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45.5「タロウ:飛べ、プックル」
しおりを挟むなーに言ってんすかヴァンさん。
仲間も助ける! 世界も救う! それで良いやん。
そりゃ、世界救えんかったらロボもみんなも死んでまうんは分かってるで。
でもそれはそれ。
仲間見捨てて世界救ってもしゃあないやん。
目ぇ覚ましてくれたから良いけど!
話変わるけど、マエンの長がくれたこの酸っぱい木の実。なんて名前やったかな。
堪らんなー。ヴァンさんの料理抜かしたらイッチバン美味い。
長靴一杯くらい貰ったけど、もう半分もないっす。残りはちょっとずつ食ーべよ。
うわー。
なんなんあれ。
あれ全部腐った猿なん?
引くわー。
「腐ってやがる! っす!」
言うてまうやろー。
ナ◯シカの名シーン、言うてまうやろー。
うっそ。
ヴァンさん突っ込むん?
えぇぇ行ってもうたやん。
プックル、行ける?
あ、行けるん?
よっしゃ、ほな行ったらぁ!
うわわわわわ。
周り腐った猿だらけんなったやん!
ちょっとちょっと!
こら! 近づくな! プックルの尻尾掴むな! 俺の足も触んな!
離せって!
「プックル! 前へ! 飛びなさい!」
『任セロ』
任セロって、あーた。
前も腐った猿ミッチミチやで。どこに飛ぶんよ。
うわわわ、いきなり飛んだら落ちるやん!
……うーわ、えげつなー。
なるほど、道空いたっすわ。
プックルが腐った猿の死体を踏み潰しまくってるのは見んとこ。気付かんとこ。
「プックル! タロウ! 行って下さい!」
「分かったっす!」
『任セロ』
とにかくマエンの長んとこ行くっす!
ロボ、プックルと俺に任しとけっす!
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