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悪魔、人間の本拠地へ
36.会えない
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天使マイヤの絵画を見て弟子を得てから一夜明けた。ミカは戻って来ていない。
シュウとタマキとの訓練は午後からだ。昼食後に陛下のところに寄ってから訓練場に向かう事にする。陛下ならミカに関して何か知っているだろうから。
とりあえず重たい体を無理矢理起こして朝食を食べた。
昨夜は疲れ果てて眠ったはずが全然疲れが取れていない。また何かに追われる夢を見たからだろう。夢のはずなのに本当に逃げ続けたかのように疲れている。日常生活に支障が出なければいいが…。
午前中の内に午後の準備をする。タマキは武器が決まっているからいいが、シュウはどの武器が合っているかの試しからだ。訓練用の物をいくつか借りておく。
自分で試しに使ってみた。最近は剣ばかりで他の武器はあまり使っていなかったせいだろう、剣以外の動きが鈍っている。人に教えられるほどの腕前では無いのではないか。俺自身もある程度動けるよう訓練すべきかと思ったが、最初は合わせられる程度でいいだろう。とりあえず武器が決まってからだ。
簡単な準備をしてから軽く体を動かした。と言っても団長と手合わせするだけだが。お互いに身体能力向上を禁止して、魔法無しの肉体だけの勝負。技術面では俺の方が優っているようだが、やはり筋力は本職に負ける。魔法無しでは単純な力で押し負けてしまう。魔法に頼らずに団長を越せるよう訓練し直すべきかもしれない。
終わった後、水で濡らしたタオルで汗を拭いて昼食を摂った。
どうやら他の勇者達は共に食事を摂っているらしく、俺も一緒にどうかと誘われた。何を話せばいいのか分からずしどろもどろになっていると、アンナから「コミュ障?」と言われてしまった。人付き合いはとにかく苦手だから自覚はしている。が、他人から言われるとダメージがかなり大きい。
それと、やはりと言うべきかミカの事を聞かれた。訓練場で注目を集めていた時、三人も見ていたらしい。ギルドタウンで出会った恋人だと紹介すると異様に驚かれた。ただ三人とも反応はバラバラで、アンナからは「恋人いたんだ!」とサラッと毒を吐かれ、タマキからは「速い…」とどう受け取ればいいか分からない事を言われ、シュウからは「あの人女の人だったんだ…」と誤解を招いた。
「いや、ミカは男だけど…。」
「あ、そうなんですね。ごめんなさい…同性愛に否定的な訳じゃ無いんですけど馴染みが無いと言うか、公言してる人をなかなか見ないので……」
「それもそうか。」
元の世界でも人付き合いが悪かったからそういう話を誰かとした事が無い。そのせいか俺は余計にこの世界に馴染みやすかった。それにBLゲームで声優指導したこともあるから当たり前の事で気にしてもいなかった。
そう言えば、同性愛で噂になって高校中退した友人がいたな…。一年も学校にいなかった人だけど、数少ない友人の一人だったから覚えている。今は何をしてるだろうか。
昼食後、一度三人と別れ陛下の執務室に向かった。途中でちょうど執務室に向かおうとしている陛下に会い、そのまま「話したい事があります」とだけ伝えて二人で移動した。
「来ると思っていた。ミカのことでしょう?」
「はい。何か…ご存知なんですね。」
どこにいるのか、何で戻ってこないのか、どうして逃げたのか。陛下が何を知っているのかは分からないが、これでミカの行方は分かるはずだ。
「伝言を預かっているよ。」
伝言…?直接言えないということか?まさか悪魔の国に帰っているんじゃ無いだろうな。
分かったことは、ミカに会えないこと。
「会えないから探さないで。次に会えるのは勇者のお披露目の時になりそうだ。……と、言っていたよ。」
「……そう、ですか。」
三ヶ月後……。それまでは会うことすら出来ないと言うのか。三ヶ月なんてミカと共に過ごした時間ほど長い。………いや、本来なら短いのか。初めて会ってから二ヶ月で付き合い始めているから。
こんなに短い時間しか共にいなかったのに、ここまで深く愛するとは思わなかった。どうしようもない執着。依存に近いのかもしれない。ただ、それだけ二人でいる事が当たり前になってしまったのだ。
「……やっぱりショック?」
「当たり前ですよ。本当なら今すぐ本人に会って色々と問い出したいのに…。」
「そうだろうね。彼からも八つ当たりをしてしまったと聞いている。ただ、詳しい事は私も知らないんだ。」
八つ当たり、か。俺に非があった訳ではないと言うことか。少しだけほっとしてしまった。何も安心出来るような状況になった訳では無いのに。
陛下に一言お礼を言ってから訓練場に向かった。俺にすら何も言わずに離れたミカに対する心配と怒りを間違えても勇者達にぶつけてしまわないよう、感情のコントロールをしないといけない。
………今ですら声が聞きたくて仕方がないのに、これから約三ヶ月も離れられるのだろうか。それでも俺はミカの意思に従う。会いたくても絶対に探さない。離れている間に冷められてしまうかもしれないけど、それ以上に嫌われる方が俺には耐えられないから。
憂鬱なまま、炎天下の訓練場に到着した。
ーーーーーリルジーーーーー
ミカのところへ向かう途中で探してる人とばったり出会すなんて運がいいやら悪いやら。道中に執務室が無ければ彼の居場所を教えてしまうところだった。
イオリが執務室前を後にして暫く経ってから、僕も執務室を後にした。それにしても、イオリが聞き分けの良い人で良かった。詳しい事は知らないなんて嘘をついておきながら、問い詰められて口を滑らせたら全て失敗になる。少し申し訳ない事をしたかな。
ミカに貸している部屋に着いた。執務室や僕の私室に近い場所にある小さな部屋。今は使われていない部屋だ。小さな、と言っても城の中ではの話。ベッドと机しか置いていないと余分なスペースが目立つ。
ノックをしてから入ると、現実味の無い魔法だらけの部屋が目に入る。複雑な陣が描かれた紙はそこら辺にふわふわと飛び、壁や床や天井…部屋中に魔法陣が展開されて光っている。
「ねぇ、これお城壊れないんだよね?」
「攻撃魔法の実験はしてない。けど、いくつか精神魔法もあるから無闇に触れないように。」
昨日からずっとこの調子だ。魔法の作成と調整をしているらしい。本格的に戦いの準備をしてるらしいけど……気を紛らわすために必死になってるようにしか見えない。
「イオリに伝言を伝えておいたよ。」
「……余計なことは言ってないだろうな。」
「詳しくは知らないって言っておいた。僕しか状況を知らないから他で耳に入れる事も無いだろうね。」
「それでいい。」
僕も随分と厄介な事を知ったものだ。詳細を隠したまま非常食や避難用の施設の準備は始めたものの、僕は王様として勇者との関わりを疎かにできない。これから嘘をつき続けることになるのだろう。
天魔大戦なんて大き過ぎるものを抱えているミカについて、僕もそこまで知ってる訳では無い。けど……人間を巻き込まないで欲しい。
大戦の被害で重要になるのが天使だというのなら、是非人間のために滅んで欲しいものだ。
僕の昔からの予感はどうやら当たっていた。今は心から『天使を信仰していなくて良かった』と思っている。僕は誰かに祈って縋るくらいなら自分の力で全てを解決する。それが人間としての美徳だと思っているから。
その美徳に当てはめるのであれば、ミカも僕からしたら十分に人間らしいと言えるかもしれない。
ただ、勘違いしないで欲しいことは、身近な人に助けを求めることも自分の力の一つだということ。ミカも、あんなに親身になってくれる人を無碍にしてほしく無い。
二人のために出来ることは僕にあるだろうか。……いや、僕は王様だから個人に関与すべきでは無い。だから、心の隅でひっそりと祈っていよう。
………あれ?もしかして今、秒速で美徳を無視した?ま、いっか!
シュウとタマキとの訓練は午後からだ。昼食後に陛下のところに寄ってから訓練場に向かう事にする。陛下ならミカに関して何か知っているだろうから。
とりあえず重たい体を無理矢理起こして朝食を食べた。
昨夜は疲れ果てて眠ったはずが全然疲れが取れていない。また何かに追われる夢を見たからだろう。夢のはずなのに本当に逃げ続けたかのように疲れている。日常生活に支障が出なければいいが…。
午前中の内に午後の準備をする。タマキは武器が決まっているからいいが、シュウはどの武器が合っているかの試しからだ。訓練用の物をいくつか借りておく。
自分で試しに使ってみた。最近は剣ばかりで他の武器はあまり使っていなかったせいだろう、剣以外の動きが鈍っている。人に教えられるほどの腕前では無いのではないか。俺自身もある程度動けるよう訓練すべきかと思ったが、最初は合わせられる程度でいいだろう。とりあえず武器が決まってからだ。
簡単な準備をしてから軽く体を動かした。と言っても団長と手合わせするだけだが。お互いに身体能力向上を禁止して、魔法無しの肉体だけの勝負。技術面では俺の方が優っているようだが、やはり筋力は本職に負ける。魔法無しでは単純な力で押し負けてしまう。魔法に頼らずに団長を越せるよう訓練し直すべきかもしれない。
終わった後、水で濡らしたタオルで汗を拭いて昼食を摂った。
どうやら他の勇者達は共に食事を摂っているらしく、俺も一緒にどうかと誘われた。何を話せばいいのか分からずしどろもどろになっていると、アンナから「コミュ障?」と言われてしまった。人付き合いはとにかく苦手だから自覚はしている。が、他人から言われるとダメージがかなり大きい。
それと、やはりと言うべきかミカの事を聞かれた。訓練場で注目を集めていた時、三人も見ていたらしい。ギルドタウンで出会った恋人だと紹介すると異様に驚かれた。ただ三人とも反応はバラバラで、アンナからは「恋人いたんだ!」とサラッと毒を吐かれ、タマキからは「速い…」とどう受け取ればいいか分からない事を言われ、シュウからは「あの人女の人だったんだ…」と誤解を招いた。
「いや、ミカは男だけど…。」
「あ、そうなんですね。ごめんなさい…同性愛に否定的な訳じゃ無いんですけど馴染みが無いと言うか、公言してる人をなかなか見ないので……」
「それもそうか。」
元の世界でも人付き合いが悪かったからそういう話を誰かとした事が無い。そのせいか俺は余計にこの世界に馴染みやすかった。それにBLゲームで声優指導したこともあるから当たり前の事で気にしてもいなかった。
そう言えば、同性愛で噂になって高校中退した友人がいたな…。一年も学校にいなかった人だけど、数少ない友人の一人だったから覚えている。今は何をしてるだろうか。
昼食後、一度三人と別れ陛下の執務室に向かった。途中でちょうど執務室に向かおうとしている陛下に会い、そのまま「話したい事があります」とだけ伝えて二人で移動した。
「来ると思っていた。ミカのことでしょう?」
「はい。何か…ご存知なんですね。」
どこにいるのか、何で戻ってこないのか、どうして逃げたのか。陛下が何を知っているのかは分からないが、これでミカの行方は分かるはずだ。
「伝言を預かっているよ。」
伝言…?直接言えないということか?まさか悪魔の国に帰っているんじゃ無いだろうな。
分かったことは、ミカに会えないこと。
「会えないから探さないで。次に会えるのは勇者のお披露目の時になりそうだ。……と、言っていたよ。」
「……そう、ですか。」
三ヶ月後……。それまでは会うことすら出来ないと言うのか。三ヶ月なんてミカと共に過ごした時間ほど長い。………いや、本来なら短いのか。初めて会ってから二ヶ月で付き合い始めているから。
