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4.アレキサンドライトの輝き
7.後始末 3日目 北部属領辺境にて
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ダキヤのハンターギルドを後にした僕らは、ドローンを回収しながら北部属領を目指します。キルニア城砦? もちろん通りませんよ。何言われるか判ってるんですから、危うきに近寄りませんよ、すくなくても行きでは。
マルク伯爵領も上空から確認するだけに留めて、エルフ領も素通りします。なにせ、既に3日目ですからね。残り2泊でアレキサンドリアに戻らなければいけないので、必然的に駆け足になります。
途中、風光明媚な湖の中の島に着陸して、今日は野外泊ですよ。
「ちょっと、クロエ。こんな何も無い所でどうする気なのよ。」
イリスさんの言う事ももっともですよね。今回の搭乗機はDM2ですので、FC1の様に宿泊用客室は装備されていません。しかも1月ですよ、1月。真冬なのですから、寒いに決まっています。ユイもユーリアちゃんも顔を見合わせています。後部搭乗口を開けて、島へと上陸した僕は、機内から見つめるイリスさん達を他所に、機体から少し離れます。
うん、この辺でよいでしょうね。下も平らで地盤は安定していそうです。沈み込む事もないでしょう。
「ふっふっふ、心配は要らないんですよ~。ではいきますよ。《開け異界への扉、先に封じられし物を、この場に顕現せよ! 出現》」
詠唱と共に、地面に魔法陣が広がります。空間が揺らぎ、その揺らぎが収まった時には三角形のパネルを張り合わせて作ったような、直径5mほどの球体が台座に固定された様に見える物体がそこに現われました。
機内を見ると、イリスさんもユイも、もちろんユーリアちゃんもポカンとしています。エマとジェシーは無表情なのが凄いですね。後部搭乗口から、5人が次々に降りてきて、球体を見つめます。
「ちょっと、なんなのよ、この大掛かりな物は! まさか貴女が作ったの?」
僕はイリスさんの言葉を、首を振って否定しました。
「もちろん違いますよ。これは今後の僕達の為にって、エリックさんが作ってくれた魔道具、家出娘の天国です」
「「「……」」」
パチパチパチパチと拍手をしてくれたのは、勿論エマとジェシーの二人です。イリスさんとユイは頭を抱えていますし、ユーリアちゃんは開いた口が塞がっていません。
「……貴女まさかエリックさんに、娘認定されてるんじゃないでしょうね?」
「へ? いやいやいやいや、ソレは無い。無いですよねぇ……?」
イリスさんの言葉を僕は全力で否定しますが、ユイが突っ込みます。
「これまでして、クロエさんがリアンさんとくっ付かなかったら、エリックさんダメージ大きそうですね」
いや、それは絶対にありませんから。お互い嫌いだっていってるんですしね。
「まぁ、いいわ。それで、クロエこれは何なの? 説明しなさいよ」
むぅ、随分あからさまな話題転換ですが、今の話は続ける意味も無いので良いでしょう。僕は入り口のプレートに左腕を近づけます。
カチャリと音がして、扉が外開きに開きましたので、中に入り靴を脱いでスリッパへと履き替えました。みなさん、同じように入ってきて、さらに口を開けています。
「どうです? 6人分の居住スペースと打合せや待機が出来る専用スペースですよ。まあ、大容量の収納空間を使うので、実質使えるのは僕がいる時だけになりますが」
そうなんですよ、三層構造になっていて、普通に入ると2層目になります。3層目は方に天窓と4人分の簡易ベッドがあり、1層目はトイレ&サニタリールームです。2層目外周に簡易キッチンがあり中央には小テーブルとソファーがあります。ソファーは広げると二人分の簡易ベッドとなります。
出発の際に、エリックさんが自慢げに見せてくれたのがこの物体なのですが、家出娘の天国ってネーミングはどうかと思いますよ?
