21 / 428
転生者モチ編
第20話:ガラガラとイオ(画像あり)
しおりを挟む
3番手はイオになった。
「じゃあ、次は俺で」
チッチに声をかけ、イオはガラガラの取っ手を持つ。
まだ魔法が使えない彼なら、どんなカードでも嬉しいかもしれない。
攻撃魔法を期待してるっぽいイオが、ガラガラを回す。
コロン、と出たものに、全員の目が釘付けになる。
光り輝く虹色の玉、だと?!
抽選受付嬢が、抽選器の横に置いてあるハンドベルを掴み、全力で振る。
音が鳴らないぞ? って思った直後……
ガラガラガラガラーンッ!!!
……背後にそびえ立つ大時計台から大音量で、聞き慣れたハンドベル音が鳴り響いた。
「「そっちかい!」」
思わずハモッて、ツッコミを入れる俺とイオ。
周囲に野次馬が集まってきた。
「遂に! 遂に! 10年ぶりに特賞が出ましたぁぁぁ!!!」
「……10年も出なかった特賞……」
抽選受付嬢が絶叫する。
俺は思わず呟いてしまった。
特賞10年ぶりって、どんだけ出なかったんだよ。
「特賞が出たんだって?」
「異世界人が当てたらしいぞ」
「ほら、あそこにいる青い髪の子供だよ」
野次馬たちが、ザワザワしながらイオを見る。
照れるイオから、スススーッと離れて他人のフリをする俺とイツキ。
騒ぎに紛れて、ガラガラを回してるのはチッチ。
「続いて1等も出ましたぁ!」
抽選受付嬢が普通にベルをガラガラ鳴らす。
しかし特賞の後だからか、人々の注目はほとんど向かない。
「特賞の方には魔法協会の会長が賞品を届けに来ますので、しばしお待ちを。1等の方にはこちら!最上級魔法の全属性セットです!」
チッチにはカードセットが手渡された。
1等で最上級魔法フルセットか。
イオの特賞は、どんな魔法カードになるんだろう?!
その場にいる全員が、ソワソワしながら賞品が発表されるのを待つ。
「特賞を出したのは誰?」
上からスーッと降りてくる、ホウキに乗ったアメショ風の猫人。
漆黒の布地のローブは、金糸の刺繍で裾や袖口に草の蔓のようなものが描かれていた。
「会長! 特賞を出したのは、こちらの異世界人さんです!」
抽選受付嬢がササッとイオの隣へ行き、手で指し示す。
イオは照れつつも、何が貰えるのか楽しみな様子だ。
「嬉しいねぇ、アタシが生きてるうちに、また特賞が出るなんて」
シルバータビーの猫人会長が、マスカットグリーンの瞳を嬉しそうに細めた。
特賞って何年も出ないのがデフォルトなのか?
「さあみんな、これが10年ぶりに出た特賞の賞品だよ! よ~く見ておきなさい!」
会長が片手でホウキを掲げると、ホウキが杖に変化する。
その杖を地面に向け、円を描くように振ると、地面に魔法陣が現れた。
魔法陣の中央が虹色の光を放ち、地面から湧き上がるように宝箱が出てくる。
「特賞を引き当てた異世界人の坊や、開けてごらん。この宝箱の中身は全てアンタの物だよ」
会長からそう言われたイオが、宝箱に歩み寄って蓋を開けた。
金・黒・白・赤・黄・青・緑…それぞれ異なる七色の丸い物が、箱の中に収められている。
大量のカードが出てくるかと思ったら、違った。
あれも魔法習得アイテムなのか?
