断だと思います」
生沢長官の推測に同意の首肯を返しつつ、山本長官は話を進める。
「それに関して、ドイツから帝国海軍に対して要請が来ています。連合艦隊、そのうちでも特に機動部隊を欧州に派遣し、英国周辺海域で通商破壊をやってもらいたいというものです」
山本長官の話を聞いて、生沢長官が真っ先に思ったことは「やはり自分たちは同盟国の連中に目をつけられていたか」ということだった。
空母が持つ艦上機の捜索能力や機動力、それに攻撃力だが、こちらは潜水艦のそれとは比較にならない。
もし、仮に帝国海軍が保有する三つの航空艦隊を英国周辺海域に解き放てば、それこそごく短期間のうちに同国を干上がらせることができるだろう。
ただ、自分たちはあくまでも日本の軍隊であり軍人だ。
もちろん、同盟国への便宜は可能な限りこれを図るほうが好ましいだろう。
今後いろいろと世話になるはずのドイツに対しては、特にそのことが言える。
しかし、それでもさすがに限度というものがある。
「やはり、問題有りと考えますか」
あるいは、苦い思いが顔に出ていたのかもしれない。
目聡い山本長官は、それを見逃さなかった。
その姿勢が、少しばかり前のめりになっている。
おそらく、欧州に機動部隊を送り出すことについては、反対の立場なのだろう。
「その前に第三段作戦について、連合艦隊司令部とそれに軍令部の考えをお聞かせ願えますか」
上官からの質問に対して、これを質問で返すというのは非礼にあたる。
そのことを承知のうえで生沢長官は山本長官に尋ねる。
今ここで迂闊な返答をすれば、それこそ取り返しのつかない大きな齟齬が生じる。
そんな予感に囚われたからだ。
「第三段作戦ですが、軍令部のほうは積極的な進攻作戦はこれを控え、予期される連合軍の反攻に備えて領土や占領地の守りを強化することをその信念としているようです。まあ、端的に言えば長期持久態勢を確立するといったところですな。
しかし、我々は違います。ただ守るだけでは圧倒的な国力それに戦力を擁する米国にただすり潰されるのを待つだけです。ですので、連合艦隊は機を見て敵の嫌がる個所を痛撃し、その戦力の減殺を図ります。ですので、我々は現在のところ、ハワイ攻略を第三段作戦の第一目標に掲げています」
生沢長官にとって、ハワイを攻撃するインセンティブは従来のそれに比べて大きく跳ね上がっている。
豪州が脱落した今、ハワイこそが最後に残された米潜水艦の策源地となっているからだ。
もし、ここを叩けば米潜水艦部隊は大幅な後退を余儀なくされる。
その結果、米潜水艦は戦場への移動距離が長くなり、その分だけ作戦に従事できる期間の減少を余儀なくされる。
逆に日本側から見れば、その分だけ船舶の安全性が高まることになる。
もちろん、帝国海軍の目の届かないところに潜水母艦を配備し、そこを基地代わりにして潜水艦を運用するという手もある。
圧倒的な物量を誇る米国であれば、それも可能だろう。
しかし、それだって限界はある。
しかるべき施設を備えた土地が無ければ、長期にわたる潜水艦の運用は不可能だ。
諸々勘案した結果、生沢長官は結論を出す。
事が事なだけに少しまわりくどい言い方になるが、しかしそこは仕方がないと割り切るしかなかった。
49
あなたにおすすめの小説
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
小沢機動部隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。
名は小沢治三郎。
年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。
ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。
毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。
楽しんで頂ければ幸いです!
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
大和型重装甲空母
ypaaaaaaa
歴史・時代
1937年10月にアメリカ海軍は日本海軍が”60000トンを超す巨大戦艦”を”4隻”建造しているという情報を掴んだ。海軍はすぐに対抗策を講じてサウスダコタ級戦艦に続いてアイオワ級戦艦を4隻建造することとした。そして1941年12月。日米は戦端を開いたが戦列に加わっていたのは巨大戦艦ではなく、”巨大空母”であった。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる