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40.王と腹心
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最後の夜、イオリは割と早くに眠った。ずっと疲れていたようで、今は深く眠っている。
それにしても、やらかしたなー………。
覚悟決めて、大戦の直前に最後に顔を見れたらラッキーくらいで考えてたのに。いざ会ってみれば簡単に我慢が解かれた。
そういえば…、イオリと再会したことで全部忘れてたけど探し物が終わってない。まだマイヤの絵のどれか分からない。
とりあえず置き手紙だけテーブルに置いて地下の展示室に向かった。
道中、どこか体調が悪そうなヒルメルと遭遇した。
足取りが重いような……。それに、何か匂いと気配が混ざっている。あ、なるほど、そう言うことか。
「おや、ミカさん?……って、貴方また首元!」
「大目に見てくれ。それよりお前の方が大変だろ。リルジの部屋の帰りか?」
「なっ……!えっ…と………、ちょ、来てください!」
腕を引かれ強引にどこかに連れて行かれた。
少し歩いて着いた部屋は、どうやらヒルメルの部屋らしい。物は少なく、比較的簡素な部屋だ。部屋に戻る事も少ないのだろう。騎士団長と言うには質素すぎる気がする。……まぁ、オレも番人の時は似たようなものだったけど。
「ミカさん、前もそうですが…なんで分かったのですか?」
「気配が違ったからな。お前からリルジの気配がした。」
「それだけで?ただお側に居たからという可能性だってあるでしょう?」
まぁ、その通りっちゃその通りだけど。でも一度淫魔になると分かるようになるんだよな。
「……お前さ、サキュバスって知ってるか?」
「悪魔の一種でしたっけ?」
「実はな、サキュバスって人間や天使でもなるんだ。」
「!?」
生まれつきのサキュバスもいるけど。でもほとんどのサキュバスは後天的になっている。
「サキュバスってのは、インキュバスに一定期間種付けされるとなるんだ。魔力を吐き出す必要があるインキュバスに魔力を注ぎ込まれることで、自己回復出来ずに他者に魔力を求めるサキュバスに変わる。言わば体質だ。」
「はぁ…、それが何か?」
「……そして、サキュバスは他の番を嗅ぎ分ける能力を持つ。」
オレも天魔大戦の後にサキュバスになった。それはオレが望んだことでもあるけど。天使でも悪魔でも無いオレが悪魔の国に仕えるには、それ以外無かったから。
………さて、ここからは流石に嘘を吐こう。こいつには多く語るわけにはいかない。
「オレはかつて、天魔大戦で力を使い果たした。その時に悪魔に囚われたんだ。そしてサキュバスになった。………この意味が分かるか?」
「そんな、まさか……!力を失ったことをいい事に、悪魔たちに………!?」
悪魔の評判を落とすようなことをした自覚はある。けど、こいつなら落ちる評判も無いだろう。
「まぁ、そんなこんなで分かるんだよ。嫌な事を暴いたのなら悪かった。ただ、少し疑問に思っただけだ。妻子までいるリルジがなんでお前を相手にしてるのか、な。」
「それは…人間だから、と言うべきでしょうか。それとも、王だからと言うべきか……。」
意外にも教えてくれるんだな。いいのか?国王の情事なんてオープンに話していい話題でも無いだろうに。……それだけ天使を名乗るオレを信用してるってことか。
「王は…リルジは昔、冷酷で殺伐としていました。」
「……想像付かないな。」
「えぇ、私が言葉通り身体を張って変えましたから。リルジには僅か一桁の時から婚約者がいました。それも、兄王子の仇と言える人物の娘です。……リルジの御兄弟のお話はご存じですか?」
少しだけ知ってる話だ。噂になっているのを耳にした事がある。