「全属性召喚獣の卵セット。孵化させればアンタは召喚獣を従えられるよ」
「え?!」
「アンタ、アサケ学園の学生だろう? 育て方は動植物学部の先生に聞きな」
特賞の賞品は、予想の斜め上だった。
イオも呆然としている。
「孵化させたら協会まで見せに来ておくれ」
雑な説明をする会長が杖をサッと振ると、杖がホウキに変化する。
「じゃっ、アタシはこれで。バーイ!」
って言葉を最後に、会長はホウキに乗って飛び去る。
後には、人々に拍手されながら呆然とするイオが残された。
「ではこちら、協会からの特賞プレゼントをどうぞ!」
「……あ、はい」
抽選受付嬢が声をかける。
我に返ったイオは、宝箱とその中身を異空間倉庫に収納した。
「これは当店からのお祝いだぜ!」
「これ、うちの店のオススメだよ」
ノリの軽い魔法協会長が帰った後、商店街の店主たちが次々に来て、イオにそれぞれの店のイチオシ商品を渡す。
イオはまだ少し困惑しつつも、貰った物を異空間倉庫に収納した。
「特賞を当てた人に商品を贈ると、売り上げが伸びるらしいよ」
という店側の狙いを、イツキが教えてくれた。
ジンクスなのか、宣伝効果なのかは謎である。
「特賞の鐘が鳴ってると思ったら、うちの関係者だったのか」
抽選会の事を話したら、ロッサ先生は笑って言った。
それから、何か見抜いたように、ロッサ先生はチッチの方を向いた。
「チッチ君、謀ったね?」
「イオが特賞を当ててくれたおかげで、念願の最上級魔法セットを手に入れました」
チッチが笑って答える。
彼は、最初から1等狙いだったらしい。
特賞が残ってると高すぎる運で当ててしまうので、イオに福音鳥の羽を与えて運を上げ、特賞を押し付けたのだ。
「先生、魔法協会の会長に、賞品の説明を丸投げされてますよ?」
「ハハハ、あの会長は雑だからねぇ」
イオが言うと、ロッサ先生は苦笑した。
「じゃあ、まずはタマゴに宿る召喚獣について説明しようか」
ロッサ先生の説明によれば、7つのタマゴはそれぞれ属性と育て方が違うらしい。
タマゴの色は、金・黒・白・赤・黄・青・緑の7色。
金:光属性。
黒:闇属性。
白:無属性。
赤:火属性。
黄:土属性。
青:水属性。
緑:風属性。
「タマゴは、専用の指輪の中に収納して身に着けていると、装備した者の魔力を吸って成長し、孵化するよ」
タマゴと一緒に入っている小箱を指差して、ロッサ先生が言う。
イオが小箱を取り出して開けてみると、シンプルなデザインのリングが入っていた。
それぞれが卵の色と同じ、7つの指輪だ。
「どんな召喚獣が生まれるかは、主の魔力次第」
「7つ一度に孵化させるんじゃなくて、1つ1つ孵化させる方が、いいものが生まれてくるよ」
ロッサ先生に続くように、アドバイスするチッチ。
「君の髪の色は前世で契約していた召喚獣の影響のようだから、青いタマゴから育ててみてごらん」
イオは青いタマゴから育てることにしたようだ。
「じゃあ、次は俺で」
チッチに声をかけ、イオはガラガラの取っ手を持つ。
まだ魔法が使えない彼なら、どんなカードでも嬉しいかもしれない。
攻撃魔法を期待してるっぽいイオが、ガラガラを回す。
コロン、と出たものに、全員の目が釘付けになる。
光り輝く虹色の玉、だと?!
抽選受付嬢が、抽選器の横に置いてあるハンドベルを掴み、全力で振る。
音が鳴らないぞ? って思った直後……
ガラガラガラガラーンッ!!!
……背後にそびえ立つ大時計台から大音量で、聞き慣れたハンドベル音が鳴り響いた。
「「そっちかい!」」
思わずハモッて、ツッコミを入れる俺とイオ。
周囲に野次馬が集まってきた。
「遂に! 遂に! 10年ぶりに特賞が出ましたぁぁぁ!!!」
「……10年も出なかった特賞……」
抽選受付嬢が絶叫する。
俺は思わず呟いてしまった。
特賞10年ぶりって、どんだけ出なかったんだよ。
「特賞が出たんだって?」
「異世界人が当てたらしいぞ」
「ほら、あそこにいる青い髪の子供だよ」
野次馬たちが、ザワザワしながらイオを見る。
照れるイオから、スススーッと離れて他人のフリをする俺とイツキ。
騒ぎに紛れて、ガラガラを回してるのはチッチ。
「続いて1等も出ましたぁ!」
抽選受付嬢が普通にベルをガラガラ鳴らす。
しかし特賞の後だからか、人々の注目はほとんど向かない。
「特賞の方には魔法協会の会長が賞品を届けに来ますので、しばしお待ちを。1等の方にはこちら!最上級魔法の全属性セットです!」
チッチにはカードセットが手渡された。
1等で最上級魔法フルセットか。
イオの特賞は、どんな魔法カードになるんだろう?!