こんなに短い時間しか共にいなかったのに、ここまで深く愛するとは思わなかった。どうしようもない執着。依存に近いのかもしれない。ただ、それだけ二人でいる事が当たり前になってしまったのだ。
「……やっぱりショック?」
「当たり前ですよ。本当なら今すぐ本人に会って色々と問い出したいのに…。」
「そうだろうね。彼からも八つ当たりをしてしまったと聞いている。ただ、詳しい事は私も知らないんだ。」
八つ当たり、か。俺に非があった訳ではないと言うことか。少しだけほっとしてしまった。何も安心出来るような状況になった訳では無いのに。
陛下に一言お礼を言ってから訓練場に向かった。俺にすら何も言わずに離れたミカに対する心配と怒りを間違えても勇者達にぶつけてしまわないよう、感情のコントロールをしないといけない。
………今ですら声が聞きたくて仕方がないのに、これから約三ヶ月も離れられるのだろうか。それでも俺はミカの意思に従う。会いたくても絶対に探さない。離れている間に冷められてしまうかもしれないけど、それ以上に嫌われる方が俺には耐えられないから。
憂鬱なまま、炎天下の訓練場に到着した。
ーーーーーリルジーーーーー
ミカのところへ向かう途中で探してる人とばったり出会すなんて運がいいやら悪いやら。道中に執務室が無ければ彼の居場所を教えてしまうところだった。
イオリが執務室前を後にして暫く経ってから、僕も執務室を後にした。それにしても、イオリが聞き分けの良い人で良かった。詳しい事は知らないなんて嘘をついておきながら、問い詰められて口を滑らせたら全て失敗になる。少し申し訳ない事をしたかな。
ミカに貸している部屋に着いた。執務室や僕の私室に近い場所にある小さな部屋。今は使われていない部屋だ。小さな、と言っても城の中ではの話。ベッドと机しか置いていないと余分なスペースが目立つ。
ノックをしてから入ると、現実味の無い魔法だらけの部屋が目に入る。複雑な陣が描かれた紙はそこら辺にふわふわと飛び、壁や床や天井…部屋中に魔法陣が展開されて光っている。
「ねぇ、これお城壊れないんだよね?」
「攻撃魔法の実験はしてない。けど、いくつか精神魔法もあるから無闇に触れないように。」
昨日からずっとこの調子だ。魔法の作成と調整をしているらしい。本格的に戦いの準備をしてるらしいけど……気を紛らわすために必死になってるようにしか見えない。
「イオリに伝言を伝えておいたよ。」
「……余計なことは言ってないだろうな。」
「詳しくは知らないって言っておいた。僕しか状況を知らないから他で耳に入れる事も無いだろうね。」
「それでいい。」
僕も随分と厄介な事を知ったものだ。詳細を隠したまま非常食や避難用の施設の準備は始めたものの、僕は王様として勇者との関わりを疎かにできない。これから嘘をつき続けることになるのだろう。
天魔大戦なんて大き過ぎるものを抱えているミカについて、僕もそこまで知ってる訳では無い。けど……人間を巻き込まないで欲しい。
大戦の被害で重要になるのが天使だというのなら、是非人間のために滅んで欲しいものだ。
僕の昔からの予感はどうやら当たっていた。今は心から『天使を信仰していなくて良かった』と思っている。僕は誰かに祈って縋るくらいなら自分の力で全てを解決する。それが人間としての美徳だと思っているから。
その美徳に当てはめるのであれば、ミカも僕からしたら十分に人間らしいと言えるかもしれない。
ただ、勘違いしないで欲しいことは、身近な人に助けを求めることも自分の力の一つだということ。ミカも、あんなに親身になってくれる人を無碍にしてほしく無い。
二人のために出来ることは僕にあるだろうか。……いや、僕は王様だから個人に関与すべきでは無い。だから、心の隅でひっそりと祈っていよう。
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