207 / 235
第9章
第23話 突然の訪問者は? 1
しおりを挟む
そうかワイバーンをねぇ…カイトは食った経験あんのか…冒険してたんだな……。
俺は食べる機会がなかったからな。
忘れてたが一応貴族だったし…落ちぶれてたけどな!
「…なら、食うか? 肉ならあるぞ?」
「だから要らないよ!冒険者仲間と食ったの!金が少なくて食べたの。(…あいつら、碌でもなかったけどな!つうか、兄ちゃん天然過ぎ!何が食うか?だよ!ムカつく)」
「……あぁ、あの?」
「そう、あの!だよ。(本当に天然!パンができそうだ)」
まっ、いい経験だったな?カイトにはかなり痛かった様だがな。
それから……全員別々に風呂に入り、食事を済ませカイトとレツたちは早々に自分の部屋に引っ込んで行った。おやすみ。
で、残ったのは俺とベルゼスだ。
ダイニングテーブルに、酒と摘まみを少し出して一時の休憩…と謂うか息抜き。
ダンジョンで息抜きとか、あり得んが…。
ここまで何もないボス部屋だと気も抜けるもんだ。
それに、もう気の抜けない緊張感はウンザリだ。
なので家の回りに魔物探知の結界張ってゆっくりしていた。
「なあ、ベルゼス」
「何だろうか?」
「ここ、ダンジョンなんだよな?」
「そうだと、思うが?我に聞かれてもよく分からんが?」
何せ住んでた山には、ダンジョン等はなかったからなと言われてしまった。
「………そうだよなぁ……」
ん~神さんが謂うから、100階まできたけど何も起こらないのは……。
「なんかさぁ……ドラゴン?竜?どっちでもいいけと…神さんから預かった「これ」、どうするかと思ってさぁ~」
これといって、預かった魔石をテーブルの上に出して左の指でコロコロ転がし、右手にグラスを持ち酒をチビチビと飲む。
「ん? ジュリ殿これは?」
「ん、グランバネルから預かった。魔石だと思うんだけどな?結構、魔素が隠ってるから」
テーブルの上に乗せた魔石……指で触ってコロコロ転がしてた魔石をベルゼスに見せる。
するといきなりその魔石が光出した。
「ま、眩しい!なんだ?」
「じ、樹里殿!目が我の目が……」
「ベルゼス!落ち着け、目は未だ閉じてろよ!」
今治してやるからと声を掛けるが、俺もヤバい…なんだこれは?
なんでいきなり光る?
そうしている内に光が消え目を開けると……おかしい。
テーブルに乗せてあった魔石が消えてる?
「ベルゼス、もう目を開けても大丈夫だぞ?」
「そ、そうか?なら………はぁ~目がシバシバする。一体なんで光出したのだ?あれは?」
「さあな、俺にも分からん。それに……ここに置いてあった魔石も無くなってる」
「そ、それはどういう……」
「それはね?僕が食べちゃったからだよ?」
ん?知らない子どもがニコニコして椅子にすわって笑ってんだけど。
……だ、誰様ですか?
俺は食べる機会がなかったからな。
忘れてたが一応貴族だったし…落ちぶれてたけどな!
「…なら、食うか? 肉ならあるぞ?」
「だから要らないよ!冒険者仲間と食ったの!金が少なくて食べたの。(…あいつら、碌でもなかったけどな!つうか、兄ちゃん天然過ぎ!何が食うか?だよ!ムカつく)」
「……あぁ、あの?」
「そう、あの!だよ。(本当に天然!パンができそうだ)」
まっ、いい経験だったな?カイトにはかなり痛かった様だがな。
それから……全員別々に風呂に入り、食事を済ませカイトとレツたちは早々に自分の部屋に引っ込んで行った。おやすみ。
で、残ったのは俺とベルゼスだ。
ダイニングテーブルに、酒と摘まみを少し出して一時の休憩…と謂うか息抜き。
ダンジョンで息抜きとか、あり得んが…。
ここまで何もないボス部屋だと気も抜けるもんだ。
それに、もう気の抜けない緊張感はウンザリだ。
なので家の回りに魔物探知の結界張ってゆっくりしていた。
「なあ、ベルゼス」
「何だろうか?」
「ここ、ダンジョンなんだよな?」
「そうだと、思うが?我に聞かれてもよく分からんが?」
何せ住んでた山には、ダンジョン等はなかったからなと言われてしまった。
「………そうだよなぁ……」
ん~神さんが謂うから、100階まできたけど何も起こらないのは……。
「なんかさぁ……ドラゴン?竜?どっちでもいいけと…神さんから預かった「これ」、どうするかと思ってさぁ~」
これといって、預かった魔石をテーブルの上に出して左の指でコロコロ転がし、右手にグラスを持ち酒をチビチビと飲む。
「ん? ジュリ殿これは?」
「ん、グランバネルから預かった。魔石だと思うんだけどな?結構、魔素が隠ってるから」
テーブルの上に乗せた魔石……指で触ってコロコロ転がしてた魔石をベルゼスに見せる。
するといきなりその魔石が光出した。
「ま、眩しい!なんだ?」
「じ、樹里殿!目が我の目が……」
「ベルゼス!落ち着け、目は未だ閉じてろよ!」
今治してやるからと声を掛けるが、俺もヤバい…なんだこれは?
なんでいきなり光る?
そうしている内に光が消え目を開けると……おかしい。
テーブルに乗せてあった魔石が消えてる?
「ベルゼス、もう目を開けても大丈夫だぞ?」
「そ、そうか?なら………はぁ~目がシバシバする。一体なんで光出したのだ?あれは?」
「さあな、俺にも分からん。それに……ここに置いてあった魔石も無くなってる」
「そ、それはどういう……」
「それはね?僕が食べちゃったからだよ?」
ん?知らない子どもがニコニコして椅子にすわって笑ってんだけど。
……だ、誰様ですか?
50
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる