母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)

いくみ

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第8章

第4話 また空を飛ぶ!

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 次の日、宿を出てから町の外に素早く出た。
 門番のおっさんには、依頼で狩りに出るだけだからまた町には戻るとだけ言って門を抜けた。

 こうしないとまた通行税が掛かるからな。

「さてと、どうするかな…」
「だったら兄ちゃん、別の町で魔物の売ったら?」
「ん~それだとまた、騒ぎに為るし時間も掛かりそうだが?」
「そうか…でもそれだと、時間…潰せないよね」
「だな……」

 さてさてどうする?

 魔物の査定が終わるのが2、3日後……町にはカイトは居たくないと……むぅ……。

 取りあえず町からは離れてるからこのまま歩くが……なんか町の側の近くには居たくない。

 仕方ない…空から何か面白いものを探すか?

「カイト、ベルセス、空へ飛ぶから自分にフライを掛けろ」
「と、飛ぶの?」
「ま、またか?樹里殿…」
「そうまただよ!カイトが町には居たくないなら、ここから離れるのが一番だろ?」

「……」

「じ、樹里殿!我は元の姿に戻りレツ達と一緒に居ようかの!よ、よし!そうしょう!」

 ボンと白い煙りが立つとベルゼスが白い豹の姿に戻っていた。

「ベ、ベルゼス狡いぞ!お前……」
「ハハ、まあ、元は猫だしな?高いところは得意とはいえ飛べないからな。カイト鞄を開けて入れてやれよ」
「仕方ないなぁもう…はいベルゼス入りな」

 カイトが鞄を開ければ、素早く中に入ったベルゼスにぶっぶっ文句を言ってるが…カイトお前は飛ぶしかないからな!

「フフフ、それでは!カイト君、自分に【フライ】を掛けましょうか?」
「ううう、慣れないよぉ……【フライ】わっわっ」
「ほら、バランス崩すなよ?俺の肩を掴め」
「ううう、浮いてる……」

 なに当たり前の事を言ってんだよ…。

「まったく怖がりだな……よし!飛ぶぞ【フライ】」
「ひぇぇぇ~!」
「煩いぞ!カイトお前本当に」
「いや、兄ちゃん俺は地面に足を付けて歩くのが一番だと!今切実に思った!」
「ほほぅ……なら次は歩くからな?根を挙げるなよ?」
「うぅ!アハハ……」

 まったく……都合が悪いと笑って誤魔化すんだから……。
 さて、何処に行くかな……マップを見ながら行く場所を探す……。

 3日も時間があるからなぁ……何処に……。

 そう言えば…俺の実家って未だあんのかね?
 家を追い出されてからかれこれ……八年か……。
 もう潰れて家は無いだろうなぁ。

 案外屋敷がそのまま残ってたりして……?
 まあ、そんな余計なことはどうでも良いか。

 さて、本当…何処に行くかな……どうせならどこか島でも行くかな?

 お!ここはどうだ?マップを見て良さげな島を見つけた樹里だ。
 エマ王国の西側に在る、小さな島に行って見るかな?  
 名もない島だから多分無人島だと思うが……?

「カイト!目的地が決まったぞ!」
「マジ?」
「マジだ!これから行くぞ!」

 行くぞと、カイトに声を掛けて飛ぶ速度を速めて目的の島まで飛び続ける。
 勿論樹里は、カイトの腕をガッチリ掴んで飛ぶが小一時間も飛べば、島に着くと踏んで怖がるカイトと喋り飛ぶのだった。

「カイト、そういやリリデアで彼女とか出来なかったのか?」
「か、彼女?な、何でそんなことを聞くんだよ」
「いや、リリデアで6年も居たんだからよ。好きな女の子でも居るのかな?と思ってよ?」
「い、居たら兄ちゃんとこうして、空なんか飛んでないよ!バカなの?ってか!ちゃんとマップ見ててよね!バカ兄貴!」

 顔を真っ赤にして、俺をバカ呼ばわりかよ!ったく生意気な!
 でもフフフ、兄貴か……まっそれも良いかな?

「マップは見てるぞ…もう少し先に在る島だ。カイトほれ足元見てみろよ?綺麗じゃねぇのよ…」
「ばっか兄!この速さで下見ても、何がなんだか分かる訳無いだろ!」
「……そうでしたねぇ……。バカ弟は、愚鈍君でしたぁ~ねぇ~」
「ぐぬぬぬ!バカ兄貴め!」

 グワハハハ!俺の勝ち!





 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
*御挨拶*

お久しぶりの更新でございます……。

すみません話のネタが思い浮かばず……遅くなりましたが。

またどうぞ宜しくお願いします。



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