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49.天使マイヤ
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デュランを連れて地下の展示室に向かった。が、うっかり重大な事を忘れていた。それは、地下が避難施設になっている事だ。女子供が身を潜める場所に悪魔を…それも魔王を連れて行けば確実に混乱する。
俺は信用していない魔王から目を離す気は無い。だから適当な人に展示室の人払いを頼もうとした。
しかし、その必要は無くなった。
慌ただしく駆けてくる足音。またと言うか、シュウが真っ先に俺の方に走って来た。
「大変ですイオリさん!ミカさんが……ミカさんが地下の展示室に現れました!」
「なっ…!本当か!?」
「はい!とりあえず皆さん別の場所に避難させましたが、今はタマキが足止めをしています!」
デュランの言う通り、ミカはここに来ていた。
人払いの必要も無く民間人が別の場所に行ったのなら、そのままこいつを連れて向かおう。
目的の部屋まで、ミカの元まで走った。
展示室のドアを開くと、真っ黒な姿のミカがタマキと戦っていた。
戦うと言ってもタマキが一方的に仕掛けてはミカが止めている。そして決着はあっさり着いた。ミカが鎖を出してタマキを捕らえたのだ。
「大人しくしてろ。まったく、邪魔しやがって………」
「ミカ!」
名前を叫ぶと、ミカはこちらに気付いて黙ってしまった。
何も言わずにこちらを睨むミカの目は、背筋が凍るほどに冷たく鋭い。
それでも何とか近付くも、真正面まで来てもずっと変わらず睨み続けていた。一歩も動かずに。
「イオリ、正気か?」
「何が。」
「勇者が魔王と行動を共にしてる事、オレの正体を知ったくせに安易に近付く事。それから……」
ミカは表情ひとつ変えずに俺の胸ぐらを掴んで顔を近付けた。
「異世界から来たお前が、悪魔になってることだ。一体どうやった?なんで旧友の気配がお前からする?」
「……あいにく俺は真っ当じゃ無いんでな。目的の為なら悪魔にもなってやるさ。」
「異世界人のお前が悪魔になった方法を聞いてるんだ!」
これは…怒ってる?なんで?
病が原因で悪魔になる事は教えてもらった。ほぼ間違い無く遺伝的なもので、異世界には無い病なのだろう。そもそも元の世界に魔力が無かったのだから。
だからこそ、ミカにとっての異世界から来た俺が悪魔になっている事がおかしいと。
「力を託された。相手は誰か…言わなくても分かってるみたいだな。」
「……ディークか。あいつ、なんて言ってた?」
「ミカを助けるために俺に力を託すと。それから、転生したらまた会いたいと。」
「……出来ないって、分かってるくせに。あのバカは………」
他にもディークと話した事を教えた。
困ったように笑って「あいつらしい」と呟いたミカは、ゆっくりと背を向けてから呟いた。
「イオリ、デュラン、タマキ、シュウ、オレを止めるなよ。オレは大天使としての役目を果たす。この世界からゴミを抹消する。」
ゴミって、天使のことか?一応同類にすごい事を言うなと思ったが、それだけ嫌いか邪魔か恨んでいるのだろう。何をしたらそこまで言われるんだ、天使は。
まぁ俺はミカを助けるだけ。行く先が破滅なら連れ戻すし、未来なら着いていく。それだけだ。出来る事ならミカを敵に回したくは無いけど。
ミカはゆっくりと一枚の絵画に近付いた。それは展示されてるものの中で一番不思議な絵画だった。
何色にも塗り潰され、黒に染まった一枚の大きい絵画。子供一人が難なく収まる程のキャンパスが塗り潰され、白い部分が全く見えない。
ミカがその絵画に手を翳すと、どこからか水の幻影が流れ出した。大きな水槽の中に居るように錯覚する程に美しい水の影。魔法だろうか、ミカは絵画に触れたと思ったらそのまま腕が入ってしまった。
「待たせたな。約束通り迎えに来たぞ。」