『王家の心中』となれば話題になる。
王妃の不倫、そして不倫相手からの圧力で無理心中を計り、当時の国王とリルジだけが生き延びた。母親に殺されかけた挙句に、その不倫相手の娘と政略結婚となれば殺伐とするだろう。
「噂程度には聞いてる。」
「……そうですか。恐らくそれは正しい情報です。」
「今の王妃が、リルジの母親を狂わせたやつの娘ってことだよな。んで、子供が娘と息子の二人。後継を作るだけ作って放置状態か…。」
「あ、いえ、交流はありますよ。……交流というか、監視ですけど。」
うわぁ……、ディークに似てる気がしたけど気のせいだったかも。あいつはバカみたいに一途で妻子を溺愛してたからな。
ある意味、リルジの方が王として相応しいのかも知れないが。
「そんな複雑な事情もあって、昔は誰も寄せ付けなかったんです。ただ、私も婚約者と同様に幼少から仕える事が決まっていました。なんとか誰か一人でも…私だけでも信用して欲しくて、努力を重ねてようやくここまで来れましたが。」
「それがなんで情夫の真似事をしてるんだ?」
努力して腹心になったは良いけど、体を重ねる関係になるのにどんな経緯があったんだ。あいつを身体を張って変えた…なら、ただの愛人とは違う気もする。
「天使様が同じかは分かりませんが、人間の欲望とは抗えない本能です。しかしリルジは禁欲的な生活を続けていた。酒も飲まず、倒れるまで休まず、他人に縋る事もありませんでした。『孤独』とは一番の病だと、私は思います。だから私は『私』という逃げ道を作りました。私の前では『王』である必要も無く、全ての感情と欲望を曝け出して良いと。」
本当に言葉通りに身体を張ってるな。確かに愛して無い女よりは信用ある相手の方が気が楽だろうよ。
………ん?そう言えば……、リルジの即位って十五の時だったよな?即位式も意識だけで見た記憶があるが、冷酷なんて似合わない雰囲気は既にあった。
「……聞いて良いか分からないけどさ、お前達が初めて体の関係を持ったのはいつだ?」
「十五年前ですね。リルジが十三、私が十五の時です。」
「若ッ!早ッ!」
おいこら人間!悪魔でも性交渉は年齢が決まってるぞ!……いやまぁ短命種族だから繁殖しないとなのは分かるよ?けど!十三の少年に抱かれるって…どうなんだ……。
「早いですか?歴史上には十四で後継を産んだ王妃様もいますが…。」
「まじか……。」
あぁ、人間……。合法ロリも合法ショタも存在しない種族………。
どこの世にもお稚児趣味の輩は居るもんだな。そもそもオレも番人の時は少年の姿にしてたけどさ。あれはあくまで少女に見えるくらいにしてただけだし……。
「とにかく!ですよ!!」
「うぉっ!」
びっくりした!考え事してる時に叫ばれると普通に驚く。
「絶対に誰にも言わないで下さいね!?」
「わ、分かってるから。お前もオレが悪魔に蹂躙された事、誰にも言うなよ。」
一応嘘の情報だからな。悪魔を敵対視してない人に悪い印象を与えたくは無い。
「分かってます。ところで、その…体質?は、大丈夫何ですか?もしかしてイオリさんで補充しているとか……?」
「自分の体くらい自分で改変出来る。元に戻すとなれば、時間は掛かるが造作も無い。他の番が分かるのは後遺症みたいなもんだ。」
とりあえずは互いの秘密を教え合う事で口止めになった。とは言えオレは嘘でヒルメルはガチ。あいつに天使を騙す気概も度胸も無いから、それだけは信用に値するだろう。
それにしても、少し面白い事を知った。
あのリルジが殺伐としていた過去があること。それをヒルメルが変えたこと。
短命で未熟な種族とばかり思っていたが、短命故に早熟な種族の間違いだったようだ。これほど時間が経ってようやく人間を知る事になるとは。