「じゃあ、みなさんは席に着いて待ってて下さい」
僕がそういい食材を準備していると、ユイがこちらを見て花開くように微笑んで、顔の前で手をパチンと叩きます。
「どうせなら、皆で作りませんか? その方が楽しいと思いますし」
ユーリアちゃんも肯いていますね。アレキは早速ソファーで丸くなっていますし、役に立ちませんね。
「寒いからカレーで良いかな?」
皆さんに聞くと問題ないとの事ですので、早速作りますか。ユーリアちゃんに野菜を洗ってもらって、イリスさんが切断担当です。切り刻むの慣れてますからね、イリスさんは。
ユイはお肉に火を通してもらって、僕はルゥを準備します。ユーリアちゃんがいるから、少し甘めのレシピにしておきますね。
エマとジェシーは周辺警戒と、湖からの水の補給などをお願いして置きます。浄化装置もあるので、環境にも優しいはずですし、これを構成するパネルそれぞれに隠蔽魔法が発動するようになっているので、湖の岸からは見咎められないはずです。
出来上がったカレーは、一度鍋の周りから氷結魔法でしっかりと温度をさげて、味を素材にしみこませた後、再度加熱をして程よい温度になったら完成です。一度冷やすのは美味しさを増す為には必要ですよ? でも、熱い鍋を冷蔵庫にいれるのはNGです。魔法があってよかったですね。そうそう、皆で作ったカレーは、きちんと美味しかった事は伝えて置きますね。
外壁パネルの光の透過度を調整して、2層以上の壁を完全に透明化すると、屋外で冬キャンプしているような感じです。勿論実際には壁がありますし、暖房がありますので雰囲気だけになりますが、屋外食の気分は十分味わえますよね。
アレキには刺激が強いので、猫餌をプレゼントしておきますが、その後皆でアレキの運動に猫じゃらしで遊びまくりました。最後には、いくら振ってもそっぽを向かれてしまいましたが、普段の数倍は動き回ったでしょう。
「そういえば、アレキは北のエルフ領に里帰りしたかった?」
僕の言葉に、アレキは後姿で尻尾をピッと振って答えます。
「まだたいして時も過ぎておらぬし、里心つく様な場所でも無いわ。余計な事は考えずに、やる事をやればよかろ」
むぅ、つれませんね~。まあ、あちこち行く機会が増えればよいのですが、基本アレキサンドリアから出る事ができるのは、海兵にならなければ無理ですし、今後の課題ですね。
あれ? それなのにエリックさんは、こんなの作っちゃって平気なのでしょうか? 怒られても知りませんよ~?
夕食後のノンビリ時間は、テーブルに据え付けてあるパネルに映し出して、皆でゲームに興じます。試作版のゲームは、テト○スモドキの落ち物ゲーですが、みなさん初めてやる物ですから大騒ぎになりました。対戦モードでやったのですが、結局勝者はエマとジェシーの二人になりました。だって、どちらもミスしないので永遠に終らないんですもん……
マルク伯爵領も上空から確認するだけに留めて、エルフ領も素通りします。なにせ、既に3日目ですからね。残り2泊でアレキサンドリアに戻らなければいけないので、必然的に駆け足になります。
途中、風光明媚な湖の中の島に着陸して、今日は野外泊ですよ。
「ちょっと、クロエ。こんな何も無い所でどうする気なのよ。」
イリスさんの言う事ももっともですよね。今回の搭乗機はDM2ですので、FC1の様に宿泊用客室は装備されていません。しかも1月ですよ、1月。真冬なのですから、寒いに決まっています。ユイもユーリアちゃんも顔を見合わせています。後部搭乗口を開けて、島へと上陸した僕は、機内から見つめるイリスさん達を他所に、機体から少し離れます。
うん、この辺でよいでしょうね。下も平らで地盤は安定していそうです。沈み込む事もないでしょう。
「ふっふっふ、心配は要らないんですよ~。ではいきますよ。《開け異界への扉、先に封じられし物を、この場に顕現せよ! 出現》」
詠唱と共に、地面に魔法陣が広がります。空間が揺らぎ、その揺らぎが収まった時には三角形のパネルを張り合わせて作ったような、直径5mほどの球体が台座に固定された様に見える物体がそこに現われました。
機内を見ると、イリスさんもユイも、もちろんユーリアちゃんもポカンとしています。エマとジェシーは無表情なのが凄いですね。後部搭乗口から、5人が次々に降りてきて、球体を見つめます。
「ちょっと、なんなのよ、この大掛かりな物は! まさか貴女が作ったの?」
僕はイリスさんの言葉を、首を振って否定しました。
「もちろん違いますよ。これは今後の僕達の為にって、エリックさんが作ってくれた魔道具、家出娘の天国です」
「「「……」」」