ミカがキャンパスに入った腕を引くと、小さな手が繋がれていた。
そのまま引き出された子供は、肩までのふわふわの髪と大きな翼を持った、碧眼の天使だった。
今のミカの姿とは対比になっている小さな天使は、ミカに抱かれたまま眠ってしまったようだ。
「……遅くなったな。ずっと暗かっただろうに。」
「ぅ……ん………」
「オレはもうお前が好きだった『光』じゃ無いけど…、目を覚ましてくれ。」
「にぃさま……?」
小さな天使は目覚めた。幼い声で弱々しく呟いた言葉は、ミカを『兄』と呼ぶ声だった。
そして目覚めた天使はミカを見るなり抱きついて泣き始めた。
「兄様…!」
「約束を果たしに来たぞ、マイヤ。」
ミカが慈愛に満ちた優しい声で呼んだ小さい天使が『天使マイヤ』なのか。天使を嫌っていると思ってたけど、例外もあるんだな。
「貴方は……」
ぼそりと呟く声が聞こえた。声の主の方を見てみると、デュランがどこか泣きそうな顔をしていた。ずっと睨みつけるような真顔だったデュランのこんな顔はちょっと意外だ。
「あ…、もしかしてジュニア君?見ない間に立派になったんだねぇ。」
「その呼び方はやめて下さいマイヤさん。今は私が魔王なんですから。」
威圧的な魔王が敬語を使ってる。この幼児(に見える天使)は一体何をしたんだ。
……あ、そうだ。一桁の少年に見えるこの天使も、天魔大戦前から存在してるんだった。
天使マイヤはミカから降りると、綺麗なお辞儀をして自己紹介をした。
「ボクは水に愛された芸術の天使マイヤだよ。元々は天使と悪魔の中立だったけど、兄様と同じで天使を見捨てたんだ。」
「…俺はイオリ。ミカの…この人の恋人だ。」
俺がそう名乗ると、マイヤとデュランは驚いていた。
「兄様の恋人!?」
「先生と深い関係だとは思ったが……」
そんなに驚くだろうか。昔のミカのことは分からないけど、恋人がいる事がそんなに意外に思われるような過ごし方をしてたのか?
「イオリ…、オレのこと、まだ恋人だと思ってるのか?」
「違うのか?」
「いやだって、オレが何者か知ってまだ同じ事が言えるのかよ。それにオレがした事だって……」
「別にお前の過去が何であれ、お前を嫌う理由にも見捨てる理由にもならないだろう。」
思ったままに伝えると、ミカは手で顔を覆った。
過去の全てを否定するわけじゃ無いけど、それでも過去が少しでも違えばミカと出会うことも恋人になることもなかったかもしれない。
だから、どんな酷い過去も未来も関係無く愛するに決まってる。何か変だろうか?
「あーもー、やっぱ敵わないな……。本当にいいのか?今なら引き返せるんだぞ?」
「なんで引き返すんだ?」
「………そう。イオリらしいな。…ったく、オレ一人でうじうじ考えてたのがバカらしくなってきたよ。」
あ、いつもの表情だ。良かった。
ずっと誰も寄せ付けないような、気を張ってるような顔をしていたから安心した。
「ところで水を差して悪いけど、天魔大戦の絵画の魔法は使ってみたかな。」
「いや、起動した痕跡は無かったな。第一あれば正しい歴史が分かってるはずだ。」
天魔大戦の絵画の魔法?何か特別なものでも施されてるのだろうか。
そこからよく分からずに、陛下と団長とラドンさんを呼ぶ事になった。そして、シュウとタマキには酷すぎるだろうと席を外された。
俺も「見るべきじゃない」とマイヤに言われたが、既に無関係じゃ無い以上俺にも知る権利はある。どんな酷でも知る必要がある。
そして集まったのは、ミカと俺、白色の三人、デュランとマイヤの七人だ。
「さて、これから魔法を通して過去を見てもらうよ。ボクの記憶を元に記録した映像に入るから、少し現実と映像が混ざるかもしれないから気を付けてね。」
「……マイヤ、オレの記憶も少し混ぜてくれるか?」
「いいけどいいの?兄様には当時のことをあんまり見せたく無いよ……。」
ミカは大丈夫と言うように微笑んだ。ただその顔に緊張が出ているのも確か。辛い過去を思い出す苦痛より、正しい歴史を見せることを優先したんだろう。
