【完】天使な淫魔は勇者に愛を教わる。

輝石玲

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歪な物語の始まり

15.恋人

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 土砂降りの朝。湿って重たい空気とは裏腹に、やけに心が軽い。昨夜、イオリの恋人になった。これが夢だったらどうしようなんて思ってしまったが、目覚めてすぐ隣で眠るイオリを見て、夢では無いと分かった。
 昨夜、こうなる事は予想できていた。眠って起きて、夢を見ていたのかと心配しそうだったオレは、イオリにどうしようかと相談していた。そして、同じベッドで手を繋いで寝る事で夢では無いと分かるようにした。

 オレの意識の無い内に襲ってしまったらどうしようかと心配する必要は無かった。睡眠も回復になるのであれば、動くなんてことはこの体はしないだろう。もっと早く見つけていればよかったな。


 それにしても、オレが目を覚ましてから数分経ったが、イオリはずっとスヤスヤと寝息をたてて眠っている。頬をつついたり握った手でちょっと遊んだりしても起きる気配は無い。オレは、こっそりイオリの手の甲に口付けてみた。いつもイオリの手に触れられると落ち着かなくって、でも触れていて欲しくて、胸の奥が熱くなる。それも好きだからなのだろうか。いや、それが好きということなのだろう。目が覚めたらまた触れて欲しいと思いながら、両手で握ったイオリの手に頬擦りをした。

「………ミカ?」
「っ!?い、いおり、起きてた…!?」

 バッチリ見られてた。寝起きの悪いイオリの意識がハッキリしている。もしかしたらそこそこ前から起きていたのかもしれない。

「まぁ、手で遊ばれてたら流石に…な。」
「その時から起きてたのか………ぅわ待って恥ず、ちょ、見ないで…………。」

 顔が熱い。冷静になろうとする程に崩れ、口元が緩んでしまった。ブレブレな作り笑顔とパニックになって早くなった言葉で、どんどんオレは自滅していった。

「お、起きてたなら教えてくれればいいのになぁ。オレが遊んでたの全部見られてたとかすごく恥ずかし…い、いやでもホントにイオリって寝顔も綺麗だよなっ、つい触れたくなっちゃうしってまぁ実際に触ったけどさ……」
「ははっ、顔真っ赤。恥ずかしがってるミカも可愛いよ。」
「ふぇっ!?~~~~っとにさぁ!」

 もうだめだ。完全にオレの方が振り回されている。こんなの勝てっこ無いって!こんなのどうやって落ち着くんだよ。
 なんて、イオリと手を繋いだまま悶絶していた。



 なんて、あっまい朝を迎え、いつものようにクエストを受けに行った。土砂降りは嘘のように止み、薄く虹が向こうに見えている。小一時間程経ってもまだ羞恥が残っている。言われ慣れているはずの『可愛い』なんて簡単な言葉に翻弄されるだなんて、恋とはどこまでも恐ろしいものだ。ただ、それより恐ろしいのはイオリの天然っぷりだ。甘い声・表情・言葉の全てが完全に無自覚だと知り、これから先、オレが耐えられる自信なんて無い。
 いつも通りギルドの掲示板を眺めていると、背後から聞き覚えのある声が聞こえた。

「あれ、ミカじゃないか!」
「ラドンさん!」

 相変わらず気配を薄くしているようだ。声が聞こえるまで気が付かなかった。まぁ、ここで再開してもおかしくは無いか。名前を呼び返すと、ラドンはニカッと笑った。

「ラドンさん、昨日はありがとうございました。」
「いや、解決したのなら良かった!……ところで、その隣にいる人が例の?」
「はい、そうですよ。」

 パッとイオリの方を向くと、イオリは何故か目を逸らしていた。どうかしたのかと再びラドンの方を向くと、何故か引き攣った笑顔でイオリの方を向いている。

「……どう見てもイオリさんだよなぁ。」
「あー、お久しぶりです。ラドンさん………。」

 どうやら2人は知り合いのようだ。ようだが……、何故かたどたどしく感じる。何かあったのだろうか。ま、直接聞くのが早いか。

「2人はどこかで面識が?」
「面識っつうか…」
「ラドンさんはギルドマスター兼、俺の最初の師でもある。」

 ………え!?

「え!?」

 おっと、思ったことをそのまま表に出してしまった。それにしても、ギルドマスターなんてこのギルドタウンの最高権力者だ。なんで本人がクエストを受けてるんだ?って言うよりイオリの最初の師匠!?確か、途中から騎士団長に変わったって聞いてたけど、まさかのラドンかよ!?つまりイオリが勇者だって知ってるってことでもあるのだろう。

「イオリさん、いきなり行方をくらませたから大事になってるんですが。」
「……ですよね、すみません。」

 そういえばイオリは勝手にディークリードに来てた。勇者が失踪したとなればそれなりに大変だろう。
 ただ、今心配すべきは勇者失踪の後遺症よりもオレの正体がバレる可能性だ。ギルドマスターといえば数少ない白色。しかも戦闘経験や知識も人よりあるだろう。警戒するに越したことは無い。万が一オレが悪魔だと知られてしまったら、イオリの立場を悪くするだろう。早々にこの場から立ち去るべきだ。

「久々に会ったみたいですし、オレは一旦離席しましょう。イオリ、適当なクエストで時間潰して戻ってくる。いいよな。」
「え、あぁ。あまり遅くならなければいいけど……。」
「ん、それじゃ行ってくる。」

 少し離れた場所の討伐クエストを受け、すぐにギルドタウンを後にした。



 その選択が間違いだと、知りもしないで。





 ーーーーーイオリーーーーー



「なんだ、アイツも一緒に話せばよかったのに。」
「…ラドンさん、昨日何があったんですか?」


 昨日、ミカの帰りが遅かった。それは彼のもとに居たからだろうか。そしてもしだとしたら…。
 あってもおかしくない『もし』に嫌悪感を抱いてしまった。例えミカにとっては食事だとしても、と……。ラドンさんは信頼できる人だ。だからそんなことは無いだろうと思えるが、昨夜にミカを待っている間に出てしまった嫌な妄想が脳裏を過ってしまう。

「あー、言っていいのか?」
「え……?」
「あぁいや、思い詰めた顔してたから話を聞いてたんですよ。ただ、それを勝手に人に言っていいのかわからなくて。」

 最初の一言でドキリとしてしまったが、少し安心した。……いや、何事も無くて良かった筈なのに、何故か心にもやがかかる。これは不安……いや、不満?

「なんで、俺には何も言わないのに……。」
「………嫉妬、ですかい?」
「はぁ、そうですね。俺もまさかこんな風に思うとは…。」

 二十年生きてきて、誰かを好きになるなんて初めてだ。人付き合いなんて面倒で、厄介で、いつも一線引いていた。のに、ミカの声が、仕草が、表情が、全てが俺の中の何かを掻き乱す。この感情の正体は案外早く分かった。
 俺がミカに惚れていると気付いたのは、初めて会ってから一ヶ月と経っていない時。その頃には完全に警戒は解け、共にいる事が当たり前になり始めていた。最初は『兄弟がいたらこんな感じなのだろうか』なんて考えていた。が、最初にそうではないと分かったのはある晩のことだ。

 なんて事ないいつも通りの夜。討伐クエストをして、宿に戻って、風呂に入って、食事をとる。この日も何も変わらずに過ごしていた。しかし、俺が風呂から上がりミカが次に入ろうとした時、ミカが手で長い襟足を束ねた時に見えた傷。元々背中の部分が大きく開いた服で、ケープや髪の毛で露出は少なくなっていた。その露出された部分に真新しい切り傷があった。僅かに血が滲んでいる小さな赤い傷。指摘するとミカは気づいていなかった様で、すぐに魔法で治してそのまま入浴した。
 ミカの入浴中に俺はふと、傷ついていた背中を思い出した。シルクの様な色白で滑らかな肌と、よく映えた赤色。…俺があの白い肌に痕を付けたら、どうなるだろう。ミカの首筋に口付けて痕を付ける想像をした。その瞬間の昂りに脳が、身体が支配され、そのまま………。白濁液で染まった手をすぐに洗い、平然を装う。手を洗う水の冷たさで、冷静になった。俺の知らない誰かが、ミカに触れている。ミカに触れられている。それがどうにも気に食わなくて、恋と同時にどうしようもない独占欲に気付いた時には、もう遅いだろうと落胆した。
 そんな、甘くない初恋。


「まぁ、イオリさんにそんな顔させる人が現れるなんて、ちょっと予想外ですよ。」
「それってどういう……。」
「まだセリフィア城で訓練してた頃、単調な相槌に無愛想な顔でずっと過ごしてたじゃないですか。正直、みんなイオリさんに怯えてたんですよ?俺と団長と陛下は除いて、ですけど。」

 それ程までに無愛想だったろうか。流石にそれは反省せざるを得ない。まぁ、確かに白色の三人が無愛想だったら威圧感は凄いだろう。ラドンさんは気さくで絡みやすく、騎士団長は物腰柔らかだ。陛下も、人前では笑顔でいることがほとんど。強者の圧はあれど、関わりづらいことは無い。俺もある程度は気をつけるべきか。

「ところでイオリさん。なんで勝手に城から抜け出したんですかね?単身悪魔の国に乗り込んだんじゃ無いかと心配していたんですよ。」

 うっ、確かにその通りだ。自分の力を過信して、魔王までは行かなくとも悪魔と戦おうとしていた。結果的に番人に対してなす術なく、番人がミカじゃなければ死んでいたことだろう。実力の差は明確だ。万全じゃ無いミカにすら、遠く及ばないのだから。

「すみません。実戦が一番の訓練になると思ってギルドに………。」
「いや、無事なら問題ありませんよ。ただ、大切な人が悪魔に殺されたかもって不安にはなりましたからね。」
「また…?過去に誰か亡くなっているんですか?」
「あぁ、俺の嫁さんがね。」

 その時、背筋が凍った。ミカは最初に言っていた。
『悪魔は過去千年以内に人間を攻撃していない』
 と………。つまり、人間を殺したことがある悪魔は番人であるミカだけ。ラドンさんの奥さんを殺した悪魔は、必然的にミカと言うことになる。

「何が、あったんですか?」
「え?あぁ嫁さん時のことですか?……まだ息子が産まれたばかりの頃、ギルドで働いてた俺と嫁さんは実家に子供を預けて大きな仕事に行っていたんですよ。そこで負傷者がたくさん出て、治療士の魔力も回復薬も尽きた時、薬草の知識に長けた嫁さんが悪魔の国の入り口に薬草を見つけたんです。門を潜った少し先だからと向かった嫁さんはそのまま帰ってこなくて、数時間後に何かあったら分かるようにと嫁さんに持たせた魔法石の飾りが割れて、死んだことを知りました。」
「そ、んな………。」
「あれから二十年近く経っていても、悪魔に対する怒りはどう頑張っても消えやしない。イオリさんもいくら強くても慢心せず、用心してください。」

 話を聞く限り、やはりミカが殺したのだろう。でも、ミカにとってもそれは役割で、同胞を守る為で、長い時間たった一人で背負ってきたものだろう。複雑な心境の中、次に発したラドンさんの言葉を飲み込むことが出来なかった。

「悪魔に心を許さないでくださいよ。」

 ………もう、手遅れだ。心を許すどころか、ミカは…人間を殺した悪魔は俺の大切な恋人だ。例え目の前で人間を殺そうと、俺はミカを憎めないだろう。
 なんとか話題を逸らし、そのまま色々な話をした。とは言え俺の話はミカに関することばかりだったけど。文字を教えてもらったこと、剣を教えてもらったこと、ミカに貰った思い出。俺とミカが付き合っていることは俺が言う前にラドンさんに気づかれた。その時は祝福してくれたが、悪魔を人一倍恨んでいるラドンさんがミカの正体を知った時、どうなってしまうのだろうか。



 話していると、いつの間にか空は朱に染まっていた。昼頃から随分と話していた様だ。…それにしてもミカの帰りが遅い。真っ直ぐ宿に帰ったのだろうか。それともまだクエストの途中なのだろうか。流石に心配になった俺達は、確認することにした。ラドンさんは宿に帰っているかを。俺はミカが受けたクエストを。クエストを確認すると、いつもなら移動含めて二時間ほどで終わる物だった。そして、走って戻ってきたラドンさんによると、ミカはまだ帰ってきていないらしい。

「何かあったんじゃ………!」
「イオリさん、このクエストの場所って悪魔の国の近くじゃ…。まさか入っていったんじゃないですか?」

 いや、それはないだろう。それに入ったとしても番人はミカなのだから簡単に出れる。一番可能性としてあるのは、体調を崩したかもしれないということだろう。何回か宿で見てきた。昨日の朝も原因は分からないけど、明らかに正気を失っていた。何かしらあるのかもしれない。急いで俺とラドンさんはクエストの場所に向かった。

 ついた場所は初めてミカと会った日に泊まった古家の近く。家の中には複数人の荷物が置かれているのが見える。誰かが使っているのだろうか。もう少し進んで見ると、ミカのケープが地面に落ちていた。戸惑いながらも拾い上げ、軽く叩くと何も無かったかのように泥が落ちていった。不安に駆られながらも進むと、どこからか悲鳴が聞こえてきた。探している人とは全く違う声。本当なら放って直ぐにミカを探しに行きたい。それでも俺は声のする方に向かった。その理由は…。

「くっ、来るな!この‼︎‼︎」

 ミカの見た目は悪魔とは程遠く、天使と言われた方が納得する様なもの。しかし何かの拍子で正体がバレたのであれば悪魔と呼ばれてもおかしくは無い。まさかと思い叫び声のする方へ走った。そしてそこで見た物は、全く考えて居なかった物だった。

 辺り一面を染め上げる赤。
 その中心には何よりも真っ黒な悪魔がいた。
 真っ黒な天使の羽、真っ黒な光輪、真っ黒な長髪、真っ黒な衣服。
 そして、濃霧の様な真っ黒な何かは、その場にいる大の男を次々に飲み込んでいた。濃霧の発生源は悪魔の両腕。男達を飲み込むと吸収される様に腕に消え、悪魔はこちらを見た。
 真っ黒な姿の中、一際目立つ黄金の瞳は…………


「あ、れ……?」
「ミカ……?」


 確かに、最愛の恋人のものだった。
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