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第7章 ここから始まる雁字搦め
五十七日目⑧ 強襲
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ガンテツ師匠のもとで修行することが決まり、1週間が経過した。
私は引っ越しの準備に追われ、バタバタとせわしなく準備をしていた。
それを手伝ってくれていたのが、ゲイニッツだった。
ゲイニッツも王都では騎士見習いとして働き始めていた。
騎士学校に入学して1年が過ぎた時に、騎士団長様より声がかかったみたいだった。
どうやらスカウトだったみたい。
その為騎士学校を中退し、今は騎士団員としていろいろな村々を回っているらしい。
で、その期師団長に無理を言って、ここに回してもらったのがつい2日前だったりする。
「無理に来なくてもいいのに。」
「俺が手伝いたかっただけだからね。それにこの剣……親父さんの剣にはいつも助けられてる。このくらいのことをしたって返しきれないくらいの恩があるんだ。」
ゲイニッツが語ってくれたのは入学後の実力試験での話だった。
入学試験は全く持って問題なく突破していたゲイニッツだったが、そこには出自の壁が存在していた。
いくら村長息子とは言えあくまでも村だ。
貴族でもなんでもなく、平民に毛が生えた程度の地位しか持ち合わせていない。
ゲイニッツ自身そんなことは気にしていなかったが、学園ではそれが絶対だった。
実力試験の際に親父の兄弟子をお抱えとしていた貴族息子と当たってしまったらしい。
見せびらかすように自慢するその剣は、お世辞にも素晴らしい剣とは言い難かった。
実用性よりも装飾性を優先し、実戦よりも権威として持ちあるく、いわゆる儀礼剣に近しい物があったらしい。
そしてゲイニッツの剣を見て驚いた様子を浮かべていたようだ。
『なんだそのなまくらは……確かその名は……そうそう、なまくら鍛冶屋のドルムンクの作品じゃないか?』
その貴族息子は嘲りを多分に含んだ声色で、笑って見せた。
それにつられてか取り巻き連中もまたゲラゲラと下品に笑っていたらしい。
だけどそれにゲイニッツは何ら感情をもたかなかったそうだ。
むしろ、〝本物を知らない〟あほな連中だとさえ思えたようだった。
実力試験については言うまでもない。
きれいに相手の剣を根元から切って捨てたようだ。
切られた剣の根元と飛んでいった剣先を交互に見つめるその貴族息子の顔と言ったら……っと笑いをこらえるゲイニッツは、どこか黒い笑みを浮かべているようにも思えた。
ただその結果に納得できなかったのか、貴族息子は審判に向かって不正だなんだと因縁とつけていたみたいだ。
それに辟易したのか、審判役の騎士団員はゲイニッツの剣を調べることにしたらしい。
そしてその剣を見てニヤリと笑って見せたようだった。
『残念ながらこの試合に関して不正は認められません。』
『そんなはずはない!!この僕を誰だと思っているんだ?伯爵家次期当主だぞ!!つまり不正はあったんだ……わかるだろ?』
その言葉にゲイニッツは呆れ半分、憐れみ半分になったといっていた。
ただ審判役の騎士団員は違ったらしい。
『何か勘違いをされていませんか?あなたは次期当主であっても現当主ではありません。それに私の階級は公爵相当なんですがね?』
騎士団員がチラリと見せたのは、特務騎士階級の紋章。
それは騎士団内でも少数精鋭にしか渡されない紋章。
これははるか昔、この国の建国時に設けられた制度。
王族・貴族が暴走した際の防波堤となるべく設けられたものだった。
そんなこんなでゲイニッツはこの騎士に気に入られることになったみたいだ。
事ある毎に学園にきては口説き落そうとしてきたらしい。
そしてついにゲイニッツは勧誘に折れ、騎士見習いとして活動を始めたみたいだった。
ゲイニッツとしてはその時親父の剣を持っていなければ、自分はまけていたんだといっていた。
そうなれば騎士団に入ることもなかったと。
だからゲイニッツからすれば、親父の剣は救世主のように見えたって言っていた。
「ありがとうゲイニッツ。おかげで片付けが終わりそうだよ。親父はあんなだし……」
ゲイニッツは私の言葉に苦笑いを浮かべていた。
それもそのはずで、娘の門出だというのに昼間から大酒を喰らっているんだから。
「親父さんは相変わらずだね。」
「あぁ、もうあきらめたよ。今更どうにもならないし。」
きっと私の呆れ顔が伝わったのか、ゲイニッツは工房の奥に視線を向けていた。
それから工房の整理やら部屋の片づけをして、何気ない会話をしながらこの村での思い出話に花を咲かせていった。
ドゴ~~~~~~ン!!
GUGYAGHOAAA!!