出来る限り常にそばに居よう。俺にはそれくらいしか出来ない。
「それじゃあみんな、正しい歴史を見よう。」
そう言って大きな絵画に手を翳すマイヤ。少しずつ周りの風景が変わっていく。
そしてそこからミカや天使、悪魔の過去を知る事になる。
俺は信用していない魔王から目を離す気は無い。だから適当な人に展示室の人払いを頼もうとした。
しかし、その必要は無くなった。
慌ただしく駆けてくる足音。またと言うか、シュウが真っ先に俺の方に走って来た。
「大変ですイオリさん!ミカさんが……ミカさんが地下の展示室に現れました!」
「なっ…!本当か!?」
「はい!とりあえず皆さん別の場所に避難させましたが、今はタマキが足止めをしています!」
デュランの言う通り、ミカはここに来ていた。
人払いの必要も無く民間人が別の場所に行ったのなら、そのままこいつを連れて向かおう。
目的の部屋まで、ミカの元まで走った。
展示室のドアを開くと、真っ黒な姿のミカがタマキと戦っていた。
戦うと言ってもタマキが一方的に仕掛けてはミカが止めている。そして決着はあっさり着いた。ミカが鎖を出してタマキを捕らえたのだ。
「大人しくしてろ。まったく、邪魔しやがって………」
「ミカ!」
名前を叫ぶと、ミカはこちらに気付いて黙ってしまった。
何も言わずにこちらを睨むミカの目は、背筋が凍るほどに冷たく鋭い。
それでも何とか近付くも、真正面まで来てもずっと変わらず睨み続けていた。一歩も動かずに。
「イオリ、正気か?」
「何が。」
「勇者が魔王と行動を共にしてる事、オレの正体を知ったくせに安易に近付く事。それから……」
ミカは表情ひとつ変えずに俺の胸ぐらを掴んで顔を近付けた。
「異世界から来たお前が、悪魔になってることだ。一体どうやった?なんで旧友の気配がお前からする?」
「……あいにく俺は真っ当じゃ無いんでな。目的の為なら悪魔にもなってやるさ。」
「異世界人のお前が悪魔になった方法を聞いてるんだ!」
これは…怒ってる?なんで?
病が原因で悪魔になる事は教えてもらった。ほぼ間違い無く遺伝的なもので、異世界には無い病なのだろう。そもそも元の世界に魔力が無かったのだから。
だからこそ、ミカにとっての異世界から来た俺が悪魔になっている事がおかしいと。
「力を託された。相手は誰か…言わなくても分かってるみたいだな。」
「……ディークか。あいつ、なんて言ってた?」
「ミカを助けるために俺に力を託すと。それから、転生したらまた会いたいと。」
「……出来ないって、分かってるくせに。あのバカは………」
他にもディークと話した事を教えた。
困ったように笑って「あいつらしい」と呟いたミカは、ゆっくりと背を向けてから呟いた。
「イオリ、デュラン、タマキ、シュウ、オレを止めるなよ。オレは大天使としての役目を果たす。この世界からゴミを抹消する。」
ゴミって、天使のことか?一応同類にすごい事を言うなと思ったが、それだけ嫌いか邪魔か恨んでいるのだろう。何をしたらそこまで言われるんだ、天使は。
まぁ俺はミカを助けるだけ。行く先が破滅なら連れ戻すし、未来なら着いていく。それだけだ。出来る事ならミカを敵に回したくは無いけど。
ミカはゆっくりと一枚の絵画に近付いた。それは展示されてるものの中で一番不思議な絵画だった。
何色にも塗り潰され、黒に染まった一枚の大きい絵画。子供一人が難なく収まる程のキャンパスが塗り潰され、白い部分が全く見えない。
ミカがその絵画に手を翳すと、どこからか水の幻影が流れ出した。大きな水槽の中に居るように錯覚する程に美しい水の影。魔法だろうか、ミカは絵画に触れたと思ったらそのまま腕が入ってしまった。
「待たせたな。約束通り迎えに来たぞ。」
ミカがキャンパスに入った腕を引くと、小さな手が繋がれていた。
そのまま引き出された子供は、肩までのふわふわの髪と大きな翼を持った、碧眼の天使だった。
今のミカの姿とは対比になっている小さな天使は、ミカに抱かれたまま眠ってしまったようだ。