逆に、永遠の命を持つオレこそ、永遠に未熟なのかもな。
「ところで……あと一時間もしないで勇者様達の準備が始まるのですが、イオリさんは起きてますか?」
「………絶対寝てる!」
それにしても、やらかしたなー………。
覚悟決めて、大戦の直前に最後に顔を見れたらラッキーくらいで考えてたのに。いざ会ってみれば簡単に我慢が解かれた。
そういえば…、イオリと再会したことで全部忘れてたけど探し物が終わってない。まだマイヤの絵のどれか分からない。
とりあえず置き手紙だけテーブルに置いて地下の展示室に向かった。
道中、どこか体調が悪そうなヒルメルと遭遇した。
足取りが重いような……。それに、何か匂いと気配が混ざっている。あ、なるほど、そう言うことか。
「おや、ミカさん?……って、貴方また首元!」
「大目に見てくれ。それよりお前の方が大変だろ。リルジの部屋の帰りか?」
「なっ……!えっ…と………、ちょ、来てください!」
腕を引かれ強引にどこかに連れて行かれた。
少し歩いて着いた部屋は、どうやらヒルメルの部屋らしい。物は少なく、比較的簡素な部屋だ。部屋に戻る事も少ないのだろう。騎士団長と言うには質素すぎる気がする。……まぁ、オレも番人の時は似たようなものだったけど。
「ミカさん、前もそうですが…なんで分かったのですか?」
「気配が違ったからな。お前からリルジの気配がした。」
「それだけで?ただお側に居たからという可能性だってあるでしょう?」
まぁ、その通りっちゃその通りだけど。でも一度淫魔になると分かるようになるんだよな。
「……お前さ、サキュバスって知ってるか?」
「悪魔の一種でしたっけ?」
「実はな、サキュバスって人間や天使でもなるんだ。」
「!?」
生まれつきのサキュバスもいるけど。でもほとんどのサキュバスは後天的になっている。
「サキュバスってのは、インキュバスに一定期間種付けされるとなるんだ。魔力を吐き出す必要があるインキュバスに魔力を注ぎ込まれることで、自己回復出来ずに他者に魔力を求めるサキュバスに変わる。言わば体質だ。」
「はぁ…、それが何か?」
「……そして、サキュバスは他の番を嗅ぎ分ける能力を持つ。」
オレも天魔大戦の後にサキュバスになった。それはオレが望んだことでもあるけど。天使でも悪魔でも無いオレが悪魔の国に仕えるには、それ以外無かったから。
………さて、ここからは流石に嘘を吐こう。こいつには多く語るわけにはいかない。
「オレはかつて、天魔大戦で力を使い果たした。その時に悪魔に囚われたんだ。そしてサキュバスになった。………この意味が分かるか?」
「そんな、まさか……!力を失ったことをいい事に、悪魔たちに………!?」
悪魔の評判を落とすようなことをした自覚はある。けど、こいつなら落ちる評判も無いだろう。
「まぁ、そんなこんなで分かるんだよ。嫌な事を暴いたのなら悪かった。ただ、少し疑問に思っただけだ。妻子までいるリルジがなんでお前を相手にしてるのか、な。」
「それは…人間だから、と言うべきでしょうか。それとも、王だからと言うべきか……。」
意外にも教えてくれるんだな。いいのか?国王の情事なんてオープンに話していい話題でも無いだろうに。……それだけ天使を名乗るオレを信用してるってことか。
「王は…リルジは昔、冷酷で殺伐としていました。」
「……想像付かないな。」
「えぇ、私が言葉通り身体を張って変えましたから。リルジには僅か一桁の時から婚約者がいました。それも、兄王子の仇と言える人物の娘です。……リルジの御兄弟のお話はご存じですか?」
少しだけ知ってる話だ。噂になっているのを耳にした事がある。
『王家の心中』となれば話題になる。
王妃の不倫、そして不倫相手からの圧力で無理心中を計り、当時の国王とリルジだけが生き延びた。母親に殺されかけた挙句に、その不倫相手の娘と政略結婚となれば殺伐とするだろう。