その場にいる全員が、ソワソワしながら賞品が発表されるのを待つ。
「特賞を出したのは誰?」
上からスーッと降りてくる、ホウキに乗ったアメショ風の猫人。
漆黒の布地のローブは、金糸の刺繍で裾や袖口に草の蔓のようなものが描かれていた。
「会長! 特賞を出したのは、こちらの異世界人さんです!」
抽選受付嬢がササッとイオの隣へ行き、手で指し示す。
イオは照れつつも、何が貰えるのか楽しみな様子だ。
「嬉しいねぇ、アタシが生きてるうちに、また特賞が出るなんて」
シルバータビーの猫人会長が、マスカットグリーンの瞳を嬉しそうに細めた。
特賞って何年も出ないのがデフォルトなのか?
「さあみんな、これが10年ぶりに出た特賞の賞品だよ! よ~く見ておきなさい!」
会長が片手でホウキを掲げると、ホウキが杖に変化する。
その杖を地面に向け、円を描くように振ると、地面に魔法陣が現れた。
魔法陣の中央が虹色の光を放ち、地面から湧き上がるように宝箱が出てくる。
「特賞を引き当てた異世界人の坊や、開けてごらん。この宝箱の中身は全てアンタの物だよ」
会長からそう言われたイオが、宝箱に歩み寄って蓋を開けた。
金・黒・白・赤・黄・青・緑…それぞれ異なる七色の丸い物が、箱の中に収められている。
大量のカードが出てくるかと思ったら、違った。
あれも魔法習得アイテムなのか?
「全属性召喚獣の卵セット。孵化させればアンタは召喚獣を従えられるよ」
「え?!」
「アンタ、アサケ学園の学生だろう? 育て方は動植物学部の先生に聞きな」
特賞の賞品は、予想の斜め上だった。
イオも呆然としている。
「孵化させたら協会まで見せに来ておくれ」
雑な説明をする会長が杖をサッと振ると、杖がホウキに変化する。
「じゃっ、アタシはこれで。バーイ!」
って言葉を最後に、会長はホウキに乗って飛び去る。
後には、人々に拍手されながら呆然とするイオが残された。
「ではこちら、協会からの特賞プレゼントをどうぞ!」
「……あ、はい」
抽選受付嬢が声をかける。
我に返ったイオは、宝箱とその中身を異空間倉庫に収納した。
「これは当店からのお祝いだぜ!」
「これ、うちの店のオススメだよ」
ノリの軽い魔法協会長が帰った後、商店街の店主たちが次々に来て、イオにそれぞれの店のイチオシ商品を渡す。
イオはまだ少し困惑しつつも、貰った物を異空間倉庫に収納した。
「特賞を当てた人に商品を贈ると、売り上げが伸びるらしいよ」
という店側の狙いを、イツキが教えてくれた。
ジンクスなのか、宣伝効果なのかは謎である。
「特賞の鐘が鳴ってると思ったら、うちの関係者だったのか」
抽選会の事を話したら、ロッサ先生は笑って言った。
それから、何か見抜いたように、ロッサ先生はチッチの方を向いた。
「チッチ君、謀ったね?」
「イオが特賞を当ててくれたおかげで、念願の最上級魔法セットを手に入れました」
チッチが笑って答える。
彼は、最初から1等狙いだったらしい。
特賞が残ってると高すぎる運で当ててしまうので、イオに福音鳥の羽を与えて運を上げ、特賞を押し付けたのだ。
「先生、魔法協会の会長に、賞品の説明を丸投げされてますよ?」
「ハハハ、あの会長は雑だからねぇ」
イオが言うと、ロッサ先生は苦笑した。
「じゃあ、まずはタマゴに宿る召喚獣について説明しようか」
ロッサ先生の説明によれば、7つのタマゴはそれぞれ属性と育て方が違うらしい。
タマゴの色は、金・黒・白・赤・黄・青・緑の7色。
金:光属性。
黒:闇属性。
白:無属性。
赤:火属性。
黄:土属性。
青:水属性。
緑:風属性。
「タマゴは、専用の指輪の中に収納して身に着けていると、装備した者の魔力を吸って成長し、孵化するよ」
タマゴと一緒に入っている小箱を指差して、ロッサ先生が言う。
イオが小箱を取り出して開けてみると、シンプルなデザインのリングが入っていた。
それぞれが卵の色と同じ、7つの指輪だ。
「どんな召喚獣が生まれるかは、主の魔力次第」
「7つ一度に孵化させるんじゃなくて、1つ1つ孵化させる方が、いいものが生まれてくるよ」
ロッサ先生に続くように、アドバイスするチッチ。
「君の髪の色は前世で契約していた召喚獣の影響のようだから、青いタマゴから育ててみてごらん」
イオは青いタマゴから育てることにしたようだ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