村の端の方から激しい爆発音と、聞いたことのない叫び声が聞こえてきた。
それからすぐの緊急事態を知らせる半鐘が幾場所からも鳴り響く。
「これはただ事じゃないね……ココットはここにいて。いざとなったら地下の倉庫に非難するんだ。いいね?」
「でも……ゲイニッツは?」
私は嫌な予感がしていた。
そしてこの時どうして強く留めなかったのか、今となっては後悔している。
すべてはたられば……
「これ……借りていくぞ。」
そうしてゲイニッツは私が鍛えた剣を手にして工房を飛び出していった。
これがゲイニッツとの別れとなるなんて思ってもいなかった。
私は引っ越しの準備に追われ、バタバタとせわしなく準備をしていた。
それを手伝ってくれていたのが、ゲイニッツだった。
ゲイニッツも王都では騎士見習いとして働き始めていた。
騎士学校に入学して1年が過ぎた時に、騎士団長様より声がかかったみたいだった。
どうやらスカウトだったみたい。
その為騎士学校を中退し、今は騎士団員としていろいろな村々を回っているらしい。
で、その期師団長に無理を言って、ここに回してもらったのがつい2日前だったりする。
「無理に来なくてもいいのに。」
「俺が手伝いたかっただけだからね。それにこの剣……親父さんの剣にはいつも助けられてる。このくらいのことをしたって返しきれないくらいの恩があるんだ。」
ゲイニッツが語ってくれたのは入学後の実力試験での話だった。
入学試験は全く持って問題なく突破していたゲイニッツだったが、そこには出自の壁が存在していた。
いくら村長息子とは言えあくまでも村だ。
貴族でもなんでもなく、平民に毛が生えた程度の地位しか持ち合わせていない。
ゲイニッツ自身そんなことは気にしていなかったが、学園ではそれが絶対だった。
実力試験の際に親父の兄弟子をお抱えとしていた貴族息子と当たってしまったらしい。
見せびらかすように自慢するその剣は、お世辞にも素晴らしい剣とは言い難かった。
実用性よりも装飾性を優先し、実戦よりも権威として持ちあるく、いわゆる儀礼剣に近しい物があったらしい。
そしてゲイニッツの剣を見て驚いた様子を浮かべていたようだ。
『なんだそのなまくらは……確かその名は……そうそう、なまくら鍛冶屋のドルムンクの作品じゃないか?』
その貴族息子は嘲りを多分に含んだ声色で、笑って見せた。
それにつられてか取り巻き連中もまたゲラゲラと下品に笑っていたらしい。
だけどそれにゲイニッツは何ら感情をもたかなかったそうだ。
むしろ、〝本物を知らない〟あほな連中だとさえ思えたようだった。
実力試験については言うまでもない。
きれいに相手の剣を根元から切って捨てたようだ。
切られた剣の根元と飛んでいった剣先を交互に見つめるその貴族息子の顔と言ったら……っと笑いをこらえるゲイニッツは、どこか黒い笑みを浮かべているようにも思えた。
ただその結果に納得できなかったのか、貴族息子は審判に向かって不正だなんだと因縁とつけていたみたいだ。
それに辟易したのか、審判役の騎士団員はゲイニッツの剣を調べることにしたらしい。
そしてその剣を見てニヤリと笑って見せたようだった。
『残念ながらこの試合に関して不正は認められません。』
『そんなはずはない!!この僕を誰だと思っているんだ?伯爵家次期当主だぞ!!つまり不正はあったんだ……わかるだろ?』
その言葉にゲイニッツは呆れ半分、憐れみ半分になったといっていた。
ただ審判役の騎士団員は違ったらしい。
『何か勘違いをされていませんか?あなたは次期当主であっても現当主ではありません。それに私の階級は公爵相当なんですがね?』
騎士団員がチラリと見せたのは、特務騎士階級の紋章。
それは騎士団内でも少数精鋭にしか渡されない紋章。
これははるか昔、この国の建国時に設けられた制度。
王族・貴族が暴走した際の防波堤となるべく設けられたものだった。
そんなこんなでゲイニッツはこの騎士に気に入られることになったみたいだ。
事ある毎に学園にきては口説き落そうとしてきたらしい。
そしてついにゲイニッツは勧誘に折れ、騎士見習いとして活動を始めたみたいだった。
ゲイニッツとしてはその時親父の剣を持っていなければ、自分はまけていたんだといっていた。
そうなれば騎士団に入ることもなかったと。
だからゲイニッツからすれば、親父の剣は救世主のように見えたって言っていた。
「ありがとうゲイニッツ。おかげで片付けが終わりそうだよ。親父はあんなだし……」
ゲイニッツは私の言葉に苦笑いを浮かべていた。
それもそのはずで、娘の門出だというのに昼間から大酒を喰らっているんだから。
「親父さんは相変わらずだね。」
「あぁ、もうあきらめたよ。今更どうにもならないし。」
きっと私の呆れ顔が伝わったのか、ゲイニッツは工房の奥に視線を向けていた。
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ドゴ~~~~~~ン!!
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