「……遅くなったな。ずっと暗かっただろうに。」
「ぅ……ん………」
「オレはもうお前が好きだった『光』じゃ無いけど…、目を覚ましてくれ。」
「にぃさま……?」
小さな天使は目覚めた。幼い声で弱々しく呟いた言葉は、ミカを『兄』と呼ぶ声だった。
そして目覚めた天使はミカを見るなり抱きついて泣き始めた。
「兄様…!」
「約束を果たしに来たぞ、マイヤ。」
ミカが慈愛に満ちた優しい声で呼んだ小さい天使が『天使マイヤ』なのか。天使を嫌っていると思ってたけど、例外もあるんだな。
「貴方は……」
ぼそりと呟く声が聞こえた。声の主の方を見てみると、デュランがどこか泣きそうな顔をしていた。ずっと睨みつけるような真顔だったデュランのこんな顔はちょっと意外だ。
「あ…、もしかしてジュニア君?見ない間に立派になったんだねぇ。」
「その呼び方はやめて下さいマイヤさん。今は私が魔王なんですから。」
威圧的な魔王が敬語を使ってる。この幼児(に見える天使)は一体何をしたんだ。
……あ、そうだ。一桁の少年に見えるこの天使も、天魔大戦前から存在してるんだった。
天使マイヤはミカから降りると、綺麗なお辞儀をして自己紹介をした。
「ボクは水に愛された芸術の天使マイヤだよ。元々は天使と悪魔の中立だったけど、兄様と同じで天使を見捨てたんだ。」
「…俺はイオリ。ミカの…この人の恋人だ。」
俺がそう名乗ると、マイヤとデュランは驚いていた。
「兄様の恋人!?」
「先生と深い関係だとは思ったが……」
そんなに驚くだろうか。昔のミカのことは分からないけど、恋人がいる事がそんなに意外に思われるような過ごし方をしてたのか?
「イオリ…、オレのこと、まだ恋人だと思ってるのか?」
「違うのか?」
「いやだって、オレが何者か知ってまだ同じ事が言えるのかよ。それにオレがした事だって……」
「別にお前の過去が何であれ、お前を嫌う理由にも見捨てる理由にもならないだろう。」
思ったままに伝えると、ミカは手で顔を覆った。
過去の全てを否定するわけじゃ無いけど、それでも過去が少しでも違えばミカと出会うことも恋人になることもなかったかもしれない。
だから、どんな酷い過去も未来も関係無く愛するに決まってる。何か変だろうか?
「あーもー、やっぱ敵わないな……。本当にいいのか?今なら引き返せるんだぞ?」
「なんで引き返すんだ?」
「………そう。イオリらしいな。…ったく、オレ一人でうじうじ考えてたのがバカらしくなってきたよ。」
あ、いつもの表情だ。良かった。
ずっと誰も寄せ付けないような、気を張ってるような顔をしていたから安心した。
「ところで水を差して悪いけど、天魔大戦の絵画の魔法は使ってみたかな。」
「いや、起動した痕跡は無かったな。第一あれば正しい歴史が分かってるはずだ。」
天魔大戦の絵画の魔法?何か特別なものでも施されてるのだろうか。
そこからよく分からずに、陛下と団長とラドンさんを呼ぶ事になった。そして、シュウとタマキには酷すぎるだろうと席を外された。
俺も「見るべきじゃない」とマイヤに言われたが、既に無関係じゃ無い以上俺にも知る権利はある。どんな酷でも知る必要がある。
そして集まったのは、ミカと俺、白色の三人、デュランとマイヤの七人だ。
「さて、これから魔法を通して過去を見てもらうよ。ボクの記憶を元に記録した映像に入るから、少し現実と映像が混ざるかもしれないから気を付けてね。」
「……マイヤ、オレの記憶も少し混ぜてくれるか?」
「いいけどいいの?兄様には当時のことをあんまり見せたく無いよ……。」
ミカは大丈夫と言うように微笑んだ。ただその顔に緊張が出ているのも確か。辛い過去を思い出す苦痛より、正しい歴史を見せることを優先したんだろう。
出来る限り常にそばに居よう。俺にはそれくらいしか出来ない。
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