「噂程度には聞いてる。」
「……そうですか。恐らくそれは正しい情報です。」
「今の王妃が、リルジの母親を狂わせたやつの娘ってことだよな。んで、子供が娘と息子の二人。後継を作るだけ作って放置状態か…。」
「あ、いえ、交流はありますよ。……交流というか、監視ですけど。」
うわぁ……、ディークに似てる気がしたけど気のせいだったかも。あいつはバカみたいに一途で妻子を溺愛してたからな。
ある意味、リルジの方が王として相応しいのかも知れないが。
「そんな複雑な事情もあって、昔は誰も寄せ付けなかったんです。ただ、私も婚約者と同様に幼少から仕える事が決まっていました。なんとか誰か一人でも…私だけでも信用して欲しくて、努力を重ねてようやくここまで来れましたが。」
「それがなんで情夫の真似事をしてるんだ?」
努力して腹心になったは良いけど、体を重ねる関係になるのにどんな経緯があったんだ。あいつを身体を張って変えた…なら、ただの愛人とは違う気もする。
「天使様が同じかは分かりませんが、人間の欲望とは抗えない本能です。しかしリルジは禁欲的な生活を続けていた。酒も飲まず、倒れるまで休まず、他人に縋る事もありませんでした。『孤独』とは一番の病だと、私は思います。だから私は『私』という逃げ道を作りました。私の前では『王』である必要も無く、全ての感情と欲望を曝け出して良いと。」
本当に言葉通りに身体を張ってるな。確かに愛して無い女よりは信用ある相手の方が気が楽だろうよ。
………ん?そう言えば……、リルジの即位って十五の時だったよな?即位式も意識だけで見た記憶があるが、冷酷なんて似合わない雰囲気は既にあった。
「……聞いて良いか分からないけどさ、お前達が初めて体の関係を持ったのはいつだ?」
「十五年前ですね。リルジが十三、私が十五の時です。」
「若ッ!早ッ!」
おいこら人間!悪魔でも性交渉は年齢が決まってるぞ!……いやまぁ短命種族だから繁殖しないとなのは分かるよ?けど!十三の少年に抱かれるって…どうなんだ……。
「早いですか?歴史上には十四で後継を産んだ王妃様もいますが…。」
「まじか……。」
あぁ、人間……。合法ロリも合法ショタも存在しない種族………。
どこの世にもお稚児趣味の輩は居るもんだな。そもそもオレも番人の時は少年の姿にしてたけどさ。あれはあくまで少女に見えるくらいにしてただけだし……。
「とにかく!ですよ!!」
「うぉっ!」
びっくりした!考え事してる時に叫ばれると普通に驚く。
「絶対に誰にも言わないで下さいね!?」
「わ、分かってるから。お前もオレが悪魔に蹂躙された事、誰にも言うなよ。」
一応嘘の情報だからな。悪魔を敵対視してない人に悪い印象を与えたくは無い。
「分かってます。ところで、その…体質?は、大丈夫何ですか?もしかしてイオリさんで補充しているとか……?」
「自分の体くらい自分で改変出来る。元に戻すとなれば、時間は掛かるが造作も無い。他の番が分かるのは後遺症みたいなもんだ。」
とりあえずは互いの秘密を教え合う事で口止めになった。とは言えオレは嘘でヒルメルはガチ。あいつに天使を騙す気概も度胸も無いから、それだけは信用に値するだろう。
それにしても、少し面白い事を知った。
あのリルジが殺伐としていた過去があること。それをヒルメルが変えたこと。
短命で未熟な種族とばかり思っていたが、短命故に早熟な種族の間違いだったようだ。これほど時間が経ってようやく人間を知る事になるとは。
逆に、永遠の命を持つオレこそ、永遠に未熟なのかもな。
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