パチパチパチパチと拍手をしてくれたのは、勿論エマとジェシーの二人です。イリスさんとユイは頭を抱えていますし、ユーリアちゃんは開いた口が塞がっていません。
「……貴女まさかエリックさんに、娘認定されてるんじゃないでしょうね?」
「へ? いやいやいやいや、ソレは無い。無いですよねぇ……?」
イリスさんの言葉を僕は全力で否定しますが、ユイが突っ込みます。
「これまでして、クロエさんがリアンさんとくっ付かなかったら、エリックさんダメージ大きそうですね」
いや、それは絶対にありませんから。お互い嫌いだっていってるんですしね。
「まぁ、いいわ。それで、クロエこれは何なの? 説明しなさいよ」
むぅ、随分あからさまな話題転換ですが、今の話は続ける意味も無いので良いでしょう。僕は入り口のプレートに左腕を近づけます。
カチャリと音がして、扉が外開きに開きましたので、中に入り靴を脱いでスリッパへと履き替えました。みなさん、同じように入ってきて、さらに口を開けています。
「どうです? 6人分の居住スペースと打合せや待機が出来る専用スペースですよ。まあ、大容量の収納空間を使うので、実質使えるのは僕がいる時だけになりますが」
そうなんですよ、三層構造になっていて、普通に入ると2層目になります。3層目は方に天窓と4人分の簡易ベッドがあり、1層目はトイレ&サニタリールームです。2層目外周に簡易キッチンがあり中央には小テーブルとソファーがあります。ソファーは広げると二人分の簡易ベッドとなります。
出発の際に、エリックさんが自慢げに見せてくれたのがこの物体なのですが、家出娘の天国ってネーミングはどうかと思いますよ?
「じゃあ、みなさんは席に着いて待ってて下さい」
僕がそういい食材を準備していると、ユイがこちらを見て花開くように微笑んで、顔の前で手をパチンと叩きます。
「どうせなら、皆で作りませんか? その方が楽しいと思いますし」
ユーリアちゃんも肯いていますね。アレキは早速ソファーで丸くなっていますし、役に立ちませんね。
「寒いからカレーで良いかな?」
皆さんに聞くと問題ないとの事ですので、早速作りますか。ユーリアちゃんに野菜を洗ってもらって、イリスさんが切断担当です。切り刻むの慣れてますからね、イリスさんは。
ユイはお肉に火を通してもらって、僕はルゥを準備します。ユーリアちゃんがいるから、少し甘めのレシピにしておきますね。
エマとジェシーは周辺警戒と、湖からの水の補給などをお願いして置きます。浄化装置もあるので、環境にも優しいはずですし、これを構成するパネルそれぞれに隠蔽魔法が発動するようになっているので、湖の岸からは見咎められないはずです。
出来上がったカレーは、一度鍋の周りから氷結魔法でしっかりと温度をさげて、味を素材にしみこませた後、再度加熱をして程よい温度になったら完成です。一度冷やすのは美味しさを増す為には必要ですよ? でも、熱い鍋を冷蔵庫にいれるのはNGです。魔法があってよかったですね。そうそう、皆で作ったカレーは、きちんと美味しかった事は伝えて置きますね。
外壁パネルの光の透過度を調整して、2層以上の壁を完全に透明化すると、屋外で冬キャンプしているような感じです。勿論実際には壁がありますし、暖房がありますので雰囲気だけになりますが、屋外食の気分は十分味わえますよね。
アレキには刺激が強いので、猫餌をプレゼントしておきますが、その後皆でアレキの運動に猫じゃらしで遊びまくりました。最後には、いくら振ってもそっぽを向かれてしまいましたが、普段の数倍は動き回ったでしょう。
「そういえば、アレキは北のエルフ領に里帰りしたかった?」
僕の言葉に、アレキは後姿で尻尾をピッと振って答えます。
「まだたいして時も過ぎておらぬし、里心つく様な場所でも無いわ。余計な事は考えずに、やる事をやればよかろ」
むぅ、つれませんね~。まあ、あちこち行く機会が増えればよいのですが、基本アレキサンドリアから出る事ができるのは、海兵にならなければ無理ですし、今後の課題ですね。
あれ? それなのにエリックさんは、こんなの作っちゃって平気なのでしょうか? 怒られても知りませんよ~?
夕食後のノンビリ時間は、テーブルに据え付けてあるパネルに映し出して、皆でゲームに興じます。試作版のゲームは、テト○スモドキの落ち物ゲーですが、みなさん初めてやる物ですから大騒ぎになりました。対戦モードでやったのですが、結局勝者はエマとジェシーの二人になりました。だって、どちらもミスしないので永遠に終らないんですもん……
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